--REIの映画感想--

全体的にネタばれがありますので、未見の方は注意して下さいませ
評価の★の内容は次の通りです
管理人の独断に基づいておりますのでご了承くださいませ
★★★★★:大好き!何度も観たい作品!
★★★★:好き!強く心に残る作品!
★★★:なかなか良い
★★:まあまあ損はしない
★:いまいちかも・・・
X:二度と観たくない


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spink.gif スターマン/愛・宇宙はるかに(1984)   アメリカ
  STARMAN  [114分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/ロマンス/ドラマ
監督 ジョン・カーペンター
出演者 ジェフ・ブリッジス       (スコット・ヘイドン)
カレン・アレン         (ジェニー・ヘイドン)
チャールズ・マーティン・スミス (マーク・シャーマン)
リチャード・ジャッケル     (ジョージ・フォックス)
ロバート・フェイレン      (ベル)
トニー・エドワーズ       (レモン)
コピー "我々の声がきこえたら、応答して欲しい"――
この人類の呼びかけに応えて遂に、
ひとりの異星人が地球に降り立った――。
あらすじ
ある日、巨大な何かがウィスコンシン州に落下した。
その近くに住んでいたジェニーは、死んだはずの夫が目の前に現れて驚く。
なんと宇宙人のスコットが夫に変身したのだった。
彼女は彼に言われるままアリゾナへと向かう。
感想
SFの割にはドラマもしっかりしていて良かったです。
死んだ夫に変身した宇宙人とその妻だった地球人女性の恋。
突拍子もない設定ですが、これがなかなかなのです。

スコット@宇宙人のコキコキした動きが愉快ですね。
カクカクしながら地球の事を覚えて行きます。
しかし、あれだけ喋れて"LOVE"や"GOOD BYE"を知らないとは…。
まあ、人間の習慣がわからないって事ね。
それと、今まであんなにコキコキしてたのに、営みの時は動きがすごく滑らかだったな〜。
ちょっとはコキコキしてたけどね。

「知性を持っていて野蛮なのは人間だけ」
という言葉が印象的。確かにそうだよね。
人間同士で殺し合って、戦争して…。
野蛮過ぎる。

ジェニーもだんだんとそんな宇宙人に愛着を持ち始めます。
あれだけ逃げようとしていたのに、置いて行かれると後を追って助けるまでになってました。
自分が1回死んだ事にも気付いてないんだろうな。

迎えに来たのが、所謂宇宙船じゃなかったのも好きでした。
月みたいな形だったね。
そして、雪が降るんです。
とってもロマンティックな最後でした。

この作品はTVMでシリーズ化され「3」まであるそうです。
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鑑賞日 2004.09.15

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spink.gif スタスキー&ハッチ(2004)   アメリカ
  STARSKY & HUTCH  [100分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 トッド・フィリップス
出演者 ベン・スティラー     (デヴィッド・スタスキー)
オーウェン・ウィルソン  (ケン・ハッチンソン)
スヌープ・ドッグ     (ハギー・ベア)
クリス・ペン       (マネッティ)
フレッド・ウィリアムソン (ドビー主任)
ヴィンス・ヴォーン    (リース・フェルドマン)
ジュリエット・ルイス   (キティ)
ジェイソン・ベイトマン  (ケビン)
エイミー・スマート    (ホリー)
カーメン・エレクトラ   (ステイシー)
コピー 劇場未公開
あらすじ
カリフォルニア州の危険なベイ・シティ・エリア。
真面目で融通の利かないデヴィッド・スタスキーと、いい加減でお調子者のケン・ハッチンソン、通称ハッチ。
そんな対照的な2人の刑事が、無理矢理コンビを組まされることになった。
ハッチが情報源となる犯罪者と仲良くしているのが気に入らないスタスキー。
しかし、そのおかげで、大量のヤクが出回るという噂をいち早く掴むことが出来た。
そして、謎の多い水死事件を担当する事になった二人。
やがてその捜査線上に、ある富豪のビジネスマンが浮上する。
感想
大好きな「ズーランダー」のコンビだったので、結構期待して見たんですけど、この作品はあまり面白くなかったです。

しかし、ビッグ・アールの要求は面白かったですね。
おへそを見せろとか、龍になれとか。
パーティの変装で声色を変えるのも笑っちゃった。
「Do it!Do it!」って!(笑)

やっぱり刑事ものは型が決まってるから、アレンジがしにくいですね。
60年代テイストが満載です。
ファッションや髪型も昔の流行を踏襲していて面白かったです。

ハッチは最初ボケかと思ったけど、後半は完全にツッコミ役でした。
スタスキーの方が天然ボケって感じ。
このバランスは良かったんですけどね。
何でこの二人の良さが、上手く働かなかったんだろう。
残念です。

コメディ要素は多いんですけど、私好みのネタがなくてノリきれませんでした。

リメイクのようですがオリジナルを知らないので、最後の本人たちのカメオ出演もあまり盛り上がれず・・・。
往年のファン向け作品かもしれません。
鑑賞日 2005.02.23

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spink.gif スタンド・バイ・ミー(1986)   アメリカ   PG−12
  STAND BY ME  [89分]
管理人評価   ★★★
ジャンル 青春/ドラマ
監督 ロブ・ライナー
出演者 ウィル・ウィートン     (ゴーディ・ラチャンス)
リヴァー・フェニックス   (クリス・チェンバース)
コリー・フェルドマン    (テディ・デュチャンプ)
ジェリー・オコンネル    (ヴァーン・テシオ)
キーファー・サザーランド  (エース・メリル)
ケイシー・シマーシュコ   (ビリー・テシオ)
ゲイリー・ライリー     (チャーリー・ホーガン)
リチャード・ドレイファス  (作家)
ジョン・キューザック    (デニー・ラチャンス)
コピー
あらすじ
1959年。オレゴン州、キャッスルロック。
12歳の悪ガキ4人組は、いつも一緒につるんで悪さをしている。
仲間の一人が行方不明になった男の死体を見たという噂話を聞き、4人で死体を探す旅に出る事にした。
感想
この作品はテーマソングが有名すぎて、なかなか手が付けられなかったんですよ。
曲の良さに合う内容なのか、イメージが沸かなかったので。
でも、やっぱり名作には名曲って組み合わせで間違いなしです。

私が女だからあまり共感出来ないのが残念です。
たぶん男の子なら全力で共感するアルアルが沢山ありそうです。
少年たちのいきがり方とか、テディのアホな行動とか。
でも、私はイライラが貯まっちゃいました。(汗)

旅をしながら色々な経験をする4人。
その中で色々と学び、いきがるだけの子供から大人への階段を登り始めます。
最後、エースと対決する時は、本当にカッコ良かったです。

4人の中で一番のお気に入りは、やっぱりクリスですね。
牛乳代を返した話をする時の泣き方が上手すぎる。
ゴーディーをかばいながら、子供とは思えない包容力を見せつける男気も好きでした。

今見ると、かなり豪華なキャストですよね。
リヴァー・フェニックスはもちろん、ジョン・キューザックにキーファー・サザーランドまで出てますからね。

まあ、物語は淡々と進み、私も強い感情の揺れもないまま終わってしまいましたが、良い作品だと思います。

途中でゴーディーの小説”ブタケツのパイ食い大会”があるんですけど、ここだけは気持ち悪すぎてまともに見れませんでした。(涙)

スティーヴン・キング原作作品。
鑑賞日 2004.12.25

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spink.gif スチームボーイ(2003)   日本
  STEAM BOY  [135分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/アドベンチャー
監督 大友克洋
出演者 〈声の出演〉
鈴木杏    (ジェームス・レイ・スチム)
小西真奈美  (スカーレット・オハラ)
中村嘉葎雄  (ジェームス・ロイド・スチム)
津嘉山正種  (ジェームス・エディ・スチム)
児玉清    (ロバート・スチーブンスン)
沢村一樹   (デイビッド)
斉藤暁    (アーチボルド・サイモン)
寺島進    (アルフレッド・スミス)
稲田徹    (ジェイソン)
コピー 僕は、未来を、あきらめない。
あらすじ
19世紀半ばのイギリス。
蒸気機関が産業を支配し始めていた時代のお話。
発明一家:スチム家の3代目レイ。
彼はある日、祖父:ロイドから謎の金属ボールを託される。
それはロイドが発明した"スチームボール"と言い、蒸気を究極まで圧縮し、莫大な力を凝縮したとてつもない物だった。
ロイドは、それを悪用しようとするオハラ財団の追っ手から何とか逃げ出し、やっとの思い出自宅に送ったのだ。
このボールを手にした瞬間から、レイは恐るべき陰謀と冒険に巻き込まれていく。
感想
え〜っと、何て書いたら良いかな…。
期待しすぎたのがいけなかったのかしらね。
せっかく劇場に行ったのに、途中で何度も寝そうになりました。
この世界観が全然受け入れられなかったというのが正直な感想です。

スチム一族の才能がすごい事は十分分かりましたが、明確な敵がいないので(いや、敵が多すぎるのか??)、どこに焦点を絞って見れば良いのか分からず、すべてが中途半端で終わってしまいました。
あえて言うなら父:エディが悪的要素なのかもしれないですが、そこまで悪いとは思えませんでした。
オハラ財団の人達も、スカーレットやサイモンの人柄の性か、そこまで悪!って感じはしないです。
これも中途半端な原因の一つでしょう。

一番気になったのは、祖父:ロイドの声優さん。
どうもこのキャラと合ってないよね。
ず〜っと違和感があって、彼が登場するたびに嫌〜な感じが付きまとうんですよ。
「〜なのじゃ」っていうのが口癖だったけど、これだったら「YAWARA」の猪熊治五郎の声優さんの方が合ってると思いました。

でも、声優さんで気になったのは彼くらいですね。
危惧していた鈴木杏ちゃんと小西真奈美さんはとっても上手かったです。
どうしてもプロの声優さんじゃないと、声だけの下手さが目立つんだけど、二人は違和感なく役に溶け込んでました。
特にわがまま令嬢を演じた小西さんは本当に上手かった!
こんな声も出せるのね〜。

この作品で唯一良かったのは、最後の脱出劇ですね。
一人用ジェットパックでぴゅ〜っと飛んで行く姿は、実に爽快でした。
それまでがごちゃごちゃしてたので、ここで一気に憂さを晴らした感じです。

せっかくここで挽回したのに、またエンドロールが良く分からない。(汗)
あれは第一次世界大戦が背景なのかな??
歴史に弱いんで間違ってたらすいません!
誰か教えて〜!!

総合的に見ると、それぞれの詰めが甘かったのが敗因かな。
結局何をしたかったのか分かりません!全部が中途半端で、どこをとっても消化不良なのです。
焦点がボケているから、全体があやふやになってしまったのかも。

今回は期待が大きかった分、落胆も激しかったです。
辛口でごめんなさいね。
でも、自分では完全に寝なかっただけ頑張ったと思ってます。(^_^;)
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鑑賞日 2004.07.20

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spink.gif スチュアート・リトル(1999)   アメリカ
  STUART LITTLE  [115分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル コメディ/ファミリー/ファンタジー
監督 ロブ・ミンコフ
出演者 ヒュー・ローリー     (ミスター・リトル)
ジーナ・デイヴィス    (ミセス・リトル)
ジョナサン・リプニッキ  (ジョージ・リトル)
ジェフリー・ジョーンズ  (クレンショウ・リトル)
コニー・レイ       (ティナ・リトル)
アリス・ビーズレー    (ベラトリス・リトル)
〈声の出演〉
マイケル・J・フォックス (スチュアート・リトル)
ブルーノ・カービイ    (レジナルド・スタウト)
ジェニファー・ティリー  (カミール・スタウト)
ネイサン・レイン     (スノーベル)
チャズ・パルミンテリ   (スモーキー)
スティーブ・ザーン    (モンティ)
コピー いまハリウッドNo.1の人気者は、身長7.5cm!
あらすじ
幼いひとり息子ジョージの弟探しに、養子施設へ赴いたリトル夫妻。
彼らはネズミの孤児スチュアートを見そめる。
しかし、ジョージはスチュアートを見てがっかり。
なかなか弟として認めてくれない。
傷心のスチュアートは、自分の家族について調べようと思い立つ。
感想
単純な私は、こういう分かり易いお話が大好きなんです。
最後、感動の再開で号泣。
苦労している人が報われると、無条件で嬉しくなっちゃいますね。

まず、設定が面白いです。
皆驚きはするけど、すんなり受け入れるんですよね。
そういう世界観が良かったと思います。
でも、猫は人間とは話せないんですよ。
ちょっと都合が良すぎるけど、皆話せない所にも意味があったんでしょうね。

親子愛に弱いので、そういうエピソードの度にうるうるしちゃいます。
ジョージに受け入れられずに落ち込むスチュアートの姿が切なくて、うるうる。
両親が見つかり、リトル家を去る時も、うるうる。
リトル家の人々やスチュアートが良い人だから、すっかり入り込んで見てました。

野良猫たちに追われるシーンは、スリリングで迫力満点でした。
ラジコンカーも大活躍。
スチュアートのドライビングテクニックも見所です。

猫たちの表情も細かくて、ついつい見入っちゃいました。
これ撮影大変だったでしょうね。

続編もあるようなので、制覇してみたいと思います。

《関連作品》
スチュアート・リトル2
「スチュアート・リトル3 森の仲間と大冒険」

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spink.gif スチュアート・リトル2(2002)   アメリカ
  STUART LITTLE 2  [83分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ファミリー/ファンタジー
監督 ロブ・ミンコフ
出演者 ヒュー・ローリー     (フレデリック・リトル)
ジーナ・デイヴィス    (ミセス・リトル)
ジョナサン・リプニッキ  (ジョージ・リトル)
〈声の出演〉
マイケル・J・フォックス (スチュアート)
ネイサン・レイン     (スノーベル)
メラニー・グリフィス   (マーガロ)
ジェームズ・ウッズ    (ファルコン)
スティーブ・ザーン    (モンティ)
コピー 恋にはまって、さぁ大変!
あらすじ
リトル家の一員として平穏な毎日を送るスチュアート。
兄ジョージと共に通う学校での生活をそれなりにエンジョイしているスチュアートだったが、家では両親が新しい家族である妹マーサにかかりきりで、少し寂しさを感じていた。
そんなある日、学校からの帰り道、スチュアートは、傷ついて空から落ちてきた小鳥のマーガロと出会う。
マンハッタン中の動物たちを恐怖に陥れるファルコンから、勇敢にも彼女を助け出す。
マーガロをリトル家に連れ帰り介抱していたスチュアートは、今までに感じたことのないような不思議な感情を抱き始める。
感想
CGのスチュアートは、今回もすごく可愛くて、大活躍でした。
小鳥のマーガロも良く描かれていて、可愛い二人に癒されました。

しかし、そんなマーガロには裏の顔が・・・。
すっかり騙されたスチュアートは、彼女を探す旅に出てしまいます。
それを誤魔化すジョージの努力が涙ぐましい。
でも、子供の嘘はすぐにバレてしまいましたね。

温かいリトル一家に影響されたマーガロが、改心してくれて良かったです。
彼ら家族の優しさが、孤独だった彼女の心に染みたんでしょう。
そして、何よりスチュアートの一生懸命さが伝わった結果ですね。
心温まる物語にほっこりさせられました。

でも、ちょっと気になったのは、日本語吹き替え版のスノーベル。
ホンジャマカの恵さんだったんですけど、スノーベルと合ってないんですよね。
まんま恵さんの声なので、猫の声としては違和感がありました。
だから、彼の出番の時だけ残念な仕上がりになってました。

まあ、それも総合して「」よりは劣るものの、それなりに面白かったです。
「3」もあるみたいなので、期待したいと思います。

《関連作品》
第1作「スチュアート・リトル
第3作「スチュアート・リトル3 森の仲間と大冒険」
鑑賞日 2018.04.22

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spink.gif ステイ(2005)   アメリカ
  STAY  [99分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル サスペンス/ドラマ
監督 マーク・フォースター
出演者 ユアン・マクレガー     (サム・フォスター)
ナオミ・ワッツ       (ライラ・クルペッパー)
ライアン・ゴズリング    (ヘンリー・レイサム)
ケイト・バートン      (モーリン・レイサム)
ボブ・ホスキンス      (レオン・パターソン)
ジャニーン・ガロファロー  (ベス・リービン)
エリザベス・リーサー    (アーシア)
B・D・ウォン       (レン)
コピー そのリアルを疑え。
現実が消えていく世界で、
僕らはどんな愛を知るのか?

この映画の謎は、
頭で考えても決して解けない。
あらすじ
ニューヨークの有名な精神科医サムは、うつ病のミステリアスな青年ヘンリーを担当する事になった。
ヘンリーは予知能力を持っており、3日後の21歳の誕生日に自殺すると宣言した。
サムはそれを阻止しようと、懸命な調査を開始する。
一方、自殺未遂経験を持つサムの元患者で恋人のライラは、自分と同じ自殺願望を持つヘンリーに興味を抱く。
そんな中、ヘンリーは誕生日を前に行方をくらましてしまった。
彼を救おうと必死で行方を捜すサムだったが、次第に彼の周りで、現実の世界が奇妙に歪み始める
感想
まず、2回見ましょう。
1回目はとりあえず見て、2回目で初めて分かる。
そういう作りの作品なので、2回見ないと「分からない」という感想しかないと思います。
私も1回目が終わって、すぐに2回目を見ました。
やっぱり2回目は全然違う見方が出来るので、正解VTRを見る感覚で楽しむことが出来ました。

ここでやっと、こんなに切ない作品だったのか!と気付かされます。
理解した途端、苦しくてもどかしくて、涙が止まらなくなりました。
諦めずに2回目見て良かった〜〜〜!!

作品の中身については、何を書いてもネタばれになりそうなので、ネタばれコーナーに書くことにします。

という事で、俳優さんの感想を。
久しぶりにユアンの作品を見たので、彼の目が青い事を忘れてました。
相変わらず綺麗ですね。
吸い込まれそうです。

そして、ミステリアスなヘンリーを演じたライアン・ゴズリング。
本当に怪しい雰囲気を出すのが上手いです。
このキャラがリアリティを持つかどうかが、この作品のキーだと思うんですよ。
これだけ素敵な作品になったのは、彼のおかげと言っても過言ではないでしょう。

ナオミ・ワッツも幸が薄そうで、異常なオーラが上手く役に乗っていましたね。
印象薄い女優さんというイメージでしたが、こういう所で輝けるのは実力があるからですよね。
素晴らしかったと思います。

この作品のコピーがすごく好きなんです。
確かにこれは頭で考えてもダメだ。
これは心で感じる作品なんだと思います。
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鑑賞日 2007.07.11

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spink.gif スティーブ・ジョブズ(2013)   アメリカ
  JOBS  [127分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/伝記
監督 ジョシュア・マイケル・スターン
出演者 アシュトン・カッチャー    (スティーブ・ジョブズ)
ダーモット・マローニー    (マイク・マークラ)
ジョシュ・ギャッド      (スティーブ・ウォズニアック)
ルーカス・ハース       (ダニエル・コトキ)
J・K・シモンズ       (アーサー・ロック)
レスリー・アン・ウォーレン  (クララ・ジョブズ)
ロン・エルダード       (ロッド・ホルト)
アナ・オライリー       (クリスアン・ブレナン)
ジョン・ゲッツ        (ポール・ジョブズ)
ジェームズ・ウッズ      (ジャック・ダドマン)
マシュー・モディン     (ジョン・スカリー)
コピー 最低な男が、最高の未来を創った。
あらすじ
大学を中退し、ゲームメーカーに就職したスティーブ・ジョブズ。
しかし、彼は度々トラブルを引き起こす厄介者だった。
1976年。
そんなジョブズは、自分と同じような友人たちを集めて“アップルコンピュータ”を設立する。
その後アップル社はヒット商品を連発し、わずか4年で株式の上場に成功する。
しかし、彼の独裁的な経営は多くの敵をつくり、ついには自分の会社から追い出されてしまう。
感想
アップルの事をもっと描いていると思ったので、iPhoneとか出て来るかと思いましたが、ジョブズがアップルに戻るまでしか描かれていませんでした。
この後に次々とヒット商品を生み出すと考えると、本当に波乱万丈な人生ですね。

あと、病気の事も全く描かれていませんでした。
だから、亡くなる前に作られた映画かと思ったら、彼が亡くなったのは2011年なんですよね。
製作陣が描きたかったのは、アップル創設や退任させられるゴタゴタだったのでしょう。

後で色々と調べて、彼が養子だった事を知りました。
両親が優しい人たちだったから、こんな厄介者なのが不思議だったんです。
その事と関係ないとは思いたいのですが、妙に納得させられました。

最近のアップルしか知らなかったので、ジョブズが11年もアップルを離れていたとは驚きました。
良く戻る気になったなと思ったら、古い役員たちをことごとく切るとは・・・。
彼らへの恨みは相当深かったようです。

かなり偏った性格だったみたいなので、映画よりもひどかったのかなと想像します。
もっと素直な性格なら、こんなに早く亡くならなかったのかも。
天才過ぎるが故の弊害だったのかもしれません。

この作品を見ると、Apple IおよびApple IIをほぼ独力で開発したスティーブ・ウォズニアックの凄さが分かります。
一般的にあまり知られていないけど、彼がいなかったらいくらジョブズが凄くても、ここまでの商品を開発出来ていないでしょうね。

正直、もっと最近の事まで描いて欲しかったですが、そこは皆知ってるよねって事でしょうか。
ここが少し残念でした。
鑑賞日 2023.08.24

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spink.gif スティング(1973)  アメリカ
 THE STING   [129分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/犯罪
監督 ジョージ・ロイ・ヒル
出演者 ロバート・レッドフォード  (フッカー)
ポール・ニューマン     (ヘンリー・ゴンドーフ)
ロバート・ショウ      (ロネガン)
チャールズ・ダーニング   (スナイダー)
アイリーン・ブレナン    (ビリー)
コピー いっちょ カモろうぜ!
あらすじ
詐欺師のフッカーは、黒人のルーサーとコンビを組んで仕事をしていた。
ある日、いつものように人気の無い路上で、すり替えという詐欺をはたらいたところ、1万1千ドルもの大金を手にしてしまった。
思わぬ収入に喜ぶ二人だったが、その金は大物ギャングのものだった為、彼らから命を狙われるはめになり、ルーサーは殺されてしまう。
フッカーはルーサーの仇を取る為に、凄腕詐欺師ゴンドーフの弟子になり、ギャングのボス:ロネガン相手に大仕掛けの大バクチで戦いを挑む。
感想
軽快な音楽とチャプター事に題名がついている見易さで、とても楽しめました。
音楽や動きはコミカルなのに、大仕掛けを組むことに皆の表情が真剣だったのが、ギャップがあって面白いです。

フッカーがチンピラ風の格好から紳士仕様に改造されるシーンは、最近見た「ペテン師とサギ師」みたいだと思いました。
というかこっちが本家本元なんですけどね。(^_^;)

ロバート・レッドフォードが着ていた赤い縦縞のスーツは、とっても似合っていて素敵でした。
でも、後の紳士仕様の黒いスーツも捨てがたいですね。
カッコイイから何を着ても似合ってしまうんですよ!
羨ましい…。

しかし、騙される映画だと聞いていたので、用心したのがいけなかったのか、結末が読めてしまって素直には騙されませんでした。
何も知らずに見ていたら絶対騙されてましたよ!
ちょっと残念です。(-_-;)

でも、ロネガンを騙すまでのプロセスは、とっても楽しめました。
いかさまトランプとかいかさま有線競馬とか、これだけ大掛かりな仕掛けを組まれたら、いくら大物ギャングでもコロッと騙されちゃいますよね。 というより騙されない人はいないでしょう。

