--REIの映画感想--

全体的にネタばれがありますので、未見の方は注意して下さいませ
評価の★の内容は次の通りです
管理人の独断に基づいておりますのでご了承くださいませ
★★★★★:大好き!何度も観たい作品!
★★★★:好き!強く心に残る作品!
★★★:なかなか良い
★★:まあまあ損はしない
★:いまいちかも・・・
X:二度と観たくない


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spink.gif ヘアスプレー(2007)   アメリカ
  HAIRSPRAY  [116分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ミュージカル/コメディ/青春
監督 アダム・シャンクマン
出演者 ニッキー・ブロンスキー   (トレイシー・ターンブラッド)
ジョン・トラボルタ     (エドナ・ターンブラッド)
ミシェル・ファイファー   (ベルマ・フォン・タッスル)
クリストファー・ウォーケン (ウィルバー・ターンブラッド)
ブリタニー・スノウ     (アンバー・フォン・タッスル)
アマンダ・バインズ     (ペニー・ピングルトン)
アリソン・ジャネイ     (プルーディー・ピングルトン)
ジェームズ・マースデン   (コーニー・コリンズ)
クイーン・ラティファ    (“モーターマウス”メイベル・スタッブス)
ザック・エフロン      (リンク・ラーキン)
イライジャ・ケリー     (シーウィード・スタッブス)
ジェリー・スティラー    (ミスター・ピンキー)
ポール・ドゥーリイ     (ミスター・スプリッツァー)
テイラー・パークス     (アイネス・スタッブス)
コピー ハマる!ハジケる!ハチキレる!?
あらすじ
1962年、米メリーランド州ボルチモア。
ダンスとオシャレに夢中な16歳のぽっちゃり女子高生トレーシー。
彼女はヘアスプレー企業が手掛ける人気テレビ番組“コーニー・コリンズ・ショー”に出演し、憧れのリンクと踊ることを夢見ていた。
そしてある日、彼女は母エドナの反対を押し切り、番組のオーディションに参加。 しかし、その太めな体型から、番組の中心メンバーであるアンバーと彼女の母で番組も仕切っているベルマに追い払われてしまう。
感想
とっても良かったです!
楽しいだけじゃなく、人種差別についても考えさせられ、でも重過ぎず、笑顔で終われる良作だと思います。

とにかく主人公トレーシーの天真爛漫なキャラと、見た目のコロコロ感が堪らなく好きでした。
こんなに爽やかで可愛いぽっちゃりさん、愛でない訳にいきません!!
考え方もしっかりしていて、未来を真っすぐに見つめる眼差しは、曇りがなく両親の愛情の賜物だと感心させられました。

そんな彼女に魅了される若手スターのリンク。
なんとザック・エフロンじゃないですか!
ミュージカルと言えば彼ですよね。
ぴったりな役どころでした。

そして、一番の見所はトレーシーの母親役のジョン・トラボルタ
始めこそ違和感があったものの、細かい仕草が女性そのもので、だんだんと受け入れていきました。
恥ずかしがり屋さんだけど優しくて真のしっかりした女性です。
夫のウィルバーとのやり取りも微笑ましくって可愛かったと思います。

ミュージカルが大好きなので、曲が流れる度に一緒にリズムを刻んでました。
ノリの良い曲が多かったですよね。
人気番組「コーニー・コリンズ・ショー」も楽しくて、若者が夢中になるのも納得です。

そんな楽しいショーにも人種差別の壁は立ちはだかっていて、黒人の日が別に設けられているんです。
ただ世間にはもう新しい風が吹いていて、古い悪習は壊される運命にあるのです。
この瞬間が小気味良くて、悪役のミシェル・ファイファーが少し可哀想になってしまいました。

久しぶりに★4つの作品に出会えました。
やっぱりミュージカルは良いですね!
オリジナルの「ヘアスプレー」も見てみたいと思いました。

《関連作品》
オリジナル「ヘアスプレー」(1988)

リメイク作品。
鑑賞日 2020.03.22

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spink.gif 閉鎖病棟 −それぞれの朝−(2019)   日本     [117分]  PG−12
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ/サスペンス
監督 平山秀幸
出演者 笑福亭鶴瓶  (梶木秀丸)
綾野剛    (塚本中弥(チュウさん)
小松菜奈   (島崎由紀)
高橋和也   (大谷医師)
木野花    (石田サナエ)
渋川清彦   (重宗)
小林聡美   (井波看護師)
坂東龍汰   (丸井昭八)
平岩紙    (キモ姉)
綾田俊樹   (ムラカミ)
森下能幸   (ダビンチ)
水澤紳吾   (ハカセ)
駒木根隆介  (テッポー)
大窪人衛   (フーさん)
北村早樹子  (オフデちゃん)
大方斐紗子  (おジギ婆さん)
村木仁    (ドウさん)
片岡礼子   (島崎佳代)
山中崇    (島崎伸夫)
根岸季衣   (塚本富子)
ベンガル   (酒井弁護士)
コピー その優しさを、あなたは咎めますか?
あらすじ
死刑執行が失敗し生きながらえた秀丸は、扱いに困った法務省によって精神病院に送られる。
執行の際に脊髄を負傷し車椅子生活を送る秀丸は、誰に対しても優しく接し、周囲の患者ばかりか病院関係者からも慕われる存在だった。
そんな秀丸が出会ったのは、幻聴に苦しむ元サラリーマンのチュウさんと義父からDVを受けている女子高生の由紀。
ある日、突然の悲劇によって3人の運命は大きく狂わされていく。
感想
まず死刑執行が失敗するという設定に驚きました。
制度が未熟な頃ならあったかもしれませんが、今は絶対に起きない事例だと思うし、その後も処遇も難しい所です。
そんな経験をした男は、精神病院をたらい回しにされ、今は六王子病院で落ち着いた生活を送っているのです。

精神病院なのでみんな心を病んでいる人たちで、一見普通に見える人たちも発作が起きれば手助けが必要な状況です。
そこへやって来た高校生の由紀。
義父から性的暴行を受け妊娠、精神的に不安定になり、母親に連れてこられたのです。
状況を知っていて娘を見捨てる母親。
頼る大人のいない絶望的な状況の彼女には、六王子病院は一筋の希望でした。

それだけにここでも起きてしまった悲劇が悔やまれてなりません。
秀さんの気持ちは分かるけど、やり過ぎてしまったなという感情になってしまいました。
他に方法があったと思うし、強姦犯を法で罰するという手もあったはずです。
でも、姿を消した由紀を思って、最悪の事件を起こしてしまいました。
秀さんは自分の人生は1回終わったと思って、死に場所を探していたのかもしれません。
そこで頼られた時に安易な方法を取ってしまった・・・。

それもこれも病院の管理が杜撰なせいですよね。
あれだけ攻撃的な重宗を野放しにしておくなんて・・・。
閉鎖病棟とは言えない開放的な病院でした。

あまり良く思えなかったので評価も上がりません。
設定がユニークだったので、もっと良い物語になりそうな気がしたのですが、思ったようには盛り上がらず残念です。

小説原作作品。
鑑賞日 2022.05.03

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spink.gif 平成狸合戦ぽんぽこ(1994)   日本     [119分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/コメディ
監督 高畑勲
出演者 <声の出演>
野々村真   (正吉)
石田ゆり子  (おキヨ)
三木のり平  (青左衛門)
清川虹子   (おろく婆)
泉谷しげる  (権太)
芦屋雁之助  (隠神刑部)
村田雄浩   (文太)
林家こぶ平  (ぽん吉)
福澤朗    (竜太郎)
山下容莉枝  (お玉)
コピー タヌキだってがんばってるんだよォ。
あらすじ
森林伐採により住む所を追われた狸たち。
そんな彼らは限られた縄張りを取り合って争いを繰り広げる。
おろくばばあになだめられた狸たちは、自分達の置かれた状況を理解し、力を合わせることで合意した。
まずは、薄れかけている化け学を復活させるため、皆で練習に励む。
自信をつけたゴン太たちは、早速人間を化かしておどしにかかる。
感想
ジブリ作品の中ではかなり好き好きランキングが低くなりますが、普通に面白いのでそれなりに楽しめる作品です。

これは子供達が動物たちの事を考えるきっかけにもなるし、大人が見て環境問題について考えるきっかけにもなりますね。
この環境問題は本当に切実で、森林伐採で住む所を追われた狸たちの怒りがかなり込められてました。

狸たちの見た目には、普通に狸の姿と、完璧に人間の姿と、人間に近い狸と、とけかけの狸の、4種類あります。
特に、とけかけ狸の手抜きっぽい見た目が愛くるしいです。

狸たちには色々なキャラがいて、細かい所で沢山笑わせてくれます。
すごい技が使える長老が良かったな〜。
金玉が八畳分も伸びるとは!
さすが長ですわ。
警官を騙したのっぺらぼうの連続技も面白かったです!
あと、面白い掟もありました。
1000円を平和的に稼いでくるとか。
しかし、怒った狸たちは、人間にかなりひどい脅しをかけてました。
あんなに追い詰められれば仕方ないですね。

前回はビデオに映らなかったけど、TVクルーの人達のカメラには映ったみたい。
本当に目の前でこんな事が起きたら、気絶してしまうのも仕方ないでしょう。

最後も綺麗事では済ませず、厳しい現実をきちんと描いている所も良いと思います。
子供達が見て色々と学べるし、楽しみながら勉強できる作品でもあります。
一石二鳥ですね。

しかし、どうも声優さんが下手で、見ていて辛いものがあります。
あえて誰とは言いませんが、狸のキャラとも合ってないみたい。
これはいつ見ても引っかかる所です。

スタジオジブリ長編アニメ第8作目。
鑑賞日 2004.08.29

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spink.gif ヘイトフル・エイト(2015)   アメリカ  R−18+
  THE HATEFUL EIGHT  [168分]
管理人評価   ★★
ジャンル ミステリー/アクション/西部劇
監督 クエンティン・タランティーノ
出演者 サミュエル・L・ジャクソン   (マーキス・ウォーレン)
カート・ラッセル        (ジョン・ルース)
ジェニファー・ジェイソン・リー (デイジー・ドメルグ)
ウォルトン・ゴギンズ      (クリス・マニックス)
デミアン・ビチル        (ボブ)
ティム・ロス          (オズワルド・モブレー)
マイケル・マドセン       (ジョー・ゲージ)
ブルース・ダーン        (サンディ・スミザーズ)
ジェームズ・パークス      (O・B・ジャクソン)
デイナ・グーリエ        (ミニー・ミンク)
ゾーイ・ベル          (ジュディ)
リー・ホースリー        (エド)
ジーン・ジョーンズ       (スイート・デイヴ)
コピー クエンティン・タランティーノ監督が
仕掛ける[密室]ミステリー!

クセもの8人、全員ウソつき。生き残るのは誰だ!
あらすじ
南北戦争後のワイオミング。
雪の中、賞金稼ぎのジョン・ルースと手錠をはめられた賞金首の女デイジー・ドメルグが、駅馬車で処刑場のあるレッドロックを目指していた。
そこへ、馬が倒れて立ち往生していた元騎兵隊の賞金稼ぎマーキス・ウォーレンが、お尋ね者3人の死体と共に乗り込んでくる。
そしてその途中でもう一人、レッドロックの新任保安官だというクリス・マニックスを拾う。
ようやく辿り着いたミニーの店にミニーの姿はなく、見知らぬメキシコ人のボブが店番をしていた。
そんな店には他に、絞首刑執行人のオズワルド・モブレー、カウボーイのジョー・ゲージ、南軍の元将軍サンディ・スミザーズという3人の先客がいた。
一見、まるで無関係な8人は、ひょんな成り行きから、この店で一晩を一緒に過ごすハメになる。
感想
とにかく痛い映画ですね。
タランティーノ監督お得意の手法で、168分を感じさせないくらいグイグイ引っ張られました。

誰も彼も嘘ばかり。
最後まで本当の事なんて何もなかったですね。
こんな空間に放り込まれたら、確実に人間不信になると思います。

絶望的な状況の中、頭をフル回転させて生き残る方法を模索する人々。
細かいヒントがあちらこちらに散りばめらていましたね。
もう一回見直すには痛過ぎるのですが、思い出すだけでも点と線が結びついて楽しめます。

猛吹雪でなければ、ドメルグたちの作戦も上手く行っていたのでしょう。
こんな残酷な作戦は、上手く行ってもまた報復があって、死人が増えるばかりです。

結局、本当の事は何だったかな。
ウォーレンがスミザーズと同じ戦場にいたという事は事実でしょう。
でも、その息子との関係は、どこまで真実だったのか。
煽る為の嘘もあった気がします。

紅一点のドメルグを演じたジェニファー・ジェイソン・リーが良かったですね。
顔の痣や汚い歯で素顔は見えませんが、話し方や立ち居振る舞いに愛嬌があって、物語の良いスパイスになっています。
彼女の為にこれだけの事が起こったのも納得の魅力の持ち主です。

でも、終わり方がちょっとな・・・。
この残酷な物語にはこの終わり方しかないんだけど、あまり評価は上がりませんでした。
あの手紙、とても良い内容でしたね。
本物だったらどれだけ良かった事か。
嘘まみれの中では、生き抜く事は難しい。
当分、痛い映画は遠慮したいと思います。(大汗)
鑑賞日 2023.03.28

