世界的に有名な女性指揮者チー・スーティエン。
彼女は20年ぶりに祖国へと戻って来た。
この帰国の目的は、凱旋コンサートをする事と、20年前に生き別れた兄妹を探す事だった。
今から20年前。貧しくても音楽が溢れる楽しい家庭で育った4兄妹。
父は音楽の教師だったが、過激な思想のせいで学校をクビになった。
母は病気がちだが治療費も出ない。
しかし、家族の絆は強かった。
管理人評価
★★★
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ドラマ | |
ユイ・チョン | |
ジジ・リョン (チー・スーティエン) シア・ユイ (チー・ティエン) ジャン・ウー (チー・イクー) チェン・シー (チー・ミャオ) デヴィッド・リー (デヴィッド) ツイ・ジェン (父) |
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私たち兄弟姉妹は、 天から舞う雪のよう。 最初はバラバラだけど、 地上で溶けて、 氷になり、 やがて水となって… そして永遠に離れない。 |
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子供時代と大人になってからのギャップがありすぎて、それを上手く補えてないんですよ。
これは仕方のない事なのかな?
どちらかが上手すぎると、もう一方が見劣りしてしまいます。
この作品の場合は、子供時代が良すぎて大人になってからがわざとらしく見えてしまいました。
しかし、考えようによっては、成長して素直になれなくなった感じをわざと出している、とも受け取れますね。
そうなの??
しかし、子供時代は本当に素晴らしかった!
彼らを見ていると、その行動の一つ一つにいちいち涙腺が緩んでしまいます。
ほんまにええ子たちやな〜。
地道に働くお父さんを助けて仕事するする姿なんて、親ならもれなく涙するはずです。
子供達の健気な姿には何度泣かされた事か。
ここだけ取ったら満点の出来でした。
4人の子供を演じたそれぞれが素晴らしかったですね。
中でも長女スーティエン役の子が良かったと思います。
しかし、シャオは変わり過ぎでしょ。
中国の浜崎あゆみって感じ。
すごく似てます。
でも、大人になってからも、再会の場面ではもらい泣きしてしまいました。 イクーとミャオが2人で立ったまま大泣きしているシーンでは、私も号泣ですわ。(泣)
昔と現在が交互に描かれる形だったので、昔の場面で泣き、今の場面で冷静に戻る、の繰り返しでした。
それがあの手放しで誉められない壁に繋がるわけですね。
色々言いましたが、この映画見る時はハンケチが必要ですよ。