大物俳優二人がとにかくカッコ良くて、それだけで見れた事に大満足の映画でした。

アカデミー賞作品賞、監督賞受賞作品。
鑑賞日 2003.02.02

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spink.gif ステータス・アップデート(2018)   アメリカ
  STATUS UPDATE  [106分]
管理人評価   ★★
ジャンル 青春/コメディ/ファンタジー
監督 スコット・スピアー
出演者 ロス・リンチ            (カイル・ムーア)
オリヴィア・ホルト         (ダニー・マッケンジー)
コートニー・イートン        (シャーロット・オールデン)
ハーヴィー・ギレン         (ロニー・グレゴリー)
グレッグ・サルキン         (デレク・ロウ)
マルキアン・タラシウク       (ブライアン・マッセイ)
ブレック・バッシンジャー      (マキシ・ムーア)
ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ (アン・ムーア)
  ロブ・リグル            (ダリル・ムーア)
ニコラス・リー           (ミリガン監督)
ファムケ・ヤンセン         (キャサリン)
コピー 願いを叶える魔法のアプリが
くれたものとは――?
あらすじ
両親が別居し、母と妹と3人で祖父のもとに引っ越した青年カイル。
ある日、意地悪なホッケー部の連中にスマホを壊されたカイルは、新しいスマホを求めて店を訪れる。
すると、そこの怪しげな店員から“ユニバース”という謎のアプリが入ったスマホを手渡された。
なんとユニバースは、そこに投稿したことが全て現実になるという魔法のアプリだった。
感想
何でも願いが叶う魔法のアプリは、誰でも夢見る設定ですよね。
書き方によっては、自分のイメージとしたものと違うのは面白かったです。
歌が上手くなるつもりがオペラ歌手のような歌い方になったり、アイスホッケーが上手くなりたかったのにフィギアスケートが上手くなったり。
言葉の解釈の違いで、こんなコミカルが生まれるんですね。

アプリのおかげでスクールカーストのトップになれたけど、今までの友達とは溝が生まれていくのです。
家柄とか家族とか、付き合うに相応しい相手って、やっぱりいるんだと再確認しました。
弁護士の父親がいて、大豪邸暮らし、何でも完璧な美人には、それなりの家柄の男子じゃないと上手く付き合えないですよ。
あの環境のシャーロットと付き合っていたデレクは、奨学金を貰いながら学校に通っていたんですよね。
ある意味凄いと思いました。

いつの時代もアメリカの転校生は、こんな酷い体験をするんですね。
うちは転勤族で引っ越しが多かったですが、どこに引っ越してもこんな事はありません。
女の子だという事もあるのかもしれないけど、日本で良かったと思ってしまいます。

元々はオリジナルビデオとして制作されたようですね。
その割にはミュージカルシーンは、良かったと思います。
学食でのパートや最後のコンテスト。
思わず見入ってしまう魅力がありました。

学校、恋愛、家族、友人、と青春の全てを網羅した作品です。
不思議なアプリで人気者になれても、居心地が良いのは自分に相応しい世界です。
背伸びしても無理がたたって幸せにはなれないのですね。
良い教訓も学べて、意外に良い作品なのかもしれません。
ただ総合的にあまり評価は上がりませんでした。
鑑賞日 2023.09.10

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spink.gif ステキな金縛り(2011)   日本     [142分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル コメディ
監督 三谷幸喜
出演者 深津絵里   (宝生エミ)
西田敏行   (更科六兵衛)
阿部寛    (速水悠)
竹内結子   (日野風子/矢部鈴子)
浅野忠信   (木戸健一)
草なぎ剛   (宝生輝夫)
中井貴一   (小佐野徹)
市村正親   (阿倍つくつく)
小日向文世  (段田譲治)
山本耕史   (日野勉)
戸田恵子   (猪瀬夫人)
浅野和之   (猪瀬)
生瀬勝久   (占部薫)
梶原善    (伊勢谷)
大泉洋    (勝訴を持つ弁護士)
佐藤浩市   (村田大樹)
深田恭子   (前田くま)
篠原涼子   (悲鳴の女)
唐沢寿明   (ドクター)
コピー 証人はただ一人、
落ち武者の幽霊。
あらすじ
失敗続きの若手弁護士エミは、資産家の妻を殺害した容疑で捕まった男の弁護を担当することに。
そんなエミに対し、男はアリバイがあると主張する。
事件の夜、山奥の旅館で金縛りに遭っていたというのだ。
早速、旅館に確かめに向かったエミ。
すると本当に金縛りに遭い、なんと落ち武者の幽霊:更科六兵衛に遭遇してしまうのだった。
無実を確信したエミは、六兵衛に法廷での証言を依頼する。
こうして幽霊が証言に立つという前代未聞の裁判が始まる。
感想
細かいギャグがことごとくツボに入ってしまいました。
冷静に見ると、本当にくだらないのですが、常にくすぐられている感じがして、笑いが絶えませんでした。

何といっても落ち武者の幽霊:更科六兵衛のキャラが良かったです。
幽霊なのに、法廷で証言する事になってしまった人。
幽霊なのに、そんなに怖がられないのが、またおかしい。
幽霊なのを証明するために、変な機械に乗せられたりしたのも面白かった!

また、そんな彼に似ているタクシードライバーの占部薫さんが、また良かった!
サラサラの落ち武者ヘアで、時々出てきて笑わせてくれました。

そして、そんな幽霊にも物怖じしない弁護士:宝生エミ。
彼女と六兵衛の会話もテンポが良くて面白かったです。
特にファミリーレストランでのやり取りが良かったな。

とにかく出てくる小ネタが良いんですよ。
心霊写真を証人の写真として貼ってあるとか、時間を稼ぐ為のタップとか。
それがどれもこれも面白くて、時間があっという間に経ってしまいました。

そして、三谷作品特有の豪華キャストの贅沢な使い方。
役者役での佐藤浩市、ウェイトレスの深田恭子、ドクターの唐沢寿明など。
ワンシーンだけなのに、本当に贅沢な使い方しますよね。

でも、唯一残念だったのが、最後の草なぎくん。
彼だけ浮いていたように思いました。
親子に見えなかったから仕方ないんですけどね。

ああ、面白かった!
しっかり三谷ワールドを堪能できました。
こういうコメディは、ツボに合わないと、本当に辛いですからね。
ぴたっと合った時の快感は特別に感じてしまいます。
三谷監督の次回作にも期待したいと思います。
鑑賞日 2018.03.21

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spink.gif 素敵な人生のはじめ方(2006)   アメリカ
  10 ITEMS OR LESS  [82分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ドラマ/ロマンス
監督 ブラッド・シルバーリング
出演者 モーガン・フリーマン   (モーガン・フリーマン)
パス・ベガ        (スカーレット)
ボビー・カナヴェイル   (ボビー)
アン・デュデック     (ロレイン)
ジョナ・ヒル       (パッキー)
ダニー・デヴィート    (ダニー・デヴィート)
リー・パールマン     (リー・パールマン)
コピー 劇場未公開
あらすじ
昔は有名だったベテラン俳優のモーガン。
インディーズ作品で復帰しようと、舞台となるスーパーを視察しに訪れる。
そこで仕事の出来るレジ係スカーレットと出会う。
モーガンは、転職する為の面接に行くという彼女のコーディネートを買って出る。
感想
劇場未公開の割には良かったと思います。
短い時間に良さがギュッと詰め込まれていて見易かったです。

モーガン・フリーマンは自分役という事なんですね。
架空の俳優役かと思っていました。

人気のないスーパーで、一人真面目に働いているスカーレット。
バーコードのレジではないので、全部の商品の値段を暗記して打っているんです。
これは特技と言って良いでしょう。

アメリカには10品以下の専用レジというモノがあるようです。
スカーレットはルールにも厳しいので、10品以上はしっかり見極めて返品してもらうのです。

真面目過ぎて融通の利かない人かと思っていましたが、自分だけ真面目に働いている環境が、彼女をそうさせていたのですね。
モーガンと交流していく過程で、どんどん笑顔が増えていったのが印象的です。

スーパーののろまなリーさんも良い味出してました。
モーガンが彼の物まねをするシーンが、滑稽で笑えます。
最後のレシートが止まらなくなっているシーンなんて最高です。

今の仕事や環境に不満があって悩んでいる人には、刺激になる作品なのではないでしょうか。
嫌いなもの10個、好きなもの10個。
自分で再確認してみるのも良い機会です。
何かを変えたい時、手助けになるかもしれません。
鑑賞日 2023.11.12

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spink.gif ステップ(2020)   日本     [118分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ
監督 飯塚健
出演者 山田孝之  (武田健一)
田中里念  (武田美紀:9〜12歳)
白鳥玉季  (武田美紀:6〜8歳)
中野翠咲  (武田美紀:2歳)
伊藤沙莉  (ケロ先生)
川栄李奈  (成瀬舞)
広末涼子  (斎藤奈々恵)
余貴美子  (村松美千代)
國村隼   (村松明)
岩松了   (榎本営業部長)
日高七海  (原雪先生)
角田晃広  (村松良彦)
片岡礼子  (村松翠)
コピー 僕と娘の10年間、
天国の君との10年間。
あらすじ
愛する妻に先立たれてから1年。
トップセールスマンだった健一は、2歳半になる娘:美紀との再出発を決意し、時間の融通が利く部署で働き始め、子育てと仕事の両立に奮闘していく。
予定外の事態に振り回され、思い通りにいかない毎日に悩みながらも、義理の両親の協力や父娘を温かく見守る人々との出会いに支えられ、懸命に美紀との生活を守っていく。
感想
ボロボロに泣きました。
目が腫れてヤバイです。(号泣)

シングルファーザーの子育て奮闘記ですが、子供が女の子だから起きる問題を丁寧描いている作品です。
性別で問題の質も結構変わると思うんですよね。
うちは男の子がいないので詳しくは分からないですけど、男の子ママの話を聞いてると結構悩みとかも違うかなと感じます。
また父親が考える娘への対応と、母親の対応もまた違うと思います。
これはどちらが良い悪いではなく、自然な事なんですよね。
それをいないものは仕方がない。
その事実を受け入れて前へ進む姿に感動しました。

母の日のお母さんの絵。
普通に写真を見て書くのじゃダメなのかなと思うんですけど、そこを向き合って考えるのは意味がある事だと思いました。
天使の輪のついた絵、素敵でしたね。

そして、最大の試練である再婚問題。
美紀の体調を考慮して彼女と会わなくなっていた時、義理の両親から最高に愛情の詰まった説教をしてもらった健一。
こんな良い義理の両親いないよ!
自分がこの立場になった時、こんな事出来ないと思うし・・・。
この人たちの娘である朋子さんが、良い人なのが確信出来てまた泣けました。

何より美紀ちゃんがうちの長女と同じ年頃だったので、余計に感情移入しちゃったんですよね。
美紀ちゃんはこの歳で普通の子の何倍も人生の課題をこなしてるなぁって。
でも、周りの優しい人々の愛情に支えられて真っすぐ育ってくれて、他人ながら嬉しかったです。

子育てって両親が揃っていても大変なんだから、シングルだとめちゃくちゃ大変ですよね。
そんな環境の中、地道に頑張って成長している親子の姿は、本当に感動的です。
久しぶりに号泣して疲れましたが、後味は最高に良かった!
おすすめです。

小説原作作品。
鑑賞日 2021.06.10

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spink.gif ステップフォード・ワイフ(2004)   アメリカ
  THE STEPFORD WIVES  [93分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/サスペンス/ドラマ
監督 フランク・オズ
出演者 ニコール・キッドマン     (ジョアンナ・エバハート)
マシュー・ブロデリック    (ウォルター・クレズビー)
ベット・ミドラー       (ボビー・マコーウィッツ)
グレン・クローズ       (クレア・ウェリントン)
クリストファー・ウォーケン  (マイク・ウェリントン)
フェイス・ヒル        (サラ・サンダーソン)
ロジャー・バート       (ロジャー・パニスター)
コピー ステップフォードの妻たちには、秘密がある。
あらすじ
ニューヨークで敏腕女性TVプロデューサーとして、輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナ・エバハート。
しかし、彼女はある事件の責任をとってTV局を辞職する事態に陥る。
失意のジョアンナを気遣い、夫のウォルターは新たな土地で再起を図ろうと提案。
一家はステップフォードというコネティカット州の美しい町へとやって来る。
感想
面白かったです。
設定も展開も終わり方もユニークで引き込まれました。

艶やかな衣装や豪華な建物がどれも素敵でした。
独立記念日のおもてなしも完璧! 最後の舞踏会の飾りもすごかったな。
誰もが憧れる生活ですね。

お人形のようなステップフォードの妻たち。
あまりにそのままで笑いました。

男性からしたら、これが理想の妻ですよね。
家事を完璧にこなし、身なりにも気を遣い、夜も大満足。
それを作った人が意外でした。
普通は楽したいと思う物だと思っていたのですが、それは私がなまけものなだけ・・・!?

個性があるから楽しいし、面白いと思うけど、嫌な事が多いのも事実。
皆が同じだと安心かもしれないけど、つまらないしおかしくなっちゃいます。

仕事が出来る女は、男をみじめにするって・・・。
情けないにもほどがある!!
そんな彼女を好きで結婚したんじゃないの!?
仕事が中心になるってわかりきっていた事なのに、何をぐじぐじ言ってるんだか。
女の私はそう思ってしまいます。

ちょっと理解し切れてない部分もあったのですが、未公開映像も見て、やっと全て理解出来ました。
鑑賞日 2006.01.22

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spink.gif ステラ(1990)  アメリカ
 STELLA   [109分]
管理人評価   ★★★★★
ジャンル ドラマ
監督 ジョン・エアマン
出演者 ベット・ミドラー     (ステラ)
トリニ・アルバラード   (ジェニー)
ジョン・グッドマン    (エド)
スティーヴン・コリンズ  (スティーヴン・ダラス)
ベン・スティラー     (ジム)
コピー 私の最高の親友は、母です。
あらすじ
小さな田舎町ウォーター・タウンのバーでバーテンとして働いているステラ。
彼女はバーに来る男たちに人気があり、その日も客の要望に答えて得意のダンスを披露していた。
そのダンスを見て、NYの病院でインターンをしているスティーヴンという男が声をかけてきた。
ステラはデートを重ねる内に彼と関係を持ち子供を宿したが、彼女は彼からのプロポーズを断り、一人で子供を育てる決意をする。
母娘二人での生活は苦しいながらも楽しいものだったが、娘のジェニーが大きくなるにつれ、ステラは彼女の将来についてこのままでいいのかと悩むようになる。
感想
親子愛に弱い私は、号泣号泣また号泣でした。(T0T)
中卒のバーテンダーと大卒の医者の卵が結婚しても反対されるし釣り合わないと考え、自分から別れを告げるステラ。
そこから最後まで涙が止まりませんでした。

最初は思いもよらず子供が出来て、出産ぎりぎりまで一人で育てる決心が出来なかったステラが、赤ちゃんを抱いた途端に温かい愛情のこもった母親の顔になる。
彼女のあの優しい表情が忘れられません。
最初は誰でも子供を産むという事に不安を抱き怖気づいてしまうものなのでしょうね。
しかも一人で育てると決めたのだから、その不安はより一層強いものだったと思います。
彼女の複雑な心情を思うと涙が出てしょうがなかったです。

ステラが娘のジェニーにいろいろ口うるさく言っていましたが、私も学生時代には親が口うるさく言う事をわずらわしいと思っていました。
でも親からしたら自分が失敗した経験を子供に繰り返して欲しくないと思うからこその言葉なんですよね。
二人が口論するシーンは、学生時代の自分を思い出しながら見ていました。

号泣できる映画を探している方におすすめしたいです。
今度は母と一緒に見てみたいななんて思いました。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2003.02.01

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spink.gif ストリート・オブ・エンジェル/ニューヨークの天使(1999)   アメリカ
  ROW YOUR BOAT  [106分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/犯罪
監督 ソレイス・ミッチェル
出演者 ジョン・ボン・ジョヴィ  (ジェイミー・メドゥズ)
バイ・リン        (チャン・ホア)
ウィリアム・フォーサイス (ギル・メドゥズ)
ジル・ヘネシー      (パティ)
ジョン・ヴェンティミリア (アントン)
ブリジット・モイナハン  (アパートのオーナー)
ピーター・ウォング    (トニー・ロウ・ファット)
コピー 劇場未公開
あらすじ
刑務所を出所したばかりのジェイミー。
彼はきっぱり泥棒稼業から足を洗い、まともな職について真面目に働き始める。
しかし、兄のギルは、また組んで仕事をしようと誘ってきた。
始めは断っていたジェイミーだったが、真面目に働くのに限界を感じ、誘いに乗ってしまう。
感想
う〜ん。あんまり好きな話ではなかったな。
今からだったっていうのに、ジェイミーが可哀想で見てられなかったです。

チャン・ホアは英語が苦手だって言っていたけど、私よりはよっぽどマシだね。
ジェイミーの言っている事が半分は分かる訳だしね。
先生といっても普通の人だから、教えるノウハウさえ学べば、案外上達は早いかも。

チャン役の人はどこかで見た事あるなと思っていたら、「レッドコーナー・北京のふたり」の人ですね!

もうギルに腹が立って仕方がないです。
全ての悪の元凶で、まともになろうとあがく弟の足を引っ張る最低な奴。
他人が幸せになるのが気に入らないんだろうな。
哀れな人だ。

ボン・ジョヴィはまたまた良い味出してますね。
個人的には「妻の恋人、夫の愛人」の方が好きですけど、こちらの役も良かったです!
歌手としても俳優としても才能のある多才な人です。

ジェイミーとチャンの恋は、そんなに本気に思えなかったのに、最後の最後でこんな展開になっても後味悪いです。
何だかなぁ。(汗)
まあ、最後にやっと正しい事が出来たって言ってたから本望だったのかな。
しかし、何だか腑に落ちない。

邦題が合ってないですよね。
これじゃ、青春映画っぽいでしょ。
そんな爽やかな作品じゃないですので、騙されないように!
鑑賞日 2005.04.09

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spink.gif ストリートファイター(1994)  アメリカ
 STREET FIGHTER   [102分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 スティーブン・デ・スーザ
出演者 ジャン・クロード・ヴァン・ダム  (ガイル大佐)
ラウル・ジュリア         (バイソン将軍)
ミンナ・ウェン          (チュンリー)
ウェス・ステューディ       (サガット)
バイロン・マン          (リュウ)
ダミアン・チャパ         (ケン)
カイリー・ミノーグ        (キャミィ)
コピー 「ダイ・ハード」のスティーブン・デ・スーザ監督が仕掛ける
超世代バトル・エンタテインメント!
あらすじ
人気格闘ゲーム「ストリートファイター」を映画化した作品。
感想
全然期待していなかったからなのか、結構面白かったです。
ストーリーは普通のアクションで単調だけど、登場人物が知っているキャラというのが楽しいですね。
あっ、チュンリー!あっ、ケン!あっ、リュウ!という具合に知ってるキャラが出てくる度に騒いでました。

私はもっぱらチュンリーを使っていたので大注目していましたが、この映画のチュンリーはちょっと不満ですね。
今度?を作る時は是非チャン・ツィイーでお願いします!!
個人的にイメージは彼女の方が近いと思うんですけど…。

いろんな所に日本の匂いがしたのも面白かったですね。
「なんでこんな所に銭湯にあるような富士山の絵が…」とか
「これはゴジラを盛り込んでるんだよね」
というシーンが呆気に取られながらも笑えてしまうストファーマジック!ある意味恐ろしいかも…。

でもこのゲームを知らない人に目にはどう映るんだろう?
普通のヴァンダム映画かな?
私には知ってたから結構楽しめた特殊な映画でした。(^_^;)
鑑賞日 2002.12.25

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spink.gif ストーリー・オブ・ラブ(1999)   アメリカ
  THE STORY OF US  [96分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ロマンス/コメディ
監督 ロブ・ライナー
出演者 ブルース・ウィリス    (ベン・ジョーダン)
ミシェル・ファイファー  (ケイティ・ジョーダン)
リタ・ウィルソン     (レイチェル)
ティム・マティソン    (マーティ)
コリーン・レニソン    (エリン)
ジェイク・サンドヴィグ  (ジョシュ)
ロブ・ライナー      (スタン)
コピー 愛の賞味期限はあると思いますか?
あらすじ
15回目の結婚記念日を迎えたにも関わらず、すっかり冷めきった関係のベンとケイティ。
口を開けば喧嘩ばかりで、子供の前では仲良し夫婦を演じるが、二人きりになると全く口をきかない。
そんな二人は、子供たちがサマーキャンプに行っている一ヶ月間、別々に暮らし、お互いに距離を置くことにした。
しかし、いざ離れてみると、お互い事が気になって仕方がない。
そんな中ケイティは、歯科医のマーティと出会い、一緒に習い事をはじめる。
感想
これは良かったです!
どんな夫婦でも一度はぶつかる壁でしょう。
それをいかにして乗り越えるかって所が見ごたえありました。

この作品は、お互いを見つめ直す一ヶ月で、二人の色んな時代を振り返ります。
その度にベンとケイティの髪型や化粧がコロコロ変わるんです。
この七変化も見所の一つですね。
髪型や化粧の変化だけで、若くなったり、疲れ果ててたりと、大きく変貌します。
その時その時のファッションって、時代を象徴してますよね。
こんな所でも楽しんでしまいました。

顔を見ると喧嘩になるけど、離れているとお互いが気になる。
だから、会ってみるんだけど、またしても喧嘩になる。
そんな悪循環の繰り返しで、これが永遠に続くのか〜なんて悲観的になってしまう。
倦怠期の夫婦ってこんな感じなのか〜と妙に納得してしまいますね。
冷え切った関係の夫婦の、微妙で複雑な空気がすごく伝わって来ました。
そんな雰囲気は上手く表現されていたと思います。

二人の間で行われていた"High&Low"ゲームも効果的に使われてましたね。
今日起こった出来事の最高と最低を言い合うんです。
こういう二人だけの遊びってありますよね。(ないか…)
なんか私は妙に共感してしまって、とっても微笑ましかったです。

子供たちのキャンプの参観日に二人で行って、ケイティから「子供たちの前では普通にしてよ」と言われてたのに、息子のジョシュと抱き合って泣いちゃったベン。
このシーンでは、私もつられて泣きながら笑っちゃました。

この作品を見て思った事は、"喧嘩して落ち込んだ時は、相手の身になって考えてみよう"って事。
相手が悪いと思っていたら、いつまで経っても解決しませんからね。
でも、いざ喧嘩するとこんな良い人になれないから、人間は喧嘩を繰り返すのでしょうね。
そんな時でもちょっとこれを思い出せたら、良い関係が続けられるかも。
教訓にしたいと思います。

最後のケイティの長台詞。
号泣ですわ〜!!(泣)
私も旦那との関係に行き詰まったら、この台詞を思い出そうっと!
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鑑賞日 2003.12.11

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spink.gif ストレンジ・アフェア(2019)   カナダ
  STRANGE BUT TRUE  [96分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 ローワン・アタリー
出演者 エイミー・ライアン    (シャーリーン・チェイス)
ニック・ロビンソン    (フィリップ・チェイス)
マーガレット・クアリー  (メリッサ・ムーディ)
ブライス・ダナー     (ゲイル・アーウィン)
コナー・ジェサップ    (ロニー・チェイス)
ジャナヤ・スティーヴンス (ピリア)
メナ・マスード      (チャズ)
ブライアン・コックス   (ビル・アーウィン)
グレッグ・キニア     (リチャード・チェイス)
コピー 私のお腹には、
5年前に死んだ彼の
子どもがいる。

ひとつの死、
ひとつの謎、
壊れる僕の日常。
あらすじ
5年前に兄ロニーを事故で亡くしたフィリップ。
現在はニューヨーク州北部で母シャーリーンと暮らしている。
ある日、彼らの前にロニーの元恋人メリッサが現れ、ロニーの子どもを授かったと言い出す。
は始めは怒り心頭だったシャーリーンだが、冷静になり真実を求めて詮索を始める。
感想
何とも悲しいお話でした。
5年前に死んだ息子の子を妊娠した彼女。
あり得ないはずの現実が可能になる方法があるのか?
どんなカラクリなのかと思っていましたが、あまりに悲惨で残酷な展開でした。

まず、森の中を逃げる足を怪我したフィリップから始まります。
だから、終始誰に追われているんだろうと思いながらの鑑賞です。
彼が追われる状況がなかなか見えて来ず、謎が深まる一方です。

メリッサが本当は妊娠していない説も考えました。
しかし、ゲイルが触って赤ちゃんが動いたというシーンがあり、妊娠していない説は早々に崩れます。
そうなると、今度は誰が赤ちゃんの父親なのか?という事です。
ロニーの精子の冷凍保存?
他の恋人の子供?
こちらも謎が解けません。

そんな謎で頭がいっぱいの中、訪れる怒涛の展開。
まさかの連続でついていくのがやっとです。
本当に人は見た目では分かりませんね。
長年一緒の存在でも騙される訳ですから、見ているこちらは当然騙される訳です。