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spink.gif ペイバック(1999)  アメリカ
 PAYBACK   [101分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/犯罪
監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演者 メル・ギブソン        (ポーター)
グレッグ・ヘンリー      (ヴァル)
ジェームズ・コバーン    (フェアファックス)
マリア・ベロ         (ロージー)
ウィリアム・ディベイン    (カーター)
ルーシー・リュー       (パール)
デヴィッド・ペイマー     (スタッグマン)
ビル・デューク        (ヒックス警部)
デボラ・カーラ・アンガー   (リン)
ジョン・グローヴァー     (フィル)
クリス・クリストファーソン  (ブロンソン)
コピー 職業:泥棒、相棒:なし。
自分の稼ぎと女にはかなりしつこい性格です。
あらすじ
相方のヴァルとコンビを組んで強盗を働き、何とか生計を立てているポーター。
次の仕事は中国マフィアから現金を強奪するというものだった。
あっさり現金強奪には成功したのだが、ヴァルと自分の妻リンに裏切られて、ポーターは背中に二発の銃弾をあびてしまう。
何とか一命を取りとめたポーターは、自分の取り分だった7万ドルを取り返す為に、裏切った奴らへの復讐を開始する。
感想
14万ドルやると言われているのに、7万ドルにこだわっているポーターがカッコ良かったです。
復讐の鬼と化した割には優しい印象でしたが、冷静な判断力と勘の働く頭でマフィアと戦い、無事に乗りきったという感じですね。
少し上手く行きすぎかなとは思いましたけど、展開が面白かったし、メル・ギブソンの渋さもあって、これで良しと納得しました。(笑)

ヴァルのSM趣味にはどういう意図があったのか分かりませんでしたが、女王様がルーシー・リューでちょっとビックリ。
お尻が小さくて綺麗ですね。
しかも女王様お決まりの黒の衣装も似合ってるし…。

アクションは少ないですが、頭脳戦という感じで結構楽しめました。
電話作戦はこれくるかもと思っていたので、初めて推理が的中して嬉しかったです。
でも先が読めるってこと何ですけどね。(^_^;)
鑑賞日 2003.01.27

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spink.gif ベイビー・トーク(1989)  アメリカ
  LOOK WHO'S TALKING   [96分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ
監督 エイミー・ヘッカリング
出演者 ジョン・トラボルタ    (ジェームズ)
カースティ・アレイ    (モリー)
ジョージ・シーガル    (アルバート)
オリンピア・デュカキス  (ロージー)
エイヴ・ヴィゴダ     (ヴィンセント)
<声優>
ブルース・ウィリス    (マイキー)
コピー ボクが、今年のスーパースター!
困ったもんだぜ!大人って…
あらすじ
妻子あるアルバートの愛人モリーは、不覚にも彼の子を妊娠してしまった。
彼女は産む事を決意し、赤ちゃんも順調に育っていく。
しかし臨月になった時、アルバートがまた他の女と浮気している事が判明。
そのショックからか陣痛が始まった彼女は、たまたま乗ったタクシーの運転手ジェームズと一緒に病院に急行、彼も付き添い無事出産した。
その後ジェームズは、モリーに恋をし、彼女の子供マイキーの子守りとして親しく付き合うようになる。
しかし、モリーはマイキーの父親探しの為にいろんな男性とデートを重ねていた。
感想
お決まりの子宮内のシーンから始まりましたね〜。
私は「2」と「3」を先に見て、肝心の「1」をまだ見て無かったんですよ。
だから子宮内のシーンはお馴染みな訳です。(笑)
精子の群れの行進は、いつ見ても面白いです。
喋ってるからでしょうね。
そして、このマイキーになる精子の声がブルース・ウィリスなんです。
しか〜し!!私が見たのは吹き替えで、マイキーの声優は日本テレビの福澤朗アナだったんです。
だから「ジャストミ〜ト!!」とか「ファイア〜!」などと言ってました。(-_-;)
懐かしいな…そう言えば最近、こんな事言っているのを見なくなったな。
若気の至りだったのね…。(笑)

「2」・「3」から見た私は、マイキーがジェームズの子供じゃない事に驚きました。
「2」は完璧に忘れましたが、確かモリーとジェームズはもう夫婦でしたからね。
こういう出会いがあったんだ〜と昔話を聞いている感じでした。

マイキー役の赤ちゃんが食べちゃいたいくらい可愛いです。
喋らなければね…。(^_^;)
絶妙に赤ちゃんの表情とおしゃべりが合っているのが笑えます。
喋れない頃でも、子供は子供なりにいろんな事思ってるんでしょうね。
感情を隠すという事を知らない段階だと思うので、赤ちゃんの顔は素直な表情だと思うのですが、その裏でこんないろんな事考えてたら…という発想が楽しいです。

ジェームズ役のジョン・トラボルタが若い!!
痩せている!
結構カッコ良いんですね。
マイキーと無邪気に遊ぶ姿から優しさが滲み出ていて、すごく好感が持てました。
人の良い男がはまるのは、結構意外ですね。
ごつい顔つきなので、一見怖そうに見えますもん。
子供にも優しいし、祖父のヴィンセントにも優しい、しがないタクシーの運転手じゃなかったら、完璧に理想の男性でしょう!
だからマイキーの為にちゃんとした父親が欲しいモリーが、勝手に想像を膨らませて彼を拒むのが切なかったです。

最後は感動してホロっとさせられました。
笑えて、和めて、感動する!
気楽に見れる作品なので、結構おすすめです。
今度は字幕でブルース・ウィリスのマイキーを堪能したいです。

《関連作品》
「ベイビー・トーク2 リトルダイナマイツ(1990)」
ベイビー・トーク3 ワンダフルファミリー(1993)
鑑賞日 2003.06.01

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spink.gif ベイビー・トーク3 ワンダフルファミリー(1993)  アメリカ
 LOOK WHO'S TALKING NOW!   [95分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ
監督 トム・ロペリュースキー
出演者 ジョン・トラボルタ   (ジェームズ)
カースティ・アレイ   (モリー)
オリンピア・デュカキス (ロージー)
<声優>
ダニー・デヴィート  (ロックス)
ダイアン・キートン  (ダフネ)
コピー 実は、犬も話せば、恋もする。
あらすじ
お馴染みジェームズとモリーの仲良し夫婦。
彼らの可愛い子供たちも6歳と4歳になり、普通にお喋り出来るようになった。
そんな彼らの家に、雑種犬のロックスと血統書付きのプードル:ダフネがやって来て大騒ぎに!
感想
今回は赤ちゃんではなく、犬がおしゃべりするという設定でした。
笑い所が沢山あって、最後はホロリと感動して結構楽しめました。

でも、狼を3匹も相手にして勝ってしまうというのは、出来すぎだとは思いますけどね。
まあこの映画はコメディということで、そこまで追究しなくても楽しめればOKですね。

ジュリー役の女の子は可愛いとは言えない顔だったけど、愛嬌があってチューとしたくなる愛くるしさでした。
「E.T」のドリュー・バリモアを思わせます。

ジョン・トラボルタのいいパパぶりも良かったです。
美人社長に誘惑されながらも、必死に家族のもとに帰ろうとする健気さが可笑しくもあり切なくもありました。
幼い子供が二人いるだけでも大変なのに、犬が2匹(それも1匹はバカ犬)いたら目がまわる忙しさですよね。
ジェームスファミリーのドタバタぶりが仲の良さを感じさせます。

「2」「3」と見たのであとは「1」だけかな?
是非制覇したいと思います。

《関連作品》
ベイビー・トーク(1989)
「ベイビー・トーク2 リトルダイナマイツ(1990)」
鑑賞日 2003.01.04

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spink.gif ベイビー・ドライバー(2017)   アメリカ
  BABY DRIVER  [113分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/犯罪/音楽
監督 エドガー・ライト
出演者 アンセル・エルゴート  (ベイビー)
ケビン・スペイシー   (ドク)
リリー・ジェームズ   (デボラ)
エイサ・ゴンサレス   (ダーリン)
ジョン・ハム      (バディ)
ジェイミー・フォックス (バッツ)
ジョン・バーンサル   (グリフ)
CJ・ジョーンズ    (ジョセフ)
フリー         (エディ)
スカイ・フェレイラ   (ベイビーの母)
ラニー・ジューン    (JD)
コピー MUSIC ON,
GET MONEY.
あらすじ
天才的なドライビング・テクニックを買われ、ギャングのボス、ドクの下で“逃がし屋”として働く青年ベイビー。
幼い頃の事故で両親を亡くし、自身もその後遺症で耳鳴りに悩まされ、iPodが手放せず、常にお気に入りのプレイリストを聴き続けていた。
そんなベイビーが、ウェイトレスのデボラと出会い恋に落ち、この世界から足を洗おうと決意する。
感想
大勢の警官に追われながら、すごいテクニックで逃げ切る様子は見応えありました。
ただやみくもに逃げるのではなく、朝のラッシュに紛れるとか、緻密に計算されているのも凄い!
計画通り実行するのは至難の業ですが、ベイビーは難なくこなしてしまうのです。

昔ギャング:ドクのヤクを積んだ車を盗んだベイビー。
その負債額を全額返す為にドライバーをしていたんです。
それも今回の仕事で終わり・・・そう思っていたのに、そんなに簡単に縁が切れる訳がありませんでした。

今まで女性に縁のなかったベイビーが、ダイナーで出会ったデボラ。
こんな可愛くて優しい女の子、誰でも好きになっちゃうでしょ。
守るものが出来たベイビーは、悪事から足を洗おうと決意するのです。

散々バカにしてきた奴らを、次々にやっつけるシーンはスカッとしましたね。
郵便局の前のトラックを気にしてたのは分かってたけど、まさかシンプルぶつけるとは予想外でした。

最後の敵とのバトルも見応え十分。
カーアクションをこれでもかと詰め込んだ作品です。
そのBGMとして、ベイビーのiPodの曲が絶えず流れているのも特徴です。
盗んだ車でも逃げるより先にラジオの選局優先。
音楽がないとあの走りは出来ないんですね。

主人公のベイビーが可愛く大人しそうな顔なのに、ハンドルを握ると人格が変わるというギャップが良かったです。
誰もこんな秘密を持ってるなんて予想が出来ませんからね。
なかなか面白かったです。
鑑賞日 2022.05.26

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spink.gif ベイマックス(2014)   アメリカ
  BIG HERO 6  [102分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/ファミリー/アドベンチャー
監督 ドン・ホール
クリス・ウィリアムズ
出演者 〈声の出演〉
スコット・アツィット     (ベイマックス)
ライアン・ポッター      (ヒロ)
T・J・ミラー        (フレッド)
ジェイミー・チャン      (ゴー・ゴー)
デイモン・ウェイアンズ・Jr (ワサビ)
ジェネシス・ロドリゲス    (ハニー・レモン)
ダニエル・ヘニー       (タダシ)
マーヤ・ルドルフ       (キャスおばさん)
ジェームズ・クロムウェル   (ロバート・キャラハン教授)
アラン・テュディック     (アリステア・クレイ)
コピー “優しさ”で世界を救えるか?

「あなたの心とカラダを守ります。」
彼の名はベイマックス。
人を傷つけることを禁じられた、
優しすぎる僕のロボット。
あらすじ
美しい最先端都市サンフランソウキョウ。
天才少年ヒロは、幼くして両親を亡くし、兄のタダシとともに母親代わりの叔母キャスのもとで育った。
14歳になったヒロは、最愛のタダシが謎の爆発事故で命を落としてしまい、すっかり心を閉ざしてしまう。
そこに現われたのは、タダシがヒロのために残した形見の優しいケア・ロボット“ベイマックス”。
彼の使命は傷ついた人々の心と身体を癒すこと。
ベイマックスの献身的な支えで少しずつ元気を取り戻していったヒロは、やがて兄の不審な死の真相を突き止めるべく立ち上がる。
感想
何度も録画に失敗し、やっと見れたディズニー作品です。
しかも、前に最後だけ見てしまって、ちゃんと楽しめなかった残念な作品でもあります。

でも、そんな事にも負けないくらいベイマックスが可愛くて大好きになりました。
杓子定規で冗談の通じない所とか、思わず抱きしめたくなる見た目とか。
ボロボロになって変な喋り方になってしまった時もキュートでした。

そして、自分たちの得意分野を特技にした化学オタクのスーパーヒーローたちも良いですね。
私だったら何でも切れる腕のヒーローになってみたいな。
足元が弱点なのが玉に瑕ですが・・・。

東京とサンフランシスコを混ぜ合わせた未来の架空の都市「サンフランソウキョウ」が舞台ですが、どうも中国風に見えてしまって、日本を感じる事は出来なかったです。
やっぱり馴染みがない所を表現するのは難しいですね。

最後はやっぱり泣いちゃいますね。
自己犠牲の精神に弱いです。
次回作にも期待できそうな終わり方だったので、今から楽しみです!

ディズニー長編アニメ第54作目。
鑑賞日 2017.08.31

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spink.gif ヘヴン(2002)   ドイツ/イギリス/アメリカ/フランス
  HEAVEN  [97分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/ドラマ
監督 トム・ティクヴァ
出演者 ケイト・ブランシェット       (フィリッパ・パカード)
ジョバンニ・リビシ         (フィリッポ)
レモ・ジローネ           (フィリッポの父親)
ステファニア・ロッカ        (レッジーナ)
アレッサンドロ・スペルドゥーティ  (アリエル・ファブリーツィ)
マッティア・スブラジア       (ヴィットリオ・ピニ)
ステファノ・サントスパーゴ     (ヴェンディチェ)
アルベルト・ディ・スタシオ     (検察官)
コピー 愛してる
もっと強く、もっと高く
あらすじ
イタリア、トリノ。
夫を殺した男に恨みを持つフィリッパは、その男のオフィスに爆弾を仕掛ける。
しかし、不運にも清掃婦が爆弾の仕掛けられたごみ箱を回収してしまい、清掃婦とエレベーターに乗っていた親子3人が犠牲になってしまった。
逮捕されたフィリッパは、その事実を聞かされて失神する。
そんな彼女の通訳を担当した憲兵フィリッポは、美人で心の優しい囚人に心を奪われ、彼女を逃がす手助けしたいと申し出る。
感想
ラストシーンまでは★2つだなと思っていたのですが、すごく印象的なラストで★を1つ増やしました。

それまではフィリッパとフィリッポの関係が深くなっていくのに違和感を覚え、素直に納得できなかったです。
フィリッポが一目惚れするのは分かるけど、フィリッパはいつの時点で彼を愛し始めたのでしょう。
私が感じ取れなかっただけなのか、そこら辺の描き方が甘かったような気がします。

ケイト・ブランシェットはいつ見ても綺麗ですよね。
でも、今回はキャラの設定が甘い性か、彼女の魅力が発揮されていませんでした。
その人間の深みとか、厚みが感じられないんですよ。
どこか薄っぺらい印象です。

主役の2人は「ギフト」のコンビですよね。
でも、ジョバンニ・リビシが好青年だったので、雰囲気は全然違いました。
っていうか彼が普通の役というのが珍しいですよね。
そこに違和感を感じたのか?

