--REIの映画感想--

全体的にネタばれがありますので、未見の方は注意して下さいませ
評価の★の内容は次の通りです
管理人の独断に基づいておりますのでご了承くださいませ
★★★★★:大好き!何度も観たい作品!
★★★★:好き!強く心に残る作品!
★★★:なかなか良い
★★:まあまあ損はしない
★:いまいちかも・・・
X:二度と観たくない


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spink.gif 恋(1971)   イギリス
  THE GO-BETWEEN  [116分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/ロマンス
監督 ジョセフ・ロージー
出演者 ジュリー・クリスティ   (マリアン・モーズリー)
アラン・ベイツ      (テッド・バージェス)
ドミニク・ガード     (レオ・コルストン)
マーガレット・レイトン  (マデリン・モーズリー)
エドワード・フォックス  (ヒュー・トリミンガム)
マイケル・ガフ      (マリアンの父)
リチャード・ギブソン   (マーカス・モーズリー)
コピー 緑まばゆいイングランドの田園に
多感な少年の純な心が見つめたもの・・・
そのいのちの限りを昇華させ
永遠の時を刻む恋――
あらすじ
友人マーカスの一家が夏を過ごす荘園の別宅に招かれた12歳の少年レオ。
彼は一家の長姉マリアンに淡い恋心を抱く。
冬服しか持っていないレオに、夏服を買ってくれたマリアン。 ますます彼女に惹かれていくレオだったが、マリアンにはボーア戦争で頬に刀傷を負った子爵の婚約者ヒューがいた。 しかも、彼女は小作人のテッドとも秘かに逢っていた。 レオはマリアンにテッドの手紙の渡し役を頼まれ、テッドとも友情を育んでいく。
感想
貧しい青年と上流階級の女性の恋。
その橋渡しをした少年。
12歳の少年にはつらい体験でしょうね。
初恋の女性の悲恋を目の当たりにしたんだもんね。
しかも、手紙を渡せないと言うと、思いっきり罵られて…。
初めて女性の本性を知って、さぞかしショックだったでしょうね。
この後の彼の人生に大きな影響を与えた事でしょう。

その少年役の子が、本当に無垢で可愛い!
マリオンの手紙を盗み見て嘆く所なんか、なんていじらしいんだ!と床をゴロゴロしたくなりましたよ。
純粋な少年の夏の思い出にしては、少々強烈でしたね。

マリアン役は「ダーリング」のジュリー・クリスティです。
あまりに印象が違うので、全然気づきませんでした。

これは二回見た方が良い作品ですね。
一回目では分からない所が多かったです。
二回目でやっと理解出来てすっきりしました。

カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作品。
鑑賞日 2006.03.31

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spink.gif 恋路(1991)   フランス
  LA REINTE BLANCHE  [119分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ロマンス
監督 ジャン=ルー・ユベール
出演者 カトリーヌ・ドヌーヴ   (リリアーヌ・リポッシュ)
リシャール・ボーランジェ (ジャン・リポッシュ)
ベルナール・ジロドー   (イヴォン・ルガルデック)
ジャン・カルメ      (リュシアン)
ローム・ムートゥサミー  (アナベル)
ミュリエル・プルタール  (ミレイマ)
アントワーヌ・ウベルト  (ニコラ)
イザベル・カレ      (アニー・リポッシュ)
コピー 誰にでも忘れられない愛がある。
あらすじ
1960年。フランスの小さな港町ナント。
配管工の仕事をしながら、バスタブを実演販売しているジャン・リポッシュ。
妻と子供4人、妻の父の7人で暮らしている。
そんなある日、幼馴染のルガルディックが地元に帰って来た。
彼は妻リリを巡って喧嘩した恋敵であり、親友だった。
ジャンは早速彼に会いに行くが、リリの話になると過剰に反応してしまい、昔のようにはいかなかった。
その後も何かにつけて喧嘩になり、お互いをライバル視する関係になってしまう。
感想
良い作品ですね。
子供が絡むとどうしても涙が出てきてしまいます。

人を許すって本当に難しいです。
私も自分から素直に謝る事の出来ない性質なので、良く分かります。
誰かを傷付けて、誰かに傷付けられて。
それを繰り返して、人との付き合い方を学んでいくんですよね。
痛い目に合わないと相手の痛みは分からないものなのかも。

リュシアンが本当の事をリリに話した後の子供たちとのやり取りが良かった。
こういう時、子はかすがいになってくれますね。

何気に気になったのがアニー。
自分も十分美しいのにミレイユの美しさを素直に認める心の美しさを持つ女性です。
まあ、美人で心も綺麗なミレイユが一番ですけどね。
本当に女王にふさわしい人でした。

リリも今の生活に飽き飽きしていたけど、それは「あの時ルガルディックと結ばれていたら」という、仮想があったからなんですよね。
その呪縛から解き放たれて、いま目の前にある幸せに気付くことが出来た。
今度はリポッシュが気付く番ですね。
色々な不幸が重なって起こったトラブルですけど、それを乗り越えて皆が幸せになれて本当に良かった。
みんな基本は良い人ですからね。

氷山の山車も素晴らしかったですね。
ミレイユが乗るとますます素敵になって、とても印象に残るシーンとなりました。
鑑賞日 2007.04.09

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spink.gif 恋する遺伝子(2001)   アメリカ
  SOMEONE LIKE YOU  [97分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/コメディ
監督 トニー・ゴールドウィン
出演者 アシュレイ・ジャッド   (ジェーン・グドール)
グレッグ・キニア     (レイ・ブラウン)
ヒュー・ジャックマン   (エディ・オールデン)
エレン・バーキン     (ダイアン・ロバーツ)
マリサ・トメイ      (リズ)
キャサリン・デント    (アリス)
ローラ・レーガン     (エヴリン)
コピー 逃げた恋と 
いつのまにか 
始まっている恋。
あらすじ
ある日、新任のエグゼクティヴ・プロデューサーのレイに一目ボレしてしまうTVプロデューサーのジェーン。
やがて二人は同棲をすることになるが、引越しの間際になってレイから理由の不明なまま別れ話を切り出される。
突然奈落に突き落とされたジェーン。
半分やけでプレイ・ボーイのエディと同棲を始めてしまう。
感想
楽しいラブコメですね。
でも、結構真面目に恋愛を分析していて、良い勉強になりました。

フラれて傷付いた時は男の性にしたいけど、自分にも悪い所はあるはずです。
ブサイクな時も、良い時も、全て受け入れてくれる男性こそ、理想の男性でしょうね。

もうジェーンが可愛くて愛しくて堪りません!
あんなにひどい捨て方された男によりを戻そうと言われて、少女みたいにウキウキしちゃってさ。
またフラれて、どうしようもないジェーン。
とにかく彼女の動きや表情がツボにクリーンヒットです。

そして、ヒュー・ジャックマンもカッコ良かった!
ジェーンに対する優しさに、私も惚れそうです。

しかし、男って勝手だな。
そんな男の為に、色々真剣に考えちゃうジェーン。
鼻の感覚器官を取ってくれ!ってのは笑えた!
彼女には本当に幸せになって欲しいと思いました。

こういうラブコメをもっと沢山発掘したいな。
面白くて勉強になる作品、待ってます。

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spink.gif 恋するための3つのルール(1999)   アメリカ
  MICKEY BLUE EYES  [102分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 ケリー・メイキン
出演者 ヒュー・グラント      (マイケル・フェルゲイト)
ジェームズ・カーン     (フランク・ヴィターレ)
ジーン・トリプルホーン   (ジーナ・ヴィターレ)
バート・ヤング       (ヴィート・グラツィオージ)
ジェームズ・フォックス   (フィリップ・クロムウェル)
ジョー・ヴィテレリー    (ヴィニー)
ポール・ラザール      (リッキー・ヴィターレ)
マーガレット・デビー    (ヘレン)
マディ・コーマン      (キャロル)
マーク・マーゴリス     (モーガンソン)
ジョン・ベンティミグリア  (ジョニー)
コピー ルール1
小さなウソも
ついては
いけません
ルール2
彼女の父親を
受け入れなければ
いけません
ルール3
命をかけなければ
いけません
あらすじ
米、NY。
オークションの司会を務めるマイケルは、付き合って3ヶ月の恋人ジーナに結婚を申し込んだ。
しかし、作戦は大失敗!彼女にプロポーズを断られてしまう。
マイケルはめげずにジーナの父が経営するお店へ行く。
すると、彼女の父フランクとその仲間たちは、温かく彼を迎え入れてくれた。
フランクの許しを得て、彼女の実家に行くとフランクがマフィアの一員だと聞かされる。
感想
最後は見事に騙されたけど、★は上がらなかったわ〜。
もっとコメディだと思ったけど、私の苦手な理不尽系(新しいジャンルまたまた開拓!)でがっかりです。

そんな中、ヒュー・グラントはゴタゴタに巻き込まれる情けない男を好演してます。
最後もベタベタなカッコイイ台詞をはいてたけど、コテコテダレダレの猿芝居で爆笑です。
思わず「遅い!!」ってツッコンじゃいました。

フランクもヴィートに頭が上がらない中堅という立場が面白い!
全然頼りにならないんですよね。
娘の為に頑張るけど、また巻き込まれちゃって…。
マフィアのボス:ヴィートのあまり口を開かない喋り方が不気味で怖い。

あと、耳と目の悪い90歳のおばあさんのキャラがGOOD!
なぜか二人の挙式にも参加してたしね。
すっかり仲良しさんでした。

それぞれのキャラは良かったです。
あのヴィニー役の人、結構マフィア役で出てきますよね。
他でも見た事あるぞ。何だったかな?