悲しい現実を隠して、家族として生きて行くのかな。
そうだったら良いな。
でないと、あまりに悲し過ぎます。

謎で頭がパンパンだった分、最後に分かった真実が辛過ぎます。
でも、そうした展開を作った作品としての評価は、なかなかのものだと思いました。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2024.01.12

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spink.gif ストレンジ・ワールド(1965/1992/1994/1998)   イギリス
  STRANGE WORLD  [77分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ
監督 フィリップ・オシェア「空の誘惑」
ジョナス・グリマス「置き去られた空間」
デヴィッド・ジャクソン「未来の始まり」
リドリー・スコット「少年と自転車」
出演者 ジュード・ロウ       「空の誘惑」
デヴィッド・スコフィールド 「空の誘惑」
ロバート・カーライル    「置き去られた空間」
ステヴァン・リンクス    (クレイグ)「置き去られた空間」
リザ・ウォーカー      (クレア)「置き去られた空間」
サマンサ・モートン     (メイ)「未来の始まり」
ニック・モラン       (ジミー)「未来の始まり」
トニー・スコット      「少年と自転車」
コピー 劇場未公開
あらすじ
1話「空の誘惑」(1992年)
2話「置き去られた空間」(1994年)
3話「未来の始まり」(1998年)
4話「少年と自転車」(1965年)
年代が違う4つの短編作品を収録したオムニバム映画。
感想
う〜ん、これはつまんない。
特に4話はやばかった。
リドリー・スコットが監督で、トニー・スコットが主演なのに…。
すごく眠くなりました。

この作品はジュード・ロウを見たくて借りてきたんです。
お目当てのジュードは初々しくてカッコ良かったです。
綺麗なのは相変わらずなのだけど、まだ垢抜けてなくて可愛い感じ。
ポロシャツをズボンの中に入れてるのがまた可愛いね。
しかし、あの麦わら帽子はダサ〜い!
時代を感じるわ。
肝心の物語はいまいち理解出来なかったです、はい。(汗)

一番分かりやすかったのは2話かな。
ロバート・カーライルもまだ初々しいです。
結構良いお話だったので、こちらまで前向きな気持ちになれました。

内容はともかく、キャストは結構豪華ですよ。
今、世界で活躍している俳優達が主役ですからね。
やっぱり皆昔から上手かったのね〜。
サマンマ・モートンは相変わらず胸がでかい。(当たり前…)そして、可愛かったです。

これらの年代が違う作品を、どういう基準で選んで一つの作品にしたのか疑問です。
何かしらの関係性があるんですよね??
鑑賞日 2004.11.14

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spink.gif ストロベリーショートケイクス(2006)   日本     [127分]  R−15+
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/ロマンス
監督 矢崎仁司
出演者 池脇千鶴   (里子)
中越典子   (ちひろ)
中村優子   (秋代)
岩瀬塔子   (塔子)
加瀬亮    (永井)
安藤政信   (菊池)
趙民和    (リー)
奥村公延   (田所)
いしのようこ (女医)
矢島健一   (編集長)
高橋真唯   (近藤)
安藤玉恵   (ちひろの同僚OL)
コピー 最悪な出来事を乗り越えられたあたしには、
なんだってできるような気がしたんだよ
あらすじ
大失恋を乗り越えて新たな恋の訪れを待ちわびるフリーターの里子。
そんな彼女のバイト先はデリヘル店“ヘブンスゲイト”の電話番。
彼女が密かにあこがれる店のナンバー1、秋代はお金を貯めて5階以上のマンションを購入しようと考えている。
一人の男を一途に愛する彼女だったが、決して一緒にはなれないと覚悟を決めていた。
一人で生きていくためにマンションを買い、そしてボケそうになったら飛び降り自殺しようと決意していた。
一方、イラストレーターの塔子はプライドが高く、男に愛されることが全てと考える事務OLのルームメイト・ちひろの生き方に嫌悪感を抱いてしまう。
感想
凄く生々しいお話で、私は好きでした。

特に一途なデリヘル嬢の秋代さんが良かったです。
日頃はセクシーを振りまきまくってるのに、大好きな菊池に会う時は、女っ気のないジーパンTシャツなんですよね。
そのギャップに完全にやられました。
また、菊池が良い奴なんですよ。
だから、部屋に行った時は、この仲が壊れるのか〜っとこっちが冷や冷やしちゃいましたよ。
秋代はキスしたそうなのに、出来ない所がまたいじらしい!!
とにかく二人の関係が好きでした。

ちひろと塔子は、性格も生き方も真反対で、何で一緒にいるの??と疑問に思うほどでしたが、本人たちが一番分かってたんですね。
私はどちらかというと塔子よりなので、ちひろの事はあまり良く思えません。
たぶん友達にはなれないタイプです。
でも、ちょっと羨ましくもあるんですよね。
女である事を謳歌しているところは、真似出来ないので、そう思っちゃいます。

過食症は辛そうでした。
見てるこちらが吐きそうになっちゃいます。(汗)
アーティストってどこか無理しないと出来ないものなんですかね。
絵を描いてる姿も辛そうで、自然と応援したくなってました。

里子はリーさんとどうにかなるかなと思ったけど、外れちゃいました。
一番普通で、これからも楽しくやれそうな人ですよね。
きっと良い人に出会えますよ。

R−15+なので、それなりに濡れ場があります。
顔射やゴムの中のタプタプが嫌に臨場感ありました。
印象に残ったのは、秋代さんが掴んだ菊池のお尻。
あんなに好きだったんだから、たまんなかったでしょうね。
それを思うと、こちらもドキドキです。

漫画原作みたいですね。
気になるので、そちらも見てみたいと思います。
鑑賞日 2018.07.30

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spink.gif ストロボ・エッジ(2015)   日本     [115分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/青春
監督 廣木隆一
出演者 福士蒼汰  (一ノ瀬蓮)
有村架純  (木下仁菜子)
山田裕貴  (安堂拓海)
佐藤ありさ (是永麻由香)
入江甚儀  (是永大樹)
黒島結菜  (杉本真央)
コピー 好きな人に、
好きな人がいても
好き。
あらすじ
高校1年生の木下仁菜子は、同級生のイケメン男子:一ノ瀬蓮に心惹かれる。
しかし彼は、学校中の女子の注目の的であるばかりか、中学のときから付き合っている年上の彼女:麻由香もいた。
それを承知で蓮に告白し、案の定フラれてしまう仁菜子。
ところが、そんな仁菜子の真っ直ぐな想いが、少しずつ蓮の気持ちに変化をもたらしていく。
一方、蓮との友だち関係だけは壊したくないと、自分の気持ちを懸命に押さえ込む。
感想
やっと見る事が出来ました。
3年前に録画したまま温め続けた作品。
自分の中の日本映画祭りのおかげで日の目を見る事になりました。

これぞ少女漫画原作!という作品です。
年上彼女持ちのイケメン高校生。
彼の事を一途に思うヒロイン。
ヒロインに恋するチャラい男子。
チャラい男子の元カノ。
これでもかというほどの少女漫画あるあるが詰め込まれています。

高校生らしいイベントの数々も恋を盛り上げる効果を生んでいました。
花火大会、校外学習、文化祭。
良いよな〜、こういう青春。
もう漫画の中でしか見れないけど、ちょっとだけ参加している気分を味わえます。

彼女がいても懸命に友達として好きな人を支える仁菜子。
そのひたむきさが蓮の気持ちを変えました。
でもまあ漫画の中だけだよね、こんな女の子。
そんな冷めた目で見ちゃいますよね、おばちゃんは・・・。

そんな中、一番のお気に入りは、チャラく見えるけど情に熱い安堂くん。
二度も辛い状況になりながら、ちゃんとヒロインの背中を押してあげれるなんて良い男じゃん!
彼も今度は元カノと上手くいきそうだし、めでたしめでたし。

青春恋愛映画は大好きなんだけど、感想がいつも一緒になっちゃうな。
イケメンと可愛い子の恋愛は見てるだけで癒されます。
理想的な恋愛、理想的な彼氏・彼女。
生々しい事は一切なしの綺麗な世界。
これが少女漫画に求める事ですね。

少女漫画原作
鑑賞日 2020.09.05

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spink.gif スナイパー(2002)  カナダ/ドイツ
 LIBERTY STANDS STILL   [96分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 カリ・スコッグランド
出演者 ウェズリー・スナイプス    (ジョー)
リンダ・フィオレンティーノ  (リヴァティ・ウォラス)
オリバー・プラット      (ビクター・ウォラス)
マーティン・カミンズ     (ラッセル・ウィリアムズ)
ハート・ボックナー      (ハンク・ウィルフォード)
コピー 正義とは、何だ。
あらすじ
元CIA諜報員のジョーは、学校で起きた発砲事件によって愛娘を亡くしていた。
原因はアメリカ最大の銃器メーカー・マクロード社にあると思う彼は、愛人に会いに行く途中だったマクロード社の副社長リヴァティを脅し復讐を開始する。
感想
理不尽な理由で子供を殺されれば、誰でも復讐したいと思うはずです。
今の法治国家で仇討ちは出来ませんが、裁判所の決定などでは納得できないという方が多いのではと思います。
私は今の所誰にも復讐したいとは思いませんが、この映画で復讐できた達成感みたいな不思議な気持ちを味わいました。(何となくですが…)
仇討ちはやりたいと思っても、許されるものではないですよね。
不謹慎かもしれませんが、モヤモヤしている時にはスカッとする映画だと思いました。
(こういう見方は正しくないかも…)

銃国家のアメリカがこういう映画を作るということは、今の社会に疑問を持っていると言う事ですよね。
何も知らない私はちょっと意外でした。
みんな銃を持つ事は当たり前だという思想だと思っていたので…。(汗)

ウェズリー・スナイプスは「ブレイド」の印象が強いので、今回の普通の姿はあっさりという感じですね。
言われなければ最後まで彼だと気づかないかもしれないくらい地味でした。
しかし、冷静な中にも複雑な心情が見事に表現されていて、より一層彼の悲しみが伝わってきました。

悲しい最後でしたが、彼にとってはハッピーエンドだったんだろうなと思いました。
銃社会の改善が進む事を祈っています。
鑑賞日 2003.02.08

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spink.gif スナッパー(1993)  イギリス
 THE SNAPPER   [95分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/ドラマ
監督 スティーヴン・フリアーズ
出演者 ティナ・ケラハー     (シャロン・カーリー)
コルム・ミーニイ     (デジー・カーリー)
ルース・マッケイヴ    (ケイ・カーリー)
フィノーラ・マーフィー  (ジョージ・バージェス)
カレン・ウッドリー    (イヴォンヌ・バージェス)
コピー 大家族と小さな町を巻きこんだ大騒動!
噂の赤ちゃんは、カーリー家の希望の星?頭痛の種?
あらすじ
19歳の娘シャロンが、いきなり妊娠したと告白してきた。
驚いた父親デジーと母親ケイが「お腹の子供の父親は誰だ」と問い詰めても、「それだけは絶対に言わない」の一点張り。
やがて町の人々の間に、シャロンの子供の父親はジョージ・バージェスだという噂が広まった。
バージェスは、シャロンの同級生イヴォンヌの父親で、デジーの友人だ。
そんな噂が立ち始めた時、渦中のバージェスが家出をしてしまった。
感想
私の好きな親子愛映画ですが、今回は泣けはしないけど、愉快で心が温まるちょっとハードな親子愛ムービーって感じです。

父親デジー役のコルム・ミーニイがとっても良い味出してます。
頭がもじゃもじゃでシャキっとしない顔をしてますが、娘の為に喧嘩したり、娘の為に妊娠専門書を読んで勉強したりして、とっても一生懸命なんです。
そんな彼の姿を見ていると、可愛いと思えてくるんですよね。不思議だわ〜。
顔がひょうきんっていうのもあるでしょうが、彼の醸し出す雰囲気が面白い!というのが決め手でしょう。(^_^;)

オープニングとエンディングに流れていた音楽は有名ですが、タイトルが出てこない…。
軽快でテンポの良い所がこの映画にすごく合っていて好きでした。
何だったけな〜。

シャロンが臨月の時に、バーで酔っ払って自分のバックにゲロを吐いたのには参りました。
しかも後で広げて見直しちゃうし…。(笑)

普通のハートウォーミングな映画ではありません。
そういう風に期待すると裏切られますので、ご忠告致します。
鑑賞日 2003.04.17

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spink.gif 砂と霧の家(2003)   アメリカ
  HOUSE OF SAND AND FOG  [126分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 ヴァディム・パールマン
出演者 ジェニファー・コネリー    (キャシー)
ベン・キングズレー      (マシード・ベラーニ)
ロン・エルダード       (レスター・バードン)
ショーレー・アグダシュルー  (ナディ・ベラーニ)
フランシス・フィッシャー   (コニー・ウォルシュ)
キム・ディケンズ       (キャロル・バードン)
コピー 失って、初めて気付いた。
求めていたのは、家(ハウス)ではなく
家庭(ホーム)だったと…。
あらすじ
亡き父の形見である海の見える家に住むキャシー。
彼女は夫に逃げられ、仕事もせず家に閉じこもっていた。
そんなキャシーの元に、税金未納のため家を差し押さえると群の役人がやって来た。
強制的に家を追い出された彼女は、少しの荷物だけ持ち出して、仕方なく車の中で生活する。
すぐさま弁護士を雇い、家を返してもらおうとするが、それは既に競売にかけられおり、買い手も決まっていた。
新しい家主となったのはベラーニ元大佐の一家。
彼らは政変でイランを追われ、アメリカにやって来た亡命者だった。
祖国では上流階級だったベラーニも、アメリカでは肉体労働者として働かざるを得なかった。
そんなベラーニは、安く買った競売物件をすぐに転売して儲ける事を思いついたのだ。
感想
劇場に行ってきました。
これは評価を決定するのにかな〜り悩みました。
物語自体はすごく良いし、深みがあって見応えあるなと思うけど、個人的には合わないんですよね。
とりあえず最後まで飽きずに見れたという事で★3つに落ちつきました。

一番に思った事は、誰の何が悪かったのかって事。
そもそもキャシーがきちんと納税していれば…、ベラーニが儲けようとしなければ…。
それにしたって、それほど罪な事とは思えません。
あまりに哀しい偶然が重なって、最悪の結末へと向かって行くのです。

皆何かを無くて来た人達ですよね。
祖国を無くしたベラーニ、夫を無くしたキャシー、家族を無くしたレスター。
それぞれが無くしたものを埋めようとした為、その反動が返って来たように思えてなりません。

前半はそれぞれの事情がじっくり丁寧に描かれてましたね。
すごく入り込む事が出来ました。
でも、私が同情したのは、ベラーニ一家です。
どうもキャシーが可哀相だとは思えなかったんですよ。
これは個人的に私が彼女を苦手だっただけかも。
でも、苦手なものは仕方ないです。

やっぱりベン・キングズレーはすごいですね。
見栄を張っているだけなのに、それを保とうとする意地は、並々ならぬオーラを発してました。
それが滑稽に見えるかもしれないけど、私は普通に感心しちゃいました。

後半は今まで苦手だったキャシーが、急に可哀相になって、一気に同情心が沸いてきました。
その代わり苦手な対象は、レスターに移りました。
ず〜っとイライラさせられっぱなし。
何様なんだ!!
余計にベラーニ一家に同情心が偏ります。

そんな心境の中でのこの結末。
がっくりってな言葉じゃ全然足りない!
切なく、辛く、理不尽な展開。
ギャ〜苦手じゃ〜!!

そんな事良いながらも、最後は号泣なんですけどね。
泣けたからと言って、評価は上がりませんでした。

こういう理不尽系は、どうも苦手で、訳の分からない感想になってすいませんでした!
この複雑な感情を上手くまとめる事が出来ませんわ。
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鑑賞日 2004.11.10

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spink.gif 砂時計(2008)   日本     [121分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/青春
監督 佐藤信介
出演者 松下奈緒    (水瀬杏:大人時代)
夏帆      (水瀬杏:中高生時代)
井坂俊哉    (北村大悟:大人時代)
池松壮亮    (北村大悟:中高生時代)
塚田健太    (月島藤:中高生時代)
岡本杏理    (月島椎香:中高生時代)
倉科カナ    (東京のクラスメイト)
戸田菜穂    (植草美和子)
高杉瑞穂    (佐倉圭一郎)
伴杏里     (月島椎香:大人時代)
コピー ずっと、一緒にいたかった。
あらすじ
両親の離婚で東京から母の実家がある島根に引っ越してきた14歳の水瀬杏。
最初は田舎暮らしに馴染めずにいた杏だったが、同い年の大悟や月島兄妹との出会いが彼女を元気にしていく。
そんなある日、母が杏を残して自殺してしまう。
悲しみに暮れる杏を親身に支える大悟。
1年後。
2人が愛を育み始めた矢先、杏は父に引き取られ東京へと連れ戻されてしまう。
感想
すごく良いなと思いながら見てたんですけどね。
後半、あんなに仲良かった二人が別れてから、一気に置いてけぼりになっちゃいました。

とにかく少女時代を演じた夏帆ちゃんが良かったです。
可愛いし、色気あるし、大悟がキスしたがるのも頷けます。
仲睦まじい二人の恋愛が微笑ましく、素敵な関係だな〜って羨ましく思ってました。

なのに、何ですか!
別れた理由!!
無理し過ぎちゃうからって。
あまりに勝手で唖然としてしまいました。

何でもお母さんと比べて、卑屈になって。
自分の事ばかりの杏は、大悟を振り回してしまいます。
そりゃ、まだ子供だもん。
戸惑うのは当たり前。
だから、二人の別れがもどかしくて堪りませんでした。

そして、10年後。
婚約者を連れて実家へ帰ってくる杏。
今度は幸せになれると思ったのに、やっぱり卑屈な部分が仇となってしまいました。
大人になってからの杏は、昔の可愛さが消えて感情が分かりづらい女性になってましたね。
少女時代が良かっただけに、とても残念に感じました。

大人になった大悟のプロポーズは、とっても良かったです。
これがあの別れの時の杏に対する正しい答えですよね。
成長するってこういう事だと、思わず納得させられました。

少女時代が良すぎて、大人になってからの落差に、評価があまり上がりませんでした。
原作漫画は大人気で、昼ドラにもなっているんですよね。
機会があれば、制覇してみたいと思います。
鑑賞日 2018.08.01

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spink.gif 砂の器(1974)   日本     [143分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ドラマ
監督 野村芳太郎
出演者 丹波哲郎  (今西栄太郎)
加藤剛   (和賀英良)
森田健作  (吉村弘)
島田陽子  (高木理恵子)
山口果林  (田所佐知子)
加藤嘉   (本浦千代吉)
春日和秀  (本浦秀夫)
笠智衆   (桐原小十郎)
松山省二  (三木影吉)
内藤武敏  (捜査一課長)
春川ますみ (扇屋の女中澄江)
稲葉義男  (捜査一係長)
松本克平  (三森署署長)
浜村純   (巡査)
穂積隆信  (新聞記者松崎)
山谷初男  (岩城署署長)
ふじたあさや (鑑識課技師)
菅井きん  (山下・お妙)
野村昭子  (若葉荘の小母さん)
今井和子  (亀嵩の三木の妻)
佐分利信  (田所重喜)
緒形拳   (三木謙一)
渥美清   (ひかり座の支配人)
コピー 美しくも哀しい人間の「宿命」
(リバイバル時)
あらすじ
ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。
被害者の身許が分らず、捜査は難航した。
しかし、事件を担当した今西、吉村の両刑事の執念の捜査がやがて、ひとりの著名な音楽家・和賀英良を浮かび上がらせる。
感想
先日見た「祈りの幕が下りる時」が東野圭吾版「砂の器」と言われているみたいで、見たいと思っていた所にCSでの放送。
あまりに運命的でこれは見ないと!と意気込んでの鑑賞です。

祈りの幕が下りる時」で展開が分かっていたので、これはあれの事なんだろうなと思ってしまって、素直に楽しめなかったです。
これはまっさらな状態で見てみたかったですね。

でも、父子の別れのシーンでは目頭が熱くなりました。
これは映画史に残る名シーンですね。
なのに・・・どうして・・・。

国鉄蒲田操車場構内扼殺事件の真相があまりに悲しくて呆然となりました。
こんな良い人を惨殺するなんて・・・。
今西刑事が涙するのも納得の不条理さです。

ただ幼い頃からピアノやっていないと、ここまで弾けないだろうとか思っちゃって、素直に見れなかったのが残念です。

名作だと思って勝手にハードル上げ過ぎちゃってた所がありました。
それを超える事が出来なかったのは残念ですが、改めて「祈りの幕が下りる時」と比較する事が出来たのは良かったです。
モヤモヤがスッキリしました。

小説原作作品。
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鑑賞日 2022.01.15

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spink.gif スネーキーモンキー 蛇拳(1976)  香港
 Snake In The Eagle's Shadow/蛇形刀手   [96分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 ユエン・ウーピン
出演者 ジャッキー・チェン    (チェンフー)
ユエン・シャオティエン  (パオ・チャン・ティエン)
コピー
あらすじ
道場でこき使われてばかりいる青年チェンフーは、蛇拳の達人である老人パオ・チャン・ティエンと知り合い、蛇拳の奥義を教えてもらった。
凶悪な鷹拳使いの武道家シャンクァンが蛇拳の使い手を次々と倒している事を知ったチェンフーは、命を狙われている恩師パオ・チャン・ティエンの為に戦う事を誓う。
感想
ジャッキーの初期の作品は低予算だった為、なんか雑っぽく見えますが、見応えがあるのが不思議です。
最後のシーンで前歯がなかったので、低予算の割には凝っているなと思っていたのですが、なんと本当に相手の蹴りが入って折れていたんですね。
ジャッキーの根性は見上げたものです。
しかも模擬刀が当って本当に怪我をしたシーンも劇中で使われてと聞いて二度ビックリです。

カンフー映画は音が命ですよね。
パンチや蹴りが風を切る音、技を受けた時の音、ダメージを受けた時の音、あの音が無かったらヘボイ映画になるんでしょうね。
この映画はBGMが不自然なように感じましたが、これが無いと盛りあがらないから不思議です。
可笑しくても合っていればALL OKです。

ラストのジャッキーは最初のへなちょこからは想像出来ないくらいカッコ良くて決まっていたのに、ズボンのお尻が破れているので台無しですね。
あれが映るたびに爆笑してました。

酔拳にも出てきた一風変わった白髪頭の師匠はいい味出してますよね。
彼は結構有名な武術指導の先生だそうで、本当に強いんでしょうね。
この映画の監督は彼の息子だそうです。
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鑑賞日 2003.01.07

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spink.gif スネーク・アイズ(1998)   アメリカ
  SNAKE EYES  [99分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演者 ニコラス・ケイジ    (リック・サントーロ)
ゲイリー・シニーズ   (ケビン・ダン)
ジョン・ハード     (ギルバート・パウェル)
カーラ・グギーノ    (ジュリア・コステロ)
スタン・ショウ     (リンカーン・タイラー)
ケヴィン・ダン     (ルー・ローガン)
マイケル・リスポリ   (ジミー・ジョージ)
ジョエル・ファビアーニ (カークランド国防長官)
ルイス・グスマン    (サイラス)
チップ・ジエン     (ミッキー・アルター)
コピー 巨大スタジアムに仕掛けられた戦慄の陰謀!
見るものすべてを信じるな。
あらすじ
アトランティック・シティのドーム会場で、大観衆を集めて進行中のボクシング王座戦。
白熱する試合の最中、銃声と共にリングサイドで観戦中の国防長官が暗殺される。
その瞬間を間近で目撃した汚職刑事のリックは、真犯人探しに奔走。
容疑者は、スタジアムにいた14,000人だ。
感想
1回目に見た時は、全然分からなくてネットで調べまくった思い出があります。
赤い宝石の指輪の謎も、スネークアイズの意味も、色々分かった上で見ても、ちょいちょい分からない所が・・・。(汗)
でも、前よりは余裕をもって見る事が出来たので、だいぶ理解できたのではないかと思います。

今回はカメラワークとか女優さんの動きとか、事件の後ろで行われていた事とかにも目が行ったので、より楽しめました。
やっぱり最初の13分間にわたる長回しはすごい!!!の一言。

ただそうなると、今まで謎だった部分も大したことないような気がして・・・。
謎を調べる所に作品の面白さがあったんですね。

また数年後に見て、この感想を見た時、どんな風に思うのか、楽しみにしたいと思います。
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spink.gif スノー・ドッグ(2002)  アメリカ
  SNOW DOGS  [99分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/動物/アドベンチャー
監督 ブライアン・レヴァント
出演者 キューバ・グッディング・Jr  (テッド・ブルックス)
ジェームズ・コバーン      (ジェームズ・ジョンソン)
ジョアンナ・バカルソ      (バーブ)
ニシェル・ニコルス       (アメリア・ブルックス)
M・エメット・ウォルシュ    (ジョージ)
グレアム・グリーン       (ピー夕ー)
シスコ             (ルパート・ブルックス)
コピー アラスカの大草原を走破せよ!
スーパーなイヌたちの新たなパートナーとは…
いま、世界一過酷なレースの幕が開く!
あらすじ
マイアミに住む歯科医のテッドは、ある日アラスカからルーシー・ワトキンスという女性からの遺言状が届いた事で、自分が養子だと知った。
ショックを受けながらも、本当の母が残してくれた遺産を受け取るために、アラスカの田舎町トルケトナへ飛ぶ。
そこで見たルーシーの全財産とは、犬ぞりレースのハスキー犬7、8匹と雑種犬のナナだった。
レースの常連で一匹狼のサンダー・ジャックが犬たちを買い取りたいと申し出るが、彼の正体を知ったテッドは、自分で犬ぞりレースに出場すると言い出した。
感想
ハスキー犬やナナたちとテッドのコンビがとても面白いです。
ボスのデーモンがなかなか手ごわくて、彼らの世話をするのに悪戦苦闘しているテッドが笑えます。
ドタバタの中にも犬たちの細かい演技が光っていたし、一匹だけレース犬ではないナナが特に良い芝居をしてました。
犬たちが靴下はいてたり、ウインクしたりと可愛さが爆発してます。

中盤にテッドがレースの練習中、熊に襲われて、雪山を滑り降り、氷の湖に落ちて…というように次々と災難に襲われる所は息つく暇もないくらい一気に駆け抜けました。
ここのテンポの良さは素晴らしかったと思います。
その後、何故かビーチでくつろぐ犬たちが出てきて言葉を喋るなんてファンタジーもあり、スリルと笑いのバランスも抜群です。

しかし、本当に偶然なのですが、昨日見た「秘密と嘘」の設定と驚くほど似ていたので、新鮮味がありませんでした。
自分が養子と知った黒人の人が、本当の親に会いに行くと…という流れですね。
これはたまたま偶然が重なっただけなのですが、こういう順番じゃなかったら、もっと違う印象だったんだろうな〜と思うと残念です。

テッドの養母アメリア役のニシェル・ニコルスをどこかで見た事あるな〜と思ってたんですけど、後で調べたら「スター・トレック」のウフーラでした。
こんなに綺麗に年が取れたら最高ですよね。
とても綺麗なおばさまでした!