この作品でどうしても理解出来ないのが、逃亡中に2人で坊主にした事。
すごく目立つと思うんだけど、どうなんでしょう。
あと、何気ない白いTシャツと黒いズボンなのに、ペアルックだととても目立つ。
これも、どうなんでしょう。

色々不満を書いたけど、最後で帳消しになりました。
このラストは上手いですね。

総合的にはちょっと期待しすぎたかなと思います。
あまり期待すると、思ったより良くなかったという感想になちゃいますからね。
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鑑賞日 2003.11.28

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spink.gif ベートーベン2(1993)   アメリカ
  BEETHOVEN'S 2ND  [95分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/動物
監督 ロッド・ダニエル
出演者 チャールズ・グローディン    (ジョージ・ニュートン)
ボニー・ハント         (アリス・ニュートン)
ニコール・トム         (ライス)
サラ・ローズ・カー       (エミリー)
デビー・マザール        (レジーナ)
クリス・ペン          (フロイド)
アシュレイ・ハミルトン     (テイラー)
ダニー・マスターソン      (セス)
クリストファー・キャスティール (テッド)
ケビン・ダン          (ブリロ)
コピー ニュートン家を再び襲う巨大な迷惑と巨大な愛!!
あらすじ
いたずら大好きなベートーベンが帰ってきた!
ニュートン家で飼われているセントバーナードのベートーベン。
彼は公園で一目惚れしたミッシーの家まで行き、彼女とデートを重ねる。
それから10週間後。
ベートーベンの様子がおかしい事に気づいたニュートン家の子供達エミリーとテッドは、後をつけベートーベンの赤ちゃんを発見する。
感想
これ前に見た事あるな〜。
見てないと思って見始めたのに、あのペンションの柱を壊してドリフのコントみたいになる所で「あ!これ見た事ある!」って気付きました。

やっぱりワンちゃんは可愛いですね。
ベートーベンとミッシーの赤ちゃんがめちゃくちゃ可愛い!
子犬は何でこんなに可愛いのか。
子犬の一匹がモヒカンみたいに毛が立っていて面白いです。
"モー"って名前の子。

そして、成犬になると皮が垂れて表情豊かになるのです。
これをブサ可愛いと言うのでしょう。
車で連れて行かれる別れのシーンでは、名女優っぷりを発揮してました。

セントバーナードが5匹って大変だろうな。
案の定、家の中はドロドロになってましたけどね。

クリス・ペンの扱いはひどかったな〜。
森の中で坂を転がり落ちて、切り株に頭を突っ込む一連の流れには、思わず「ありえね〜!」と叫んでました。(汗)
でも、ウケタな〜。

安心して見れるから、気楽に楽しめます。
でも、すんごく良い!って所はないので、★は2つ止まりですわ。

ワンちゃん大好きな方には堪らないシリーズでしょう。
今「4」まであるのかな?
今度「5」も出るみたいだし…。
機会があったら制覇してみたいと思います。

《関連作品》
「ベートーベン(1992)」
「ベートーベン3(2000)」
「ベートーベン4(2001)OV」
「ベートーベン5(2003)OV」

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spink.gif ペーパー・ムーン(1973)   アメリカ  PG−12  白黒
  PAPER MOON  [103分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/コメディ/犯罪
監督 ピーター・ボグダノヴィッチ
出演者 ライアン・オニール    (モーゼ・プレイ)
テイタム・オニール    (アディ・ロギンス)
マデリーン・カーン    (トリクシー・デライト)
ジョン・ヒラーマン    (ハーディン保安官/ジェス・ハーディン)
P・J・ジョンソン    (イモジン)
ジェシー・リー・フルトン (ミス・オリー)
ランディ・クエイド    (リロイ)
ノーブル・ウィリンガム  (ミスター・ロバートソン)
コピー きのうへ忘れられた
《心の宝石》を
ライオン・オニール父娘が
あなたに捧げる−−
愛と涙と笑いの
心あたたまる名篇!

信じあえば…
愛しあえば…
助けあえば…
紙のお月様だって
ほら!本物に
見えるでしョ
あらすじ
1935年。
大恐慌期のアメリカ中西部。
母親を亡くしたアディは、母の恋人という詐欺師のモーゼと、ミズーリ州の叔母の家へ行く事になった。
お金の無いモーゼは、未亡人に高値で聖書を売りつける詐欺で稼いでいた。
アディもその手伝いをしてお金を稼ぎながら、一緒に目的地を目指す。
感想
当時、最年少10歳でアカデミー賞助演女優賞を受賞したテイタム・オニール。
いつも仏頂面で可愛げのないアディ。
頭が良く悪知恵も働くおませな子。
でも、たまに子供らしい表情も見せ、観客の心を掴みます。
これも計算通りと思うと怖いくらいです。

そんなアディに手助けされながら、未亡人に聖書を売りつける詐欺で稼いでいるモーゼ。
結局、彼は何故アディの母親の葬式に来たのでしょう。
当時付き合っていた恋人だったという事か。
やっぱり父親なのかな?
それが最後まではっきりせず、モヤモヤが残りました。

モーゼがダンサーのトリクシーに入れ込んでしまうと、彼女の尻軽な性格を上手く利用し、小芝居を打って別れさせるアディ。
こんなに小さい頃から、手の込んだ方法で大人を手玉に取るなんて、末恐ろしいですよ。
とても可愛いとは思えません。

でも、モーゼとアディの相性はバッチリ。
モーゼの頼りない所を、アディがフォローして、上手く稼いでいく様子は微笑ましかったです。
さすがは本物の親子という所でしょう。

時代を反映した為なのか、アディの口から「ルーズベルト大統領」の名前が良く出てきました。
子供でも興味があるくらい政治家が活躍していたのでしょうね。
とても印象的でした。

慣れていない闇酒取引に手を出し、痛い目に遭うモーゼ。
身の丈にあっていない事はするもんじゃありませんね。
せっかくお金持ちの叔母さんの所に着いたのに、詐欺師のモーゼを選んだアディ。
彼女は生まれながらの悪女という事なのか。
普通の生活では満足出来ないのでしょうね。
こうなると、母親がどういう人だったのか気になります。

物語としては期待した程では無かったですが、キャラクターの魅力に引き込まれましたね。
さすが最年少でアカデミー賞助演女優賞を受賞しただけの事はあります。
大人顔負けのやり取りで、子供らしからぬ行動を取るアディ。
こういう人が夜の街で活躍する女性になるんでしょうね。
そんな予感のする最後でした。

アカデミー賞助演女優賞受賞作品。
鑑賞日 2024.03.20

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spink.gif ベガスの恋に勝つルール(2008)   アメリカ
  WHAT HAPPENS IN VEGAS  [99分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 トム・ヴォーン
出演者 キャメロン・ディアス    (ジョイ・マクナリー)
アシュトン・カッチャー   (ジャック・フラー)
ロブ・コードリー      (スティーヴ・“ヘイター”・ハーダー)
トリート・ウィリアムズ   (ジャック・フラー・シニア)
デニス・ミラー       (ワッパー判事)
レイク・ベル        (ティッパー)
クイーン・ラティファ    (トウィッチェル医師)
ジェイソン・サダイキス   (メイソン)
ディードル・オコンネル   (ジャックの母親)
ミシェル・クルージック   (チョン)
デニス・ファリナ      (バンガー社長)
ザック・ガリフィナーキス  (デイブ)
コピー 恋も、お金も、人生も。幸運は、前向きな人の味方。
あらすじ
ウォール街で働くジョイは、完璧主義な性格が原因で、婚約者にフラれる。
一方、同じニューヨークで父親が経営する工場を解雇されたお気楽な男ジャック。
彼らはそれぞれ親友を連れてラスベガスへ来ており、ホテルのダブルブッキングがきっかけで出会った。
酒を飲んでバカ騒ぎした末、勢いで結婚してしまったジョイとジャック。
たまたまスロットで当てた大金の所有権を争い、裁判沙汰になってしまう。
感想
バカバカしくて気軽に楽しめるコメディです。
少々下品が過ぎますが、これくらいでも馬鹿笑いして楽しめました。

お酒の勢いで結婚してしまった二人が、裁判所の命令で半年間夫婦として暮らさなければならなくなってしまうのです。
300万ドルもの大金の所有権も絡んでいるので、二人とも意地になって夫婦を演じます。
その嫌がらせの応酬がバカバカしくて笑ってしまいます。

ジョイがわざとトイレを占拠していると、我慢の限界が来たジャックが流し台でおしっこしたり。
浮気させようとセクシーな女性を沢山呼ぶと、負けじと男性陣を呼び寄せたり。
とにかくやったらやり返すの応酬で、その低次元な作戦がいちいち笑えます。

でも、そんな生活の中で飾らない自分でいれる事に気が付くジョイ。
確かにこんなに嫌な自分を見せる事なんかないですからね。
カウンセリングの先生も、二人の相性は抜群だって保証してくれるくらいです。

キッカケが酒の勢いの結婚というのが、パワーワード過ぎますよね。
でも、それが運命の出会いだった訳です。

沢山笑って最後はほっこりさせられる作品です。
この頃のキャメロン・ディアスは、最高のコメディアンヌですよね。
他の作品も見たくなりました。
鑑賞日 2023.09.12

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spink.gif ペギー・スーの結婚(1986)   アメリカ
  PEGGY SUE GOT MARRIED  [103分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ファンタジー/ロマンス
監督 フランシス・F・コッポラ
出演者 キャスリーン・ターナー (ペギー・スー・ケルチャー)
ニコラス・ケイジ    (チャーリー)
キャサリン・ヒックス  (キャロル・ヒース)
バリー・ミラー     (リチャード・ロビック)
ジョーン・アレン    (マディ)
ケヴィン・J・オコナー (マイケル・フィッツシモンズ)
ジム・キャリー     (ウォルター・ゲッツ)
ヘレン・ハント     (ベス)
コピー もしも、ほんの少し
過去に戻れたら もう一度
”今の彼”を選びますか。
あらすじ
仕事にかこつけて女を作っている夫チャーリーに愛想をつかし、別居中の妻ペギー・スー。
そんな彼女にある日、高校の同窓会の知らせが届いた。
そしてパーティーに出席し、懐かしい面々と昔話に花を咲かせるペギー。
ところが、高校当時のようにキングとクイーンを選ぶメイン・イベントでクイーンに選ばれた彼女は、興奮のあまり倒れてしまう。
やがて、ペギーは目を覚ますと、25年前の高校三年の時代にタイムスリップしてしまっていた。
感想
前に見た事あるはずなんですけど、全然覚えてませんでした。

普通に見るとおばさんが高校生のフリをしているのですが、キャスリーン・ターナーはキュートで高校生の中に入っていても、全然違和感がありません。

ニコラス・ケイジも高校生の時には、高い声で演じていて、可愛い男の子を上手く演じています。
歌手を目指しているだけあって、歌も上手かったですね。

結婚に失敗した後に、こんな体験が出来たら、未来を変えたいと思うのは当然でしょうね。
でも、こっちは変えたくても、過去の夫は諦めずにアタックしてくるんです。
まだ子供で急に相手に態度を変えられて戸惑うチャーリー。
それでも、歌を諦めたり、自分の将来について真剣に考えたり、ペギーと結婚する為に、色々な事を考えるんですよね。
それが健気で、次第に可哀想になってきます。

一方ペギーの方は、チャーリーとしかデートした事なかったのに、変わり者と言われているマイケル・フィッツシモンズと一夜を過ごしたりして、もう一度訪れた高校生活を謳歌します。
その経験が、よりチャーリーとの事を考えさせてくれました。

しかし、おじいちゃんの秘密の会は面白かったですね。
真剣に未来に戻してくれようとしているのは、伝わってくるんですけど、鼻で鳩は笑っちゃいました。

私が戻れたら、どうしようかな。
また同じ人と結婚すると思うな。
今の子供たちと会うには、同じ人と結婚するしかないですもんね。

タイムスリップものとしては地味な作品ですが、なかなか面白いと思います。
自分だったら・・・と考えるのが楽しいです。

若き日のジム・キャリー
動きが独特で、この頃から目立ってましたね。

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spink.gif 北京ヴァイオリン(2002)   中国
  TOGETHER   [117分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ/音楽
監督 チェン・カイコー
出演者 タン・ユン      (チュン)
リウ・ペイチー    (リウ)
ワン・チーウェン   (チアン先生)
チェン・ホン     (リリ)
チェン・カイコー   (ユイ教授)
チェン・チアン    (チョン)
チャン・チン     (リン)
キム・ヘリ      (ユイ夫人)
リー・チュアンユン  (タン・ロン)
コピー 僕が奏でる父さんの夢。
あらすじ
田舎では天才ヴァイオリン少年として有名なチュン。
北京でのコンクール出場をきっかけに、専門の先生についてもっと上を目指そうと、料理人の父と一緒に都会に移り住む事にした。
何とか息子の成功を願う父リウは、コンクールに来ていたチアン先生に懇願し、無理やりチュンを生徒にしてもらう。
その頃チュンは、駅で出会った美人な女性リリと再会し、ひょんな事から友達になった。
感想
あれ?と思う所も多々あったけど、★4つでも問題はないでしょう。
最後は号泣です!