所々面白い所もあるけど、やっぱりマイケルがマフィア達のゴタゴタに巻き込まれる理不尽さにイライラしちゃって楽しめません。
最後は結構良かったのに残念だな。

あと、この邦題、何の的も得てませんね。
これでこの内容は全然想像できない。
詐欺だわ。

しかし、ジョニーの描いた絵は斬新だったね。
銃を持ったキリスト。意外に流行ったりして…。(笑)
鑑賞日 2003.12.06

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spink.gif 恋するリベラーチェ(2013)   アメリカ  R−15+
  BEHIND THE CANDELABRA  [118分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/伝記
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演者 マイケル・ダグラス    (リベラーチェ)
マット・デイモン     (スコット・ソーソン)
ダン・エイクロイド    (シーモア・ヘラー)
スコット・バクラ     (ボブ・ブラック)
ロブ・ロウ        (ジャック・スターツ医師)
トム・パパ        (レイ・アーネット)
ポール・ライザー     (フェルダー)
ジェーン・モリス     (ローズ)
ギャレット・M・ブラウン (ジョー)
デビー・レイノルズ    (フランシス・リベラーチェ)
コピー すべてを手にした男が、本当に欲しかったものとは――。
これは、美しくも儚い真実のラブ・ストーリー。
あらすじ
絢爛豪華なショー、派手なコスチュームプレイで大衆の人気を博したピアニスト:リベラーチェ。
人気絶頂の1977年。
彼はハンサムな青年スコット・ソーソンと出会う。
リベラーチェに見初められたソーソンは、ほどなく住み込みの秘書となり、彼の豪邸で2人だけの愛を育んでいく。
感想
リベラーチェの事は今回初めて知りました。
派手な衣装と演出で一世風靡したピアニストなんですね。

ゲイでハゲな事をひた隠しにしたリベラーチェ。
とても苦しい人生だったんだろうなと思わずにはいられません。
自分を偽るという事は、本当に苦しい事ですからね。
その豪華な衣装と派手な演出は、本当の自分を隠すための鎧であり、生きる為の武器だったんでしょう。
でも、ステージはとても魅力的で、人を楽しませたいという思いが詰まってました。
ちょっと豪華すぎて目がチカチカしちゃいますけどね。
自宅もすごくて、豪華なお風呂に、豪華なベッド。
こんな所で暮らしてみたいけど、毎日だと疲れちゃうかも。

恋人をとっかえひっかえしてたみたいで、最後はエイズに侵されてしまいますが、スコットとの生活が一番幸せな時間だったそうです。
これはスコットの自伝が基になっているそうなので、真偽のほどは定かでありませんが・・・。
別れた後にゴタゴタがあったにも関わらず、病気を心配して連絡が来るという事は、それなりに大切な存在だったという事でしょうね。

この死の間際のリベラーチェがあまりに可哀想で胸が締め付けられました。
血の気のない青白い顔、骨と皮だけになってしまった身体。
本当にぎょっとさせられました。
あんなに必死で隠してたのに、最後はマスコミに暴かれて可哀想でした。

そんなリベラーチェを演じたのはマイケル・ダグラス。
役への入り込み方がすごくて、本当にオネエなのか?と疑いたくなるくらい、彼はリベラーチェでした。
話し方や仕草が自然にキュートで、どこで習得したんだろうと感心してしまいます。

スコットも複雑な生い立ちで孤独を抱えていた為、リベラーチェと出会って求められる事に快感を覚えたんでしょうね。
でも、徐々にお互いが相手に求める物にズレが生じてしまいます。
リベラーチェは自分に似せる整形手術をするよう要求。
スコットは攻められる性交渉を拒否。
普通のカップルでも飲めない事ってありますよね。
それが薬によって決定的になってしまいました。

あまりに特殊な世界のお話で、共感出来る所はありませんでしたけど、いけない世界を覗き見した感じで楽しめました。
鑑賞日 2016.11.14

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spink.gif 恋する惑星(1994)   香港
  重慶森林  [101分]
管理人評価   ★★★
ジャンル 青春
監督 ウォン・カーウァイ
出演者 トニー・レオン   (警官663号)
フェイ・ウォン   (フェイ)
ブリジット・リン  (謎の金髪女)
金城武       (モウ)
ヴァレリー・チョウ (スチュワーデス)
コピー その時、ふたりの距離は0.1ミリ
57時間後、彼は彼女に恋をした。

その時、ふたりの距離は0.1ミリ
6時間後、彼女は彼に恋をした。
あらすじ
恋人メイにふられ落ち込んでいる刑事モウ。
ある日、バーで金髪の女性に出会い、一目ぼれする。
彼女は麻薬のディーラーだった。
モウが立ち寄るお店の新入り店員フェイ。
彼女はCAの恋人にふられた警官663に恋をする。
そして、偶然手にした合鍵を使って、彼の部屋へ入り、掃除を始める。
感想
ポケベルとか懐かしい〜〜〜!!
94年はポケベル全盛期だったんですね。
私も持ってました。
でも、何だか使い方が違いますね。
パスワードとかなかったし・・・。

そして、何といっても眩しいブリーフ。
似合ってるような似合ってないような・・・。
でも、ブリーフが出てくる度に、ドキドキしてしまいました。(笑)

やっぱりお気に入りは、フェイと警官663のお話。
あんなに部屋の中を変えられても気づかないって、どれだけ無頓着なんだ!
ようやく気付いた時も、何故変わっているか気にしてなかった。
男ってそんなもの!?

そんな彼の部屋を掃除し続けるフェイ。
ちょっとずつ自分の物を置いていくんですよね。
布団の上でモダモダしている姿が可愛かったです。
しかし、冷静に考えたら、完全に怖いストーカーですよ。

見つかる時は、こっちもフェイと同じくらいビックリしちゃいました。
警官の彼も驚いたでしょうけど、それからの冷静具合は見事でした。

二人は上手くいったんでしょうか。
いってると良いな。

フェイ・ウォンの「夢中人」、良い曲ですね。
カバーみたいですけど、すごく気に入りました。

金城武のパートでは、急に日本語が出てきて驚きました。
何か国語も話せる彼ならではの演出ですね。

恋かぁ。
これからは子供たちの恋を見守っていく立場ですね。
良い恋してくれると良いけど・・・。
その為に、良い恋愛映画をお勧めしていこうと思います。
鑑賞日 2018.06.08

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spink.gif 恋する40days(2002)  アメリカ
  40Days and 40Nights  [93分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ロマンス/青春
監督 マイケル・レーマン
出演者 ジョシュ・ハートネット    (マット)
シャニン・ソサモン      (エリカ・サットン)
パウロ・コスタンゾ      (ライアン)
ヴァネッサ・ショウ      (ニコール)
グレン・フィッツジェラルド  (クリス)
マギー・ギレンホール     (サム)
アダム・トレーズ       (ジョン)
コピー 劇場未公開
あらすじ
ネットのウェブ会社に勤めるマットは、半年前に別れた彼女ニコールの事が忘れられず、行きずりの女達と愛の無いエッチを繰り返す日々が続いていた。
情緒不安定に陥った彼は、神父見習いの兄に相談しに行く。
その頃、教会はキリスト教の四旬節にあたり、それに合わせて彼も40日間の禁欲生活を誓う。
それを知った会社の同僚たちは、マットが誓いを守れるかで賭けを始める。
しかし、マットは禁欲を誓った直後に、理想に女性エリカと出会ってしまう。
感想
かなり下ネタ満載の作品なので、好き嫌いがわかれそうですが、個人的には爆笑出来て面白かったです。
私の中でジョシュに対するイメージが、まだきちんと確立されてないので、すんなりと受け入れられたのかもしれませんね。

女性と性についての悩みを、神父見習いの兄に相談しに行く所がまず笑えます。
しかも「神父は人間関係の相談に乗るんだろう?」と言って困らせるんです。
性行為を禁じられている神父さんにそんな相談するなんて、結構残酷な事するのね…。(^_^;)