ディズニー作品。
鑑賞日 2003.09.26

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spink.gif スノー・ホワイト/白雪姫(2001)  アメリカ/カナダ
  SNOW WHITE  [93分]  [TVM]
管理人評価   ★★
ジャンル 童話/ファンタジー
監督 キャロライン・トンプソン
出演者 ミランダ・リチャードソン   (エルスペス)
クリスティン・クルック    (白雪姫)
トム・アーウィン       (ジョン国王)
ヴェラ・ファーミガ      (ジョゼフィーヌ)
クランシー・ブラウン     (怪物)
マイケル・J・アンダーソン  (サタデー)
ヴィンセント・スキャヴェリ  (ウェンズデー)
タイロン・レイツォ      (アルフレッド王子)
ホセ・ズニーガ        (ヘクター)
コピー TVM
あらすじ
ジョンとジョゼフィーヌは普通の幸せな夫婦だった。
しかし、ジョゼフィーヌが可愛い赤ん坊を産んでこの世を去ってしまった為、ジョンは悲しみに絶えられず泣き続け途方にくれる。
するとその涙は氷をとかし、氷に封じ込められてた緑の目の怪物を甦らせてしまう。
怪物は助けてもらったお礼に、ジョンの願いを3つ叶えてくれるという。
ジョンは赤ん坊にあげるミルクと新しいお后、そして自分の王国を手に入れた。
しかし、新しいお后エルスペスは美貌に執着する恐ろしい魔女だった。
やがて月日が経ち、赤ん坊が白雪姫と呼ばれる美しい娘に育ったため、エルスペスは彼女の美貌に嫉妬し、白雪姫の抹殺を企むようになる。
感想
毒りんごを食べて死んでしまう白雪姫の話は知っていましたが、怪物が3つの願いを叶えてくれるという話は知りませんでした。
この作品独特の解釈なのかな。
前観た「スノー・ホワイト」はこういう始まり方ではなかったですからね。

あと七人の小人も面白い設定です。
サンデーからサタデーまでの名前が付いていて、七色の虹がテーマカラーとなり、虹になって移動するんです。
あとウェンズデーだけ普通の人間サイズなのも独特かな。
でもこうなると"六人の小人とノッポ"に改名しないといけませんね。(^_^;)

白雪姫役のクリスティン・クルックがとても可愛くて魅力的です。
長くて綺麗な黒髪が印象的ですね。
敵対する魔女エルスペス役のミランダ・リチャードソンも悪役を熱演していました。
こちらは嫌味なくらいの赤毛がインパクト大です。

エルスペスや怪物の使う魔術が、SFXを駆使して面白い形で表現されていました。
有名な「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは誰?」という問いに答える鏡から、エルスペスの姿をした物体がニュ〜ンと出てくるのが面白いですね。
あとくるくると回転しながら移動する魔法の鏡や、その鏡に出入りするエルスペスが鏡の破片になるのも良かったです。

熊にされた王子があんまり活躍しなかったな〜。
おいしい所だけ持っていた感じね。(^_^;)

全体的にはなかなか良かったと思います。
TVMの割には凝ってました。
鑑賞日 2003.09.23

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spink.gif スノー・ロワイヤル(2019)   アメリカ  PG−12
  COLD PURSUIT  [119分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/アクション/コメディ
監督 ハンス・ペテル・モランド
出演者 リーアム・ニーソン      (ネルズ・コックスマン)
ローラ・ダーン        (グレイス・コックスマン)
トム・ベイトマン       (バイキング)
トム・ジャクソン       (ホワイトブル)
エミー・ロッサム       (キム・ダッシュ)
ドメニク・ランバルドッツィ  (マスタング)
ジュリア・ジョーンズ     (アヤ)
ジョン・ドーマン       (ギップ)
ウィリアム・フォーサイス   (ブロック・コックスマン)
アレクス・ポーノヴィッチ   (オスガルド刑事)
コピー 模範市民賞受賞直後に
キレる。

壮絶な、
全くかみ合わない
戦いが始まる。
あらすじ
雪深いコロラド州キーホー。
人々のために黙々と除雪作業に励む真面目な男ネルズ・コックスマン。
その働きが認められ模範市民賞を受賞するが、そんな彼のもとに息子が薬物の過剰摂取で亡くなったとの知らせが届く。
しかし、その死に疑問を抱いた彼は独自に捜査を進め、地元の麻薬王バイキング率いるギャング組織が関わっていることを突き止めると、すぐさま復讐へと乗り出す。
感想
あっけないほど次々と人が死んでいく作品です。
全くドラッグと関係なかった息子を、麻薬王の組織に殺された父親が、淡々と手下から順に復讐していくというお話。

人が死ぬと丁寧に字幕で紹介されるので、誰が亡くなったか分かりやすかったですね。
ネルズ一人が始めた復讐劇なのに、原住民の麻薬組織も絡んできて、至る所で殺し合いが行なわれるのです。

こんなに簡単に人が殺される世界になんて関わりたくないですね。
あと、麻薬王の変なこだわりで教育される息子が可哀想でした。
自分の理想を押し付けるのは勝手だけど、息子の気持ちとか一ミリも考えてなさそうで切なかったです。

シリアスな殺し合いの合間に、ちょっとコミカルなシ―ンもあるんですよ。
ネルズの親戚の中国人妻のキャラは、かなり笑えました。
いつも機嫌が悪くて、旦那に当たり散らして、客人にも容赦ないんです。
でも、これも愛ゆえなんだそうです。
それなのに墓に唾をかけるなんて・・・愛の定義が分かりません。

それと、バイキングの手下のゲイカップルもキーマンでしたね。
彼が最後の舞台を用意したと言っても過言ではありません。
本気で愛していたんだな。
あんなに簡単に恋人を殺された恨みは深かったようです。

テンポが良くサクサク進むので、人は次々と殺されて行きますが、見応えはありました。
誘拐した麻薬王の息子に、「何か本を読んで」と頼まれて、除雪機のカタログを読む所はウケました。
素直に楽しんでいる息子くんが可愛かったです。

リーアム・ニーソンは復讐する父親の役が良く似合いますね。
淡々と冷静に復讐をこなしていく姿が、何とも頼もしいです。

リメイク作品。

《関連作品》
オリジナル「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」(2014)ノルウェー
鑑賞日 2023.08.16

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spink.gif スパイアニマル Gフォース(2009)   アメリカ
  G-FORCE  [89分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ファミリー/アドベンチャー
監督 ホイト・H・イェットマン・Jr
出演者 ザック・ガリフィナーキス  (ベン・ケンドール博士)
ウィル・アーネット     (キリアン部長)
ビル・ナイ         (レナード・セイバー)
〈声の出演〉
ニコラス・ケイジ      (スペックルズ)
ジョン・ファヴロー     (ハーレー)
トレイシー・モーガン    (ブラスター)
ペネロペ・クルス      (フアレス)
サム・ロックウェル     (ダーウィン)
スティーブ・ブシェミ    (バッキー)
コピー それは、FBIが極秘で開発した最終兵器──。
あらすじ
人間が侵入できない場所へも忍び込み、驚くべき運動能力とハイテクメカを駆使して悪に立ち向かうFBIが誇る最強スパイ・チーム“Gフォース”。
その正体はなんと、高度な訓練を受けた小さなモルモットたちだった。
予算削減によりチーム解散の危機が迫る中、恐るべき殺人家電で世界征服を目論む億万長者レナード・セイバーの陰謀阻止に立ち上がるGフォースだった。
感想
ジェリー・ブラッカイマー製作によるアドベンチャー・コメディ。
モルモットやモグラがFBIエージェントになって大活躍!
家族で気軽に楽しめるディズニー作品です。

蝿やG(察してください)までが、すごい働きをしたら、怖い物なんてないですね。
人間なんて目じゃないくらい賢いので、見ていて小気味よかったです。

一般モルモットのハーレーも良い味出してます。
エージェントの足を引っ張るダメっぷり。
ですが、最後はエージェント顔負けの活躍で、FBIの仲間入り。
彼のおかげで、ダーウィンも面白くなってましたね。

黒幕は意外だったかな。
思いがけず驚かされました。
鑑賞日 2017.06.19

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spink.gif スパイキッズ(2001)  アメリカ
  SPY KIDS  [88分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/ファミリー
監督 ロバート・ロドリゲス
出演者 アントニオ・バンデラス  (グレゴリオ・コルテス)
カーラ・グギーノ      (イングリット・コルテス)
アレクサ・ヴェガ     (カルメン・コルテス)
ダリル・サバラ      (ジュニ・コルテス)
アラン・カミング     (フループ)
トニー・シャルーブ    (アレクサンダー・ミニオン)
ロバート・パトリック   (リスプ)
テリー・ハッチャー    (グラデンコ)
ダニー・トレホ      (マチェッティ)
ジョージ・クルーニー   (デヴリン)
コピー 世界最強の男と世界最強の女スパイ…
彼らの空前絶後の危機を救うのは!?

非常事態発生!この2人がやるしかない
作戦決行!
あらすじ
二人共元スパイで、今は幸せな夫婦生活を送っているグレゴリオとイングリット。
彼らは9年間スパイ業を休んでいたが、最近行方不明になった仲間のスパイたちを捜すべく、仕事に復帰した。
しかし、全て計算ずくだったTV番組の人気司会者フループの罠により、二人共捕まってしまう。
両親が行方不明になった事で、初めて二人がスパイだと知った娘カルメンと息子ジュニは、両親が所有していたスパイ用具を駆使して、両親救出に向かう。
感想
両親がスパイという特殊な環境に育ったカルメンとジュニが、ちびっこスパイとして大活躍するシリーズの第1作目です。

とにかく特殊なスパイ用具が面白いですね。
レンジで過熱すると一瞬で食べ物になる便利な物や、ガムのように噛んで相手にぶつけると電気ショックを与えるもの、背中に背負うバディ・パックや、指輪型のレーザーまで、色々な機能を備えた万能グッズで楽しませてくれました。

あとコテコテのギャグが満載で、気楽に観れるのも良いですね。
全てにおいて分かり易く、単純なストーリーを追うだけなので、童心に返って楽しむ事が出来ました。

"外見コピー装置"で作られたというサブキャラたちも面白いです。
彼らの話す言葉を逆再生すると意味が分かるんですよね〜。
外見を変えるより、話す言葉が逆回転になる技術の方が難しそうですけどね。(^_^;)
あと、頭は鈍いけど忠実なしもべ"サム・サム"も良い味出してます。

悪役だと思っていたフループが改心する所は、ちょっと感動しちゃいました。
いくら悪人とは言え、子供の純粋な心には弱いんですよね。

怖がりだったジュニが、冒険をこなして行く事で、だんだんとたくましくなっていく姿も頼もしいです。
しかし、おむつしてるのが……とは驚きでした。(笑)

世界各国の子供達がコピーされたスパイ・キッズたちが集められている所は圧巻でした。
未完成で言葉が喋れない所も面白いですね。
自分にそっくりのアンドロイドがいたら怖いだろうな〜。
しかも、敵に回るとなると複雑な心境でしょうね。
相手を殴っても、自分が痛いような感覚になるような気がして…。
こう考えると良く出来た設定ですよね。

デヴリン役ジョージ・クルーニーの黒い目線がGOODです!

演じている役者さんたちも楽しそうで、雰囲気の良い作品だと思います。
子供から大人まで家族で楽しめるアクションムービーです。

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spink.gif スパイキッズ2/失われた夢の島(2002)   アメリカ
  SPYKIDS 2:THE ISLAND OF LOST DREAMS [100分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/ファミリー
監督 ロバート・ロドリゲス
出演者 アントニオ・バンデラス  (グレゴリオ・コルテス)
カーラ・グギーノ     (イングリッド・コルテス)
アレクサ・ヴェガ     (カルメン・コルテス)
ダリル・サバラ      (ジュニ・コルテス)
スティーブ・ブシェミ   (ロメロ)
マイク・ジャッジ     (ダナゴン・ギグルズ)
マシュー・オリアリー   (ゲイリー・ギグルズ)
エミリー・オスメント   (ガーティ・ギグルズ)
ダニー・トレホ      (イサドール・マルチェッティ)
チーチ・マリン      (フェリックス・ガム)
アラン・カミング     (フループ)
トニー・シャルーブ    (ミニオン)
コピー 全世界を熱狂させた
最強×最小のヒーローが帰ってくる!
あらすじ
OSSのスパイキッズ:カルメンとジュニ姉弟は、今日も任務に励んでいる。
同じスパイキッズでライバルのゲーリーとガーティー兄妹。
ライバル意識の強い者同志、相手の邪魔をしてお互いを警戒する。
ある日、OSSの新しい局長の任命パーティで、何者かが大統領のトランスムッカーを盗む事件が発生。
そこで犯人を取り逃がしたジュニは、スパイキッズをクビになってしまう。
カルメンは、違法にジュニを復帰させ、ゲーリーたちの任務を横取りする。
シリーズの第二弾。
感想
やっとシリーズ制覇出来ました。 「1」と「3」は見ていたのに、肝心な繋ぎの「2」が未見だったんです。
良かった順番としては、良いのから「1」「2」「3」ですね。
やっぱりシリーズ物は段々落ちて行くんだな。(汗)
これはまあまあという所です。新キャラでカルメンのおじいちゃんとおばあちゃんが登場しました。

相変わらずスパイキッズの使うハイテクアイテムは面白かったです。
しかし、今回はそれが使えない状況なのです。
厳しい状況に追い込まれて、そこから生まれる自然のアイテムも愉快で楽しいです。
しかし、我が子に追跡装置をつけるとは、やり過ぎじゃない?

主役の2人は、前よりちょっと大きくなって頼もしくなりましたね。
2人のコンビネーションもバッチリで、掛け合いも面白かったな。

ゲーリー役のマシューくんが、かなりカッコ良かったです。
正統派の美形です。しかし、笑い声が高くて変なのよね。
意地悪な所は魅力的に映りました。
彼の妹役は、あのハーレイ・ジョエル・オスメントくんの実妹エミリーちゃん。似てるね。

ここにもいた!!スティーヴ・ブシュミ!本当にどこにでもいる人だな〜。
今回は科学者役。そして、何の役でもはまってしまう人です。

この作品の良い所は、完璧な悪人がいないって事でしょうね。
ダナゴンもかなり悪いヤツだけど、どこか憎めないんですよ。
ゲイリーも同じくね。
鑑賞日 2004.03.20

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spink.gif スパイキッズ3−D ゲームオーバー(2003)  アメリカ
  SPY KIDS 3-D:GAME OVER  [84分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/ファミリー
監督 ロバート・ロドリゲス
出演者 アントニオ・バンデラス    (グレゴリオ・コルテス)
カーラ・グギーノ       (イングリッド・コルテス)
アレクサ・ヴェガ       (カルメン・コルテス)
ダリル・サバラ        (ジュニ・コルテス)
リカルド・モンタルバン    (グランパ)
ホーランド・テイラー     (グランマ)
シルヴェスター・スタローン  (トイメイカー)
マイク・ジャッジ       (ダナゴン・ギグルズ)
サルマ・ハエック       (フランチェスカ・ギグルズ)
マシュー・オリアリー     (ゲイリー・ギグルズ)
エミリー・オスメント     (ガーティ・ギグルズ)
ジョージ・クルーニー     (デヴリン)
コピー ゲームの世界に飛び込め!大画面から飛び出せ!
あらすじ
世界の危機を2度も救ったスパイキッズの姉弟カルメンとジュニ。
しかし、ジュニは秘密組織OSSに不信感を抱き、スパイを引退し探偵業を始めていた。
ちょうどその頃、新ゲーム「ゲームオーバー」が発売され、子供たちが夢中になる人気商品として、爆発的に売れていた。
しかし、このゲームには悪の天才トイメーカーの仕組んだ罠が隠されており、ゲームにはまった子供たちは彼に洗脳されてしまうのだ。
それを知ったOSSはカルメンを派遣するが作戦は失敗、彼女の救出とゲームを停止させる任務がジュニに課せられた。
人気の「スパイキッズ」シリーズ第3弾。
感想
劇場に行ってきました。

予想通りというか、何と言うか、さほど内容のある映画ではないですね。
なので、ビジュアルで楽しもうと思ったのですが、この3Dメガネが厄介なんですよ。
私がメガネの上に3Dメガネをかけようとしたのが間違いなんですけど、なかなか上手くかけられなくて戸惑い、かかってもそれに慣れるまで観づらい状況が続き、見えたら見えたで目が疲れるんです。 ふうぅ〜、かなり悪戦苦闘しましたよ。
それに眠気と戦うのが辛かったです。
まぶたが重くて仕方がないんですよ。
何とか寝なかった自分を褒めてあげたいです。(笑)

そうは言っても、3Dメガネをかけると確かに飛び出てきましたね。
ネジとか敵のパンチとか…。
レースのシーンなどは、結構迫力もあって良かったと思います。

今回は悪役でシルヴェスタ・スタローンが出てました。
このシリーズでは悪役が悪役らしくないのが特徴ですが、今回も結構お茶目な悪役で一人で四役こなしてました。
吹き替えだったので、彼の演技がどうだったかは何とも言えませんが、なかなかはまっていて良かったと思います。

今回はイライジャ・ウッドがカメオ出演してましたね。
おお!と思ったのも束の間、あっという間にいなくなってしまいました。(汗)

ちゃんと3Dメガネをかけるタイミングも教えてくれる親切な作りでした。
でも、この付けたり外したりも結構面倒なんですよね。
カラーじゃないのが、物足りないと感じてしまいました。

それにしてもジュニ以外の家族の出番が極端に減ってますね。
アントニオ・バンデラスも本当に最後にしか出てこなかったですからね。
もっと彼らを観たかったです。
その代わりに今回はグランパが活躍してました。

「2」を観てないので知らないキャラもいましたが、分からなくても大丈夫ですね。
一応「2」も観てみようと思います。

エンド・ロールのあとのNG集と貴重な映像もお見逃しなく!
鑑賞日 2003.11.03

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spink.gif スパイ・ゲーム(2001)   アメリカ
  SPY GAME  [127分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 トニー・スコット
出演者 ロバート・レッドフォード      (ネイサン・ミュアー)
ブラッド・ピット          (トム・ビショップ)
キャサリン・マコーマック      (エリザベス・ハドレー)
スティーヴン・ディレイン      (チャールズ・ハーカー)
ラリー・ブリッグマン        (トロイ・フォルガー)
マリアンヌ・ジャン=バプティスト  (グラディス・ジェニップ)
オミッド・ジャリリ         (タクシー運転手ドーメ)
シャーロット・ランプリング     (アン・キャスカート)
コピー ふたりは刃の上を駆け抜ける――
強く命を結び合って。
あらすじ
数々の困難な任務を遂行し今や伝説の存在と化したCIA工作員ネイサン・ミュアー。
彼にとってトム・ビショップはその弟子でもありもっとも信頼のおける相棒でもあった。
ミュアー自身がスカウトし、スパイに関するあらゆることを教え育て上げた。
二人は互いに尊敬し固い絆で結ばれていた。
しかしミュアーのCIA退官日、ビショップが中国側にスパイ容疑で逮捕される事件が起きる。
感想
なかなかカッコいい作品じゃないですか!?
CIAのスパイ活動がギリギリの行動ばかりで、いつもハラハラドキドキさせられます。
トムのような性格の人には、この仕事向いてないでしょう。
その優しさがいつか命取りになりそうで、冷や冷やして手に汗握ります。

トムのCIA活動でハラハラドキドキ。
ミュアーのトム救出作戦でハラハラドキドキ。
こんなにやきもきさせられるんだったら、もう少し盛り上がりがあっても良いんじゃないでしょうか。
見せ方も上手いし、何で物足りなく感じるんだろう。
あと、もう一歩足りずに、★3つって感じでした。

最後はあっさりでしたけど、大事なのはそこまでのプロセスだったんですよね。
物足りない原因は、トムとミュアーの関係がそこまで深いように見えなかった事かな。
ここが甘かったから、いまいち乗り切れなかったのかも。
鑑賞日 2006.03.12

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spink.gif スパイダー(2001)   アメリカ
  ALONG CAME A SPIDER  [104分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス
監督 リー・タマホリ
出演者 モーガン・フリーマン       (アレックス・クロス)
モニカ・ポッター         (ジェジー・フラニガン)
マイケル・ウィンコット      (ゲイリー・ソンジ)
ペネロープ・アン・ミラー     (エリザベス・ローズ)
マイケル・モリアーティ      (ハンク・ローズ)
ミカ・ブレーム          (ミーガン・ローズ )
ディラン・ベイカー        (オリバー・マッカーサー)
アントン・イェルチン       (ドミトリー・ストロドゥボフ)
ジェイ・O・サンダース      (ケリー・クレイグ)
ビリー・バーク          (ベン・ディバイン)
アンナ・マリア・ホースフォード  (ヴィッキー・クロス)
コピー 解けるか、この糸――

犯罪史に輝く、生贄を…
あらすじ
上院議員ハンク・ローズの娘メーガンが誘拐された。
犯人はメーガンが通う学校の教師ソンジ。
しかし、彼は2年間変装して学校に来ていた為、FBIも行方を掴めなかった。
そんな時、ベテラン心理捜査官アレックス・クロスの所に、犯人のソンジから挑戦的な電話がかかる。
それを受けたアレックスは、ローズ家に行き捜査に加わる事になった。
感想
この作品は"アレックス・クロス"シリーズで「コレクター」の続編だそうです。
しかし、前との関わりはほとんどないですね。
もうコレクターもいないしな。