一番あれ?と感じたのは、途中でリリのためにヴァイオリンをあっさり売ってしまう所。
自分の将来をあまりに簡単に捨ててしまった気がして、彼にはヴァイオリンに対する熱い思いが無いんだなと思ってしまいました。
しかし、その後の展開で、それくらいリリを想っていると分かって納得です。

今回の涙腺刺激キャラは、息子のために頑張る父リウさんです。
チュンのために北京に移り住み、慣れない場所で色々な仕事をしてコンクールのためのお金を作る父さん。
こういう努力には涙が出て仕方が無い!!
リトル・ダンサー」と一緒だね。

リウさんはいつも一生懸命なんだけど、やっぱり田舎の人だから少しずれてるんですよね。
それがとっても面白かったです。
少々わざとらしいように見えても、それがチュンのためだと分かってまたウルウル来ます。

このリウを演じたリウ・ペイチー。
どっかで見た事あると思ったら、「秋菊の物語」に出てた人ですね!
なすびに激似です。

リウが「俺たちは本当に運が良い」と言っていましたが、それはチュンなのではないかと思いました。
リウのような優しい男性に拾われて、ここまで育ててもらい、北京に来たら親切な人達に支えられチャンスをつかむ。
まあ、彼の性格や才能が、周りの大人たちに影響を与えているからかもね。
良い行いはちゃんと自分に返って来るんだな。

そんな中疑問が一つ。
それはリリの職業です。
夜のお仕事で良いのかな?
それともモデル??
はっきり分からずモヤッと感が残りました。
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鑑賞日 2004.12.06

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spink.gif 北京好日(1993)   中国/香港
  我楽  FOR FUN  [93分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 ニン・イン
出演者 ホワン・ツォンルオ (ハン)
ハー・ミン     (フー・ミン)
ホワン・ウェンチェ (チャオ・ワンヨウ)
ヤン・ヨウタン   (ヤン)
ハン・シャンシェイ (ドン)
ワン・シューマン  (ワン)
コピー 北京のやさしい風。
ここには、青春がある。
あらすじ
北京・珠子口劇院の住み込み管理人のハン爺さん。
この度、退職を迎え、わずかな荷物と死んだ妻の写真を荷車に積み引っ越した。
その先には、公園の片すみで京劇に興ずる老人たちがいて、ハンもそのグループに参加する。
そして、だんだんと彼らの世話人的存在となっていく。
感想
最後はふっと笑いがこぼれました。
この年で自分から折れるとこいう事は、なかなか難しい事でしょうね。
でも、やっぱり京劇が好きだし、せっかく出来た仲間をこんな事でなくすのは嫌だったハン。
自ら歩み寄っていくことが出来ました。

曖昧だけど前向きな終わり方が、温かい余韻を残します。

しかし、老人というのは、妙な所に拘るんですね。
そんな人たちが沢山集まってたら、まとまるもんもまとまらないですよ。
趣味のクラブなんだから、もっと気楽に楽しめば良いんですけどね。

ハンさんは味がある人なんですけど、正義感の塊というか、規則が絶対という人で。
近くにいるとおせっかいで鬱陶しいと思うかもしれないですね。
でも、憎めないタイプのお爺さんです。

また、老人京劇クラブのメンバーが個性的な面々ばかり。
見た目のインパクトも大きくて、全然飽きません。

その個性が「老人新聞」の取材の時に爆発!
みんなのアピール合戦が面白かったです。

監督は当時33歳の女性みたいですね。
素人さんを多く使った所も、独特の味になっていたと思います。
鑑賞日 2006.03.18

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spink.gif ベスト・フレンズ・ウェディング(1997)   アメリカ
  MY BEST FRIEND'S WEDDING  [104分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 P・J・ホーガン
出演者 ジュリア・ロバーツ    (ジュリアン)
ダーモット・マローニー  (マイケル)
キャメロン・ディアス   (キミー)
ルパート・エヴェレット  (ジョージ)
フィリップ・ボスコ    (ウォルター)
スーザン・サリヴァン   (イザベル)
キャリー・プレストン   (アマンダ)
レイチェル・グリフィス  (サマンサ)
M・エメット・ウォルシュ (ジョー)
クリス・マスターソン   (スコッティ)
ポール・ジアマッティ   (リチャード)
コピー この恋、手遅れ?
男と女の友情だと信じていた、
彼が結婚すると知るまでは。
あらすじ
元彼氏で今は友人としてつきあっているマイケルから、結婚するとの知らせを受けた作家のジュリアン。
彼のフィアンセは、20歳の美人令嬢キンバリー・ウォレス。
嫉妬に燃える彼女は、彼の愛を取り戻そうと決意。
キンバリーにあれやこれやの嫌がらせを開始した。
感想
まあ、最後が良かったから、ギリギリで★3つだな。
メールの件で★2になってました。

ジョージの粋な演出が良かったです。
携帯で小説みたいに状況説明して、あの「Say a little player」がかかった時は、ちょっと鳥肌立ちました。

ジョージの婚約者キミーのキャラが最高です。
なんであんなになっちゃったのよ!(笑)
私のライバルが彼女みたいな人だったら、完全に諦めると思います。
お金持ちの令嬢なのに、性格まで良いって・・・完璧です。
ひどいカラオケも良かったですね。
しかし、本当にひどかった。(汗)

二人の思い出の歌ってありますよね。
その時、その時代で。
同じバイトしてた時、「あなたのキスを数えましょう」がずっと流れてたなぁ。
懐かしい・・・。

しかし、あのメールはいただけません!
これで一気にテンションが下がりました。

何とか全てが丸く収まって良かったです。
最後の最後でかなりぶり返しました。
鑑賞日 2007.07.12

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spink.gif ベッカムに恋して(2002)   イギリス/アメリカ/ドイツ
  BEND IT LIKE BECKHAM  [112分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル コメディ/青春/スポーツ
監督 グリンダ・チャーダ
出演者 パーミンダ・ナーグラ      (ジェス・バームラ)
キーラ・ナイトレイ       (ジュールズ・パクストン)
ジョナサン・リース・マイアーズ (ジョー)
アヌパム・カー         (ジェスの父)
アーチー・パンジャビ      (ピンキー・バームラ)
シャズネ・ルイス        (メル)
フランク・ハーパー       (アラン・パクストン)
ジュリエット・スティーヴンソン (ポーラ・パクストン)
シャヒーン・カーン       (ジェスの母)
アミート・チャーナ       (トニー)
コピー 女の子がサッカー!?でも、夢は絶対あきらめない。
あらすじ
インド系イギリス人のジェスは、サッカーとベッカムが大好き。
しかし、彼女の家はインドの伝統と習慣を重んじる保守的な家庭のため、親に隠れて公園で技を磨いていた。
そんなある日、いつものように男の子たちに混じってサッカーを楽しんでいたところ、地元の女子サッカーチームのエースストライカー:ジュールズに見込まれ勧誘される。
ジェスは戸惑いながらも両親に内緒で本格的にサッカーに取り組み始める。
しかし、彼女は練習帰りのユニフォーム姿を母に見られてしまい、大反対される。
感想
ふざけたタイトルだからあんまり期待してなかったのですが、あちらの文化とか知れて意外と面白かったです。
宗教の事は良く分からないけど、無宗教の私からすると、かなり窮屈だなと感じてしまいます。
好きな事が思いっきり出来ないのは、とても辛いですよね。
女の子は女の子らしくというのは日本でも求められるけど、インドはそんなもんじゃないです。
インド人としか結婚してはダメ。
イスラム教徒との結婚は絶対にNG。
こういう縛りは絶対的で、反すると生きていけないくらい厳しいですよね。
自分は日本人で自由に出来る分、色々と考えさせられました。

恋と偏見と文化と宗教。
色々な要素を盛り込んでいるのに、上手くまとめられていて見応えありました。

ジョナサン・リース・マイアーズがめちゃくちゃカッコ良くて、ニヤニヤが止まりません。
初めて普通の人役の彼を見たからかな。
彼が女子サッカーの監督って設定がツボを押さえてます。
キュンキュンさせるねぇ〜!

あと、キーラ・ナイトレーも良かったです。
腹筋が割れててかっこいいし、勝気な女の子という役が合ってました。
ジェス役の子もセクシーでキュート。
禁断の恋ってドキドキするわぁ〜!

肝心のサッカーの試合は、カットが多くて目がチカチカするのでいまいちです。
最後の試合も短すぎて盛り上がりにかけるし、せっかくここまで良い感じだっただけに残念でした。

最後にはベッカム夫妻も出演してます。
その頃にはジョーの方が良くなってましたけどね。

しかし、インドの結婚式の派手さに驚きました。
あっちはあれが普通なんでしょうね。
鑑賞日 2006.06.05

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spink.gif ペット(2016)   アメリカ
  THE SECRET LIFE OF PETS  [87分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/コメディ/アドベンチャー
監督 クリス・ルノー
ヤーロウ・チェイニー
出演者 <声の出演>
ルイス・C・K        (マックス)
エリック・ストーンストリート (デューク)
ケヴィン・ハート       (スノーボール)
ジェニー・スレイト      (ギジェット)
エリー・ケンパー       (ケイティ)
レイク・ベル         (クロエ)
ダナ・カーヴィ        (ポップス)
ハンニバル・バレス      (バディ)
ボビー・モナハン       (メル)
スティーヴ・クーガン     (オゾン)
アルバート・ブルックス    (タイベリアス)
コピー 彼らは、お行儀よく留守番してる…とは限らない!
あらすじ
ニューヨークのマンハッタン。
優しい飼い主ケイティに愛情いっぱいに育てられ、幸せな毎日を送る小型犬のマックス。
ご近所にはポメラニアンのギジェットやデブ猫のクロエなど楽しい仲間もいっぱい。
飼い主が仕事で留守にする日中は、思い思いの時間を過ごしたり一緒に遊んだりと気ままなペットライフを満喫していた。
そんなある日、ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを保健所から連れて帰ってきた。
以来、厚かましいデュークのせいでマックスの平穏な日常はメチャクチャに。
おまけに散歩中にデュークの悪戯が原因でふたりは迷子になり、ついには保健所の職員に捕まってしまう。
感想
近くの映画館が開館1周年記念ということで、この映画の鑑賞券が無料になってました。
ひょんなことからその券を譲ってもらい、子供たちと見に行くことになりました。

久しぶりの劇場にそわそわ。
大きなポップコーン買ったら、何故か2個分お金取られててシクシク。

映画の方は何だかテンポが同じで疲れちゃいました。
スピード感があるのは良いんだけど、それが連続で続いて気の休まる時がない感じです。
上手いこと緩急つけるって大切なんだなとしみじみ思っちゃいました。

キャラは良かったと思うんです。
特に普段はしなしなしてるけど、いざとなったら超強いポメラニアンのギジェット。
彼女の物怖じしない性格のおかげで、マックスたちを助けることが出来ました。

そして、ふわふわ可愛い兎のスノーボール。
あんな顔して「元ペット団」の長で、ワニや大蛇を手下に従えているんです。
地下のアジトも凄かったですね。
あの数の仲間たちを束ねてるスノーボール、カッコ良かったです。

しかし、結構大事なデュークの元飼い主に会いに行くシーンで、次女がトイレに行きたいと言い出して、5分くらい見逃してしまったんです。
帰ってきたら、敵のはずのスノーボールとマックスが一緒にバスに乗ってて?????。
今、Wikipediaで調べて内容が分かりました。

留守番してるはずのペットたちが、外で大冒険してたらって設定は面白かったのに、評価が上がらなかったのは残念です。
この夏に「2」も公開されるみたいだし、人気はあるんでしょうね。
TV放送される頃にチェックしたいと思います。

《関連作品》
ペット2(2019)
鑑賞日 2019.06.29

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spink.gif ペット2(2019)   アメリカ
  THE SECRET LIFE OF PETS 2  [86分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/コメディ/ファミリー
監督 クリス・ルノー
出演者 <声の出演>
ケヴィン・ハート       (スノーボール)
ティファニー・ハディッシュ  (デイジー)
ハリソン・フォード      (ルースター)
パットン・オズワルト     (マックス)
エリック・ストーンストリート (デューク)
ジェニー・スレイト      (ギジェット)
レイク・ベル         (クロエ)
ハンニバル・バレス      (バディ)
ニック・クロール       (セルゲイ)
ダナ・カーヴィ        (ポップス)
エリー・ケンパー       (ケイティ)
ピート・ホームズ       (チャック)
ボビー・モナハン       (メル)
クリス・ルノー        (ノーマン)
コピー あなたの知らない、
家族(ペット)たちのドタバタ騒ぎが始まる。
あらすじ
小型犬のマックスと大型犬のデュークの飼い主ケイティは結婚し、男の子のリアムが誕生する。
マックスはリアムを我が子のように可愛がるが、過保護のあまり心配しすぎで育児ノイローゼになってしまう。
一方、新たな飼い主と巡り会ったウサギのスノーボールは、自分をスーパーヒーローだと思い込むようになり、サーカス団に囚われているホワイトタイガーの子供フーの救出に乗り出す。
感想
今回は普通に楽しめました。
農場に行くマックスたち、ホワイトタイガーを救出するスノーボールたち、マックスから預かったミツバチボールを救出するギジェットの、3つの物語が展開するんです。
それぞれにそれぞれの成長を描いていて、思ったより面白かったです。

