友人マーカスの一家が夏を過ごす荘園の別宅に招かれた12歳の少年レオ。
彼は一家の長姉マリアンに淡い恋心を抱く。
冬服しか持っていないレオに、夏服を買ってくれたマリアン。
ますます彼女に惹かれていくレオだったが、マリアンにはボーア戦争で頬に刀傷を負った子爵の婚約者ヒューがいた。
しかも、彼女は小作人のテッドとも秘かに逢っていた。
レオはマリアンにテッドの手紙の渡し役を頼まれ、テッドとも友情を育んでいく。
管理人評価
★★★
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ドラマ/ロマンス | |
ジョセフ・ロージー | |
ジュリー・クリスティ (マリアン・モーズリー) アラン・ベイツ (テッド・バージェス) ドミニク・ガード (レオ・コルストン) マーガレット・レイトン (マデリン・モーズリー) エドワード・フォックス (ヒュー・トリミンガム) マイケル・ガフ (マリアンの父) リチャード・ギブソン (マーカス・モーズリー) |
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緑まばゆいイングランドの田園に 多感な少年の純な心が見つめたもの・・・ そのいのちの限りを昇華させ 永遠の時を刻む恋―― |
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その橋渡しをした少年。
12歳の少年にはつらい体験でしょうね。
初恋の女性の悲恋を目の当たりにしたんだもんね。
しかも、手紙を渡せないと言うと、思いっきり罵られて…。
初めて女性の本性を知って、さぞかしショックだったでしょうね。
この後の彼の人生に大きな影響を与えた事でしょう。
その少年役の子が、本当に無垢で可愛い!
マリオンの手紙を盗み見て嘆く所なんか、なんていじらしいんだ!と床をゴロゴロしたくなりましたよ。
純粋な少年の夏の思い出にしては、少々強烈でしたね。
マリアン役は「ダーリング」のジュリー・クリスティです。
あまりに印象が違うので、全然気づきませんでした。
これは二回見た方が良い作品ですね。
一回目では分からない所が多かったです。
二回目でやっと理解出来てすっきりしました。
カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作品。