自分なりに推理しながら見ていたものの、推理力が皆無の私は、やっぱり最後まで騙されてました。
全然気付かなかったわよ!!
言い訳じゃないけど、ちょっと疑った所はあったのよ。
あれ?おかしいな?って。
でも、そこは映画特有のご都合主義だと自分に思い込ませて、スルーしちゃったんです。
それがダメなんだな。

今回もモーガン・フリーマンは、安定した演技で楽しませてくれます。
彼がいれば大丈夫という、妙な安心感がありますよね。
最近HGが理想の男性はモーガン・フリーマンって言ってるから、ちょっと意識しちゃうわ。(笑)

メーガンは人質の割には頑張ってましたね。
機械の一部(詳細は忘れた)をコンロに投げ入れて火事を起こすなんて芸当を持ってるんですもの、驚きました。
これは普通の小学生には思いつけない発想でしょう。
あと、あんな目の前で殺人現場を見てしまって、トラウマにならなければ良いのですが…。
心配はつきません。

そんなメーガンを演じたミカ・ブレームちゃん。
どこかで見た事あるなと思ったら、「サンキュー、ボーイズ」や「ブルークラッシュ」に出ていました。

良く考えると分からない所が結構あります。
それをここで書いちゃうとネタばれになるので↓のコーナーで思いっきり語りますね。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2006.01.06

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spink.gif スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする(2002)   フランス/カナダ/イギリス
  SPIDER  [98分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/サスペンス
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演者 レイフ・ファインズ     (デニス・クレッグ)スパイダー
ミランダ・リチャードソン  (クレッグ夫人)
ガブリエル・バーン     (ビル・クレッグ)
ブラッドリー・ホール    (少年期のスパイダー)
リン・レッドグレーヴ    (ウィルキンソン夫人)
ジョン・ネヴィル      (テレンス)
コピー 私の母は殺された。
あらすじ
ロンドン。
精神病院を退院したデニスは、ウィルキンソン夫人の更正用寄宿舎に住む事になった。
しかし、夫人の大柄な態度が我慢できず、実家に帰って昔を思い出す。
1988年、彼がまだ子供の頃。
母はデニスに優しかったが、父は近くの酒場に通うのが好きな人で、デニスにはあまり関心を示さなかった。
デニスは両親が隠れてキスしているのを見て、母を取られたと思い父に敵対心を抱く。
そんなある日、父が尻軽女のイヴォンヌと関係していると知る。
感想
うわ〜、全然気付かなかった!!
とにかく全然気付きませんでした。

大人になってからの自分が、子供の頃の思い出に入り込んでるという手法が面白かったですね。
まあこれでしか奇妙な世界は表現できなかったでしょうが、私は途中まで普通に見ていたので、あるきっかけで「あれ?待てよ?」と思ったのです。
何か違和感を感じる、何故子供のデニスがこんな事まで知っているのか?
そう思い始めると、どこまでが本当なのか分からなくなりました。

最初にかなりおかしいスパイダーを見てるから、ちょっと考えれば分かりそうなもんですが、子供の頃の物語が始まるとすっかり忘れてて、普通に彼の回想録だと思ってたんですよ。
思い込みって怖いわ。
いや、単純に私の理解力不足か…。(汗)

スパイダーを演じたレイフ・ファインズは、さすがの演技で見せてくれました。
こういう精神を病んでいる役も上手かったですね〜。
特に目が良かったな。あと、指先が黄色いのが気になりました。
最初はトイレの後手を洗わないからかと思ってたんですが、後からメイキングであれはタバコのニコチンだったと知りました。

非常に静かな映画で、オープニングとエンディング以外に、途中一回音楽があっただけでした。
これはスパイダーの精神世界には、余計な音楽は必要無いという事でしょうか。
音楽がない分、静かな間が目立ちます。

ウィルキンソン夫人役のリン・レッドグレーヴは、最近見た「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう。」の王妃役の人でした。
どっかで名前見たぞ!と思ったので、気付いた時は嬉しかったです。

一回では良く分からなかったので、すぐにもう一度見直しました。
それで色々と疑問を確認して、ようやくスッキリした感じです。
いや〜、すっかり騙されてました。
私ってどこまで単純なのか…ちょっと怖くなりました。(笑)
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2004.08.10

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spink.gif スパイダー・フォレスト 懺悔(2004)   韓国  R−18+
  SPIDER FOREST  [120分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 ソン・イルゴン
出演者 カム・ウソン    (カン・ミン)
ソ・ジョン     (ウナ/ミン・スイン)
チャン・ヒョンソン (チェ刑事)
カン・ギョンホン  (ファン・スヨン)
ソン・ビョンホ   (キム・チョルジュ)
キム・ハクチュン  (少年時代のカン・ミン)
オム・ヒジョン   (少女時代のミン・スイン)
コピー 「ワタシヲ殺シタノハ ダレ?」

失われた記憶、
失われた真実、
失われた14日間…
あらすじ
飛行機事故で妻を亡くしたテレビプロデューサーのカン・ミン。
彼はある日、“蜘蛛の森”で交通事故に見舞われ昏睡状態に陥ってしまう。
14日後に目覚めたカン・ミンは、強い記憶障害に陥っていた。
しかし唯一覚えていることとして、森の中で男女2人の死体を見たと語るのだった。
カン・ミンの友人のチェ刑事が現場へ駆けつけてみると、証言通り、森の別荘で腐乱した男女の惨殺死体を発見する。
そして、その死体がカン・ミンの上司とカン・ミンの婚約者スヨンだったことから、カン・ミンに疑いの目が向けられる。
感想
最後まで飽きさせない作りで、どうなるのかと興味津々のまま、ラストを迎えることが出来ました。
オチも全然読めなかったし、引っ張り方も見事でした。

とにかく気持ち悪くて、こういうのが苦手な私は、いつ脱落しようと思うか時間の問題だなと思っていたんです。
死体に蜘蛛がウヨウヨいた時なんて、全身の鳥肌総立ちでしたもん。(汗)
あと、顔をぐちゃぐちゃにしたりとか、間接的でもかなり気持ち悪かったです。

それが、だんだん引き込まれて行って、何だかんだで楽しめました。
何を書いてもネタバレになりそうなので、下のコーナーに書きますね。
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鑑賞日 2005.08.19

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spink.gif スパイダーマン(2002)   アメリカ
  SPIDER-MAN  [121分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/アクション/アドベンチャー
監督 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア   (ピーター・パーカー)
ウィレム・デフォー   (ノーマン・オズボーン)
キルステン・ダンスト  (メリー・ジェーン・ワトソン)
ジェームズ・フランコ  (ハリー・オズボーン)
J・K・シモンズ    (J・ジョナ・ジェイムソン)
クリフ・ロバートソン  (ベン・パーカー)
ローズマリー・ハリス  (メル・パーカー)
ビル・ナン          (ロビー・ロバートソン)
コピー 運命を受け入れろ。
君を守るために――。
あらすじ
ダサくて冴えない高校生ピーター。
卒業を控え、コロンビア大学見学のため、蜘蛛の研究所へと行く事に。
そこで遺伝子操作された蜘蛛にかまれたピーターは、特殊能力を身につけてしまう。
その頃、研究者のノーマンは、早急に研究成果を出さないと資金を止められる事になり、自ら未完成の薬品の実験台になる。
感想
スパイダーマン2」を見たから見直してみたけど、やっぱり「2」の方が面白かったです。
しかし、全然忘れていたので、新鮮な気持ちで見れました。

笑い所はちょいちょいあるものの、「」を見たばかりだから劣るな〜と思ってしまいます。
確か初めて見た時は素直に面白い!と思ったはずです。
だから、感想が難しいんですよね。
困ったな。

初めて糸を出す時のキツネコンコンには笑いました。
色々と試すのも良かったよね。
始めからスーパーヒーローじゃない所が好感持てます。
ピーターの思考錯誤の結果、スパイダーマンが完成していくのです。
自作のコスチュームちっちゃいし、マスクももっと何とかならんのかい!とか思ったけど、自分で作るにはあれが限界でしょ。

あと、苦悩する人間的なヒーローなのも、入り込んで見てしまう要因ですよね。
人を助けているのに新聞で悪者扱い。
"大いなる力には、大いなる責任が伴う"って言葉はことごとく当たってますね。
深いわ〜。
それが自然の摂理とはわかっていても、中身は普通の人間だからもっと複雑で悩みはつきないのですね。

初めて見た時は、ヒロインのキルステン・ダンストが可愛いとは思えなかったのですが、何度も見てると段々見れるようになってきました。

《関連作品》
第2作「スパイダーマン2(2004)
第3作「スパイダーマン3(2007)

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spink.gif スパイダーマン2(2004)   アメリカ
  SPIDER-MAN 2  [127分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル SF/アクション/ドラマ
監督 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア   (ピーター・パーカー)
キルステン・ダンスト  (メリー・ジェーン・ワトソン)
アルフレッド・モリナ  (オットー・オクタビアス)
ジェームズ・フランコ  (ハリー・オズボーン)
ローズマリー・ハリス  (メイ・パーカー)
J・K・シモンズ    (J・ジョナ・ジェイムソン)
ビル・ナン          (ロビー・ロバートソン)
コピー 偽ることが、愛なのか。
あらすじ
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。
スパイダーマンことピーター・パーカーは、大学での勉強と新聞社でのバイトに追われ、忙しい日々を送っていた。
ただでさえ忙しいのに、悪党が現れれば現場に駆けつけて事件を解決。
せっかく友達のMJに誘われても時間どおりに行く事が出来ず、頼りの蜘蛛の糸さえ思い通りに出なくなり、だんだんとこの生活に限界を感じ始める。
そんな中、ピーターは大学のレポートを書くために、友人のハリーに科学者のオクタビアスを紹介してもらう。
彼は核癒合実験をしている時に事故を起こし、自らの体を機械に乗っ取られ怪人と化してしまう!
感想
劇場に行ってきました。
いや〜、これは良かったですよ〜!!
すごく楽しかったし、すごく面白かったです。
っていうかもう一回見たいくらいですね。

オープニングの前作をマンガで振り返る作りなんかカッコ良すぎですよ!
スピード感も良くて、ここからワクワクドキドキ感が急上昇!始めからかましてくれました。

そして、笑かす小ネタが満載です。
スパイダースーツを洗濯して色落ちしちゃったり、パーティーでカクテルやおつまみがなかなか取れないとか、せっかく取っても空だったり、ピザ届けに行って箒やモップと格闘したり…。
あげれば切がないくらい沢山のネタが用意されています。
会場ではあんまり笑っている人がいなかったので、静かにクスクス笑ってました。(笑)

一番爆笑したのは、男性とエレベーターの中で二人きりになるシーン。
あの気まずさはたまんないね〜。
私が鉢合わせたらどうしよう…興味津々で色々質問しちゃうかも。

今回はドラマも良かったです!
泣くまではいかなかったけど、終始うるうるしてました。
気絶したスパイダーマンを乗客が運んでくれる所とか、「誰にも言わないよ」ってのもぐっと来たね。
あと、ピーターとして中国人の子供を助けるエピソードもジーンとしたな〜。

そして、MJとのロマンス。
今回は婚約者まで現れちゃって、ピーターピンチ!!
彼女と一緒に過ごしたいのに、事件はどこかで起こってしまう。
これもヒーローの悲しい性なのか…。
電話が切れたあとで「真実を話したい!」と苦しんでいる姿が切なかったですね。
この展開も色々とひねってあって良かったです。

キルステン・ダンストは前回より数倍綺麗になってました。
確か前は「なんでこの人がヒロインなの?」と疑問を持った記憶があるんですが、今回は魅力も備わってヒロインらしかったと思います。

相変わらずアクションも迫力満点で、思わず前のめりになって見てました。
ピーターのいる所に車が飛んでくる所なんか、CMで何回も見てるはずなのにカッコ良く思えるんですよね。
この映像の凄さには感動すら覚えます。

これは絶対に「2」の方が面白いです。
本当は★を5にするか、4にするかですごく悩んだんですよ〜。
結局もう一押しが足りなくて泣けなかったって事で4つに決定しましたが、出来としては文句なしです。
アクションも良い、ドラマも良い、ロマンスも良い、笑いも良いと良いとこ尽くしの逸品です。

《関連作品》
第1作「スパイダーマン(2002)
第3作「スパイダーマン3(2007)
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2004.07.13

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spink.gif スパイダーマン3(2007)   アメリカ
  SPIDER-MAN 3  [139分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/青春
監督 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア      (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
キルステン・ダンスト     (メリー・ジェーン・ワトソン(MJ))
ジェームズ・フランコ     (ハリー・オズボーン)
トーマス・ヘイデン・チャーチ (フリント・マルコ/サンドマン)
トファー・グレイス      (エディ・ブロック/ヴェノム)
ブライス・ダラス・ハワード  (グウェン・ステイシー)
ジェームズ・クロムウェル   (ジョージ・ステイシー)
ローズマリー・ハリス     (メイ・パーカー)
J・K・シモンズ       (J・ジョナ・ジェイムソン)
ビル・ナン          (ロビー・ロバートソン)
エリザベス・バンクス     (ミス・ブラント)
ディラン・ベイカー      (カート・コナーズ博士)
コピー
あらすじ
スパイダーマンはいまやニューヨークの市民から絶大な信頼と賞賛を集めるヒーローとなり、恋人MJへのプロポーズも決意し、順風満帆のピーター・パーカー。
ところがMJのほうは出演した舞台が酷評され気分はどん底。
そんなある日、謎の黒い液状生命体がスパイダーマンに取り憑き、そのスーツを黒く染め上げる。
黒いスパイダーマンの戦闘能力は、なぜかこれまでよりも格段に高まっていた。
しかし同時に、ピーターの心にもある変化が生じていた。
感想
劇場に行ってきました。

やっぱりSFXが素晴らしくて見応えありますね!
スパイダーマンが街を跳ね回る様が爽快です。

でも、一番の盛り上がりは、最初のハリーとパーカーの戦いだった気がします。
いわゆる無敵VS無敵の戦いで、見てるこっちがハラハラドキドキ。
これが永遠に続くのかと思って怖くなったくらいです。

そして、私の涙腺を刺激するメイおばさん。
彼女が出てくると、一気に泣きモードになってしまって大変です。
彼女がベンについて話す所では、うるうるしっぱなしでした。
その指輪が重要だと思ってチェックしていたんですが、結局出てこなくて拍子抜け。
エンドロールが流れても、この後で絶対来るはず!とか思い込んでて、勝手に落ち込んでました。(汗)

今回ツボだったのは、ブラックスーツを着て、ダークサイドを気取っているパーカー。
前髪を下して、隈取っぽいうすいアイメークしているのが面白くてツボでした。
しかも、いちいちカッコつけてるし。
それに対する周りの対応がまた面白い!
あんなのがいたら、私も絶対そういう目で見てしまうと思います。

最後の砂マンと偽黒スパイダーマンとの戦いは漫画でしたね。
みんな大好きアンパンマン!と一緒の展開で、素直に楽しめました。

警視総監の娘グウェンが可愛くて一目惚れしちゃいました。
ああいうブロンドで品良く聡明に見える人ってなかなかいないと思います。
誰だろうと思っていたら、ブライス・ダラス・ハワードですか!?
ヴィレッジ」の時と印象が全然違うから、気付きませんでした。
こんな美人さんだったんですね。

詰め込み過ぎて、最後はバタバタしてしまったのが残念でした。
だから、最初のハリーVSパーカーが盛り上がりの頂点に感じたんだな。

全体的には「」が一番好きでした。
個人的には、1位「」、2位「」、3位「3」の順で良かったと思います。

これはこれでとても面白いんですけどね。
比べてしまうと、どうしても「」の方が良かったという評価になってしまいます。

《関連作品》
第1作「スパイダーマン(2002)
第2作「スパイダーマン2(2004)
鑑賞日 2007.05.10

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spink.gif スパイダーマン:ホームカミング(2017)   アメリカ
  SPIDER-MAN: HOMECOMING  [133分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/青春/ヒーロー
監督 ジョン・ワッツ
出演者 トム・ホランド       (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
マイケル・キートン     (エイドリアン・トゥームス/バルチャー)
ジョン・ファヴロー     (ハッピー・ホーガン)
ゼンデイヤ         (ミシェル・“MJ”・ジョーンズ)
ドナルド・グローヴァー   (アーロン・デイビス)
タイン・デイリー      (アン・マリー・ホーグ)
ジェイコブ・バタロン    (ネッド)
ローラ・ハリアー      (リズ)
マリサ・トメイ       (メイおばさん)
ロバート・ダウニー・Jr  (トニー・スターク/アイアンマン)
グウィネス・パルトロウ   (ペッパー・ポッツ)
クリス・エヴァンス     (キャプテン・アメリカ)
トニー・レヴォロリ     (フラッシュ)
ガーセル・ボヴェイ     (ドリス・トゥームス)
マーティン・スター     (ハリントン)
アンガーリー・ライス    (ベティ・ブラント)
<声の出演>
ジェニファー・コネリー   (カレン(スーツ・レディ)
コピー 僕の物語――始まる。
あらすじ
ニューヨークに暮らす15歳の高校生ピーター・パーカー。
憧れのアイアンマンに見込まれ、彼が開発した特製スーツに身を包み、スパイダーマンとして街のパトロールに精を出す。
そんな中、アイアンマンに仕事を奪われ、復讐に燃える男エイドリアン・トゥームス=バルチャーが、地球外の物質から強力な武器を作り出し、裏でそれらを売買していた。
ATM強奪犯がその武器を使用した事から、スパイダーマンはバルチャーたちの組織の捜索に乗り出す。
感想
私の大好きなトビー・マグワイアの「スパイダーマン」とは全然関係のない作品っだそうです。
アイアンマン」が組織するアベンジャーズに憧れる青年が主人公です。
トニー・スタークの資金力で開発された高性能のスパイダーマン・スーツを身に着け、街のパトロールに精を出しています。

この高性能スーツが凄過ぎて面白かったです。
スーツにはAIが搭載されているので、カレンというオペレーターがいて、ピーターの指示を実行に移す役目を担ってくれています。
敵がいるとすぐに即死にしようとしたり、難しい設定を選んでピーターが使いこなせなかったり。
このちぐはぐな掛け合いが、妙にテンポ良くて笑っちゃいました。

早くアベンジャーズに入りたくて、忠告を聞かず一人で行動するピーター。
大型フェリーが真っ二つになる映像は、なかなかの迫力でしたね。
無謀な行動のせいで、大勢を犠牲にする所だったピーターは、スパイダーマン・スーツを剥奪されてしまいます。
幼い考えだった彼には、良い薬になりました。

塔のエレベーターでの救出劇、大型フェリーでの攻防、大型飛行機での空中戦。
アクションはそれぞれ見応えがあって楽しめました。
特に最後の空中戦は、高性能スーツの無い中、ピーター一人でバルチャーと戦い、いつ落ちるかとヒヤヒヤしながらの鑑賞です。

しかし、バルチャーの正体は意外でした。
憧れの女の子は黒人の少女だったので、本当にまさかでしたね。
敵にピーターの情報を知られて、家に先回りされたのかと思っちゃいました。

個人的にはトビー・マグワイアの「スパイダーマン」の方が好きですね。
でも、若いピーターがスパイダーマンの活動を通して成長している姿は良かったと思います。
まだ続きがあるようなので、そちらも見てみたいと思います。

第2作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019)
第3作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)
鑑賞日 2023.12.30

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spink.gif スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019)   アメリカ
  SPIDER-MAN: FAR FROM HOME  [130分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/ヒーロー
監督 ジョン・ワッツ
出演者 トム・ホランド         (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
サミュエル・L・ジャクソン   (ニック・フューリー)
ゼンデイヤ           (ミシェル・“MJ”・ジョーンズ)
コビー・スマルダーズ      (マリア・ヒル)
ジョン・ファヴロー       (ハッピー・ホーガン)
J・B・スムーヴ        (デル)
ジェイコブ・バタロン      (ネッド)
マーティン・スター       (ハリントン)
マリサ・トメイ         (メイおばさん)
ジェイク・ギレンホール     (クエンティン・ベック/ミステリオ)
アンガーリー・ライス      (ベティ・ブラント)
トニー・レヴォロリ       (フラッシュ)
レミー・ハイ          (ブラッド)
ヌーマン・アチャル       (ディミトリ)
J・K・シモンズ        (J・ジョナ・ジェイムソン)
コピー 世界は一人に託される。
あらすじ
ニューヨーク。
サノスとの最終決戦から8ヶ月後。
ミッドタウン高校では「指パッチン」で消えた人々が、5年前の姿のまま帰還した。
帰還者のピーター・パーカーは、学校が企画した二週間のヨーロッパ研修旅行に参加。
想いを寄せるミシェル・ジョーンズに告白することを決意する。
そんな中、ピーターの元にニック・フューリーから連絡が入る。
世界各地に現れる正体不明の敵を一緒に倒して欲しいとの依頼だった。
感想
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を見てないと、5年間の空白が違和感でしかありません。
先にそちらを見た方がより楽しめると思います。
しかし、それでも最後は大盛り上がりの展開で、映像なのか現実なのか、区別の難しい環境での戦いが大迫力で素晴らしかったです。

地球外生命体がいてもおかしくない世界観の中で、これだけ現実的な設定を持ってくるとは完全にやられました。
ピーターと一緒にすっかり騙されちゃいましたね。
それでも最初からミステリオにうさん臭さは感じていたんです。
あまりにも品行方正過ぎて違和感というか。
でも、それを上回る展開に大興奮です。

裏で行われている敵との戦いにより、どんどんグレードアップする研修旅行。
生徒たちを預かる先生たちには、もっとしっかりして欲しいですが、大きな組織が相手ではこれくらいの対処が限界でしょう。

前回はスーツに搭載されていたAIが、今度は眼鏡に搭載されていて、恋敵を攻撃しようとしたりするのには笑いました。
大いなる力を持つ者は、それに相応しい人間でないと、使い道によっては地球が滅んでしまいます。
まだまだ未熟なピーターですが、どんどん成長していて、イーディスを持つに相応しい人間になって来ました。

敵と戦いながら好きな人も守らなくてはいけない状況。
ハッピーやフューリーといった信じられる大人たちに助けられながらも、それが本人か分からないというのは厳しい状況でした。
彼らにしか分からない情報を言ってとお願いした時に、エッチな動画を見ていた事をバラされて赤っ恥。
こんな方法でしか証明出来ないのが面白過ぎます。

最後までハラハラさせられる展開で、前回よりパワーアップしていると感じました。
次回作もどうなるのか気になる終わり方で、早く続きが見たいです。

《関連作品》
第1作「スパイダーマン:ホームカミング(2017)
第3作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)
鑑賞日 2024.01.05

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spink.gif スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)   アメリカ
  SPIDER-MAN: NO WAY HOME  [149分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/ヒーロー
監督 ジョン・ワッツ
出演者 トム・ホランド         (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
ゼンデイヤ           (ミシェル・“MJ”・ジョーンズ)
ベネディクト・カンバーバッチ  (ドクター・ストレンジ)
ジョン・ファヴロー       (ハッピー・ホーガン)
ジェイコブ・バタロン      (ネッド)
マリサ・トメイ         (メイ・パーカー)
アルフレッド・モリナ      (オットー・オクタビアス/ドック・オク)
ジェイミー・フォックス     (マックス・ディロン/エレクトロ)
ウィレム・デフォー    (ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン)
トーマス・ヘイデン・チャーチ  (フリント・マルコ/サンドマン)
リス・エヴァンス        (カート・コナーズ/リザード)
アンドリュー・ガーフィールド  (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
トビー・マグワイア       (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
J・K・シモンズ        (J・ジョナ・ジェイムソン)
ベネディクト・ウォン      (ウォン)
チャーリー・コックス      (マット・マードック)
トニー・レヴォロリ       (フラッシュ)
アンガーリー・ライス      (ベティ・ブラント)
アリアン・モーイエド      (クレイアリー)
トム・ハーディ         (エディ・ブロック/ヴェノム)
コピー 全ての運命が集結する
あらすじ
ミステリオとの戦いによって、スパイダーマンの正体を暴露されてしまったピーター・パーカー。
普通の生活を送れなくなってしまったばかりか、友人たちにも被害が及び、ピーターはかつて一緒に戦ったドクター・ストレンジに助けを求める。
そこでドクター・ストレンジはスパイダーマンの正体に関する記憶を全世界から消す呪文を唱えるが、それは失敗に終わりマルチバースに繋がってしまう。
感想
すっごく贅沢な作品ですね!
まさか私の大好きなトビー・マグワイアの「スパイダーマン」が出て来るなんて思ってもみませんでした。
しかも、「アメイジング・スパイダーマン」もその敵も出て来る贅沢ぶり。
本当に夢の競演です。