やっぱり一番成長したのは、心配性で育児ノイローゼになってしまったマックスかな。
あまりに心配するあまり、体をかきまくる癖がついてしまったんです。
しかし、広い農場でたくましく暮らすルータスと出会い、厳しくも温かい指導を受けたマックスは、適切な見守り方を学びました。

友人のデイジーから劣悪な環境のサーカスに囚われているホワイトタイガーの救出を頼まれたスノーボール。
しかし、彼は格好だけで、実質活躍していたのは、勝ち気な性格のデイジーでしたね。
今は子供だけどホワイトタイガーが大きくなったら、手に余るでしょう。
今後どうなるのかが気になります。

一番良かったのは、愛するマックスの為に預かったミツバチボールを救出に行くギジェット。
何とか猫になりきって猫屋敷に潜入するのですが、正体がバレた時の作戦が秀逸でした。
猫にとっての赤い点は、それほどまでに意味を持っていたんですね。(笑)
神のように崇められるギジェットが面白かったです。

最後の列車での戦いは、スピード感があって見応えありました。
生意気な猿をやっつけてくれてスッキリ!
さすがのチームワークで、テンポ良く繰り広げられるアクションは見所です。

吹き替えで見たけど、声優さんたちが皆上手で違和感はありません。
英語版のルータスはハリソン・フォードですか!?
それはちょっと聞いてみたかったかも!
でも、吹き替えの内藤剛志さんも凄く上手でした。

《関連作品》
ペット(2016)
鑑賞日 2023.05.05

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spink.gif ベッドタイム・ストーリー(2008)   アメリカ
  BEDTIME STORIES  [100分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ファンタジー/ファミリー
監督 アダム・シャンクマン
出演者 アダム・サンドラー      (スキーター・ブロンソン)
ケリー・ラッセル       (ジル)
ガイ・ピアース        (ケンドル・ダンカン)
ラッセル・ブランド      (ミッキー)
リチャード・グリフィス    (バリー・ノッティンガム)
ジョナサン・プライス     (マーティ・ブロンソン)
コートニー・コックス     (ウェンディ)
ルーシー・ローレス      (アスペン)
テリーサ・パーマー      (バイオレット・ノッティンガム)
ローラ・アン・ケスリング   (ボビー)
ジョナサン・モーガン・ハイト (パトリック)
コピー
あらすじ
“ベッドタイム・ストーリー”、それは大人が子どもを寝かしつけるときに語って聞かせる物語。
ある日、姉ウェンディの子どもたちを預かるハメになった独身男のスキーター。
夜、幼い姉弟にお話をねだられ、自分を主人公にした思いつきの物語を語り始める。
ところが、子どもたちは話を横取りして勝手に物語を進めてしまう。
すると翌日、子どもたちが語った奇想天外な出来事が現実となってしまうのだった。
以来、毎夜子どもたちにベッドタイム・ストーリーを操られては、絶体絶命のピンチに遭遇してしまうスキーターだった。
感想
ディズニーらしい可愛らしいお話でした。
寝る前に話したお話が現実になるなんて、夢のようなお話ですよね。
しかも、子供たちが思い付きで話した形で本当になってしまうので、良い事も悪い事も起こってしまうんです。
まあ、そうなると思い込んでるスキーターが、力技で起こしてる気は否めませんけどね。

ガムの雨が降るというのも、事故を起こしたトラックからガムが降って来ていたし。
完全なファンタジーとも言えないのが、また憎らしい演出です。

大きな目のハムスター:バグジーも良い味出してました。
いつも子供たちと一緒にお話を聞いていて、空想のお話にも登場するんです。
変な宇宙人だったり、象の代わりだったりと、とってもおいしい役どころでした。

また子供たちも可愛かったです。
母親の厳しい教育のせいで、テレビを見た事ない子供たち。
ハンバーガーも食べた事ないなんて、あまりにやり過ぎじゃないですか??
普通の叔父さんに預けられたおかげで、やっと普通の生活に触れる事が出来ました。
何事も適度に必要ですよね。

最後のバイクのシーンは面白かったですね。
今までの空想のお話の登場人物が、代わる代わる出てきて、漫画みたいな展開でした。
ついでに取られた財布も取り返したりして。(笑)
本当にヒーローみたいにカッコ良く決まりました。

自分の物語は自分で作るしかない!
正にその通り!
他人任せの人生なんてつまらない!
なかなか上手くまとまっていると思います。

ディズニー作品。
鑑賞日 2018.10.22

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spink.gif ペッピーノの百歩(2000)   イタリア
  I CENTO PASSI  [104分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/犯罪/実話
監督 マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
出演者 ルイジ・ロ・カーショ      (ペッピーノ・インパスタート)
ルイジ・マリア・ブッルアーノ  (ルイジ・インパスタート)
ルチア・サルド         (フェリーチャ・インパスタート)
パオロ・ブリグリア       (ジョヴァンニ・インパスタート)
トニー・スペランデオ      (ガエターノ・バダラメンティ)
アンドレア・ティドナ      (ステファノ・ヴェヌーティ)
ピッポ・モンタルバーノ     (チェザレ・マンツェッラ)
アントニーノ・ブルスケッタ   (アンソニー)
パオラ・パーチェ        (コジマ)
クラウディオ・ジョエ      (サルヴォ・ヴィターレ)
ドメニコ・チェンタモーレ    (ヴィート)
ガスパレ・クチネッラ      (ガスパーロ)
コピー 全ての、101歩目を歩もうとした人々へ。
あらすじ
シチリア、チニジ。
マフィアの家に生まれたペッピーノ。
可愛がってくれていた大好きな叔父さんチェザーレを殺されて、犯人がマフィア内部の人間だと聞かされショックを受ける。
その後、青年になったペッピーノは、共産主義者の画家ヴェヌーティについて、マフィア撲滅運動に参加していた。
感想
地味映画推進委員会推薦の一本であり、「チャオ!チネマ・イタリアーノ イタリア映画祭傑作選」の中の一つです。

結構見応えのある作品でした。最後まで飽きずに見れたしね。
私は最初に「ぼくの瞳の光」を見たので、全然印象の違うルイジ・ロ・カーショにビックリです!
すごく寡黙で真面目だった前の役に対して、今回は怒ってどなってばっかりでした。
後半は痩せこけて別人みたいだったし。
無茶ばかりしてたけど、彼も苦労してたのね。

これはルイジ・ロ・カーショの初出演映画だそうです。
そうとは思えないほどの熱演でした!

とにかく無鉄砲なペッピーノの行動には、ハラハラさせられっぱなしです。
絶対いつかは殺されるって思えるから、気が気じゃないんです。
自分にはマフィアの身内がいるからって根拠のないおごりがあったのでしょう。
確かに父が守ってくれていたのは大きかったね。

この作品には詩が沢山出てきます。
一番印象に残ったのは、母が読んだ母についての詩です。あれを母親に読まれたら、少しは大人しくしようと思うはずなのに、彼には聞かなかったみたい。(汗)

昔はラジオがすごく重要だったのですね。
でも、あんなに下品な内容、ピー音なしで放送して良いんですか?

ラジオでかかっていた「青い影」という曲が良かったです。
どこかで聞いたことあると思ったら、大好きなサラ・ブライトマンがカバーしている曲でした。

百歩って自分の家からターノの家までの距離だったのね。
でも、色々な意味に受け取れる上手いタイトルだと思います。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2005.07.12

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spink.gif ベティ・サイズモア(2000)   アメリカ
  NURSE BETTY  [110分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/コメディ
監督 ニール・ラビュート
出演者 レニー・ゼルウィガー    (ベティ・サイズモア)
モーガン・フリーマン    (チャーリー)
クリス・ロック       (ウェズリー)
グレッグ・キニア      (ジョージ・マコード)デヴィッド
アーロン・エッカート    (デル・サイズモア)
クリスピン・グローヴァー  (ロイ・オストレイ)
プルイット・テイラー・ヴィンス  (バラード保安官)
コピー きっかけは無邪気な憧れだった・・・
女の夢はケ・セラ・セラ
先のことなどわからない
あらすじ
米、カンザス。
お昼のメロドラマにはまりこんでいるウェイトレスのベティ。
彼女は自分の誕生日に、夫デルが惨殺される現場を目撃してしまい、あまりのショックで心を病んでしまう。
事件のせいで現実と空想の区別がつかなくなった彼女は、デルに別れの置手紙を残し、友人スー・アンの家を飛び出す。
ベティはドラマ「愛のすべて」を現実だと思い込み、自分がドラマの主役デビッドの婚約者だと信じているのだ。
彼女はデビッドに会うためにロスへと向かった。
感想
これ実話?最後のテロップはそんな風に匂わす終わり方だったけど…。
そういう作りだっただけかな?

とにかくベティの思い込みはすごいです!
でもこれは自己防衛のための手段だったんですよね。
あまりに辛すぎる現実を忘れる事で、崩れそうだった精神を支えたわけです。
でも、特別面白い!ってほどでもないから、★3つにギリギリって所です。
そうは言っても最後まで飽きずに見ることが出来ましたけどね。

ちょっと都合良すぎるかなと思う所もあったけど、それも気にならない程度です。
現実と空想の区別が付かず、本気で自分をデビッドの婚約者だと思っているベティを見ているのは辛いですね。
TVの話しを真剣に自分の話だと説明し、周りの人から失笑されてるベティ。
思わず彼女達の所に出ていって「違うの!彼女は病気なのよ!」と弁解したい衝動にかられました。
それくらい彼女が痛々しく、黙って見ていられないのです。
またレニーも同情を引くような見た目だから、余計に気の毒なんですよ。
だから、この役にはぴったりでしたね。

しかし、頭の皮剥いじゃうなんて!!
かなりの衝撃です!
正気を失ってもおかしくないですよ。
チャーリーたちが平気な方がヤバイんじゃない?!

まあ、そんなチャーリーもベティの可愛さには敵わなかったようですね。
面白い展開だけど、ちょっと無理やりか…。
あと、彼とウェズリーの関係にはビックリしました!
全然気付かなかったわ。

これがコメディなのが納得出来ませんが、所謂ブラック・コメディってやつですよね。
これはこれで新しいジャンルとして確立した方が親切だと思います。
これと「ビッグ・リボウスキー」は新ジャンルに入閣決定!!(笑)

密かに「月刊:看護婦」にウケました。
鑑賞日 2003.12.02

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spink.gif ペテン師とサギ師−だまされてリビエラ−(1988)  アメリカ
 DIRTY ROTTEN SCOUNDRELS   [110分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ
監督 フランク・オズ
出演者 スティーブ・マーティン  (フレディ・ベンソン)
マイケル・ケイン     (ローレンス・ジェイミソン)
グレン・ヘドリー     (ジャネット・コルゲート)
アントン・ロジャース   (アンドレ)
バーバラ・ハリス     (ファニー・ユーバンクス)
コピー 今世紀最大!だましのゲーム。
どちらが勝つのか?負けるのか?
この結末は神様だってわからない!?
あらすじ
金持ちの婦人だけをターゲットに大金を巻き上げるプロの詐欺師ローレンス。
そんな彼がコート・ダジュールにある自分の豪邸に帰る列車の中で、見え見えの手口で女性を騙しているペテン師フレディに出会った。
ひょんな事から二人は一緒に仕事をする事になったのだが意見が合わず、金持ちのジャネットという女性から5万ドル騙し取った方が勝ちという賭けをする事になった。
感想
とても面白くて楽しめました。 ただ笑えるだけではなく最後は完璧に騙されるという一口で二度美味しい映画でした!
どうなるんだろうといろいろ推理していたのですが、予想もつかない展開で思わず「やられた〜」と叫んでしまいました。(笑)

一番笑えたのはフレディ役のスティーブ・マーティンが、ローレンスのちょっとおかしい弟役を演じ、子供部屋の中を暴れまわるシーンです。
ポマードで固められた髪が全部前に垂らしてあって、地肌が見えるのが妙にリアルでしたね。(笑)
鍋を叩いて騒いでいる姿は正に山猿という感じでした。
こんなに変な弟がいるとアピールして、何とか騙した女性に結婚を諦めさせようとする二人のやり取りが面白くて大爆笑でした。

いろいろな手を使ってジャネットを騙そうとしていましたが、二人の手法を見ていて結構勉強になりました。
カジノのルーレットで自分と同じ数字に賭ける男には気をつけろってことですよ。
(今時こんな手を使う奴はいないと思うけど…)
まあ狙われるのはお金持ちの美人と相場は決まっているから、そんな心配は無用なんですけどね…。

大物男優二人の掛合いは必見です。
最近笑える映画に出会ってないという方におすすめしたい一本です。
鑑賞日 2003.01.30

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spink.gif ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001)  アメリカ
  HEDWIG AND THE ANGRY INCH  [92分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/音楽
監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル
出演者 ジョン・キャメロン・ミッチェル  (ヘドウィグ)
ミリアム・ショア         (イツハク)
スティーヴン・トラスク      (スキシプ)
マイケル・ピット         (トミー・ノーシス)
アンドレア・マーティン      (フィリス・スタイン)
モーリス・ディーン・ウィント   (ルーサー)
アルバータ・ワトソン       (ヘドウィグの母)
ベン・メイヤー=グッドマン    (子供時代のヘドウィグ)
コピー きっとみつかる。
あらすじ
性転換手術をして女になった東ドイツ出身の歌手ヘドウィグ。
彼は今人気のロック界のアイドル:トミー・ノーシスの元恋人だった。
しかし、トミーは勝手にヘドウィグの曲を使い、一人でCDデビューしてしまった。
諦め切れないヘドウィグは、全国ツアー中のトミーについてまわり、しがないレストランなどで仲間のバンド:アングリーインチと共にライブをしていた。
彼は魂のこもった歌を歌い上げ、各地で自分の生い立ちについて話し歩く。
感想
とにかく音楽と詩が良いです!
特に好きなのは「愛の起源」という曲です。
元々人間は背中合わせにくっついた二人で一つの生き物で、稲妻によって裂かれた人間たちは、常に本来の自分の片割れを探しているという意味の詩でした。
神話が基になっているのでしょうが、当分はこの歌詞と曲に合わせたイラストが脳裏から離れませんでした。
こう考えるとロマンティックですよね〜。
セックスは人間が一つに戻ろうとする行為だ、ってのも妙に納得させられました。