そして禁欲生活を誓った直後に、教会を出た時のマット目線の映像が何とも爽やか!!
彼の目には周りがカラフルでファンタジックに見えてるんですよね。
何かを決心した後、見る物全てが違って見えるって事を現わした上手い映像だと思いました。

あとマットとエリカが、白い花(蘭かな?)を使ってお互いをなぞり合うシーンは、直接的に触れ合う映像より、かなりエロティックに感じました。
こういうプレイ(!)は有りって事?
でもここが一番の見せ場かもしれませんね。
勉強させて頂きます!(笑)

マットの禁断症状には大爆笑でした!
あと幻覚もかなりやばかったですね。
そして極め付けがマットの夢です。
特に女性の胸の海ですか?
そこを気持ち良さそうに泳ぐマット…。
笑うしかないよね。(^_^;)

終始マットを応援する感じで見てました。
あと何日だ!頑張って〜!みたいに…。
数々の誘惑と頑張って一人で戦っているマットが可愛かったなぁ。

この作品の一押しキャラはマットの上司ジェリーですね。
彼とマットの掛合いは見物ですよ。
鑑賞日 2003.06.09

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spink.gif 恋空(2007)   日本     [129分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/青春
監督 今井夏木
出演者 新垣結衣     (田原美嘉)
三浦春馬     (桜井弘樹)
小出恵介     (福原優)
香里奈      (桜井ミナコ)
臼田あさみ    (咲)
中村蒼      (ノゾム)
波瑠       (亜矢)
大平奈津美    (ユカ)
松井絵里奈    (イズミ)
浅利陽介     (ケン)
深田あき     (田原さおり)
山本龍二     (桜井博一)
麻生祐未     (桜井明美)
高橋ジョージ   (田原勝治)
浅野ゆう子    (田原安江)
コピー きみは幸せでしたか?
あらすじ
ごく普通の高校1年生美嘉は、無くした携帯を拾ってくれた同級生のヒロと交際を始める。
それは、美嘉にとって人生で初めての恋愛だった。
しかし、ヒロの元カノからの嫌がらせで、性的暴行被害を受けてしまう。
感想
なかなか共感しづらい内容でしたね。
普通の女子高校生が不良と付き合って不幸な目に遭うとしか思えません。
本人たちは初めて恋で、狭い世界しか見えてないかもしれないけど、10代でこんな体験をするなんて、普通は幸せだとは言えないかな。

それでも描き方は、純愛だと言いたげです。
自分の娘がこんな目に遭って、二人の仲を素直に認めてあげられるとは思えません。
でも、娘が目を覚ますまでは、何をしても止められないのでしょうね。
そんな苦しさも感じてしまいます。

同年代の時に見たら、また感想も違っていたのかな。
今は完全に親目線でしか見れなくなっています。

真面目で世間知らずそうに見える新垣結衣ちゃんが、そういう酷い目に遭うから、余計に悲劇に見えてしまうというのもあります。
それが狙いなのかもしれないけど、評価は上がらないです。

でも、この頃の新垣結衣ちゃんは、本当にお人形さんみたいに可愛いです。
妊娠したと言われても違和感しかないです。

我が子の命日に花壇を訪れる設定は、波乱を起こす要素としては絶妙でした。
どうしたって出会ってしまう二人。
これが運命だと思い込むに十分の動機です。

だいぶ前に録画したのに、なかなか手が付けられなかった作品。
ようやく見れたという達成感と同時に、中身があんまりだった残念感が襲ってきました。
正直、かなり複雑な気持ちです。

小説原作作品。
鑑賞日 2023.12.01

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spink.gif 恋と嘘(2017)   日本     [106分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/青春/SF
監督 古澤健
出演者 森川葵    (仁坂葵)
北村匠海   (司馬優翔)
佐藤寛太   (高千穂蒼佑)
浅川梨奈   (小夏)
田辺桃子   (秋帆)
遠藤章造   (仁坂遥一)
眞島秀和   (厚生労働省の田所さん)
温水洋一   (クレープ屋のおじさん)
中島ひろ子  (高千穂香澄)
三浦理恵子  (仁坂真理恵)
木下ほうか  (高千穂匠杜)
徳井義実   (四谷大輔)
コピー 結婚相手を政府が選ぶ、
恋愛禁止の世界。
ある日、私たちは「恋」を通知される。

“最良”の結婚相手か――
“最高”の幼なじみか――
あらすじ
超・少子化対策として政府が遺伝子レベルで最良の結婚相手をマッチングする近未来の日本。
男女は満16歳を迎えると政府から将来の結婚相手が通知され、それ以外の恋愛は原則禁止となる。
昔から優柔不断な女子高生、仁坂葵は16歳の誕生日目前に幼なじみの司馬優翔から突然の告白を受ける。
しかしその直後、政府通知の相手として、高千穂総合病院の御曹司で、無愛想かつミステリアスな男性、高千穂蒼佑が現われる。
政府によって最良と認められた相手に心惹かれつつも、司馬への気持ちも揺れ動く葵。
そんな中、蒼佑が京都の大学へ行く事になり、葵は選択を迫られる。
感想
これ原作漫画を持っているので、設定だけもらった違うお話だと思って敬遠していたんです。
でも、森川葵ちゃんが主演という事で、興味を惹かれ見てみる事にしました。

なるほど!
政府通知の決定が上手く生かされた作品になってるじゃないですか!
また司馬くんが絵に描いたような良い男の子で泣けました。
これだけ愛されたら女冥利に尽きますね。

政府通知のパートナーである蒼佑もイケメンで不器用ながらも良い奴でした。
医者の息子で引かれたレールの上を歩くのを嫌っているのですが、葵の友人である司馬の為に頭を下げてくれる情に厚い所が良かったなぁ。

天真爛漫で優柔不断な葵ちゃん。
ハイスペなパートナーと愛情深い幼馴染みから思われて、前世でどんな得を積んだんだと思うほどの役でした。
嘘をつく時に前髪を触るって分かり易すぎる癖も、自然に出来ていて上手かったです。

司馬くんが葵の好きな所を蒼佑くんに語るシーンは素敵でしたね。
本当に葵の事が好きなんだと伝わって来て泣けました。
女の子はこういう男子と結婚しなきゃダメよ!
おばちゃんはそう思う!(号泣)

吉本の人が多めだったのはちょっと気になりました。
チュートリアルの徳井さん。
大好きだけどモデル役って!!
チラシに載ってたら笑っちゃいますよ。
シリアスなら俳優さんの方が良かったと思っちゃいました。

漫画とは違うけど、これはこれで良かったと思います。
少子化が進めば近い将来、こういう事になるかもしれません。
そうなった時、娘たちには本当に好きな人と幸せになって欲しいですね。

漫画原作作品。
鑑賞日 2021.08.29

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spink.gif 恋におちたシェイクスピア(1998)   アメリカ  R−15+
  SHAKESPEARE IN LOVE  [123分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/コメディ/歴史劇
監督 ジョン・マッデン
出演者 グウィネス・パルトロウ  (ヴァイオラ・レセップス)
ジョセフ・ファインズ   (ウィリアム・シェイクスピア)
ジェフリー・ラッシュ   (フィリップ・ヘンズロー)
コリン・ファース     (ウェセックス)
ベン・アフレック     (ネッド・アレン)
ジュディ・デンチ     (エリザベス女王)
トム・ウィルキンソン   (ヒュー・フェニマン)
マーティン・クルーンズ  (リチャード・バーベッジ)
イメルダ・スタウントン  (ヴァイオラのばあや)
ルパート・エヴェレット  (クリストファー・マーロー)
コピー
あらすじ
1593年、ロンドン。
人気スターを抱え繁盛しているカーテン座と、資金繰りに悩むローズ座。
この町では二つの芝居小屋が客の取り合いをして争っていた。
二つの芝居小屋が頼りにしているのが、劇作家のウィル。
しかし、彼も良いアイデアが浮かばずに悩んでいた。
台本が全然出来てない状態だが、役者のオーディションは行われた。
そこで、ウィルは一人の青年の才能に目を付ける。
しかし、彼は何故かいつも逃げてしまう。
実は彼、芝居が好きで男装までしてオーディションを受けに来た良家の子女ヴァイオラだった。
感想
最近「十二夜」見たばかりだったので、ヴァイオラという名前で、「ああ!そうか!上手いわ!」と感嘆の声が出ました。
変装などもここから繋がっているという訳ですね。
さすがです!