そして、それぞれの敵を基の人間に戻すというのも斬新な設定です。
今までは敵になったら、倒すしかなかったですからね。
ドクター・ストレンジ」の起こしたマルチバースのおかげで起こった奇跡です。

しかし、その事が悲劇も起こしてしまいます。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
いくら正しい判断だと言われても、ずっと自分を責めてしまう事でしょう。

最後の歴代の敵たちと3人のスパイダーマンの戦いは、見応え迫力とも満点です。
今まで個人で戦って来た彼らが、初めて力を合わせて戦う為、最初こそ噛み合いませんでしたが、そこは皆スパイダーマン。(笑)
相性は抜群です。

その結果、孤独になってしまうピーター。
スパイダーマンの運命なのか。
ヒーローには孤独が付き物ですが、あまりに残酷な運命です。
また人知れず、良き隣人として、今日も世界を救うのでした。

この作品を見て、「アメイジング・スパイダーマン」も観たくなりました。
せっかくここまで見たら、スパイダーマン関連作品を制覇したいです。
アベンジャーズ」関連作品もまだ多くあるし、制覇するには時間がかかりそうですが、機会があればどんどん見て行こうと思います。

《関連作品》
第1作「スパイダーマン:ホームカミング(2017)
第2作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019)
鑑賞日 2024.01.09

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spink.gif スパイの妻<劇場版>(2020)   日本     [115分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ロマンス
監督 黒沢清
出演者 蒼井優     (福原聡子)
高橋一生    (福原優作)
坂東龍汰    (竹下文雄)
恒松祐里    (駒子)
みのすけ    (金村)
玄理      (草壁弘子)
東出昌大    (津森泰治)
笹野高史    (野崎医師)
コピー 太平洋戦争前夜。
愛と正義に賭けたふたりが
たどり着くのは、幸福か、陰謀か――。
あらすじ
1940年、神戸。
高級住宅街の洋館に住み、貿易会社を営む夫の福原優作と何不自由ない生活を送っていた聡子。
ある日、仕事で満州に渡った優作は、同地で衝撃的な国家機密を目にしてしまう。
正義感に突き動かされ、その事実を世界に公表しようと秘密裏に準備を進めていく優作。
そんな中、聡子の幼なじみでもある憲兵隊の津森泰治が優作への疑いを強めていく。
感想
もともとはBSで放送されたTVドラマだったのですね。
それを劇場で公開した作品を見ました。

お嬢様育ちで素直な性格の聡子ですが、優作への思いは熱烈で、人目もはばからず抱き着いてしまうほどです。
満州から帰って来てからの怪しい情報を聞かされた聡子は、信じていた優作の隠し事を知り動揺しますが、ここからの行動が凄かった!
何も知らないと馬鹿にされていた彼女が、ここまでの行動が出来るとは驚きました。
それも優作の事を一番に考えた作戦だったのです。

舞台となる時代の映画のような独特な話し方も、世界観に合っていて良かったと思います。
聡子のお嬢様で世間知らずな感じが伝わって来るので、余計にその勇ましい行動とのギャップにやられてしまうのです。

優作の正義感の強さに引っ張られて、どんどん二人の愛情が深まり、国を裏切っても二人で大仕事をやり遂げるという方に目を取られていました。
本当に高橋一生さんの演技が素晴らしかったです。
聡子が惚れ込んでしまうのも納得の男らしい男性。
どこから見ても素敵な方でした。

それだけに聡子同様、私もまんまと騙されました。
お互いがお互いの事を想って行動した結果なのは分かるのですが、さすがに可哀想でしたね。
本当に聡子と同じタイミングで「お見事!」と思いました。

とても見応えのある作品で、劇場版に昇格したのも頷けます。
出会えて良かったと思える作品です。
鑑賞日 2023.08.10

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spink.gif スパイ・ハード(1996)  アメリカ
  SPY HARD   [90分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ
監督 リック・フリードバーグ
出演者 レスリー・ニールセン    (ディック・スティール)
ニコレット・シェリダン   (ベロニク・ユクリンスキー)
アンディ・グリフィス    (ランカー将軍)
マーシャ・ゲイ・ハーデン  (チーバス)
コピー 世界一、運のいい奴!
あらすじ
アメリカ秘密情報部員ディック・スティールは、かなりおっちょこちょいで愉快なスパイ。
彼は15年前、悪党ランカー将軍を始末した時に、自分のミスで死なせてしまった相棒ビクトリアの事が忘れられないでいた。
既に引退していたディックのもとに、世界征服を企むランカー将軍から挑戦状が届いた。
殺したはずのランカー将軍が生きていると知ったディックは、人質に取られたビクトリアの娘で情報部員のバーバラの救出に向かう。
感想
なんかあらすじは、ちょっとしたアクションものみたいな説明になりましたが、普通にこの話が進むわけではありません。
始めから最後までギャグ・ギャグ・ギャグの連続です。
ちょっとした隙もないくらい、90分の映画の中にギャグが詰め込んであるので、全然休む暇がありません。
最初は面白いなと思っていたのですが、あまりにしつこいので途中から笑う事に疲れてきました。(-_-;)

それでもアル・ヤンコビックが歌う主題歌『スパイハード』は爆笑です。
めちゃめちゃタイトルを押してくるんですよね〜。(笑)
これだけは見る価値があるかも…。
いんちきマジシャンのような風貌も面白かったです。

登場人物で印象に残ったのが、変装好きな局長です。
机や椅子、壁にかかった絵画(壁も含む所がミソ)に変装して、局長室に来る人たちを驚かすのが好きなんです。
こんな人を局長にするあたりが笑い所なんですけどね。

いろいろな映画のパロディも満載です。
「007」や「ホームアローン」「天使にラブソングを」「スピード」など知っている物ばかりで楽しめました。
でも「ホームアローン」のパロディは子供が痛めつけられていて可哀相だったな…。

いろいろな人がカメオ出演してるのですが、これがまた微妙な人ばかりなんです。
「特攻野郎Aチーム」のミスターTやパット・モリタ、ハルク・ホーガンなど…知ってる人は笑えるけど、知らない人は素通りネタですよ。(^_^;)

すごく下らないギャグも、これだけ徹底してやれば一つの芸術になると証明した作品ですね。(笑)
私はレスリー・ニールセンの「裸の銃を持つ男」シリーズは一度も見た事無いのですが、ちょっと興味が湧きました。
でも顔が疲れるから、休み休み見た方がいいかもしれませんね。
鑑賞日 2003.05.14

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spink.gif スパニッシュ・アパートメント(2002)   フランス/スペイン
  L' AUBERGE ESPAGNOLE  [122分]
管理人評価   ★★★★★
ジャンル コメディ/青春/群像劇
監督 セドリック・クラピッシュ
出演者 ロマン・デュリス      (グザヴィエ)
ジュディット・ゴドレーシュ (アンヌ=ソフィ)
オドレイ・トトゥ      (マルティーヌ)
セシル・ドゥ・フランス   (イザベル)
ケリー・ライリー      (ウェンディ)
クリスティーナ・ブロンド  (ソレダ)
ケヴィン・ビショップ    (ウィリアム)
クリスチャン・パグ     (ラース)
フレデリコ・ダンナ     (アレッサンドロ)
グザヴィエ・ド・ギュボン  (ジャン=ミシェル)
イドゥー・ゴールドバーグ  (アリステア)
ウラディミール・ヨルダノフ (ジャン=シャルル・ペラン)
コピー ひとつのアパートに七つの国の青春
あらすじ
パリで暮らす25歳のエリート大学生グザヴィエ。
彼はエリート官僚になるために有利だと勧められ、1年間バルセロナへ留学することになった。
恋人マルティーヌとの別れを惜しつつも、一人現地へと旅立った。
しかし、あてにしていた宿には泊まれず、飛行機で偶然出会った医者ジャン=ミシェルの家に居候しながら、学生同志がシェアして暮らせるアパートを探す。
感想
いや〜、大好きな群像劇でついに満点が出ました!
こんなアパートだったら、私も住んでみたいわ〜。
出てくる人達みんな面白くて好感が持てる人ばかり。
唯一ウィリアムがムカツイタけど、"初めての夜作戦(笑)"で一気に好感度が上がりました。

とにかくすごく雰囲気の良い作品で、終始顔がにやけてとまりません。
主人公のグザヴィエの人の良さが良かったのかな。
知らない町で一から始めた彼の奮闘ぶりが面白いです。
私だったらすぐにホームシックになってしまいそう。
だって普通はあてにしてた宿がダメになったからって、偶然あったばかりの人に助けを求めないでしょ。
ヨーロッパでは当たり前なのかな?

あと、彼が勉強に集中しようとしてるのに、途中でイザベルがフラメンコの先生にキスされたシーンや、アンヌ=ソフィのことがフラッシュバックする映像がとても面白かったです。
私も良くこういう現象に悩まされて(いや、エロイことだけじゃないよ!)、映画や読書に集中できなかったりするから、それが映像として表現されてるのが嬉しかったです。

それにしても、ウェンディの彼アリステアがやって来た時のみんなの作戦は最高ですね〜。
もう、一人で爆笑しまくり!!
腹がよじれたわ。
また、上手いのよね〜、芝居が。
面白過ぎです!

すごく内容の濃い1年ですね。
グザヴィエも色々と経験して一皮向けたみたい。
この生活がなかったら、彼はエリートコースを外れなかったんでしょうね。
しかし、本当の自分も見つけられなかった。
最後はあっさりだったけど、中身でしっかり楽しませてもらったので問題なしです!

この作品は、スペインの名所巡りも出来て一石二鳥。
石畳の町並みが素敵なんです。
こんな歴史のある町に一度住んでみたいな〜。

時々出てくる"エラスムス"がツボでした。
「何か?」みたいな顔がGOOD!(笑)

関連作
ロシアン・ドールズ
鑑賞日 2005.05.23

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spink.gif すばらしき世界(2020)   日本     [126分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 西川美和
出演者 役所広司  (三上正夫)
仲野太賀  (津乃田龍太郎)
六角精児  (松本良介)
北村有起哉 (井口久俊)
白竜    (下稲葉明雄)
キムラ緑子 (下稲葉マス子)
長澤まさみ (吉澤遥)
安田成美  (西尾久美子)
梶芽衣子  (庄司敦子)
橋爪功   (庄司勉)
コピー この世界は
生きづらく、
あたたかい。
あらすじ
13年の刑期を終え、旭川刑務所から出所した元殺人犯の三上正夫。
今度こそカタギとしてまっとうに生きるとの決意を胸に上京した彼は、身元引受人となった弁護士の庄司とその妻・敦子に温かく迎えられる。
一方、小説家への転身を目指していたTVディレクター津乃田のもとに、やり手のTVプロデューサー吉澤からある依頼が持ち込まれる。
それは社会復帰を目指す前科者・三上の密着ドキュメンタリー番組を制作するというものだった。
感想
前科者と聞くと、一般人の私はやっぱりビビってしまいます。
多くの人がそうだと思うので、やっぱり彼らには生きづらい世界なんだと思います。

親に捨てられ施設で育った彼には、裏の世界が生きやすかったのでしょう。
同じような境遇の仲間がいて、瞬間湯沸かし器のような短気な性格も合っていたようですし。
しかし、そういう世界は危険が常に隣り合わせ。
いくら向こうから因縁をつけてきたとしても、殺してしまっては殺人罪に問われてしまいます。

君子危うきに近寄らず。
危険に自ら突っ込んでいく彼の性格では、これは簡単な事ではないでしょう。

介護施設での挑発は本当に冷や冷やしました。
三上さんの表情、今にもやっちゃいそうで怖かったですからね。
だから、それを乗り越えて、コスモスを持った青年を見た時に、一緒に号泣しました。

普通に生きるって本当に難しい事だなと改めて思いました。
色々な煩わしい事を笑顔でかわして、もめ事を起こさず、仲間と調和して生きているんです。
ちょっとでも違うと爪弾きされてしまいますからね。

三上さんの事を心配してアドバイスをくれた皆は、本当に素敵な仲間でしたね。
皆さん、彼の真っすぐで真面目な性格に期待してくれたんです。
今から絶対やり直せるって。
その期待に応えるような、三上さんの自信に満ちた希望の見える表情、素晴らしかったです。

それだけに最後は残念でした。
現実を突き付けられているようで落ち込みます。
でも、これを教訓にもっと早く再スタートをきれる人たちもいるのではないかな。
そう思う事で納得しようと思います。

小説原作作品。
鑑賞日 2021.12.11

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spink.gif スパルタカス(1960)   アメリカ
  SPARTACUS  [198分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル 歴史劇/ドラマ
監督 スタンリー・キューブリック
出演者 カーク・ダグラス     (スパルタカス)
ローレンス・オリヴィエ  (マーカス・リシニアス・クラサス)
チャールズ・ロートン   (グラッカス)
ジーン・シモンズ     (バリニア)
ピーター・ユスティノフ  (レンチュラス・バタイアタス)
トニー・カーティス    (アントナイナス)
ジョン・ギャヴィン    (ジュリアス・シーザー)
ウディ・ストロード    (ドラバ)
ジョアンナ・バーンズ   (クラウディア・マリウス)
ニナ・フォック      (ヘレナ・グラブラス)
ジョン・アイアランド   (クリクス)
ハーバート・ロム     (レバントス)
ジョン・ドール      (マルカス・グラブラス)
チャールズ・マックグロー (マルセラス)
ハロルド・J・ストーン  (ダビド)
ピーター・ブロッコ    (ラモン)
ポール・ランバート    (ガニカス)
ジョン・ホイト      (カイアス)
ロバート・J・ウィルク  (警備隊長)
コピー 大ローマ帝国にたった一人で挑んだ男スパルタカス、
その愛と感動の生涯!!
あらすじ
ローマ帝国時代。
奴隷のスパルタカスは商人バタイアタスに買われ、剣闘士としての訓練を受けていた。
ある日、ローマの大物クラサスが訪れ、剣闘士の真剣勝負を要請。
スパルタカスと黒人のドラバは戦い、スパルタカスを仕留める寸前にドラバはクラサスに向かって槍を投げつけたため、その場で処刑されてしまう。
そして好意を抱いていた女奴隷バリニアが、クラサスに見そめられ売られていくのを目撃したスパルタカスは、ついに怒りを爆発させる。
将軍クラサスに叛乱軍を組織して立ち上がった奴隷スパルタカスの物語。
感想
すごく長くて見終わるのに4日くらいかかったけど、それだけかけても見る価値ある作品だと思います。
奴隷だった男がローマ帝国に立ち向かう姿は、素晴らしくカッコ良かった!
その結果、手に入れたものは少なかったかもしれないけど、スパルタカスにとっては大きな価値があったと思います。

奴隷にとってローマ帝国に歯向かうという事は、死を意味しています。
しかし、自分と同じ思いの奴隷が沢山いると信じたスパルタカスは、立ち寄る町々で奴隷を仲間にしていくのです。
徐々にスパルタカス軍の勢力が大きくなっていく様子は小気味良かったですね。

そんな中、好意を抱いていた女奴隷バリニアと再会。
彼女との間に子供も出来、ますますスパルタカスの士気も上がります。
バリニア役のジーン・シモンズが美しいこと。
薄汚れた服を着ていても、体からにじみ出る気品の良さが、貴族たちをも惑わせていました。

ついにローマ帝国軍との決戦の時。
しかし、圧倒的強さのローマ帝国軍にあっさり敗れてしまいました。
それでも将軍クラサスに反逆奴隷の恐ろしさを植え付けたスパルタカス。
また最後が切なくも良いシーンなんですよ。
このシーンには目頭が熱くなりました。

とにかく凄い人の数です。
徐々に増えるスパルタカス軍や決戦の地に集まる両軍の兵士たち。
この時代だから出来た大迫力の映像ですね。

アカデミー賞助演男優賞を受賞したピーター・ユスティノフ
あまり注目して見ていなかったですが、言われてみれば良い所でちょこちょこ出てきていましたね。
調べて見るとポアロの役で有名な俳優さんとか。
ちょっと見直してみようと思います。

アカデミー賞助演男優賞受賞作品。
鑑賞日 2021.01.08

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spink.gif スピード(1994)   アメリカ
  SPEED  [115分]
管理人評価   ★★★★★
ジャンル アクション/パニック
監督 ヤン・デ・ボン
出演者 キアヌ・リーヴス     (ジャック・トラヴェン)
デニス・ホッパー     (ハワード・ペイン)
サンドラ・ブロック    (アニー・ポーター)
ジョー・モートン     (ハーブ・マクマホン)
ジェフ・ダニエルズ    (ハロルド・テンプル)
アラン・ラック      (スティーヴンス)
グレン・プラマー     (ジャガーの持主)
リチャード・ラインバック (ノーウッド)
ベス・グラント      (ヘレン)
ホーソーン・ジェームズ  (サム)
カルロス・カラスコ    (オーティズ)
デヴィッド・クリーゲル  (テリー)
ナツコ・オハマ      (カミノ婦人)
コピー 絶体絶命、
男と女、
とびきり熱い胸騒ぎ…。
あらすじ
高層ビルのエレベーターが爆破され、13人が取り残された。
ロス市警のジャックは、相棒のリリーと共に救助へと向かった。
無事エレベーターから客を助けるが、犯人は逃亡し、今度は路線バスに爆弾をしかけた。
時速50マイル以下になると爆発する仕掛けの為、止めることが出来ない。
ジャックはバスに乗り込み、乗客と力を合わせて、この難題に挑む。
感想
アクション映画でおすすめと言えば、真っ先にこの作品が思い浮かびます。
これだけ内容が詰まっていて、始めから終わりまで全部面白い作品を他に知りません。
何度見てもドキドキワクワク、楽しめるのがすごいです。
次々に起こる事件に興奮しっぱなし。
はまる事、間違いありません!

やっぱり一番好きなのは、バスの事件かな。
バスの下にスケボーで入って、必死でしがみついてる所で、ハラハラMAX!!!
バスの事もジャックの事も心配で、かなりやきもきさせられました。

とにかくキアヌ・リーヴスがカッコイイ!
体を張って市民を守る熱い男。
本当にジャックという役がはまっていて、一気にファンになりました。

乗客役のサンドラ・ブロックも可愛い!
オドオドしている所がまた愛くるしいんですよ。
彼女に爆弾が巻かれた所で、ドキドキがMAXに!!!!
感情が揺さぶられて、結構疲れます。(汗)

この作品は、1作でアクション映画を3本見たくらいの満足度です。
エレベーター、バス、地下鉄と3つの舞台をフルに生かした素晴らしい構成ですね。
まだの方は是非見てみて下さい。
鑑賞日 2005.11.13

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spink.gif スフィア(1998)  アメリカ
 SPHERE  [134分]
管理人評価   ★★
ジャンル SF/サスペンス
監督 バリー・レヴィンソン
出演者 ダスティン・ホフマン     (ノーマン・グッドマン)
シャロン・ストーン      (エリザベス・ハルペリン)ベス
サミュエル・L・ジャクソン  (ハリー・アダムス)
ピーター・コヨーテ     (ハロルド・C・バーンズ)
リーヴ・シュレイバー    (テッド・フレイディング)
クイーン・ラファティ    (アリス・フレッチャー)テニー
マルガ・ゴメス       (ジェーン・エドモンズ)
コピー あなたがいちばん怖がることを、それは知っている。
あらすじ
心理学者のノーマンは、海底で発見された謎の物体の調査の為に、太平洋沖の基地に向かった。
そこにはノーマンの昔の教え子で生化学者のベス、数学者のハリー、宇宙物理学者のテッドが集められていた。
4人は海底にあるハビタットという水中ハウスに滞在しながら、謎の物体の調査をすることになった。
調査によってその物体は、300年前に墜落した巨大な宇宙船という事が分かったが、実際船内に入った彼らを待ちうけていたのは、金色に光る巨大な球体スフィアだった。
ノーマンたちは球体の力によって最悪の恐怖を体験する。
感想
意味を理解するのに時間がかかったけど、分かると結構面白い作品です。
キャストが豪華で彼らの演技も見応えありました。
特に深海に閉じ込められた恐怖感がすごく伝わってきて、こっちまで息苦しくなるような感じがしました。

巨大イカや殺人クラゲは最初ファンタジックだなと思いながら見ていたのですが、その後のリアルな死体の映像がおぞましくて、すぐに恐怖感に変わりました。
でも巨大イカの卵が降ってくるシーンは少し気持ち悪かったけど、神秘的で綺麗だなと思いました。
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鑑賞日 2003.02.04

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spink.gif スプリング・ガーデンの恋人(2003)   アメリカ/イギリス
  HOPE SPRINGS  [92分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/コメディ
監督 マーク・ハーマン
出演者 コリン・ファース        (コリン・ウェア)
ヘザー・グラハム        (マンディ)
ミニー・ドライヴァー      (ヴェラ・エドワーズ)
オリバー・プラット       (ダグ・リード)
フランク・コリソン       (フィッシャー)
メアリー・スティーンバージェン (ジョーニー)
メアリー・ブラック       (ミセス・ピーターソン)
ケン・カラマー         (ミスター・ピーターソン)
コピー 劇場未公開
あらすじ
傷心のコリンは、イギリスからアメリカの田舎町ホープに旅行にやって来た。
彼はいきなり婚約者から別の男と結婚にしたという手紙をもらい、そのショックから立ち直れずにいたのだ。
田舎の人達は珍しい客人に興味津々。
彼の泊まった宿屋の女主人ジョーニーは、彼にセラピスト:マンディを紹介した。
彼女は日頃老人ホームで働いていて、喜ぶと裸になるという変わり者だったが、根は優しく彼の心を癒してくれた。
感想
う〜ん、悪くないけど、良くもない。
至って普通の作品でした。

あらすじを見て「これは面白いでしょ!」と期待してしまい、キャストも結構豪華だったので面白いはず!と思い込んで見たのがいけなかったのかな?
結果、期待ハズレという感想になってしまいました。(汗)

最初にマンディが出てきた時、大人しめの女性なんだな〜と思っていたのに、2回目会ったら全然人格違って驚きましたよ!
ヘザー・グラハムだからこんな素直に終わるわけないとは思ってたけど、まさかここまで急変するとは!
すっかり騙されました。

そんなヘザー・グラハム。
今回もかなり可愛いです。
相変わらずの巨乳…うらやましい。(笑)
あと、マンディの部屋がすごく可愛かった!
蝶で埋め尽くされていて、細かい所までこだわりが伺えました。
指輪もキュートだったな。

そして、コリンの婚約者ヴェラにはミニー・ドライヴァー
やっぱり彼女が美人だとは思えないわ〜。
どうしてもあの鋭利なエラが気になってしまって…。
でも、こういう役にはぴったりです!
しかし、ヴェラはタバコ吸いすぎ!
一日3箱くらいの勢いでしょ。
アメリカは日本より喫煙場所が少ないようで、彼女も苦労してましたね。

まあ、彼女も可哀相な人です。
早く結婚したいと思ってやった事が、こんな事態にまで発展しちゃって。
でも、性格悪いから同情は皆無っす!!

そんな2人にはさまれてしまうコリンには、コリン・ファース
女性陣が強烈なので、彼の印象が薄いんですよね〜。
でも、ちょこちょこは笑わせて頂きました。

あ、そうそう。
ちょっと気になった事が一つ。
船に乗ったら「タイタニック」って今じゃ常識か?!
鑑賞日 2004.05.29

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spink.gif スペース カウボーイ(2000)   アメリカ
  SPACE COWBOYS  [130分]
管理人評価   ★★★★★
ジャンル SF/ドラマ/アクション
監督 クリント・イーストウッド
出演者 クリント・イーストウッド  (フランク・コービン)
トミー・リー・ジョーンズ  (ウィリアム・ホーキンス)ホーク
ドナルド・サザーランド   (ジェリー・オニール)
ジェームズ・ガーナー    (タンク・サリバン)
ジェームズ・クロムウェル  (ボブ・ガーソン)
ウィリアム・ディヴェイン  (ジーン・デイビス)
マーシャ・ゲイ・ハーデン  (サラ・ホランド)
ローレン・ディーン     (イーサン・グランス)
コートニー・B・ヴァンス  (ロジャー・ヒンス)
バーバラ・バブコック    (バーバラ・コービン)
コピー 宇宙を見る目は、
最後まで少年だった。
あらすじ
その昔、米国空軍は大気圏外飛行実験を繰り返し行い、宇宙開発の一端を担っていた。
しかし、国は宇宙開発の全てを新施設NASAで行うと決定し、空軍は完全撤退を余儀なくされる。
それから数十年後の現在。
14年前に打ち上げられたロシアの衛星アイコンが、誘導装置の故障により地上からの命令に反応しなくなってしまった。
緊急に回収しなければ地上での被害を避けられないと判断したNASAは、設計者のフランク・コービンに相談しに行く。
彼は元空軍で宇宙開発をしていた人物だ。
一度は協力を断ったが、後日NASAにやって来て「空軍時代の仲間を宇宙に送ってくれるなら協力する」と言い放った。
感想
めちゃめちゃ良いじゃないですか、これ!!
最初はかっこ良く、中盤に笑わせておいて、最後には感動!
と全てにおいて完璧でした!