かなり哲学的で悟りの境地みたいな詩を、ガンガンのロックに乗せて、物悲しそうに歌うヘドウィグがまた良いんです。
憂いをおびた表情、金髪の派手な髪形、淋しげな瞳、奇抜な衣装、これらが合ってなさそうで合っている絶妙のバランスもセンスの良さを感じます。

幼い頃から変わり者だったヘドウィグの生い立ちを話すのと、それにまつわる曲のライブが交互に出てくる構成も面白いです。
アメリカにやって来たヘドウィグが、薄汚いトレーラーハウスで熱唱する曲も大好きです。
いきなりカラオケみたいに歌詞が出てきて、その曲に合わせてヘドウィグの髪型がピョンピョン跳ねるんですよ〜。
これがめちゃめちゃ可愛いです。

曲の意味を説明するちょっと不気味なアニメーションが、かなり親切で分かり易いのも入り易い理由でしょうね。
全然可愛くないのに、妙に愛着が沸いてくる不思議な魅力を持つアニメでした。

自分の悲しい過去もさらっと歌い上げてしまうヘドウィグ。
しかし、その表情は切なそうで胸を絞め付けられる思いでした。
最後は彼の純粋な思いが伝わってきて、目頭が熱くなりましたね。

この作品を見たら、絶対サントラが欲しくなると思います。
私もその一人です。
見終わった後、速攻で購入して昼夜を問わず聴きまくっております。

あと、レンジの中でラジオを聞いたらどういう風に聞こえるのか興味深々です。

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spink.gif 蛇にピアス(2008)   日本     [123分]  R−15+
管理人評価   ★★
ジャンル 青春/ドラマ/ロマンス
監督 蜷川幸雄
出演者 吉高由里子  (ルイ)
高良健吾   (アマ)
ARATA     (シバ)
あびる優   (マキ)
ソニン    (ユリ)
市川亀治郎  (刑事)
井手らっきょ (バイトのマネージャー)
小栗旬    (吉田光洋)
唐沢寿明   (受付の警察官)
藤原竜也   (横山悟)
コピー 痛くないと、
感じない。

19歳、痛みだけがリアルなら
痛みすら、私の一部になればいい。
あらすじ
現実感のない毎日に苛立ちだけが募る19歳のルイ。
ある日渋谷の街で一人の青年アマと出会う。
顔中にピアスをしている彼の舌は、先端が蛇のように2つに割れたスプリットタンだった。
まったく違う世界に触れ、ルイはその舌に心奪われてしまう。
自分も同じような舌になりたいと、アマが紹介してくれた店で舌にピアスをあける。
店長の彫り師シバは、ピアスも刺青もアマ以上だった。
シバのほうもルイを見てサディストの血が騒ぐ。
ルイはスプリットタンを目指すと同時に、背中に龍と麒麟の刺青を彫ることを決意。
アマとシバ、2人の男に愛されながらひたすら身体改造にのめり込む。
感想
出てくる面子が凄過ぎて、誰にも共感できず。
吉高由里子ちゃんの脱ぎっぷりを堪能する、ただただ痛エロい作品でした。

私はピアス開けてないので、耳だけでもすごく痛そうで怖いと思う性質なんです。
なのに、3人は色んな部位に穴開けてて、見てるだけで目が痛くなるくらいでした。

特にシバなんて顔面にピアス付けすぎでしょ!
朝の洗顔とかどうするの?
全部外すの?
しかも、見た目の割に物腰柔らかいし。
そうかと思うと、ドSなSEXでルイを泣かすし。
とにかく人物像が掴みにくくて仕方がない!
こんな厄介な人物は関わらないにかぎります。

ルイとアマの関係も浅過ぎて、ルイが号泣してても冷めた目で見てしまいました。
名前も年齢も知らない、出身地や両親の事、バイト先も何も知らなかったんですよね。
同棲期間も短いし、シバさんと浮気してるし、そんなにアマに執着してる感じじゃなかったのに・・・。
いなくなってから彼の大事さに気付いたのかな?

人は見た目じゃないというけど、やっぱり軽そうに見えちゃいますよね。
実際に浮気してる訳だし。
アマの事件もヤクザを殺しちゃったから報復されても自業自得と思ってしまいます。

しかし、あのルイの舌、本当に穴が開いてる訳じゃないんですよね?
すごくリアルに付け外ししてたから、本当に開けたのかと思っちゃいます。
CGみたいで一安心。

蜷川幸雄監督作品ということで、監督にゆかりのある俳優さんたちがチョイ役で出演されてます。
だいたいは分かったのですが、小栗旬くんだけ分かりませんでした。
後で調べたら藤原竜也くんと一緒にいたチンピラでした。

原作の小説は当時芥川賞をとって話題になりましたよね。
こんな内容だったんですか。(大汗)

この二人が4年後に「横道世之介」で共演するのですが、キャラが違い過ぎて改めて俳優さんって凄いなと思いました。
鑑賞日 2020.09.21

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spink.gif ヘラクレス(1997)   アメリカ
  HERCULES  [90分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/ファンタジー/ミュージカル
監督 ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
出演者 〈声の出演〉
テイト・ドノヴァン        (ヘラクレス)
ジェームズ・ウッズ        (ハデス)
ダニー・デヴィート        (フィル)
ジョシュ・キートン        (少年時代のヘラクレス)
スーザン・イーガン        (メグ)
ボブキャット・ゴールドスウェイト (ペイン)
マット・フルーワー        (パニック)
リップ・トーン          (ゼウス)
コピー 運命を変える恋がある。
神話を変える冒険がある。
あらすじ
天界の支配者ゼウスに、息子ヘラクレスが誕生し、多くの神が集まって誕生を祝っていた。
そんな中、たった一人喜ばない黄泉の国の王ハデス。
彼は、ゼウスを倒す計画を成長したヘラクレスに阻まれるとの予言を受けていたのだ。
そこでハデスは、部下のペインとパニックにヘラクレスを誘拐させ、人間になる薬を飲ませて抹殺させようとする。
人間世界に落とされたヘラクレスは、人間の夫婦に発見され、人間界で育てられることになった。
彼は生まれた世界に帰るため、真の英雄となるべく旅立つ。
感想
ディズニー作品を制覇すべく、少しずつ鑑賞中です。
今回は「ヘラクレス」。
正直、あまり面白くありませんでした。

ヘラクレスの吹き替えは、TOKIOの松岡昌宏。
普通の時は良いのですが、歌となると不安定さが気になり、素直に受け入れられませんでした。

メグの吹き替えは、工藤静香。
こちらは本人の声の印象が強すぎて、何をしても工藤静香に見えてしまいます。

それでも、お話が面白ければ気にならないと思うのですが、そんなに楽しいお話でもなくて・・・。
怪獣と戦って、人々のヒーローになって、神様に戻ろうと頑張るヘラクレス。
そんな中、敵の手下であるメグと恋に落ちて、初めて心の痛みを知る。
と、至って普通の展開。

ミュージカルが好きなので、それも期待していたのですが、上記の通りでして。
全く残念な作品となってしまいました。

ディズニー長編アニメ35作目。
鑑賞日 2018.02.05

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spink.gif ペリカン文書(1993)   アメリカ
  THE PELICAN BRIEF  [141分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 アラン・J・パクラ
出演者 ジュリア・ロバーツ     (ダービー・ショウ)
デンゼル・ワシントン    (グレイ・グランサム)
サム・シェパード      (トーマス・キャラサム)
ジョン・ハード       (ギャヴィン・ヴァーヒーク)
トニー・ゴールドウィン   (フレッチャー・コール)
ジェームズ・B・シッキング (デントン・ヴォイルズ)
ウィリアム・アザートン   (ボブ・グミンスキー)
ロバート・カルプ      (アメリカ大統領)
スタンリ・トゥッチ    (カーメル)
ヒューム・クローニン    (ローゼンバーグ裁判官)
ジョン・リスゴー      (スミス・キーン編集長)
コピー ペリカン文書――――
そこには、書いてはならない真実があった。
あらすじ
ワシントンD.C.で最高裁判事のローゼンバーグとジェンセンが殺害される事件が発生する。
ローゼンバーグの弟子で、彼の下で事務官をしていたトーマス・キャラハンは、ニューオーリンズのテューレーン大学のロー・スクールで教授をしているが、ニュースを聞いてショックを受ける。 キャラハンの生徒で恋人のダービー・ショウは、最高裁判事を殺害するための動機についてリサーチし、ある仮説に辿り着く。
それがいつの間に“ペリカン文書”と名付けられ、国家の上層部の黒幕の目に触れてしまい、彼女は命を狙われるはめになってしまう。
感想
なかなか見ごたえのあるサスペンス作品でした。
まさか軽い気持ちで書いたレポートが、国家を揺るがす大事件に発展するなんて、夢にも思わないですからね。
まあ、それだけ簡単に分かってしまう事実だった訳ですけどね。
一介の法学生が辿り着いてしまうくらいの・・・。

”ペリカン文書”が徐々に大事になっていく様や、ダービーに危険が迫る様子が、スピード感あって良かったと思います。
キャラハンの友人と人ごみで会う時なんて、どうやって乗り越えるんだ〜〜!!って興奮MAXですよ。
意外にあっさりだったのは残念でしたけど、その後の展開も惹きつける魅力がありました。

周りに味方がいなくなったダービーが最後に頼ったのが、ヘラルド社の記者グランサム。
キャラハンがファンだったからという理由で、彼を頼る事にしたんです。
それに応えるように事件を掘り下げていくグランサムに、ダービーも協力していくのです。
相手が美人だったからなのか、事件に興味を持ったからなのか分かりませんが、グランサムののめり込み方も凄かったですね。
急に言われてすぐに対応できるのは、記者としての素質なのか。
真摯に向き合ってくれたから、ダービーも徐々に心を許していきました。

ただ他の関係者はすごくあっさり殺されていくのに、ダービーたちは怪我一つしないというのはご都合主義かなと思っちゃいますね。
だって、最高裁判所判事なんてFBIが警護していたのに、するっと殺されちゃいましたからね。
ホテルに二人だけでいても誰も襲ってこないし、重要度的にはダービーが最優先だと思うんですけど。

最後はすっきりして終われるので、後味は良いです。
事件の関係者に一人一人電話していく時は、胸がすかっとするようでした。

難しそうだからと後回しにしてたけど、そうでもなかったな。
意外にあっさりと見れる作品だと思います。
鑑賞日 2019.03.26

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spink.gif ベルエポック(1992)  スペイン/フランス/ポルトガル
  BELLE EPOQUE  [109分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/ドラマ/コメディ
監督 フェルナンド・トルエバ
出演者 ホルヘ・サンス           (フェルナンド)
ミリアム・ディアス=アロカ     (クララ)
アリアドナ・ヒル          (ビオレタ)
マリベル・ヴェルドゥ        (ロシーオ)
ペネロペ・クルス          (ルース)
フェルナンド・フェルナン・ゴメス  (マノロ)
マリ・カルメン・ラミレス      (アマリア)
ガビーノ・ディエゴ         (ファニート)
アグスティン・ゴンザレス      (ルイス神父)
コピー
あらすじ
1931年、スペイン。
脱走兵のフェルナンドは、旅の途中で敵兵に捕まるが、敵兵同士が小競り合いの末に死亡した為、その場から逃げ出した。
そして、たまたま入った売春宿で、マノロという中年男性と出会う。
手首に手錠のかかったフェルナンドを見て、事情を知ったマノロは、彼を家に泊めてくれた。
しかし、4人の娘たちが帰省する為、彼はマノロの家をあとにする。
マドリードに向かおうと駅に行ったフェルナンドだったが、汽車から降り立ったマノロの娘達の美しさに目を奪われ、汽車には乗らずにマノロの家に舞い戻る。
感想
4人の美人姉妹に誘惑される真面目な青年フェルナンド。
モテモテなのは良いんだけど、そのせいで体調壊しちゃったりして、良いんだか悪いんだか分かりませんね。
一回寝たらもう結婚と思って、父親に報告しちゃうあたりに、彼の純粋さが表れています。
個人的にはホルヘ・サンスがそんなにカッコ良いと思えないので、全体的にかなり微妙です。
(^_^;)

この4人の父親であるマノロとしてはどうなんでしょう。
元々気に入って家に泊めていたとはいえ、娘4人と寝た男となると、見る目も変わってくるんじゃないのかな。
それとも、メスの匂いを嗅ぎ付けて、フェルナンドが家に舞い戻った時点で、それくらいの覚悟は出来ていたのかしら。
まあ、結果的に誘ったのは4姉妹の方なんですけどね。
共和派は自由だと言っていたけど、こんなに性が乱れているんじゃ先が思いやられます。

スペインの美人女優が集結し、完璧な美人4姉妹が出来上がっています。
ビオレタの存在が特殊ですが、みんな魅力的でフェルナンドがコロッと行ってしまうのも仕方ないですね。
特にペネロペ・クルスの可愛さが爆発しています。
4人姉妹の末っ子なので、まだ女の魅力では姉達に勝てないんです。
密かに期待していたのに、彼が自分に気がないと分かり、むくれるルース。
この時のむくれ方がキュートなんですよ〜。
まだ初々しい感じで、すごく好感が持てました。