もともと「ロミオとジュリエット」は、「ロミオと何某(笑)」というタイトルの喜劇で、海賊が主人公の海の物語だったんですね。
でも、ヴァイオラと出会い、何かしらのインスピレーションを受けて、ヒロインもジュリエットにして、世にも切ない悲劇の恋愛物語にしたという経緯があったようです。
どこまで本当か分からないけど、色んな所の繋がりが面白いです。
あと、ウィルとヴァイオラの恋の変化で、「ロミオとジュリエット」の物語が変わって行くのも面白い設定です。

ヴァイオラに密かに会う所なんて「ロミオとジュリエット」そのままです!
でも、こちらはバアヤに見つかっちゃうけどね。
ヴァイオラとウィルが部屋でイチャついてた時、それを察したバアヤが、彼女の部屋の前に座り、うちわで熱を冷ましているのが可愛かったです。

あと、主人公2人の変装も良かったですね。
ヴァイオラの方は、カッコ良く決まってました。
そんな彼女が男装でウィルとキスすると、変にドキドキしますわ。
問題はウィルの女装です。
口元隠してる分には良いんですけど、それを取ると明らかに男ですからね。
爆笑でした。(笑)

全然気付かなかったのが、ウェセックス卿を演じていたコリン・ファース。
あまりに太っていたので、最後まで気付きませんでした。
変われば変わるものですね。

色々とちくっていたジョン・ウェブスター少年は、実在の人物だそうです。
血生臭い劇を書いたらしい。
私は見れない分野だな〜。(汗)

安易に主人公2人がハッピーエンドにならなかったのも良かったと思います。
でも、手放しで絶賛する程ではないですね。
最後の女王の演説があんまり好きじゃないんですよ。
どうもわざとらしいと思っちゃうんです。
でも、ちゃんと締めるには絶対必要なシーンだから、仕方ないですね。

アカデミー賞作品賞、主演女優賞、助演女優賞受賞作品。

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spink.gif 恋に落ちたら…(1993)   アメリカ
  MAD DOG AND GLORY  [97分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/コメディ/ドラマ
監督 ジョン・マクノートン
出演者 ロバート・デ・ニーロ  (ウェイン・ドビー)
ユマ・サーマン     (グローリー)
ビル・マーレイ     (フランク・マイロ)
デヴィッド・カルーソー (マイク)
マイク・スター     (ハロルド)
トム・トウルズ     (アンドリュー)
キャシー・ベイカー   (リー)
ジャック・ウォレス   (トミー)
リチャード・ベルザー  (司会者)
コピー 大きな月の輝く夜は
不思議と恋をするそうな・・・
あらすじ
ある夜、スーパーで強盗の人質となっているギャングのボス:フランクの命を助けたシカゴの刑事ウェイン。
それが縁で一目置かれた彼は、フランクのナイトクラブに招かれた。
そこで意気投合し彼を気に入ったフランクは、1週間の世話役として自分の情婦グローリーを、ウェインの家に送ってきた。
彼女の事情を聞いたウェインは、次第に彼女に惹かれていく。
感想
これは普通のロマコメを期待して見たら、凄い裏切りに遭ってしまいます。
タイトルから甘い内容なのかなと思って見始めたら、いきなり売人殺しから始まって驚きました。
グローリーだってフランクに言われて、仕事としてやって来た訳で、何だか素直に喜んでるウェインが滑稽に見えました。

しかも、好きな女性をお金で買おうとして、お金が足りないから殴り合いで決着をつけるというやり方も残念過ぎます。
これをコメディというのでしょうか。
頭の固い私は、アメリカのコメディには合っていないようです。

ベッドシーンはリアルで、ウェインがグローリーの体に夢中になっているのは伝わって来ました。
相性が良いとはまってしまいますからね。
ユマ・サーマンの体を張った演技が見応えあります。

アメリカでは困り事は殴り合いに解決するというルールがあるのでしょうか。
お隣のリーがDV警官に悩まされているのも、マイクが殴り合いを申し込んで解決してました。
そして、最初にフランクがグローリーを迎えに来た時も、マイクがフランクの手下ハロルドと殴り合いしてたしね。
臆病なウェインの困り事を、全てマイクが肩代わりしているのが凄い。
友情でここまで出来るものなんですね。

私には分からない世界のお話で、笑える所もないし、全然楽しめませんでした。
久しぶりにタイトル詐欺に遭っちゃいましたね。
残念です。
鑑賞日 2022.06.22

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spink.gif 恋の手ほどき(1958)   アメリカ
  GIGI  [116分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ミュージカル/ロマンス
監督 ヴィンセント・ミネリ
出演者 レスリー・キャロン    (ジジ)
モーリス・シュヴァリエ  (オノレ・ラシャイユ)
ルイ・ジュールダン    (ガストン・ラシャイユ)
ハーミオン・ジンゴールド (マミータ)
イザベル・ジーンズ    (アリシア)
エヴァ・ガボール     (リアネ)
エドウィン・ジェロメ   (チャールズ)
コピー
あらすじ
祖母マミータと暮らしているジジは、毎週火曜日に祖母の妹アリシアの所で礼儀作法の勉強をしている。
アリシアは昔社交界にいたレディで、そこでの礼儀作法については一流の知識を持っていた。
ジジは祖母の友人の甥である資産家のガストンとも仲良しで、年の離れた友人として遊ぶ事も多かった。
そんな彼が、長期出張している間に、徹底的に特訓し一気に女性らしくなったジジ。
無邪気なジジが気に入っていたガストンは、がっかりして帰ってしまった。
感想
見るのは2回目ですが、だいたいしか覚えてなかったので、とても新鮮に楽しめました。
私もこんな恋の手ほどき受けてみたいな。
そして、玉の輿に乗るの〜・・・なんて。(汗)

あれ?こんなに楽しかったっけ?
と思うほど、素直に楽しめたのが意外でした。
前見た時は20歳くらいで、この楽しさが分からなかったのかな。
やっぱり年相応に楽しめる作品ってありますよね。

やっぱり一番の見所は、ジジの変身ぶりですよね。
恋の手ほどきを受けて、どんどん成長していくジジ。
変化が急だから驚きも大きかったです。

そして、彼女の衣装も目を楽しませてくれます。
一番のお気に入りは、白いドレス。
でも、チェックやブルーのスコッチドレスも可愛かったな。

ジジ役のレスリー・キャロンが本当にキュート!
幼い演技と貴婦人のオーラを演じ分ける才能も素晴らしい。

ミュージカルの割にダンスなどはないのですが、歌の詩がすごく良いんですよね。
大人びたジジに気付きガストンが歌う曲の詩が、とても素敵で印象に残ってます。
「輝く星が生まれた時、私は別の星を見ていた」とか。
「距離が近すぎたのか、それとも遠すぎたのか」とか。

あとオレノとマシータの関係も好きでした。
「良く覚えてる」とか言いながら、結局一つも合ってなかったのは笑えたな。

この作品は、第31回アカデミー賞で作品賞、監督賞を受賞しています。
それも納得の素敵な作品です!

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spink.gif 恋のドッグファイト(1991)   アメリカ
  DOGFIGHT  [94分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス
監督 ナンシー・サヴォカ
出演者 リヴァー・フェニックス     (エディ・バードレース)
リリ・テイラー         (ローズ・フェニー)
リチャード・パネビアンコ    (バージン)
アンソニー・クラーク      (ビュール)
ミッチェル・ホイットフィールド (サム・ベンジャミン)
ホリー・ニア          (ローズのママ)
E・D・デイリー        (マーシー)
ブレンダン・フレイザー     (海兵隊A)
コピー 劇場未公開
あらすじ
1963年。
翌日、沖縄出征予定の海兵隊員のエディたちは、ブスばかりを集めたパーティを開く事になった。
自分が一番のブスを連れて行こうとブス探しに躍起になる隊員たち。
エディもカフェで働いていたローズというブスな女性に声をかける。
彼女は迷った末に、参加を了解してくれた。
しかし、いざ着替えてくると、彼女は思ったより綺麗になってしまった。
パーティで本当の目的を聞いたローズは、激怒して帰ってしまう。
しかし、エディは彼女の事が気になって、家まで謝りに行く。
感想
どうもリヴァー・フェニックスが良い男過ぎるので、信用できずに嫌な気分のまま最後まで見てしまいました。
こんなにカッコイイ人が、ブスと真面目に付き合う分けないと思いこんでしまったんですね。
まず、出会いが最悪でしょ。
ここでもう信用はゼロです。(仲間意識が働いたのか…笑)

私がそう思い込んだからなのか、エディがローズのどこに惹かれたのか、全然いまいち伝わってきません。
優しい所??夢に向かって頑張っている所?
単純に素直に見れたら、きちんと伝わって来たのかも…。

それでもエディとローズにとっては、重要な意味のある半日だったと言う事は分かります。
出会って、喧嘩して、仲直りして、体を重ねて、そしてお別れする。
行事盛り沢山の濃縮された夜で、エディも少しは改心したのかな?