クリント・イーストウッドの作品の中では、今のところ一番好きな作品になりました。
もう満点あげちゃいます!

なんと言っても、"チーム・ダイダロス"が超絶にカッコイイ!
4人が颯爽とNASAに現れるシーンなんてプロモみたいでしたよ。
特にイーストウッドの渋さは半端じゃない!
かっこよ過ぎてにやけてしまいます。

でも、こんな年になっても少年の心は健在で、何かにつけて勝負して賭けをするんです。
子供かよ!とツッコミたくなりますが、そこがまた可愛いんですよ。
それぞれのキャラが上手いこと噛み合っていて、4人の掛け合いが面白い、面白い。
年寄り扱いされたことの反撃として、若い飛行士にベビーフードをあげるのはツボでした。
彼らのこういう小ネタでかなり笑わせて頂きましたよ。

またその一方で、泣き所も多いんです。
ホークの病気が判明するくらいからもうダメね。
そのショックを引きずったまま、彼の自慢をうるうる状態で聞き、宇宙に行く行かないの話は涙越しに見てました。

宇宙に出てからも、後半は涙が乾く暇がありません。
やっぱりこういうお話には自己犠牲ってのは付き物よね。
これがまたことごとくはまってしまって大変です。

ラストも粋で好きだな〜。
その光景を見て、泣きながら笑ってました。

でも、宇宙に行ってからの展開の早さは、ちょっと気になりましたね。
地球に帰ってくるのも早かったし。
まあ、それまでのプロセスが大事ってことですよね。

この作品と同じような「アルマゲドン」や「ザ・コア」も大好きな私。
この手のSFものにすごく弱いみたいです。
単純だけど同じような所で感動しちゃうんですよね。

もう見終わった後の満足感は最高です!
久しぶりに心から良かったと思える作品でした。
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鑑賞日 2006.04.02

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spink.gif スペシャリスト(1994)   アメリカ
  THE SPECIALIST  [110分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 ルイス・ロッサ
出演者 シルヴェスター・スタローン   (レイ・クイック)
シャロン・ストーン       (メイ・マンロー)
ジェームズ・ウッズ       (ネッド・トレント)
ロッド・スタイガー       (ジョー・レオン)
エリック・ロバーツ       (トマス・レオン)
マリオ・エルネスト・サンチェス (チャーリー)
コピー 女が仕組んで
男が仕掛ける。
あらすじ
1984年、コロンビア。
かつてCIAの爆破工作員であったレイ・クックは、今フロリダでフリーの爆破作業請負人として孤独な日々を送っていた。
そんなある日、メイ・マンローという女性から、復讐のために3人の人間を、爆破で殺してほしいという仕事の依頼を受ける。
一度は依頼を断ったレイだったが、彼女の熱意と魅力的な声に惹かれ、調査を開始する。
感想
真面目でシリアスなのに、ありえない!という所が多々あって、思わず吹き出してしまいました。(汗)
ホテル一部屋分、ごっそりおとす所なんて爆笑でしたよ。
ありえな〜い!!

しかし、やはり腐ってもスペシャリスト。
その名にふさわしい仕事ぶりには唸らされました。
特に、ドアの仕掛けがすごかった!
爆薬の使い方が見事です。
こんな事も出来るんですね。

そして、悪役のジェームズ・ウッズが良かったですね。
レイに挑発されてブチ切れる所とか。
冷静に見えて切れやすい、危なっかしい所が魅力的でした。
警察の連中へのシャーペンでの脅し方とかも、これでもかという嫌味が込められていてゾクゾクします。

シャロン・ストーンは相変わらずの美しさ。
ボディコンとサングラスが似合い過ぎてまぶしいです。

まあ、内容は単純明快。
メイの復讐物語です。
主題歌「Turn The Beat Around」は有名なので知ってました。
この映画の曲だったんですね。
鑑賞日 2005.08.16

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spink.gif すべては愛のために(2003)   アメリカ
  BEYOND BORDERS  [127分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/ロマンス
監督 マーティン・キャンベル
出演者 アンジェリーナ・ジョリー  (サラ・ボーフォード)
クライヴ・オーウェン    (ニック・キャラハン)
ライナス・ローチ      (ヘンリー・ボーフォード)
テリー・ポロ        (シャーロット・ジョーダン)
ノア・エメリッヒ      (エリオット・ハウザー)
エリック・ヴァン・ウェイジンゲン (ジャン・スタイガー)
コピー あなたの瞳が見守るなら、
どこまでも行くと決めた。
あらすじ
1984年、ロンドン。
裕福な家庭に嫁いだサラは、義父の慈善活動の功績を讃えるパーティに参加した。
そこにエチオピアの難民キャンプで働く医師キャラハンが、難民の子供ジョージョーを連れて乱入。
サラはその子の痩せこけた姿を見て涙を流す。
その後、ジョージョーが死亡したと知った彼女は、夫ヘンリーに無理を言ってエチオピアに旅立つ。
彼女は救済キャンプのひどい現状を見て唖然とする。
そこでキャラハンと再会し、二人はいがみ合いながらも心を通わせて行く。
感想
最後は鳥肌が立ちました。
「ええ〜!!そうなるのか〜!」ってね。
だって、だって、こんな事想像もしてなかったですもん!!
当分はあの「○○ッ」という音が耳から離れませんでした。
危険と知りつつも彼のもとへ駆け付けずにはいられなかった。
これぞ正に「すべては愛のために」ですよ。
素晴らしい邦題だと思います。

でもね…いちいち正義感たっぷりなので、ちょっと冷めた目で見てしまったんです。
だから素直に良かったとは言えないんですよね。
せっかく身を粉にして働いても、ゲリラたちがあんなに簡単に人を殺してしまっては、彼らのやってる事が全部無意味に見えてきます。
これが戦争で、これが現実なんですけど、どこかに認めたくないという思いがあって、この映画に入り込む事を拒みます。
でも、命を懸けてでも守りたい愛の深さは心に刻み付けました。

それにしても、エチオピアのキャンプはすごかったですね。
全部が黄色い乾いた砂で、見ているこちらまで喉が乾いてきます。
本当にこのキャンプを作ったって言うからこれまたビックリ。
そのスケールの大きさには感動しました。

ニックが目を潤ませながら、ジョージョーの事を語るシーンは切なかったな〜。
彼の行動は身勝手だったのか?
責められなければならないのか?
そう思うと私の目も潤んできました。
キャンプで働く人達は、いつもこんなジレンマに苛まれているんでしょうか?
それでも人助けをしたい!と思うんでしょうね。
サラがそんな彼に「尊敬するわ」と言った時、ニックは「ガリガリに痩せこけても、仲間を自分で墓に埋めたジョージョーの勇気の方がよっぽどすごい」と言ってましたもんね。
難民の人たちを見ていると、動かずにはいられない気持ちになるのかも。

この作品では、異常にアンジーのアップが多かったですね。
その度にとっても厚い唇が気になって仕方がなかったわ…。
あと、ニックとサラのキスシーンも気になった。
だって、ニックがサラを飲み込みそうな勢いなんだもん!!
顔の大きさが違いすぎるんじゃないでしょうか。

良い所とあんまりだな〜という所を相殺すると、結構普通な印象ですね。
なんかその差が結構激しいかも。
「おお、良いじゃん」と思ったら、「何それ…」と思ったり。
まあ、終わり良ければ全て良しって事で★は3つにしました。
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鑑賞日 2004.07.18

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spink.gif すべてをあなたに(1996)  アメリカ
  THAT THING YOU DO!   [110分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/音楽
監督 トム・ハンクス
出演者 トム・ハンクス         (エイモス・ホワイト)
リヴ・タイラー         (フェイ・ドーラン)
トム・エヴェレット・スコット  (ガイ・パターソン)
ジョナサン・シェック      (ジミー)
スティーブ・ザーン       (レニー)
シャーリズ・セロン       (ティナ)
イーサン・エンブリー      (ベース・プレイヤー)
ケビン・ポラック        (ヴィク・コス)
コピー ハートにビート。
ファッションにパッション。
ドリーム・カム・トゥルー。
あらすじ
1964年、ペンシルヴァニア州、エリー。
この町に住む青年ガイは、父親の店パターソン電気店を手伝う傍ら、夜密かにドラムの練習をしていた。
ある日、知り合いのバンドから、ドラマーが手を怪我したので、一晩だけ代役を務めて欲しいと頼まれる。
そして代役で町の小さな大会に出場した。そこでガイは、勝手にスローバラードをアップテンポで演奏して、観客から絶賛される。
これをきっかけに、彼らのバンド「ザ・ワンダーズ」はどんどん有名になっていく。
感想
ザ・ワンダーズの「That Thing You Do!」という曲が良いです。
この映画を観ると当分この曲が耳に残ってリフレインしてます。
思わずリズムを刻んで、体を動かしたくなる音楽ですね〜。
歌詞も良いし、サントラ買おうかと思いました。(買ってないけど…)

段々とザ・ワンダーズが売れていく様子がテンポ良く描かれていて、純粋に喜んでいる彼らの姿を見ていると、こっちまで一緒になって喜べるんです。
特に初めて自分たちの曲がラジオで流れた時のフェイのはしゃぎようは、非常にリアルで鳥肌が立ちました。
私も心から嬉しい!と本気で思っちゃいましたよ!(^_^;)

劇中に彼らが演奏する曲はほとんど「That Thing You Do!」なのですが、同じ曲が何回も繰り返されるのに全然飽きませんでした。
反対に覚えて馴染んでくるので、最後は「You〜〜♪」とか歌っちゃったりして…。
毎回ちょっとずつ違う印象なのも面白い作り方ですね。
この曲が大好きになりました!

最初は反対して口うるさかったガイの父親が、TVに出ている彼を見て家族と一緒に騒いでいるのが微笑ましかったです。
やっぱり息子の活躍は嬉しいですよね〜。

あっという間に押しも押されぬアイドルスターバンドに成長する過程が爽やかで面白いです。
一発屋って沢山いるけど、みんな同じような道を歩んだのかな〜と感じました。
とりあえず一回でも上まで登ったのだから、ずっと埋もれて出てこれない人達よりはマシですね。
でもそれを味わってしまったが為に苦しむという事もあるでしょう。
どちらにしても良し悪しですが…。(-_-;)

トム・ハンクスは監督でもいけますね!
かなり入れ込んで作ったようで、大のビートルズファンというのも伝わってきます。

最後に彼らのその後みたいな説明がありましたが、実話なのでしょうか?
そうなのかも。

時々ガイ役のトム・エヴェレット・スコットがトム・ハンクスに見えました。
特にサングラスしている時…。
似てない??

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spink.gif スポットライト 世紀のスクープ(2015)   アメリカ
  SPOTLIGHT  [128分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ/実話
監督 トム・マッカーシー
出演者 マーク・ラファロ         (マイク・レゼンデス)
マイケル・キートン        (ウォルター・“ロビー”・ロビンソン)
レイチェル・マクアダムス     (サーシャ・ファイファー)
リーヴ・シュレイバー       (マーティ・バロン)
ジョン・スラッテリー       (ベン・ブラッドリー・Jr.)
ブライアン・ダーシー・ジェームズ (マット・キャロル)
ビリー・クラダップ        (エリック・マクリーシュ)
スタンリ・トゥッチ       (ミッチェル・ギャラベディアン)
ジェイミー・シェリダン      (ジム・サリヴァン)
モーリーン・キーラー       (アイリーン・マクナマラ)
ポール・ギルフォイル       (ピーター・コンリー)
レン・キャリオー         (ロウ枢機卿)
ニール・ハフ           (フィル・サヴィアーノ)
コピー 暗闇にひときわ輝く、希望の光――
あらすじ
2001年、夏。
ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。
さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。
しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。
彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは強気に押し切っていく。
こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。
そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていく。
感想
アカデミー賞当日という事で、アカデミー賞関連の作品を見る事にしました。
やっぱり作品賞受賞作品は見応えありますね。

誰もが見逃していた小さな記事を、ここまでの特ダネにした記者たちの奮闘ぶりが素晴らしかったです。
そのきっかけは、ユダヤ人の編集局長バロンの一言。
宗教のしがらみのない彼だからこそ、出来た偉業なのかもしれません。

取材を進めると、出てくるのは胸が苦しくなるような真実ばかり。
被害者たちの告白は、本当に目を背けたくなる惨い経験の数々でした。
自分の権力を使って、子供たちを傷つけてきた神父たち。
しかも、予想をはるかに超えるすごい数の被害者。
こうしている今も被害にあっている子供がいるかもしれない。
それくらいの事件でした。

ニュースに疎い私でも、この話は聞いたことありました。
全世界に影響を与えた記事になったんですね。
日本は信者が少ないし、神父さんも少ないから、あまり被害者はいないんでしょうけど。
全世界で見たら、ものすごい数の被害者なんでしょうね。
しかも、子供ばかりを狙っているというのがゲスいです。

スポットライトのチーム4人の取材力も素晴らしかったです。
面倒な相手にもしつこく迫って口を開かせる記者たち。
内容が内容だけに、やっぱり良くないとは思っていたんですよね。
その良心に呼びかけ、心を開かせることは、簡単な事ではないですよ。
でも、絶対に真実を記事にするという情熱が、相手にも伝わっていた気がします。

いや〜、面白かったです。
熱血記者マイクが特に良かったですね。
彼の行動力が結構役に立ってましたもん。
胸クソ悪い!って怒ってくれて、こっちの気持ちを代弁してくれたようで、気分がスッキリしました。

アカデミー賞作品賞受賞作品。
鑑賞日 2019.02.25

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spink.gif スマーフ(2011)   アメリカ
  THE SMURFS  [102分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ファンタジー/ファミリー
監督 ラージャ・ゴスネル
出演者 ニール・パトリック・ハリス  (パトリック)
ジェイマ・メイズ       (グレース)
ハンク・アザリア       (ガーガメル)
ソフィア・ベルガラ      (オディール)

〈声の出演〉
アントン・イェルチン     (クラムジー)
ケイティ・ペリー       (スマーフェット)
ジョナサン・ウィンタース   (パパ)
アラン・カミング       (ガッツィー)
フレッド・アーミセン     (ブレイニー)
ジョージ・ロペス       (グラウチー)
コピー 僕たちの背丈はリンゴ3つ分。
小さくたって力を合わせれば、何でもできる!
あらすじ
遠いどこかの森で幸せに暮らしていた小さな青い妖精:スマーフ。
ある日、魔法使いガーガメルに追いかけられ、不思議な穴に落ちてしまう。
そして辿り着いたのは、なんと現代のニューヨーク。
広告マンのパトリックと出会ったスマーフたちは、ガーガメルに見つかる前に村に帰る方法を見つけるべく奔走する。
そんな中、リーダーのパパスマーフがガーガメルに捕まってしまう。
感想
不思議な生き物がいても、違和感が全くないのがすごいですね。
ただ触れたり、抱き合ったりするときは、少し作ってる感が気になりましたけど、問題なしです。

スマーフの中では、ドジなクラムジーが一番活躍してましたね。
あまりにドジで、今まで命があるのが不思議なくらい。(汗)
周りも巻き込んでるし、こういう人が近くにいると、関わりたくないです。

でも、皆で補い合って、特技を生かして、生きているんですよね。
小さくでも大勢集まると強そうです。
最後の戦いも、結構迫力ありました。

悪役のガーガメルもドジで憎めないキャラでした。
よくそんなので、今まで悪事が成功して来たよね。

それなりに楽しめました。
子供たちも不思議な生き物に興味津々みたいです。
」もあるみたいなので、そちらも見てみたいと思います。

《関連作品》
スマーフ2 アイドル救出大作戦!(2013)
鑑賞日 2017.07.11

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spink.gif スマーフ2 アイドル救出大作戦!(2013)   アメリカ
  THE SMURFS 2 [106分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ファンタジー/ファミリー
監督 ラージャ・ゴスネル
出演者 ニール・パトリック・ハリス  (パトリック)
ジェイマ・メイズ       (グレース)
ブレンダン・グリーソン    (ビクター)
ハンク・アザリア       (ガーガメル)
ジェイコブ・トレンブレイ   (ブルー)

〈声の出演〉
アントン・イェルチン     (クラムジー)
ケイティ・ペリー       (スマーフェット)
ジョナサン・ウィンタース   (パパ)
クリスティーナ・リッチ     (ベクシー)
J・B・スムーヴ       (ハッカス)
アラン・カミング       (ガッツィー)
フレッド・アーミセン     (ブレイニー)
ジョージ・ロペス       (グラウチー)
ジョン・オリヴァー      (バニティー)
フランク・ウェルカー     (アズレール)
コピー ハッピーブルーで
ミラクル★勇気!
あらすじ
遠いどこかの森で幸せに暮らしていた小さな青い妖精:スマーフ。
ところがある日、妖精の国のアイドル、スマーフェットが何者かにさらわれてしまう。
犯人は、スマーフたちを執拗に追い回す悪の魔法使いガーガメルだった。
彼の狙いはスマーフェットだけが知る秘密の呪文。
それを聞き出せば、最強の魔力を手にすることができるのだ。
そのためにガーガメルは、自分が創り出したニセスマーフのいたずら軍団“チーム白”を使ってスマーフェットを誘拐したのだった。
感想
スマーフ」の続編です。
今回の主役は、スマーフのアイドル:スマーフェット。
誕生日に皆から余所余所しい態度を取られ、もともとガーガメルに作られた自分がここにいて良いのかと思っていた所を、誘拐されてしまったんです。
どんどん”チーム白”と仲良くなっていくのも仕方のない事なのかも。

本当はスマーフェットの秘密の誕生日会を準備していただけのスマーフたち。
主役のスマーフェットがいなくなって大慌て!
精鋭をつれて救出にいくはずが、またまたドジのクラムジーのせいで、ダメダメチームが行くことになってしまいました。

今回もなかなか楽しめました。
この世界観は独特ですね。
本当にそこら辺にいそうな自然な溶け込み方が好きです。

《関連作品》
スマーフ(2011)
鑑賞日 2017.07.11

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spink.gif スマホを落としただけなのに(2018)   日本     [116分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 中田秀夫
出演者 北川景子   (稲葉麻美)
千葉雄大   (加賀谷学)
バカリズム  (小柳守)
要潤     (武井雄哉)
高橋メアリージュン (杉本加奈子)
酒井健太   (大野俊也)
筧美和子   (天城千尋)
原田泰造   (毒島徹)
成田凌    (浦野善治)
田中圭    (富田誠)
コピー 私の全てが
壊されていく――。
あらすじ
サラリーマンの富田はタクシーにスマホを置き忘れてしまい、恋人の麻美が富田に電話すると、聞き覚えのない男の声が聞こえてくる。
たまたま拾ったというその男性のおかげで無事に富田のスマホを取り戻し、一安心の麻美。
しかし、その日を境に2人の身に不可解な出来事が立て続けに起こる。
感想
そんなに期待してなかったけど、結構楽しめました。
スマホって本当に情報の宝庫で、やろうと思えば何でも出来てしまうから、本当に怖いです。
落としても帰って来たから大丈夫って事は無いんですね。
勉強になりました。

今は色々なSNSで繋がっているから、人間関係もすぐにバレちゃいますね。
懐かしい人と再会出来るツールも、悪意のある人が使うと脅迫の材料になってしまいます。黒歴史のある人は特に注意が必要です。

しかも、落とした人と関係ない人も被害に遭うというのが、また怖い!
自分が気を付けていれば良いって話じゃなくなりますからね!
スマホの扱いは細心の注意を払った方が良さそうです。

最後はやっぱり驚きました。
殺人犯の正体、あの人の秘密・・・。
全然予想出来なかったので、素直に騙されましたよ。
ヒントは結構あったのに・・・。
こういう系は本当に当たらないです。

最後に北村匠海くんがちらっと出てきたのは、次に繋がるヒントなのか!?

」も録画したので、早速見てみようと思います。

小説原作作品。

《関連作品》
スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2019)
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2021.11.01

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spink.gif スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2019)   日本     [118分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス/ホラー
監督 中田秀夫
出演者 千葉雄大  (加賀谷学)
白石麻衣  (松田美乃里)
成田凌   (浦野善治)
鈴木拡樹  (笹岡一)
音尾琢真  (根岸剛志)
江口のりこ (荒木寛子)
奈緒    (安西優香)
飯尾和樹  (三宅卓也)
高橋ユウ  (神宮寺紗綾子)
ko-dai   (野崎隼人)
平子祐希  (吉原宏樹)
谷川りさこ (藤井未央)
アキラ100% (西)
今田美桜  (丹羽亮子)
田中哲司  (牧田英俊)
北川景子  (稲葉麻美)
田中圭   (富田誠)
原田泰造  (毒島徹)
井浦新   (兵頭彰)
コピー 愛する人を
スマホから守れますか?
あらすじ
長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件は、刑事の加賀谷が殺人鬼・浦野を逮捕したことで終結したかと思われた。
ところが、同じ殺人現場から若い女性の遺体が発見され、捜査は混迷の度を深めていく。
そこで加賀谷は不本意ながらも収監中の浦野に協力を仰ぐことに。
浮かび上がってきたのは、かつて浦野にネット犯罪の全てを教えたという謎の人物“M”の存在。
そんな中、加賀谷の恋人・美乃里は、スマホから個人情報を盗まれ、謎の男に狙われていることが明らかとなる。
感想
」に比べると落ちるけど、こちらもそれなりに楽しめました。

今回は前回捕まった浦野に協力してもらって捜査するというお話。
敵にするとやっかいな彼も、味方だととても心強い存在ですね。
しかし、そうは簡単にはいかないんですよ〜。

千葉雄大くんはオドオドした表情が得意なので、頼りなさげに見えてしまうのが残念です。
前作の北川景子ちゃんポジションは彼だったのか!?

シリアスな作品なのにブリーフ姿のアキラ100%が出て来て驚きました!
しかも制服を取られた警官というぴったりの役!
こういう遊び心は好きですね。

最後にさらっとタイトル回収するのも良かったです。
ちょうど「今回は落とさなかったな・・・」と思っていた所だったので・・・。

ネタバレ感想は↓のコーナーで語りたいと思います。
興味のある方はどうぞ!