感想が難しいんですけど、結果的には楽しめました。
最終的に誰とくっつくのか興味深々で、最後まで飽きません。
全体的に暗いので、ちょっと見辛かったのが残念です。

仮装パーティーの時のルースの黒塗り姿が忘れられない…。
鑑賞日 2003.11.07

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spink.gif ベルベット・ゴールドマイン(1998)  イギリス
  VELVET GOLDMINE   [124分]
管理人評価   ★★
ジャンル 青春/音楽
監督 トッド・ヘインズ
出演者 ジョナサン・リース・マイアーズ  (ブライアン・スレイド)
クリスチャン・ベール      (アーサー)
ユアン・マクレガー       (カート・ワイルド)
トニ・コレット         (マンディ・スレイド)
ミッコ・ウェストモアランド   (ジャック・フェアリー)
エディ・イザード        (ジェリー・ディバイン)
マイケル・フィースト      (セシル)
コピー もっと、グラマラスに、もっと、スキャンダラスに
あらすじ
70年代に輝いていたグラムロック。
その時代、ロンドンで人気を誇っていたブライアン・スレイドは"狂言殺人事件"を起こし、舞台から姿を消した。
それから10年後、1984年。
新聞記者アーサーは"ブライアン・スレイドの狂言殺人"の取材を命じられた。
彼は、当時を良く知るブライアンの関係者にインタビューをしに行く。
そんなアーサーも当時ブライアンの大ファンだった。
段々と明らかになってくるブライアンの素顔。
それと同時にアーサーの中にもあの時代の興奮が甦る。
感想
グラムロックが全然分からないので、常に置いてけぼりでした。

モデルとされたデビッド・ボウイやイギー・ポップを知らないのも痛かったと思います。
ここを知っていると知らないでは楽しみ方が全然違うんでしょうね。

それにしてもすごい内容でした。
最初から歌手ブライアン・スレイドが殺されるというインパクトの強さ!
しかもド派手で奇抜な衣装。
これが狂言だというから、更に強烈です!
これがグラムロックかぁ…と一人で納得しながら見てました。(笑)

それよりも上を行く衝撃が、ユアン演じるカート・ワイルドのステージです。
ロック・スター顔負けのパフォーマンスには鳥肌が立ちました。
あそこ(!)に手を突っ込んで歌っている姿がセクシー過ぎます!
しかし、彼がステージでズボン脱いだのには驚きました!
さすがにモザイクかかってましたね。(^_^;)
ある意味残念…(笑)

薄暗いシーンが多かったので、後半何が何だかさっぱり分からない部分がありました。
あとユアン意外の俳優さんの顔の区別がつかなくて、少々混乱しました。
というか全部を整理出来なかったですね。
私には良く分からない世界でしたので、あまり楽しめませんでした。

正直ユアンの金髪ロン毛もきつかったです…。(-_-;)
鑑賞日 2003.05.28

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spink.gif ベルボーイ狂騒曲/ベニスで死にそ〜(1991)  アメリカ
  BLAME IT ON THE BELLBOY  [78分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ
監督 マーク・ハーマン
出演者 ダドリー・ムーア      (メルビン・オートン)
ブライアン・ブラウン    (マイク・ロートン)
リチャード・グリフィス   (モーリス・ホートン)
パッツィ・ケンジット    (キャロライン・ライト)
アンドレアス・カトスラス  (スカルパ)
アリソン・ステッドマン   (ローズマリー)
ペネロープ・ウィルトン   (パトリシア)
ジム・カーター       (ロッシ)
コピー 劇場未公開
あらすじ
イタリア、ベニス。
その日、ホテル・ガブリエルはお客さんが多く、少ない従業員で大忙しの状態だった。
カウンターで客の対応に追われる英語が下手なベルボーイは、お見合いデートをしに来たホートンと、会社の仕事で別荘を買いに来たオートンと、プロの殺し屋ロートンの名前を聞き間違えて、それぞれに違う人の届け物を渡してしまった。
何も知らずにそれぞれ届けられた資料を手にした3人は、それを信じて行動してしまい、各地ではちゃめちゃな珍騒動が繰り広げられる。
感想
サブタイトルに「ベニスで死にそ〜」などとふざけたタイトルがついていたので、もっとお気楽なコメディかと思っていたのですが、なかなかどうして見応えのあるサスペンスタッチのコメディでした。
78分と短い映画ですが、内容は濃いです。
テンポが良く、ポンポンと進むので、あっという間に終わりました。
(本当に短いのもあるんですけどね…)

しかも、監督は「ブラス!」や「リトル・ヴォイス」のマーク・ハーマンじゃないですか!
これコメディで押してて良いんでしょうかね〜。
もっとシリアスで押せると思うんですけど。
全然期待してなかっただけに、すごく印象の良い作品となりました。

名前の似ている3人が関わった事件が複雑に絡み合っていて、かなり見応えがあります。
ベニスの町を走りまわる間にも、それぞれの登場人物がすれ違っていたりして、どこかしらで繋がっているのです。
でも、誰も間違いには気付かず、全然違うのにつじつまが合っていると思い込み、事態はますます複雑になっていくんです。

大元になる3人のキャラも良いですね。
名前は似ているけど、それぞれに全然違う魅力があって、分かりづらくなりそうな設定だけど、きっちりサポートしてくれます。
だけど、結構登場人物が多いので、誰が誰と関係があるのか把握しないと混乱してしまうかもしれませんね。
3組の中では、殺し屋ロートンとパトリシアのエピソードが好きでした。

最後にそれぞれの登場人物のその後を説明してくれるのも面白かったです。
あまりに色んな人や色んな事件が絡み合っていたので、ここでスッキリさせてくれますよ。

いや〜、あなどれませんね。
タイトルやパッケージだけで判断していると、こういう作品にはなかなかお目にかかれません。
こういうのを掘り出し物というのでしょうね。
良い意味で予想を裏切られました。

自分で痛め付けた奴の写真を取り、コレクションしているチンピラがいました。
ロード・トゥ・パーディション」のマグワイアみたいだなと思ったのですが、こっちの方が先ですね。(^_^;)
鑑賞日 2003.11.05

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spink.gif ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008)   アメリカ
  THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON  [167分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/ミステリー/ファンタジー
監督 デヴィッド・フィンチャー
出演者 ブラッド・ピット       (ベンジャミン・バトン)
ケイト・ブランシェット    (デイジー)
ティルダ・スウィントン    (エリザベス・アボット)
ジェイソン・フレミング    (トーマス・バトン)
イライアス・コティーズ    (ガトー)
ジュリア・オーモンド     (キャロライン)
エル・ファニング       (デイジー(幼少期)
タラジ・P・ヘンソン     (クイニー)
フォーン・A・チェンバーズ  (ドロシー・ベイカー)
ジョーアンナ・セイラー    (キャロライン・バトン)
マハーシャラルハズバズ・アリ (ティジー)
ジャレッド・ハリス      (マイク船長)
コピー 人生は素晴らしい。

80歳で生まれ、若返っていく男の物語
あらすじ
1918年、ニューオーリンズ。
ある夫婦の間に男の子が産まれるが、その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌をしていた。
ショックを受けた父親は、赤ん坊を老人養護施設に置き去りにしてしまう。
施設を営む黒人女性クイニーに拾われた赤ん坊は、ベンジャミンと名付けられ献身的に育てられる。
ベンジャミンは成長するにつれ髪が増え、皺が減り、車椅子から立って歩けるようになるなど、普通の人間とは逆に若返っていくのだった。
感想
不思議なお話ですが素直に受け入れられ、映画として楽しむ事が出来ました。
デイジーは死の間際まで娘のキャロラインに父親の事を秘密にしていたのです。
それをベンジャミンの日記を読んでもらう事で知ってもらうという手法は見事でした。

ブラッド・ピットの80歳から20代の若者までの変貌ぶりも素晴らしかったです。
特に娘の父親に相応しくないと家を出て、しばらくしてデイジーのバレエ教室に現れた時は、カッコ良過ぎて惚れ惚れしてしまいました。
本当に20代のキラキラしていたブラピがいるようで感動しました。

そんな彼に50代の自分をさらけ出すのは勇気が要りますよ。
これが若返っていくベンジャミンと生きるという事なんだと実感させられました。

実年齢はまだ10代で女性経験がないだけなのに、見た目が老けているから船長に凄く同情されるのは微笑ましかったです。
商売の女性にはまっちゃってるし、見た目とのギャップが面白かったですね。

後半は同じ時間を過ごせない切なさが増していきます。
老人養護施設という場所が、彼の特殊な人生を過ごすのに適していましたね。
一途に愛したデイジーと共に、時間は逆行しても一緒に過ごせたみたいで良かったです。

奇妙な自分の人生を受け入れ、自立して逞しく生きているベンジャミン・バトン。
どこに行っても特別扱いはされてないし、その時その時を楽しんでいるようでした。
自分を一番理解してくれているデイジーと、一番輝かしい時代を一緒に過ごせて幸せそうでした。
それだけに一緒に普通の家庭を築けない事が切なかったです。

雷に7回打たれたお爺さんの話だけ映像化されているのが印象的でした。
あれだけダメージ受けていたら、1回で死んでると思うな。
鑑賞日 2022.11.28

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spink.gif 変身(2005)   日本     [108分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/ミステリー
監督 佐野智樹
出演者 玉木宏   (成瀬純一)
蒼井優   (葉村恵)
佐田真由美 (橘直子)
山下徹大  (若生健一)
松田悟志  (京極瞬介)
釈由美子  (京極亮子)
北村和夫  (堂元英隆)
コピー それでも
あなたを
愛してる。

僕が僕で
なくなる日。
あらすじ
世界初の脳移植手術によって一命を取り留めた青年・成瀬純一。
病院のベッドで昏睡から目覚めた彼は、一切の記憶をなくしていたが、治療の甲斐あって徐々に記憶を取り戻していく。
それは、恋人の葉村恵との甘く幸せな日々。
やがて退院した純一を恵は以前と変わらない優しさと明るさで迎えた。
もともと絵を描くのが趣味で温厚な純一。
しかし、術後、純一自身の中で少しずつ何かが変わり始めていたのだった。
そして、純一の脳移植にまつわる秘密が次第に明らかになっていく。
感想
TV放送でだいぶカットされていたみたいですが、それなりに楽しめました。
玉木さんの髪型が変だったけど・・・。

純一のドSぶりは堂に入ったものでした。
足蹴りとか基本中の基本過ぎて古典です。
それに健気について行く恵。
こっちは根っからのMなんでしょうね。
いや、そんな目線でしか見れない私が変態なんだな。

恵の深い愛情のおかげで、最後に純一を取り戻す事が出来ました。
嫌われても嫌われてもしがみついていた恵が健気で切なかったです。

純一が京極に脳を支配されながらも完成させた絵は素晴らしかったですね。

蒼井優ちゃんの泣きの演技が見事でした。
これにはこちらももらい泣きしそうになりましたよ。

始めはミステリーの先が早く知りたかったけど、これは意外に早く分かりました。
そこからの葛藤も見応えがあり、★は3つになりました。
また機会があれば、オリジナルの完全版を見てみたいものです。

東野圭吾小説原作作品。
鑑賞日 2008.01.13

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spink.gif HK/変態仮面(2013)   日本     [105分] PG−12
管理人評価   ★★★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 福田雄一
出演者 鈴木亮平   (色丞狂介/変態仮面)
清水富美加  (姫野愛子)
ムロツヨシ  (大金玉男)
安田顕    (謎の教師 戸渡)
佐藤二朗   (真面目)
塚本高史   (刑事)
岡田義徳   (自殺志願の男)
高畑充希   (ワイドショーのレポーター)
片瀬那奈   (色丞魔喜)
コピー 愛子ちゃん、
どうか俺の闘う姿を
見ないで欲しい。
あらすじ
紅游高校拳法部員の色丞狂介は、刑事だった父親の血を受け継ぐ正義感あふれる青年。
転校生のお嬢様・姫野愛子に一目惚れした彼だったが、ある時、銀行強盗に巻き込まれた愛子を救おうと覆面をして変装するはずが間違って女性用パンティを被ってしまう。
すると、ドMの父とドSの女王様だった母から受け継いだ変態の血が覚醒し、潜在能力を極限まで引き出すことができる超人“変態仮面”に変身したのだった。
感想
よくぞ、ここまでやりきった!
見終わった後、思わず拍手しそうになりました。
それくらい、完成度(変態度!?)の高い作品です。

ギャグマンガの実写化だから、となめてかかったのが運の尽き。
みんなの本気が、緩んでいた心と体に刺さりまくって、大怪我です。(笑)
鈴木亮平さんが、これぞ変態仮面!を表現してくれました。

とにかく変態仮面の全てがツボで、何しても面白くてニヤニヤが止まりません。
特に好きだったのが、セクシーににじり寄ってくる腰つきですね。
いつもあの腰にくぎ付けでした。

偽変態仮面を演じた安田顕さんにも感動しました。
変態仮面に「俺はノーマルなのか!?」と思わせる変態ぶり。
あっぱれでした。
乳首こする時の効果音が耳から離れません。

そして、迷台詞が多いのも特徴ですね。
一番のお気に入りは、
「それは私のおいなりさんだ」
これ以上の迷台詞を私は知りません。
夢に出てきそうなインパクトでした。

あぁ、面白かった。
やっぱり福田雄一監督の作品は素晴らしいです。
次回作にも期待です!