しかし、どうしても"ドッグファイト"をいうゲームに腹が立ちます。
人を馬鹿にするにも程があるでしょ。
自分にコンプレックスのない人なんていないと思うだけに、その事を皆で笑う為のゲームなんて最低としか思えません。

アメリカは嘘で塗り固められた国だというメッセージも入ってますが、結局皆その中に好んで入っていくんですよね。
まあ、これがリアルな実態でしょうけど。

4Bで4匹の蜂のタトゥーとは面白いですね。
最後にエディが4人分掘ったって事は、皆戦死って事ですか?
ここら辺も分かりづらかったです。

あまりにローズが良い娘だから、かなり同情してしまって、ずっと冷めた目で見てました。
「見た目で人を判断してはいけない」というローズの優しさ。
ますますエディに疑いの目が向いてしまう。
こんな優しい子を傷つけるなんて許せない!という親心が沸いてくるんですよね。
それだけローズを演じたリリ・タイラーが上手いと言う事でしょう。

喧嘩相手の海兵隊員役でブレンダン・フレイザーがちょこっと出てました。
これがこっそりデビューみたいです。
鑑賞日 2004.01.23

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spink.gif 恋の骨折り損(1999)   イギリス
  LOVE'S LABOUR'S LOST  [93分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/コメディ/ミュージカル
監督 ケネス・ブラナー
出演者 ケネス・ブラナー       (ビローン)
アレッサンドロ・ニヴォラ   (国王)
アリシア・シルバーストーン  (フランス王妃)
ナターシャ・マケルホーン   (ロザライン)
マシュー・リラード      (ロンガヴィル)
エイドリアン・レスター    (デュメーン)
ティモシー・スポール     (ドン・アーマード)
ネイサン・レイン       (コスタード)
ステファニア・ロッカ     (ジャケネッタ)
リチャード・クリフォード   (ボイエ)
エミリー・モーティマー    (キャサリン)
カルメン・イジョゴ      (マライア)
コピー 恋は人を馬鹿にする
あらすじ
1939年。
ナヴァール国の国王フェルディナンドは、3年間の勉学に励むために、宮内を女人禁制とし、学友3人と勉強だけに集中すると宣言した。
しかし、フランス王妃が国王の代わりにやってくる事になり、仕方なく宮廷の外で謁見する。
姫とそのお供3にんは美人揃いで、フェルディナンドを始め男たち4人とも彼女たちに一目惚れしてしまう。
感想
ほんわかとした雰囲気がとっても好感の持てる作品でした。
ダンスも素敵で思わず見惚れてしまいました。
この作品がミュージカルとは知りませんでした。
でも、楽しくて、可愛くて、とっても楽しめました。

節目節目に出てくる白黒ニュースが面白い構成です。
素早く状況が飲み込めるし、客観的に見れるから、区切りにふさわしい入れ方です。

でも、女性たちがプレゼントを交換して男たちを騙すところからあれれ?と思って、素直に見れませんでした。
なんで好きな男性にそんな嫌がらせするんだろう?って思ったんです。
でも、それは後から分かりました。
そんなに真剣だと思ってなかったんですね。
なるほど!それで納得です。

それぞれにイメージカラーがあって、その統一感が同時に清潔感に繋がっていました。
しかし、王女と侍女が色違いの同じ服とはね。
どこまでもフレンドリーな関係です。

会ってすぐだから相手の愛が本物かどうか日にちをあけて試すというのは、とっても良い方法だと思います。
それで心変わりしてしまう人は、これからも一生変わらないでしょうからね。
戦争をはさんで状況はかなり変わったけど、4人の愛は本物だったようでほっとしました。

これはシェイクスピアの喜劇だそうです。
私も結構シェイクスピア見てるな〜。
すごく面白い!ってほどではないけど、結構好きな作品でした。
鑑賞日 2004.03.22

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spink.gif 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989)   アメリカ
  THE FABULOUS BAKER BOYS  [109分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ/ロマンス
監督 スティーヴ・クローヴス
出演者 ミシェル・ファイファー (スージー・ダイアモンド)
ジェフ・ブリッジス   (ジャック・ベイカー)
ボー・ブリッジス    (フランク・ベイカー)
エリー・ラーブ     (ニーナ)
ジェニファー・ティリー (モニカ・モラン)
ザンダー・バークレイ  (ロイド)
コピー あなたを感じさせたい……
あらすじ
売れないジャズ・ピアニストのジャック・ベイカー。
兄と二人で長年やってきたが、限界を感じ女性ボーカルを入れる事になった。
オーディションに遅れてきたスージーが、唯一の合格者。
3人でのステージは人気が出て、仕事を一気に増えた。
しかし、仕事のやり方で意見が割れ、三人の仲が微妙なものになってしまう。
感想
実際の兄弟だから息もぴったりです。
ピアノも本当に弾けるんでしょうか、弾く姿もカッコ良かったです。

でも、スージーの歌は微妙でしたね。
下手ではないけど、上手くもないって感じです。
ピアノの上で歌った時は、せめて靴を脱げ〜!!とツッコミたかったです。

仕事仲間なのに、一夜を共にしてしまうジャックとスージー。
その事から、徐々にいつもの日常が変化していくんです。

兄の言いなりになっている事を指摘され、これからを考えるようになるジャック。
引き抜きの話をもらい、トリオを辞める事を考えるスージー。
いつも通り、変化を嫌う兄のフランク。

皆が前向きに歩き始めた結果、トリオは解散になっちゃったけど、後味は悪くないです。
ジャックとスージーも仲が戻りそうで、爽やかな終わり方でした。

ジャズはそんなに興味ないんですけど、この作品を見ると良いなと思いますね。
やっぱりジャズは生演奏で聴くのが一番でしょう。
雰囲気の良いバーで美味しいお酒を飲みながら聴くジャズ。
う〜ん、大人だねぇ。
私には縁がなさそうだけど、憧れちゃうシチュエーションです。

上に住む女の子との関係も良かったですね。
おじさんの世話を焼く事で、自分の嫌な現実を忘れたい女の子。
結構な頻度で来てたけど、お互い支え合っている良い距離の関係だったようです。
大人が嫌な事があった時に、八つ当たりされ慣れてるのも切ないです。
すぐに仲直り出来て良かったね。

ピアノと恋と友情と兄弟愛。
色々盛り込まれていて、見応えありました。
鑑賞日 2018.05.30

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spink.gif 恋は嵐のように(1999)  アメリカ
  FORCES OF NATURE  [106分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス/ドラマ
監督 ブロンウェン・ヒューズ
出演者 サンドラ・ブロック  (サラ・ルイス)
ベン・アフレック   (ベン・ホームズ)
スティーブ・ザーン  (アラン)
モーラ・ティアニー  (ブリジット)
ブライス・ダナー   (ヴァージニア)
ロニー・コックス   (ハドレー)
コピー 結婚前夜は荒れ模様 晴れのち暴風雨
ところによりハリケーン
あらすじ
NYに住むベンは、自分の結婚式が行われるサバナに向かう為、一人飛行機に乗り込んだ。
たまたま隣の席に座っていたサラと口論になり喧嘩していると、飛行機のエンジンに鳥が舞い込み、操縦不能になった機体が看板にぶつかって停止するという事故が発生した。
この事故の為に他の飛行機も欠航になり、ベンはひょんな事からサラと一緒にレンタカーでサバナへ向かう事になった。
次々に不幸が重なり、なかなか目的地に付けない二人。
そんな中、ベンは自由奔放に生きるサラに惹かれていく。
感想
結局全部でいくつトラブルが起きたのかな?
怒涛のように次々と押寄せる不運の数々。
まず飛行機事故、レンタカーを運転していた奴の麻薬所持、電車の乗り換えミス、置き引き、火事などなど…まぁこれだけの体験を一緒に共有すれば、恋に落ちるのも仕方のないことかもしれませんね〜。
トラブルが起る度に、お互い協力して乗り切っていく事で心が通うのです。
新郎大ピンチ!!