小説原作作品。

《関連作品》
スマホを落としただけなのに(2018)
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鑑賞日 2021.11.04

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spink.gif スミス夫妻(1941)  アメリカ   白黒
 MR. AND MRS. SMITH   [95分]
管理人評価   
ジャンル ドラマ
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演者 ロバート・モンゴメリー  (デビッド・スミス)
キャロル・ロンバート   (アン・スミス)
ジーン・レイモンド    (ジェフ・カスター)
ジャック・カーソン    (チャック)
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あらすじ
1937年、3月にアイダホ州ビーチャムで結婚したデビッドとアン。
二人は「喧嘩したら仲直りするまで一緒に寝室にいる」という約束やその他にも沢山ルールを設けて、今まで仲良くやってきた。
しかし夫デビッドは、この窮屈な生活に少し嫌気がさしていた。
そんな時に、州の役人ディーバがデビッドの弁護士事務所にやってきた。
二人が結婚したビーチャムは実はネバダ州で、アイダホ州が発行した結婚証明書は無効だと言うのだ。
この事を妻アンに黙っていたデビッドは、既にディーバから事情を全て聞いていたアンの怒りをかい、家から追い出されてしまう。
感想
サスペンスではないヒッチコック映画です。
彼のロマンティックコメディなんて想像がつきませんが、意外や意外!普通でした。
でもキャラクターが良く出来ているので、飽きずに見る事ができました。

まずこの展開が面白いです。
結婚3年目の夫婦が、実は法的に独身同士。
妻が事情を知っていると思っていない夫は、ちょっと自由な独身生活もいいななんて思っている。
一方今度もちゃんとプロポーズしてくれると思っている妻は、いつまで経っても何も言わない夫に愛想をつかし家から追い出す。
二人は独身だから、夫は成す術がなくサウナに行くしかない。

妻は気性が激しく強情ですが、他の男と会ってる時も「デビッドは、デビッドが…」と知らず知らずの内に彼の事を口走っているという可愛い面も持っています。
あとデビッドが昔プロポーズしてくれた店に誘ってくれた時は、きつくてジッパーが締まらないスカートを無理して履いて行く等、我が侭でも許せる愛すべきキャラクターに仕上がっています。

一方夫も妻に冷たくされるとそれを追っかけたくなる性格で、二人ともお似合いのカップルなんですよね。
夫がとことん追いかけないと成立しないですからね。(笑)

早く二人とも素直になれば良いのに!とイライラしていましたが、あまりにあっさりしたラストに拍子抜けしました。
引っ張り過ぎて、良いオチを思い付かなかったんだ〜というヒッチコックの心の叫びが聞こえてくるようです。(笑)
でも原作者がいるんだから、最初からこういう終わり方か…。
どうだろう?

やっぱりヒッチコックはサスペンスの方が持ち味出せてると思います。
これを見とくとサスペンスの良さが引き立つかもしれないので、ファンなら一度は見た方がいいかもしれません。
鑑賞日 2003.05.05

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spink.gif スミス都へ行く(1939)   アメリカ  白黒
  MR. SMITH GOES TO WASHINGTON  [129分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ
監督 フランク・キャプラ
出演者 ジェームズ・スチュワート (ジェフ・スミス)
ジーン・アーサー     (クラリッサ・サンダース)
クロード・レインズ    (ペイン上院議員)
エドワード・アーノルド  (ジム・テイラー)
ガイ・キビー       (ホッパー州知事)
トーマス・ミッチェル   (ディズ・ムーア)
ハリー・ケリー      (上院議長)
コピー
あらすじ
上院議員の空席を埋めるため担ぎ出されたのは、田舎で少年団のリーダーを務めるジェフ・スミスだった。
だが議会の目論みをよそに、彼は必要以上の熱意で行政にあたり、やがて親しくしていたペイン議員の汚職問題を知る事になる。
その問題に口を出そうとしたスミスに、裏で悪事を操っている大物ジム・テイラーが罠を仕掛けてきた。
スミスこそ汚職に手を染めているというのだ。
自らの潔白を証明する為、スミスはある決心をして議会に臨むのであった。
感想
さすがフランク・キャプラ監督作品!
とっても見ごたえのある作品でした。

正直で真面目な青年ジェフ・スミス。
急に上院議員に指名され、田舎からワシントンへとやって来ました。
国会議事堂やリンカーン記念堂を見て感動する純粋な心の持ち主。
しかし、やる時はやる男気も持ち合わせているのです。

そんな魅力的なスミスを演じるのは、熱い男がぴったりのジェームズ・スチュワート
最初はオドオドして頼りない感じだったのに、段々良い顔になって来て、最後の演説の時は最高に素敵な男性になってました。

スミスの魅力にやられてしまった秘書のサンダース。
最初は田舎から来た何も知らないヤツと小馬鹿にしていたのに、法案作りの時に彼の仕事に対する熱心さと女性に対する 紳士さにやられてしまいました。
スミスも彼女の知識と後押しがなければ、田舎に帰っていたでしょうね。
彼らは最高のコンビになりました。

最初最後の演説は、どういう意味があるのか分からなかったんです。
秘書がダムに関する重要な情報を集めて来るまでの時間稼ぎか??とか思ったんですけど、違いました。(汗)
熱く長く語って、ジェフ・スミスここにありを、全国に知らしめる事が目的だったのですね。
自分は潔白だという証明は何も持ってないけど、政治に対する純粋な思いは本物だと・・・。
それが、最後の展開に繋がりました。

あと、上院議長が良かったですね。
もう駄目だと心が折れそうになった時、彼の笑顔を見てスミスも笑顔を取り戻したんです。
こういう人が議長にいてくれたおかげで、スミスも伸び伸びと演説が出来たんだと思います。

秘書のサンダースが自信満々だったので、もっと違う展開があるのかと思っていたのですが、意外にあっさりしたものでした。
まあ、ただの田舎者が大物政治家の汚職事件を暴くだけの証拠を集められる訳ありませんもんね。
これくらいが現実的なのかも。

久しぶりにフランク・キャプラ監督作品を見ましたけど、やっぱり良いですね。
もっと彼の作品を見たくなりました。
制覇は難しいかもしれないけど、頑張ってみようと思います。
鑑賞日 2018.11.08

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spink.gif 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019)   日本     [66分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/ファミリー
監督 まんきゅう
出演者 <ナレーション>
井ノ原快彦
本上まなみ
コピー きみも、すみっコ?

みんなの知らない、すみっコ物語
あらすじ
ある日、いつものようにお気に入りのお店“喫茶すみっコ”へやってきたすみっコたちは、地下室で不思議な飛び出す絵本を見つける。
すると突然、絵本のしかけが動き出し、すみっコたちは吸い込まれるように絵本の中へ。
絵本の世界で出会ったのは迷子のひよこ....?
すみっコたちは、ひよこのおうちを探すべく旅に出かける。
感想
去年のこの時期に話題になってた映画ですね。
泣けるという噂は聞いていたので、どんな映画か楽しみにしてました。

一緒に見た子どもは泣かなかったのに、しっかり泣いてしまいました。
どこまで涙もろいんだ!私!!!
やっぱり自己犠牲の精神に弱いです。

可愛いすみっコたちが童話の主人公になるのがまた可愛い!
桃太郎、マッチ売りの少女、人魚姫、アラビアンナイト、赤ずきん。
子どもたちも知っているお話が多かったので食いついてみてました。
でも、物語はオリジナルとはそれぞれ違って面白かったです。

灰色のひよこの存在はなかなか深かったですね。
どこにもおうちがない秘密。
そして最後の頑張り。
それまで楽しく見ていただけにぐっと来てしまいました。

ナレーション二人の語りが、結構ツッコんでくるのも見所のひとつかな。
子どもたちも負けずに色々ツッコミながら見てました。

子どもたちと一緒に楽しめました。
長さも丁度良い長さだと思います。
子どもたちはますますすみっコが大好きになっていました。
鑑賞日 2020.11.03

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spink.gif スモーク(1995)   アメリカ/日本
  SMOKE  [113分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ
監督 ウェイン・ワン
出演者 ハーベイ・カイテル     (オーギー・レン)
ウィリアム・ハート     (ポール・ベンジャミン)
ストッカード・チャニング  (ルビー)
ハロルド・ペリーノ・Jr  (ラシード・コール)
フォレスト・ウィッテカー  (サイラス・コール)
アシュレイ・ジャッド    (フェリシティ)
ジャレッド・ハリス     (ジミー・ローズ)
メアリー・ウォード     (エイプリル・リー)
ヴィクター・アルゴ     (ビニー)
コピー 間違いだらけの真実の物語。
あらすじ
1990年、夏。
常連客で賑わうたばこ屋。
そこに常連客の一人である作家のポールがやって来た。
考え事をしながら道路を渡ろうとしたところ、車に轢かれそうになり、それをラシードという黒人の青年に助けられた。
それをきっかけに二人は仲良くなる。ラシードの身の上話を聞いている内に、夜遅くなったため泊めてあげた。
彼は数日泊まったあと、何も言わずに出て行った。
しかし、後日やって来たラシードの叔母から、彼の言っていたことは全て嘘だと聞かされる。
感想
1〜5章に分かれていて観易いです。
一つ一つに素敵なエピソードがあって好きですね。
見終わった後の気持ちがとても良かったので、★3つから4つに増やしました。

最初にポールが言っていた、エリザベス一世とローリー卿の煙草に関するうんちくは、とても興味深かったです。
煙の重さとは上手い事言うね。

あと、ラシードに左手の義手の事を聞かれて、
「これを見る度に自分がどんなに悪い男かを思い出す」
と言って、笑いながらラシードにジュース缶を取ってもらった時に、彼が神妙になる顔にぐっときてウルウルしてしまいました。
彼はきっとすごく後悔しているんだな〜と思えたな。

その表情と似ていたのが、オーギーとルビーが会いに行ったフェリシティ。
赤ちゃんを堕ろしたと言い放って、2人を帰した後の切なそうな顔が忘れられません。
アシュレイ・ジャットは、こんな役もやっていたんですね。

サイラスがラシードに真実を告白されて泣き叫ぶ所では、私ももらい泣きしてしまいました。
あと、その後にピクニックに行って、ラシードがサイラスの息子の頭をそっとなでる所でも泣いちゃいましたね。

いつ観ても、オーギーの話しが映像になるエンドロールは素晴らしいですね。
おばあさんは幸せだったのかな〜。
あの表情を見たら、これで良かったと思えます。

この続編で「ブルー・イン・ザ・フェイス」という作品があるんですね。
そちらも是非見てみたいと思います。

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spink.gif スモール・ソルジャーズ(1998)   アメリカ
  SMALL SOLDIERS  [110分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/ファンタジー
監督 ジョー・ダンテ
出演者 グレゴリー・スミス    (アラン・アバナシー)
キルステン・ダンスト   (クリスティ・フィンプル)
ジェイ・モーア      (ラリー・ベンソン)
フィル・ハートマン    (フィル・フィンプル)
ケヴィン・ダン      (スチュアート・アバナシー)
デニス・リアリー     (ギル・マース)
グレゴリー・スミス    (アラン・アバナシー)
ディック・ミラー     (ジョー)
〈声の出演〉
トミー・リー・ジョーンズ (チップ・ハザード)
コピー 世界最強!
史上最少!
ビビるなよ!
あらすじ
伸び悩む玩具メーカーに就任した新社長ギル・マースは、業績を上げるためある企画を提案する。
それは自分で話し、動くアクション・フィギュア。
開発を依頼された玩具デザイナー:ラリー・ベンソンは、困窮の果てに人形内部に軍需用のチップを組み入れてしまう。
感想
お子様向けの作品かと思って見てたら、結構残酷で驚きました。
実写とCGの違和感は、全然なくて見応えありました。

見た目の醜いGOGOナイトたちが、すごく愛おしく思えるんです。
始めから負けるようにプログラミングされてるから弱いんですよ。
それに心根も優しい。
敵キャラなのに、同情しちゃいます。

しかし、子供相手なのにおもちゃの武器が本物過ぎます。
確実に殺す気ですからね。
コマンドーの方が非情で恐ろしいです。

アバナシー家での戦いは、本格的な戦争みたいでした。
とにかく戦闘シーンがすごい。
その印象しか残ってません。

完全に大人向けのCG作品ですね。
お子様と見る時は気を付けて!
鑑賞日 2006.06.27

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spink.gif スラムドッグ$ミリオネア(2008)   イギリス/アメリカ  PG−12
  SLUMDOG MILLIONAIRE  [120分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/ロマンス
監督 ダニー・ボイル
出演者 デヴ・パテル      (ジャマール・マリク)
マドゥル・ミッタル   (サリーム・マリク)
フリーダ・ピント    (ラティカ)
アニル・カプール    (プレーム・クマール)
イルファン・カーン   (警部)
コピー 運じゃなく、運命だった。
あらすじ
インドの国民的人気番組“クイズ$ミリオネア”。
今日のチャレンジャーは、ムンバイ出身の青年ジャマール。
彼は次々と難問をクリアし、ついにいまだかつて誰も辿り着けなかった残り1問までやって来た。
ところが、1日目の収録が終わりスタジオを後にしようとしたジャマールは、イカサマの容疑で警察に逮捕されてしまう。
感想
見たい見たいと思っていて、やっと見れた作品です!
なるほど〜。
こういう作品だったんですね。

期待が高すぎた為か、そこまで評価はあがりませんでした。

インドのスラム街で育ったジャマール。
彼の過去は想像を絶する過酷さでした。
良く生き残れたというレベルです。

その中で、今回のクイズの問題の答えを吸収してたんですよね。
それはすごく面白いと思います。

でも、最後の問題って最終問題にしては簡単じゃないですか??
私でも分かったし・・・。
そこが何だか拍子抜けで、いまいち盛り上がりに欠けた原因です。

日本でも「ミリオネア」は人気でしたよね。
だから、クイズのシーンは、すごく親近感を感じました。

皆で踊るインド式エンディングが清々しくて良かったです。
本編では険しい表情が多かった性か、二人の笑顔が眩しく映りました。

アカデミー賞作品賞、監督賞受賞作品。
鑑賞日 2018.02.06

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spink.gif スリー・キングス(1999)  アメリカ
  THREE KINGS  [115分]
管理人評価   ★★
ジャンル 戦争/アクション/アドベンチャー
監督 デヴィッド・O・ラッセル
出演者 ジョージ・クルーニー   (アーチー・ゲイツ)
マーク・ウォールバーグ  (トロイ・バーロー)
アイス・キューブ     (チーフ・エルジン)
スパイク・ジョーンズ   (コンラッド・ビグ)
クリフ・カーティス    (アミール・アブダラ)
ノーラ・ダン       (エイドリアーナ・クルース)
コピー 戦場は、金塊を手に入れるギャンブル場。
あらすじ
イラクでの戦闘も終結しひと段落ついた頃、米軍のトロイとコンラッドは、戦争捕虜のイラク兵のお尻から、地下の秘密通路が書かれた地図を発見する。
二人は仲間のチーフに相談しに行き、その地図を隠れて調べていると、情報を聞きつけた特殊部隊のゲイツ少佐がやって来た。
彼はフセインが地下に隠したと言われる金塊の地図に違いないと確信し、4人でこっそり金塊を手に入れようと持ちかける。
感想
戦争アクション風なわりにはコミカルで、思ったより見易かったです。
でも、内臓に銃弾が入った時の説明や地雷を踏んだ牛が吹っ飛ぶなどのグロテスクな場面もあり、少しひやっとしました。

イラクとの戦争の原因や裏側は良く分からないので何とも言えませんが、この状況を見る限りではどちらが悪いとも言えませんね。

戦争をするだけしといて、残った民衆たちはほったらかし。
米軍は私利私欲の為に金塊を盗もうとする。
という最低な設定ですが、そこから反体制派のイラク人たちと友情を深めたり、子供を持つ父親同士のぶつかり合いで心を入れ替えたりと、温かい展開になっていきました。

しかし、重い金塊をルイ・ヴィトンのバッグに詰めて運ぶという発想は面白いですね〜。
一番戦場に似つかわしくない代物ですからね。
ターバンを巻いた人達の集団が、ルイ・ヴィトンのバッグを持って砂漠を走る姿は、失礼ながら笑えました。

男臭い集団の中で、ちょっと抜け気味のコンラッドのキャラが、だいぶ和ませてくれました。
遊びで作っていたラグビーボール爆弾が役に立ってたし、頭が悪くても兵士らしい活躍が出来る事を証明してましたね。 彼が親友のトロイの事を大好きなのも伝わってきました。

最後は少し切なかったですが、何とか丸く収まったようでほっとしました。
やっぱり戦闘シーンはまだまだ苦手です。
鑑賞日 2003.09.17

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spink.gif スリーパー(1973)   アメリカ
  SLEEPER  [87分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/コメディ
監督 ウディ・アレン
出演者 ウディ・アレン       (マイルズ・モンロー)
ダイアン・キートン     (ルナ・スクロッサー)
ジョン・ベック       (アーノ・ウィンドット)
バートレット・ロビンソン  (オーバ博士)
ブライアン・ランス     (ヘラルド・コーエン)
マリヤ・スモール      (ネロ博士)
コピー タイム・カプセルにのって
2173年の世界へ―――
21世紀の喜劇王
ウッディ・アレン
遂に登場!
世界の大ヒット旋風日本上陸
あらすじ
1973年に冷凍保存されたマイルズが、200年たった2173年に解凍された。
しかし、これは違法な行為だったため、彼を解凍した博士達とマイルズは警察に追われる身となる。
とりあえず、オーバ博士の家に隠れて、正気に戻ったマイルズの実験を行う。
しかし、あっさり警察に見つかり、マイルズはお手伝いロボットになりすまして難を乗り切る。
しかし、そのままルナの家に派遣されてしまい、お手伝いをするはめに。
感想
全く訳がわかんないけど、単純に面白かったから★3つにしました。

そういえばウディのSFは初めてだな〜。
彼のとんでる発想だと、舞台が未来というだけでこんなに面白いんですね。
何があってもおかしくない世界だけに、彼のセンスが試されます。
他のSFにない近未来装置なのが、性に関するグッズですね。
入るだけでオルガズムに達するという"オルガマストロン"、触ると気持ち良くなる銀の玉"オーブ"などなど。
未来では全部機械に頼るようになるという設定なのです。

それだけではなく、大学にも性に関する科目があり、ルナは"性技"の単位を取り、"オーラル・セッ〇ス"で博士号を取ったらしい。(笑)
ここら辺はいかにもウディらしいですよね。

他にもオモシロ便利グッズが盛り沢山!
小さいUFOみたいな白い車、一瞬でごみを焼却する装置、宇宙で着る水素スーツに、あとインスタントプディングってのもあったな〜。
入れ過ぎでモコモコと出てくるプディングと戦うロボマイルズの格闘ぶりが最高!

相手役のダイアン・キートンのはじけぶりも良かったです。
ジャングルで野生化してる彼女の映像は貴重ではないでしょうか。
完璧に女ターザンだった。(笑)

あと、マイルズの再洗脳の時、「欲望という名の電車」のマーロン・ブランドになりきっているのも面白かった!
でも、何でマイルズがブランチなの??

これはパッケージのウディの白塗りメイクを見て借りて見よう!と思った作品。
こんなに目を引くオモシロメイクも珍しいですよね。
とにかく面白かったです!
鑑賞日 2004.08.12

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spink.gif スリーピー・ホロウ(1999)   アメリカ  PG−12
  SLEEPY HOLLOW  [101分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ホラー/サスペンス
監督 ティム・バートン
出演者 ジョニー・デップ        (イカボッド・クレーン)
クリスティーナ・リッチ      (カトリーナ・ヴァン・タッセル)
ミランダ・リチャードソン    (ヴァン・タッセル夫人)
マイケル・ガンボン       (バルタス・ヴァン・タッセル)
キャスパー・ヴァン・ディーン  (ブロム・ヴァン・ブラント)
イアン・マクディアミッド    (トーマス・ランカスター医師)
マイケル・ガフ         (ジェームズ・ハーデンブルック書記)
クリストファー・リー      (ニューヨーク市長)
ジェフリー・ジョーンズ     (スティーンウィック牧師)
マーク・ピッカリング      (ヤング・マスバス)
リサ・マリー          (レディ・クレーン)
クリストファー・ウォーケン   (首なし騎士)
レイ・パーク          (首なし騎士)スタント
コピー 謎の連続殺人事件、
犯人も被害者も……首がない!?
あらすじ
1799年、NY郊外の村。
人間の首を切り落とす猟奇的な連続殺人事件が発生した。
調査に訪れた市警捜査官のイガボットは、南北戦争で殺され、自分の首を求めてさまよう幽霊騎士の伝説を聞かされる。
感想
血みどろで首なしの殺人鬼が、どんどん殺人を行うけど、そんなに怖くありません。
いつものティム・バートン・ワールド全開です!

結局、私は最後まで犯人がわかりませんでした。
あの人か!?と思ったら違う人で、この人かと思ったら別の人で。(汗)
監督の思惑通りにびっくりさせられましたわ。

いつも夢に、小さいころ母と遊んだ思い出が現れるイカボッド。
青いふわふわドレスでクルクル回る姿が印象的です。
これは純粋だった事を象徴するようで、とても惹かれるものがありました。
この母親は魔女だと疑われて、聖職者の父に殺されたのです。

首なし騎士は教会には入れないし、呪いをかけられた者しか殺さない、という決まりがあるんですよね。
そこから色々推理したつもりだったけど、全然違う人が犯人で驚きました。

ジョニー・デップが色白でちょっと「シザー・ハンズ」を思わせますね。
しかし、今回は幽霊などは信じない現実主義者です。
様々な事件に巻き込まれながらも、見事事件を解決しました。

この世界観がすごく好きでした。
さすがティム・バートン監督です!!
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spink.gif スリープウォーカーズ(1992)   アメリカ
  SLEEPWALKERS  [89分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ホラー
監督 ミック・ギャリス
出演者 ブライアン・クラウズ  (チャールズ・ブレイディ)
メッチェン・エイミック (タニア・ロバートソン)
アリス・クリーグ    (メアリー・ブレイディ)
ジュディッテ・ウォーレン(ケリー)
シンディ・ピケット   (タニアの母)
ダン・マーチン     (アンディ・シンプソン)
ライマン・ウォード   (ドン・ブレイディ)
ルーシー・ブロイヤー  (ジャネット)
コピー
あらすじ
カリフォルニア州。
ある屋敷で大量の猫の死骸と少女のミイラが発見された。
その頃、インディアナ州トラヴィスに転校してきたチャールズ。
母メアリーと二人暮らしだが、二人は近親相姦の関係だった。
チャールズは映画館で働いているタニアに一目惚れし、デートに誘った。
感想
ホラーにしては笑えるところが多くて、素直に楽しめました。
だって、吸精鬼(スリープウォーカーズ)の着ぐるみが安っぽくて笑えるんですもん。
血はドバドバ出るし、目やら腹やら刺されまくるし、B級テイスト満載です。

これくらいのホラーなら普通に見れます。
スティーヴン・キング原作と言っても、本当にピンキリですね。
デッドゾーン」が良かっただけに、この作品との落差が際立ちます。

しかし、吸精鬼(スリープウォーカーズ)って色んな技を持ってて便利ですね。
車ごと透明になったり、車の色・車種も自由自在に変えられるらしいです。
それと同時に、化け物ならではの孤独も描かれていました。
2人しかいないから、性欲も母子で満たさなければならない。
食料も少なくて、常に腹ペコ状態。
猫に弱くて、触ると発火しちゃうってのもすごい設定です。

カメオ出演も結構あったらしいです。
最初に出てきたマーク・ハミルは確認できました。
あの墓地の管理人が、スティーヴン・キングでしたか!
気付きませんでした。

スティーヴン・キング原作作品。
鑑賞日 2005.07.24

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spink.gif スリー・リバーズ(1993)  アメリカ
 STRIKING DISTANCE   [105分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 ローディ・ヘリントン
出演者 ブルース・ウィリス     (トム・ハーディ)
サラ・ジェシカ・パーカー  (ジョー・クリストマン)
デニス・ファリーナ     (ニック)
トム・サイズモア      (ダニー)
ブライオン・ジェームズ   (エディ)
ロバート・パストレッリ   (ジミー)
ジョン・マホーニー     (ヴィンス・ハーディ)
コピー 広大なオハイオ河で、次々と起きる猟奇殺人――
波を切り裂き、超激走!ラスト15分、うならせてやる!!
あらすじ
ピッツバーグ市で連続猟奇殺人事件が発生。
殺人課に所属するトム・ハーディは警官の父親と一緒に犯人を追跡していた所、車が横転し気を失っている間に犯人に父親を殺されてしまった。
悲しい事件から2年後、トムはリバー・レスキュー隊員として活躍していた。
この頃からまた奇妙な猟奇殺人事件が起こり始める。
被害者は皆トムの元ガールフレンドばかり。
彼は独自に捜査を始める。
感想
ラストがちょっとしつこすぎるかな。
正直早く死んでよと思っちゃいました。
これが良いと言う方もおられるでしょうが、私にはしつこすぎると感じちゃいました。
でも復活してきた時は素直に驚きましたけどね。

ブルース・ウィルスの髪を犯人が掴むシーンは痛々しかったなぁ。
全部むしられてしまうのではないかとヒヤヒヤしました。(^_^;)

推理ものなので今回は当てるぞ!と意気込んでいたのですが、またしても私の読みははずれてしまいました。
こういう推理もので犯人当てた事ないんですよね。
次回は頑張ります。

ストーリーは可も無く不可も無くという感じです。
でも犯人がわからなかったからすっかり騙されたんですよね。
気づかないだけで結構良かったのかも…。
鑑賞日 2002.12.28

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