《関連作品》
HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016)
鑑賞日 2017.07.21

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spink.gif HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016)   日本     [117分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/アクション
監督 福田雄一
出演者 鈴木亮平    (色丞狂介)
清水富美加   (姫野愛子)
柳楽優弥    (真琴正)
ムロツヨシ   (大金玉男)
水崎綾女    (彩田椎名)
皆川猿時    (ミスター・バキューム)
新井浩文    (ピザ屋の店長)
木根尚登    (キネ屋のMC)
佐藤仁美    (コメンテーター)
片瀬那奈    (色丞魔喜)
池田成志    (色丞張男)
安田顕     (変態仙人)
コピー 世界からパンティが消える。正義が消える。
あらすじ
色丞狂介は愛しの人:愛子ちゃんのパンティを被り、変態仮面となって悪を退治する日々を送っていた。
しかし、愛子はそんな狂介に複雑な思いを抱いており、止めて欲しいとお願いするが次第に溝が深まっていく。 そんな中、世界中から次々とパンティが消えていく謎の現象が発生。
狂介は変身したいが出来ないという葛藤と戦っていた。
一方、同級生の愛子に秘かな思いを寄せる真面目青年:真琴正が狂介への憎悪を募らせていた。
感想
やっぱりイイですね。
セクシーな変態仮面!
技が決まる度に、YES!!って言っちゃってました。(笑)

今回の敵は、カニとダイソンが合わさった怪人ダイナソン。
しかも、それを柳楽優弥くんが演じてるというのが更に面白い!
いや、最初に彼が出てきた時、前回みたいにセクシーパンツになるのかと思ってドキドキしてたんです。
そしたら、想像以上の怪人になっちゃって爆笑でした。

そして、前回も登場した安田顕さんが変態仙人として登場。
あまりによろよろで心配になるほどのおじいちゃんです。
しかし、ここで一週間過ごすことで、伝説の奥義を手にすることが出来るのです。
それがまたバカバカしくて大笑い。
甘い変態からストイックな変態になりました。(笑)

アクションは毎回見応えあるんですよね。
特に、縄を使ってスパイダーマンみたいに街を飛び回るアクションが凄かったです。

今回は、「それは私の〜だ」のパターンが豊富でした。
マグナムを手にして倒れた愛子ちゃんの演技が見事です。

ただやっぱり「」の衝撃は越えられないですね。
これはこれで楽しめたので★は3つです。

何だか続きそうな終わりだったけど、続編も期待できるんでしょうか。
愛子ちゃんが出家してしまったので、キャスト変更は仕方ないでしょうね。
残念です。

《関連作品》
HK/変態仮面(2013)
鑑賞日 2018.03.15

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spink.gif 変な家(2023)   日本     [109分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ミステリー/サスペンス
監督 石川淳一
出演者 間宮祥太郎    (雨男/雨宮)
佐藤二朗     (栗原)
川栄李奈     (柚希)
長田成哉     (片淵慶太)
DJ松永     (柳岡)
瀧本美織     (片淵綾乃)
根岸季衣     (片淵文乃)
高嶋政伸     (森垣清次)
斉藤由貴     (松岡喜江)
石坂浩二     (片淵重治)
コピー あなたには、この間取りの異常さがわかりますか?
あらすじ
オカルト動画のクリエイター雨宮。
ある日、マネージャーから引っ越し予定の一軒家について相談を受ける。
ミステリー愛好家の設計士:栗原にその家の間取り図を見せると、次々と奇妙な違和感が浮かび上がる。
これを次のネタに決めた雨宮は、変な間取りの家についての動画を撮る。
すると、その家について知っているという情報が寄せられる。
感想
珍しく中3の娘が小説を買い、それが映画になるから見たいというので、久しぶりに劇場に行ってきました。
評判が良かったので期待していましたが、まあ普通のミステリー映画ですね。

最近見た「八つ墓村」にも似た雰囲気がありました。
特に最後の火事とか、オマージュかと思うくらい似てましたね。

娘が言うには、原作のややこしさがまろやかになっているそうです。
確かにそんな難しいと思う所はなく、すんなりと物語は入って来ました。

間取りが変な家も、良くこれだけの情報で、そこまで深読み出来るなと感心するほどです。
普通だったら目もくれない所も、彼らにかかると面白いミステリーになるのです。
また、それが当たっていて、現代に有り得ないような展開が待っているのでした。

田舎の本家のおどろおどろしさが良かったですね。
田舎特有の閉鎖的な怖さが、視覚的にも味わえました。

いつもはコミカルな演技の佐藤二朗さんも、今回は大真面目で役を演じてました。
ミステリー好きなオタクっぽい所もはまっていたと思います。

若い夫婦が行動を起こしたから、人の目に留まり、呪いから解放されたのですね。
それを思うと彼らの功績も大きいです。
映画ではあまりぱっとしなかったけど、原作ではもっと活躍するみたいですね。

娘は家に帰って、早速原作を読み返して、映画との違いを探して楽しんでいるようです。
私も原作を借りて読んでみようかな。

小説原作作品。
鑑賞日 2024.03.30

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spink.gif ベン・ハー(1959)   アメリカ
  BEN-HUR  [240分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/歴史劇
監督 ウィリアム・ワイラー
出演者 チャールトン・ヘストン  (ジュダ=ベン・ハー)
ジャック・ホーキンス   (クインタス・アリウス)
ヒュー・グリフィス    (族長イルデリム)
スティーヴン・ボイド   (メッサラ)
ハイヤ・ハラリート    (エスター)
マーサ・スコット     (ミリアム)
キャシー・オドネル    (ティルザ)
サム・ジャッフェ     (サイモニデス)
フィンレイ・カリー    (バルサザー)
フランク・スリング    (ポンシャス・パイラト)
テレンス・ロングドン   (ドルーサス)
アンドレ・モレル     (セクスタス)
マリナ・ベルティ     (フレビア)
コピー 1960年はベン・ハーの年
あらすじ
ルー・ウォーレスによる同名ベストセラー小説の3度目の映画化。
西暦1世紀の初め、ローマ帝国支配下のエルサレムに生まれたユダヤ人貴族の息子ベン・ハーの波乱に富んだ半生を、イエス・キリストの生涯と絡ませて描いた歴史スペクタクル大作。
裕福なユダヤ貴族の若者、ジュダ・ベン・ハーは、軍司令官として戻ってきた旧友メッサラとの再会を喜ぶ。
ユダヤの民が希望の光とする救世主の存在を、未開の頑迷と否定する一方で恐怖をも感じていたメッサラは、王家の流れを汲み人望のある友人ベン・ハーに、ローマ側に協力するよう求める。
しかし、同胞の苦難に心を痛めていた彼は、その誘いを断った。
感想
ずっと見たいと思っていた作品、ようやく見る事が出来ました。
始まりがキリストの誕生だったので、そういうお話かと思ったら、ちょこちょこ絡むだけでした。

ベン・ハーの壮絶な人生は見応えありました。
旧友との対立、ガレー船での奮闘、復讐の戦車競争。
特にガレー船は壮絶でした。
何十槽もいる船の中に、どれだけの囚人がいたのでしょうか。
その中で希望を失わず耐え続け、チャンスを掴んだベン・ハー。
そこからの快進撃が小気味いいんです。
どん底まで落ちた分、奇跡の復活劇が頼もしく見えました。

そして、大迫力の戦車競争。
戦車1台4頭の馬の迫力はとてつもなくて、落下すれば即死の恐怖が堪りません。
ベン・ハーの白馬4頭は綺麗で、迫力の中にも品の良さが感じられました。

ちょこちょこ出ていたキリストの最期。
この為に絡められていたのですね。
その奇跡が感動的でした。
終始キリストの顔は隠されたままで、そのお顔を見た人の感想だけなので、想像力を掻き立てられます。
見事な演出だったと思いました。

壮絶な人生を生きたベン・ハーにはチャールトン・ヘストン
底辺の囚人に成り下がっても凛とした強さが光っていて、ベン・ハーという人物にぴったりだと思いました。
スタイル良くたくましい肉体が戦車の御者らしくて素敵でした。

長い作品なので3日かけて少しずつ見ました。
さすが11部門でオスカーを受賞しただけの事はあります。
圧倒的な人の数、セットの豪華さ、どれをとっても規模が凄かったです。

アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞受賞作品。
鑑賞日 2020.12.25

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spink.gif 變臉(へんめん)/この櫂に手をそえて(1996)  中国
  變臉  [101分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 ウー・ティエンミン
出演者 チュウ・シュイ   (ワン)變臉王
チョウ・レンイン  (クーワー)
チャオ・チーガン  (リャン・スーラン)人観音
チャン・ルイヤン  (ウェン・ティエンシー)
コピー 老芸人の願いはただひとつ。少女の思いはただひとすじ。
あらすじ
変面という芸を持つ大道芸人の變臉王は、四川歌劇の人気女形リャンから、歌劇に入らないかと誘われるが、一人でやりたいと断った。
そこで、後継ぎが欲しくなった變臉王は、道端で人売りが売っていた8歳の男の子クーワーを買った。
變臉王は本当の子供のように可愛がり、大切に育てていたが、ある日クーワーが女の子だと判明し愕然とする。
感想
良い話ですね〜。
最後はやっぱり泣いちゃいました。
こういう話に激弱です。

變臉王役のチュウ・シュイは、TVドラマの「大地の子」にも出てましたが、私はこの人の切なそうな顔に弱いんです。
「大地の子」の時も、彼が泣く度に泣いてました。(^_^;)
苦労が滲み出ているというか、人の良さが全面に押し出ていて、良い演技をするんですよ。
彼は私の泣きツボを支配しています。

それに、クーワー役のチョウ・レンインも、健気で同情を誘う演技が素晴らしいです。
彼女の悲しみに歪む表情や、變臉王にすがる切ない表情には、目頭が熱くなります。
当分彼女の「イェイイェ〜!」という叫び声が耳から離れませんでした。
物語も良いのですが、今回は役者さんにやられましたね。

變臉王が代々受け継いでいる変面という芸もすごかったです。
目にも止まらぬ早さで、次々と顔のお面が変わっていきます。
本当に一瞬の事で、どんな仕掛けがあるのかと、画面に釘付けになりました。

役者と言えば、變臉王が飼っていた"将軍"と言う名のお猿さんも芸達者でした。
元々芸をする猿なんですけど、その場に応じてちゃんと芝居をするんですよね。
彼の役所も結構重要でした。

最後も良いですね〜。
クーワーの真剣な気持ちが痛いほど伝わってきます。
その後、楽しそうに二人で技を繰り出しているのを見て、本当に良かったな〜としみじみ思いました。

變臉王やクーワーが、お○ン○ンの事を"急須の注ぎ口"と表現するのが面白かったです。
鑑賞日 2003.11.04

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spink.gif ヘンリー五世(1989)   イギリス
  HENRY V  [137分]
管理人評価   ★★
ジャンル 歴史劇/戦争
監督 ケネス・ブラナー
出演者 ケネス・ブラナー     (英国王ヘンリー五世)
エマ・トンプソン     (キャサリン)
チャールズ・キー     (キャンタベリー大司教)
イアン・ホルム      (フルーエリン)
ロバート・スティーブス  (ピストル)
ジュディ・デンチ     (ピストルの妻)
ロビー・コルトレーン   (フォルスタッフ)
ジェフリー・ハッチング  (ニム)
リチャード・ブライヤーズ (バードルフ)
クリスチャン・ベール   (小姓)
ジョン・セシオンズ    (マクモリス)
ポール・スコフィールド  (フランス国王シャルル六世)
マイケル・マロニー    (フランス皇太子)
コピー 世界一美しい庭、フランスを手に入れた征服者。
あらすじ
15世紀前半、百年戦争のさなか。
英国王ヘンリー五世は、不当に奪われた王冠を取り返すために、フランスに宣戦布告した。
敵から金をもらって裏切ろうとしていた貴族3人を処刑し、自らフランスへと乗り込む。
しかし、英国軍は数で圧倒的に負けていた。
この不利な状況をどうやって乗り切るのか。
感想
小難しい歴史小説を読んでいるかのようで、字幕を読むだけで疲れてしまいます。
頑張ろうとすればするほど、眠くなってしまって、最後には眠気に負けてしまいました。
時代背景が全く分からないので、何もイメージ出来なくて辛いです。

しかし、後半はだんだん良くなってきました。
ヘンリーが兵になって夜に徘徊する辺りからかな。
あと、ナレーターが自ら登場して物語をナビゲートする手法も面白いですね。
それに時間を短縮すると共に、展開を分かり易く解説してくれるのは親切で良いですね。

ケネス・ブラナーの歴史劇は見応えあって良いのですが、難しいのが難点です。分からないとほったらかしにされて進むので、置いてけぼりを食らいます。

ヘンリー五世の生き方はカッコ良いですね。
長台詞も詩のようで素敵でした。
カリスマ性も神々しいほど醸し出されていて、皆から尊敬されているのも納得です。
ちょっとフォルスタックたちとヘンリーの関係が分かり辛かったのですが、ヘンリーが若い頃(皇太子時代)放浪していた時の仲間って事なんですね。

しかし、ちょっとした疑問が少々。
ヘンリーはキャサリンをいつ好きになったんですか?
描かれてなかっただけで、前にあった事があったのかな?
この時代は身分や噂だけで好きになるのが当たり前だったとか??

この映画で色々と勉強させられました。
この時代、フランスとイギリスを一つの国が治めていたんですね。
またフランスが1万人もの戦死者を出したのに、イギリス軍は25人しか戦死者を出さなかったとは…驚きです。
正に奇蹟ですよ。
伝説っぽい物語なのかな?
神の力っていうのは本当にあるのかもね。

まだ鉄砲がない時代の話なので、戦いも痛々しい泥試合でした。
大量の矢作戦が勝利のカギだったようです。
あとは神の力ね。

最後に歌われた『我が力ならず』という曲が力強くて素敵でした。

そう言えば、クリスチャン・ベールが子役で出演してました。
まだあの気持ち悪さはなく、とっても可愛かったです。(笑)
鑑賞日 2005.09.13

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