災難の連続でなかなか花嫁の待つサバナに付けない新郎ベン。
お人良しでちょっと情けないベン役のベン・アフレック(役名が同じだな…)が、今回は少しだけ可愛く見えました。
こんなのは初めてだな〜。
どう見ても可愛い顔では無いのに…(ファンの方すみません!)
サラに振り回されている所が母性本能をくすぐったのかな。

その自由気ままに生きるサラ役のサンドラ・ブロックは、魅力いっぱいで男が惚れるのも頷けます。
何か事情がありそうで、何か隠してそうだったので、意図的にベンの足を引っ張っているのかな〜と思ったのですが、その予想は外れました。
ただの偶然だったのね。
疑ってごめん。(笑)

ヒョウや雨が降るシーンでスローモーションが使われ、幻想的でカッコ良い映像になってました。
でもこれにどういう意味があるのかは理解出来ません。
誰か教えて〜!(^_^;)

全体的にはまとまっていて良いと思いますが、ここが良い!って所は特にないですね。
あっ!でも、不動産屋ツアーで嘘がバレタ時の逃げ方は笑えました。
あんなに大胆に逃げる人も珍しいよね。(笑)

気楽に観れるドタバタ・トラブル・ラブストーリーです。
鑑賞日 2003.07.05

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spink.gif 恋は邪魔者(2003)  アメリカ
  DOWN WITH LOVE  [101分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/コメディ
監督 ペイトン・リード
出演者 レニー・ゼルウィガー      (バーバラ・ノヴァク)
ユアン・マクレガー       (キャッチャー・ブロック)
デヴィッド・ハイド・ピアース  (ピーター・マクマナス)
サラ・ポールソン        (ヴィッキー・ヒラー)
トニー・ランドール       (セオドア・バーナー)
レイチェル・ドラッチ      (グラディス)
ジャック・プロトニック     (モーリス)
ジェリー・ライアン       (グエンドリン)
コピー 60年代、ニューヨーク。
キャリアとおしゃれと
チョコレートがあれば、
恋なんていらない!
あらすじ
1962年、NY。 女流作家のバーバラ・ノヴァクは、自信作の『恋は邪魔者』というノンフィクションを引っさげ、誰もが成功を夢見る街にやって来た。
さっそく編集者のヴィッキーを訪ね、出版社のお偉いさん方に会うが、彼らはあまり乗り気ではなかった。
自分たちで何とか売り出そうと決めたバーバラとヴィッキーは、人気男性誌『ノウ』の人気ジャーナリストでプレイボーイのキャッチャー・ブロックに彼女のカバー・ストーリーを書かせる作戦を思いつく。
しかし、彼は女遊びで忙しく、彼女達は会う事さえも出来なかった。
感想
劇場に行ってきました。

やっぱりユアンカッコ良いわ〜!!
髪を黒く染めて、少しほっそりとした彼の、プレイボーイぶりと純朴な奥手青年が一度に堪能できるお得な作品です。
ユアンの黒ブチ眼鏡姿も良いな〜。
ちゃんと純情青年に見えるからすごいです。

それにしても、今回はキスシーンが半端じゃなく多いですね〜。
プレイボーイという設定だから仕方ないけど、ファンとしてはちょっとジェラシーが…。(笑)

思ったより露骨な下ネタが多くて、赤面する事が多かったです。
特にバーバラとジップになりすましたキャッチャーが電話する所のニ分割画面コントはすごかったな〜。
何かまともに見れなくて…。
ユアンからだ張ってるな。

レニーも相変わらずキュートで、セクシーでした。あの尖らせた唇が、何とも可愛いです。
それに彼女や他の女性達の着ている60年代テイスト満載の衣装が女心をくすぐりますね〜。
どれも本当に可愛くて、レニーが大喜びして楽しんだとのが分かります。特に等身大のパネルにもなっていたピンクのチェックのスーツが好きです。
今でも全然通用しますよね。着てみたいな。(似合わないけど…)

ストーリーは比較的分かり易く、至って普通です。でも最後は驚きました!
すっかり騙されましたよ。

普通なら★は2つの所ですが、ユアンの魅力で1つ増やしました。
予めご了承下さい。(笑)

エンドロールの時の歌と踊りも良かったですね。
今回もユアンの美しい歌声が聞けますよ。
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spink.gif 恋はハッケヨイ!(2000)  イギリス
  SECRET SOCIETY  [96分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/スポーツ
監督 イモジェン・キンメル
出演者 シャーロット・ブリテン  (デイジー)
リー・ロス        (ケン)
アネット・バッドランド  (マーリーン・アンダーソン)
ジェイムズ・フートン   (ビリー)
コピー 泣いて、笑って、つっぱって。恋の決め手は上手投げ!
あらすじ
カメラマンの夫ケンがリストラされた為、缶詰工場で働く事になった妻デイジー。
ケンはふくよかでぽっちゃりしている彼女をモデルに、絵葉書を作って売ろうと考えるが、自分の体にコンプレックスのあるデイジーは、あまり乗り気ではない。
そんな中、缶詰工場でキツイ仕事を押し付けられるようになった為、主任に辞表を出しに行くと、大きな体格をかわれ秘密の会である女性相撲部のメンバーに選ばれた事を知らされる。
感想
苦笑…というのが正直な感想ですね。
あのおかしな化粧は何でしょう。
コメディとは言うものの、女性たちが真剣にやっているので、笑えない雰囲気なんですよね。
バカな事を真剣にやっているからおかしい事もありますが、これはちょっと違うと思います。
土俵の上で「いち、に〜、さん、し〜」と言いながら横に揺れる儀式があるんですけど、真面目な顔でやっているので返って不気味でした。

唯一素直に笑えたのが、部員達のシコ名でした。"毛沢山"とか"海女乃セイウチ"とか。強烈な名前のオンパレードです。
これはお笑いの藤井隆さんが付けただけあって面白かったです。

デイジーの帰りが遅くなったり、奇妙な行動を取り始めたのを見て、夫のケンが宇宙人に乗り移られたと勘違いする所は面白くも感動的です。
いつもはいい加減な人なのに、デイジーを守ろうと宇宙人本を読み漁ったりして、結構うるうるさせられました。

しかし、すんごい激しい喧嘩をしていたのに、デイジーに「絵葉書を作りましょう」と言われたら、すぐにケンの機嫌が直ってしまったのには笑っちゃいました。
嬉しそうに鼠の絵を書いている姿は子供のようでした。

これに出た日本の人達はすごいですね。
相当恥ずかしいと思うな〜。
一応日本の国技を世界に広めたという意味では貢献してますけど、変な化粧のイギリス人女性と相撲を取らなければいけないなんてキツイ仕事だったと思います。

でも、意外にまわしとかはしっかりしているんですよ。
力士の前掛けにはカタカナで"ブリックソン・ビール"とか書いてあったし。

かなりおかしな方向へ行ったけど、二人の熱い夫婦愛は、ちゃんと伝わってきました。
ごちゃごちゃしてたけど、結局それが言いたかったんだよね。

ケンの歌う「オンリー・ユー」はかなり上手かったです。
鑑賞日 2003.10.27

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spink.gif 恋は光(2022)   日本     [111分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/青春/コメディ
監督 小林啓一
出演者 神尾楓珠  (西条)
西野七瀬  (北代)
平祐奈   (東雲)
馬場ふみか (宿木南)
伊東蒼   (大洲央)
宮下咲   (小笠原先輩)
花岡咲   (花園)
森日菜美  (春日)
山田愛奈  (末広)
田中壮太郎 (画廊店員)
コピー 恋を解く。
あらすじ
大学生の西条は恋する女性が光って視える不思議な体質の持ち主。
幼なじみの北代以外に友だちもおらず、恋とは無縁の日々を送っていた。
そんな時、大人しい文学少女・東雲と出会い一目ぼれしてしまう。
2人は交換日記で恋の定義を議論し合い、その様子に北代の心はざわつき始める。
感想
恋の定義とは・・・。
考えた事も無い議題に面食らいましたが、なかなか面白くて楽しめました。

恋とは気付いた時には落ちてるもの。
そんな感じで認識していました。
なので、西城の言った「ただ会いたい、ただ触れたい」が一番近いかな。

それが実際に可視化出来ると、鬱陶しくて邪魔なものらしいです。
映画を見る時も、前にカップルが座るとスクリーンが見えなくなると・・・。
それくらいありとあらゆる所に、恋ははびこっているのでしょう。

先生と呼ばれるくらい、真面目でお堅い話し方の西城。
変わり者過ぎて友人も恋人もいない彼ですが、今をときめく神尾楓珠くんが演じると、魅力的な男性に見えるから不思議です。

そんな彼に恋しているが、西城にはその光が見えない幼馴染の北代。
光が見えなくたって傍から見たら彼女の恋心は一目瞭然だけど、鈍感な西城は光の有無もあり全然気付きません。
恋していると幼馴染ポジションは辛い事が多いですよね。
ちゃんと実ってくれて良かったです。

そして、西城と同じシンパシーを感じる女子大生:東雲。
平祐奈ちゃんは「ReLIFE リライフ」の時も、真面目で風変わりな女性を演じていましたね。
今回は凄く役に合っていて、素直に可愛いと思えました。

恋って本当に素晴らしい!
恋を考える事で友人も増えるし、男女の仲も深まるし、あーでもないこーでもないと永遠に語っていられるものですね。
久しぶりに恋について真剣に考える事が出来ました。

