陪審員制度がある日本。
21歳で子持ちの女性が、夫をトラックの前に突き倒して、故意に殺したとする事件の裁判。
この事件の陪審員になった12人は、一室に集まり話し合いをする。
始めは全員無罪で一致したが、一人がもう少し議論したいと言い出したため、何故無罪と思ったのかを一人ずつ話して行く。
管理人評価
★★★★
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コメディ/ドラマ | |
中原俊 | |
塩見三省 (1号) 相島一之 (2号) 上田耕一 (3号) 二瓶鮫一 (4号) 中村まり子 (5号) 大河内浩 (6号) 梶原善 (7号) 山下容莉枝 (8号) 村松克己 (9号) 林美智子 (10号) 豊川悦司 (11号) 加藤善博 (12号) |
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でも、今回見なおしてみると、そこまで良くは感じないんですよね。
こういう時、評価はどうしたらいいのやら…一応前のままにしておきます。
1度目の衝撃は、2度目には味わえませんからね。
これは元祖の(私はリメイクしか見てないですけど…)「12人の怒れる男/評決の行方」とは逆で、無罪を有罪に説得していくのですね。
次々と皆が意見を変えるけど、それにそれほどの意味があるとは思えなかったです。
でも、その適当な所が面白いですね。 ダヨ〜ンのおじさんのラクガキには受けました。
舞台が一つの部屋から動かないけど、飽きる事無く見る事が出来ます。
個性的な12人が作り出す物語は、面白く次は誰がどんな事を言い出すのかと楽しみでした。
やっぱり群像劇は好きだな〜。
オレンジのスーツの女性が持っていた手帳が、ドラえもんの四次元ポケット並みに何でも書いてあるんですよ。
最年少横綱の情報からドミソピザの番号まで。
彼女の興味って幅広いですね。
尊敬です。
若貴兄弟のどちらが先に横綱になるかって話題で盛り上がってるのを聞いて、時代を感じちゃいました。
もう二人とも引退してますもんね。
最後に11号が主導権を握り、一つ一つの疑問を解決していくくだりは、とても小気味良いです。
でも、それが唐突なので、少し違和感を感じますね。
また機会があったら見て、3回目の感想の違いを楽しみたいと思います。