漫画原作作品。
鑑賞日 2022.11.02

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spink.gif 恋人たちのポートレート(1996)  フランス/イギリス
  PORTRAITS CHINOIS  [119分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ
監督 マルティーヌ・デュゴウソン
出演者 ヘレナ・ボナム・カーター    (アダ)
ロマーヌ・ボーランジェ     (リーズ)
マリー・トランティニャン    (ニナ)
エルザ・ジルベルスタイン    (エマ)
ジャン=フィリップ・エコフェ  (ポール)
イヴァン・アタル        (イヴ)
セルジオ・カステリット     (グイド)
コピー 劇場未公開
あらすじ
映画脚本家のポールとスタイリストのアダは、高級アパートで同棲を始める。
しかし、2人は考え方が合わず、一緒にいても喧嘩が絶えない。
そんなある日、アダがアシスタントとして使っていたリーズが、ポールに恋をしてしまい、複雑な三角関係が生まれてしまう。
感想
はじめは登場人物が多い為に顔と名前が一致しなくて混乱しましたが、ストーリーが進むにつれてそれぞれが独特の個性を持っている事が分かり、目が離せなくなっていました。

それぞれの心の中で思っている事が要所要所で出てきて、その人物の心情が分かりやすくなっていました。
その中で笑えたのが歌も踊りも冴えないけど歌手を目指しているエマが、ステージ衣装を買うシーンです。
「値段が高いけど、可愛いから欲しい」という心の葛藤がなんとも可愛く描かれていて、自分を正当化しようと頑張っているのが面白かったです。

眠くならないフランス映画でした!
鑑賞日 2002.12.03

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spink.gif 恋人たちの予感(1989)  アメリカ
  When Harry Met Sally…  [96分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 ロブ・ライナー
出演者 メグ・ライアン      (サリー・オルブライト)
ビリー・クリスタル    (ハリー・バーンズ)
スティーヴン・フォード  (ジョー)
キャリー・フィッシャー  (マリー)
ブルーノ・カービイ    (ジェス)
ミッシェル・ニカストロ  (アマンダ・リース)
ハーレイ・コザック    (ヘレン・ヒルソン)
ケビン・ローニイ     (アイラ・ストーン)
コピー 私たち友だち。だからSEXしません!?
あらすじ
政治コンサルタントのハリーは飛行機の中で一人の女性、サリーと再会する。
実はこの二人、その5年前、1977年のニューヨーク行きの車中でつまらない口論をやりあった間柄であった。
再び喧嘩別れをするハリーとサリー。
だが、その5年後の”出会い”を二人は予感すらしていなかった。
感想
私が大好きな「彼と彼女の第2章」は、この二人のその後は〜ってことを想定して作られた作品なんですね。
個人的には「彼と彼女の第2章」の方が面白くて好きですけど、これはこれでなかなか良い作品だと思います。

意外だったのは、この作品、一回目より二回目の方が面白かったって事です。
たまたま最初まで巻き戻して、何気にもう一度見始めたんですけど、二回目の方が笑えるんですよね。
これは自分でも不思議でした。
何でかな〜??
知らず知らずの内に、一度見て二人の人柄に惹かれたから、彼らに対する見方が変わったのかも知れないですね。
噛めば噛むほど味の出る映画でした。

一番インパクトがあったのが、サリーが女はオルガズムに達したような演技が出来る事を証明したレストランでのやり取りです。
こんな所で証明しなくても…と見ているこっちが恥ずかしい演技でしたが、そこはさすがのメグ・ライアン。
素晴らしいあえぎ方でした。(笑)

今回、爆笑所はそんなに無かったのですが、唯一アメフトの試合を見に行き、ウェーブしながら離婚の話をするハリー達の図は笑えました。
妻が家を出ることを、夫より先に引越し屋が知っていたという話は、切ないながらも笑えます。
またこの時のビリー・クリスタルの表情が絶妙ですね〜。
こういう所が大好きです。

そして、最後のプロポーズも素晴らしいですね〜。
すごく素敵な言葉で、思わずもらい泣きしてしまいました!
面と向かって、あなたのここが好きって言われるほど、嬉しい事ってないでしょうね。

二人が車の中やTV放送を見て「カサブランカ」の事を話していたので、この映画に興味が沸いてきました。
前から見たい作品なのに、未だに見れてないんですよ。
今度こそ、これをきっかけに見てみたいと思います!
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鑑賞日 2004.04.08

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spink.gif 恋人までの距離(ディスタンス)(1995)  アメリカ
  BEFORE SUNRISE  [102分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス
監督 リチャード・リンクレイター
出演者 イーサン・ホーク         (ジェームズ)
ジュリー・デルピー        (セリーヌ)
エルニ・マンゴールド       (手相占い師)
ドミニク・キャルテル       (詩人)
ハイモン・マリア・バッテンガー  (バーテンダー)
コピー 恋が生まれる瞬間を、見たことがありますか。
あらすじ
ブダペストからパリへ行く電車の中で、偶然通路を挟んで隣の席に座ったジェームズとセリーヌ。
世間話を始めた二人は食堂車に移り、何気ない話をしていたのだが、段々とお互い色んな事について熱く語り合っていた。
ジェームズの目的地ウィーンに到着し、彼はセリーヌに一緒に街を歩こうと提案する。
説得されたセリーヌは、電車を降りて彼と一緒に過す事にした。
感想
この映画のコピーが素敵です。
『恋が生まれる瞬間を、見たことがありますか。』
正に私は恋の生まれる瞬間を見た!という気持ちです。
とてもロマンティックで夢のようなお話ですが、映像はリアルで恋に落ちる二人の様子を覗き見している感覚でした。

こんな運命的な出会いは誰でも憧れると思います。
非日常的な状況での恋愛ですね。
日本人の大半は言葉の壁にぶつかりますが、英語が話せれば、結構国を跨いだ恋愛が可能なんだと思いました。

二人と一緒にウィーン観光地巡りも出来ます。
しかもコースには無縁墓地も含まれているので、観光マップには載っていない穴場も見る事が出来ます。(不謹慎でしたね…)
いや、個人的に色んな観光名所より、この無縁墓地でのシーンが印象に残っているのです。
旅行に行って、こういう場所に行く事はあまりありませんからね。
とても良かったです。

レコード店の試聴ブースでの二人も好きです。
お互いがお互いの様子を見計らっていて、目線が泳いでいるんです。
気になっているのに、お互い目が合わせられない様子は、何ともくすぐったいです。
恋愛初期症状でしょうか。(^_^;)

密かな一押しキャラが、川の側で詩を書いて売っている男性詩人です。
彼が即興で読んだ"ミルクセーキ"を使った詩はとても素敵でした。
「人生に彩りを与えたら施しを下さい」
というような台詞もカッコ良いと思いました。

他にも教会でのシーン、観覧車でのシーン、ウィーンの裏路地を歩くシーン、お互いに電話の真似をするシーン等、良い所が沢山あり過ぎて書ききれません!
二人の会話に共感出来るから、好きなのかもしれませんね。
こういう状況に戸惑って、自分にブレーキをかけようとしているセリーヌの気持ちも分かります。
色んな所で一緒に頷けました。

上手く行き過ぎという感もありますが、これぞ正に映画みたいな恋ですよ!!
いいよな〜、こういう恋愛。

《関連作品》
ビフォア・サンセット」(2004)
「ビフォア・ミッドナイト」(2013)
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します

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spink.gif 後悔なんてしない(2006)   韓国
  NO REGRET  [114分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 イソン・ヒル
出演者 イ・ハン      (ジェミン)
イ・ヨンフン    (スミン)
チョ・ヒョンチョル (ジョンテ)
キム・ドンウク   (カラム)
キム・ジョンファ  (ヒョヌ)
コピー やっとたどりついた このあいのかたち

あなたを揺さぶる ふたりの男の愛

本気の恋は
僕を臆病にするけれど
朝起きると
体が君を
求めてしまうから・・・
あらすじ
夢を抱いて田舎の孤児院からソウルへとやって来た青年スミン。
思いとは裏腹に、バイトに追われるその日暮らしの日々。
そんな時、彼に一目惚れした青年ジェミンに声を掛けられ、久々に心をときめかせるスミンだった。
感想
男性同士の恋愛を描いた作品でした。
性別に関係なく、恋愛にはごたごたが付き物ですね。
この作品は、男性同士ならではの問題が扱われていました。

運転代行をしていたスミンに一目ぼれしたジェミン。
転職したホストクラブにもしつこく通って来ます。
同僚にはストーカーと揶揄されるほど通うジェミン。
スミンは彼が元の会社の御曹司だと知っていて、冷たく対応してるんです。
でも、あまりに必死に追ってくるもんだからほだされちゃうんですよね。
二人がラブラブな時、男女のカップルのように甘々で、こちらが照れてしまうくらいでした。
好きな人の前では性別なんて関係ないですね。

しかし、ジェミンは会社の跡取り息子なので、子供を作る事を期待されているんです。
ゲイな事は両親も知っています。
それでも、一方的に婚約を発表し、ジェミンを追い込んでいくんです。

一度はスミンを忘れようとするジェミン。
あんなに執拗に追いかけていただけに、忘れるなんて難し過ぎます。
しかも、スミンが会いに来てくれたりするから、諦めきれずに思いが爆発してしまいます。

韓国にはゲイのホストクラブみたいなお店があるんですね。
日本では新宿二丁目が有名ですけど、イメージは女装した子達のお店というのが多い印象です。
私が知らないだけで、日本にもあるかもしれないですけど・・・。

最後はどうなってしまうのかとドキドキしましたよ。
恋愛のもつれで、ここまでになってしまうとは・・・。
でも、何とか丸く収まったようで、一安心。
意味深な手の位置。
仲良くやっていってください。

LGBT関連作品。
鑑賞日 2018.09.05

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spink.gif 好奇心(1971)  フランス
  LE SOUFFLE AU CCEUR  [118分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/青春
監督 ルイ・マル
出演者 レア・アッサリ      (クララ)
ブノワ・フェルー     (ローラン)
ダニエル・ジュラン    (父)
マルク・ビノクール
ミシェル・ロンズデール
コピー ママさえも恋人にみえる
大人と子供の間のもどかしい15才…
あらすじ
思春期の15歳の少年ローランは、若くて美人なママ:クララが大好き。
そんな彼は、遊び人の兄トーマとマルクに連れられて、売春宿に男になりにいくが、ママより劣る女性たちに魅力を感じない。
ある日、ローランはママの浮気を発見してしまい、その嫉妬心からますますママへの思いを募らせていく。
感想
雑誌の映画解説のところに近親相姦とか書いてあったので、かなりドキドキしながらみました。
しかし、真っ暗で何も見えず…。(ドキドキして損した)

'71のフランス映画なのですが、さすが水野晴郎おすすめだけあって見応え十分でした。
フランス映画って訳わかんなくて途中で眠くなってくるんですけど、これは解説の力もあってか(??)終始「どうなるの〜!!」と画面に釘づけでした。(バカ丸出し)
そして、★を3つ付けたのでした…。

比較的見やすいフランス映画です。
鑑賞日 2002.06.20

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spink.gif 高校デビュー(2010)   日本     [93分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/ロマンス/青春
監督 英勉
出演者 溝端淳平  (小宮山ヨウ)
大野いと  (長嶋晴菜)
菅田将暉  (田村史也)
逢沢りな  (小宮山麻美)
古川雄輝  (朝丘唯)
宮澤佐江  (高橋真巳)
増田有華  (松坂麗央奈)
今野浩喜  (アンケート調査の男性)
池田依來沙 (竹本)
岡本玲   (栗原まこと)
塚地武雅  (TSUKAXILE)
温水洋一  (ヌク公/臼井先生)
コピー おしえて、
ワタシの
モテコーチ!!
あらすじ
中学時代の全てをソフトボールに捧げた長嶋晴菜。
これからは恋に生きようと期待に胸を膨らませて高校生活をスタートさせた。
ところが、恋愛経験値ゼロの晴菜がモテようとがんばればがんばるほど、男子はどんどん離れていってしまう。
すっかり途方に暮れた晴菜は、思い切って1年先輩であるイケメン男子、小宮山ヨウにモテのコーチをお願いする。
最初は相手にしなかったヨウだったが、晴菜の一生懸命さに根負けし、“俺を好きにならないこと”を条件にコーチを引き受けることに。
こうして、最強コーチによる晴菜のモテレッスンがスタートする。
感想
最初はダサ過ぎてどうなる事かと思いましたが、まあ普通に見る事が出来ました。
終始ふざけてたなと思っていたら、脚本はあの福田雄一監督ではありませんか!
なるほどです。

晴菜の一生懸命さが可愛かったですね。
最初こそヤバイと思いましたが、徐々に慣れていき最後は可愛いと思えました。
これが女優デビューの作品なんですね。
初々しさが晴菜という役に合っていたと思います。

モテモテのモテコーチ:ヨウ。
クールだけどツッコミが絶妙に上手いのにウケました。
天然の晴菜と良いコンビでしたよね。

そして、お目当ての菅田将暉くん!
典型的な漫画キャラでしたね。
いつもニコニコしている優しい男の子。
適度に見せ場もあっておいしい役。
彼が主役じゃないというのが新鮮でした。

お笑い芸人さんが沢山出ていましたが、どれも滑り気味で苦笑い。
セーラー服のミツコとか、こういうキャラいましたね、懐かしい。

まあ、少女漫画の世界がそのまま表現されていて良かったのではないでしょうか。
評価は上がりませんが、それなりに楽しめました。

少女漫画原作作品。
鑑賞日 2020.10.10

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spink.gif 恍惚(2003)   フランス  R−15+
  NATHALIE...  [105分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/ドラマ
監督 アンヌ・フォンテーヌ
出演者 ファニー・アルダン     (カトリーヌ)
エマニュエル・ベアール   (マルレーヌ)
ジェラール・ドパルデュー  (ベルナール)
ウラディミール・ヨルダノフ (フランシス)
ジュディット・マーレ    (カトリーヌの母)
コピー こぼれるのは、禁断の愛の言葉。
あらすじ
婦人科医のカトリーヌはある日、夫ベルナールの浮気を知りショックを受ける。
翌日、カトリーヌは会員制のクラブでホステスのマルレーヌと出会い、彼女に夫を誘惑して欲しいと頼む。
ナタリーという偽名を使い、ベルナールに接近することに成功したマルレーヌ。
彼女は進展していく2人の関係を、カトリーヌに事細かに報告する。
彼女の告白は、日を追うごとにエスカレートし、カトリーヌは激しく動揺していく。
感想
思ったより豪華なキャストですね。
エマニュエル・ベアールが出てるとしか思ってなかったので、得した気分になれました。
ただR指定の割にそんな露骨なシーンがなかったですね。
唯一あった、際どい下着で仕事するマルレーヌが印象に残ります。

神経質そうなキャリアウーマン:カトリーヌ。
でも、旦那の情事を聞いて興奮したみたいで、一度断ったのにまた聞きに行ったりして。
何だか可愛くて憎めない女性です。
お金はかかったけど、これで全て丸く収まりましたね。
旦那も何も知らないまま済んだみたいだし。
ちょっと不思議なお話でした。

ただ途中でマルレーヌの事、怪しいなと思っちゃったから、それが当たっててびっくりです。
彼女の話はすべて官能小説のようで、違和感が拭えなかったんですよね。
想像だけは悶々と広がって、一人で盛り上がっちゃう・・・みたいな。
絡みのシーンが全然ないのも仕方がありません。

エマニュエル・ベアールは相変わらず色っぽいですね。
このアンニュイな雰囲気、大好きです。
化粧一つで印象がガラッと変わるので、夜の厚化粧がすごく魅力的に思えました。

思ってたのとはちょっと違うお話でしたが、良い意味で裏切られたという印象です。

《関連作品》
リメイククロエ」(2009)
鑑賞日 2007.09.01

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spink.gif 交渉人 真下正義(2005)   日本     [128分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ドラマ
監督 本広克行
出演者 ユースケ・サンタマリア (真下正義:警視)
寺島進         (木島丈一郎:警視)
小泉孝太郎       (小池茂:警部)
高杉亘         (草壁中隊長:警視正)
松重豊         (爆発物処理班班長:警視)
甲本雅裕        (緒方薫:巡査部長)
遠山俊也        (森下孝治:巡査部長)
柳葉敏郎        (室井慎次:警視正)
水野美紀        (柏木雪乃:巡査部長)
西村雅彦        (前主十路:指揮者)
石井正則        (矢野君一:TTR広報主任)
金田龍之介       (熊沢鉄次:線引屋)
國村隼         (片岡文彦:TTR総合指令室 総合指令長)
コピー TOKYO SUBWAY PANIC! MONSTER TRAIN KUMO E4-600
He’s ”back up”? 彼は脇役だよ?
あらすじ
ロサンゼルス市警でFBI訓練プログラムを受け、警視庁初の交渉人となった真下正義警視。
2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した“台場連続殺人事件”。
真下警視は報道陣を前に事件の経緯を説明していた――。
あれから1年。
2004年12月24日、雪乃とのデートを約束していた警視庁交渉課準備室課長の真下に、室井管理官から緊急の呼び出しがかかる。
地下鉄の最新鋭実験車両1両が何者かに乗っ取られ、複雑に張り巡らされた東京の地下鉄網を暴走、乗降客200万人の命に危険が及んでいた。
そしてこの恐るべき事件を引き起こした犯人は、交渉の窓口に、真下を指名した。
感想
あれ??これで終わり!?
スッキリしないなぁ〜。
せっかくここまでが良かったのに。

お話はとっても良かったと思います。
ドキドキ感も持続したし、謎解きも面白かったですしね。

登場人物の動きも機敏でした。
木島さんの働きぶりが特に良かったです。
あと、広報の矢野さんのキャラがツボ。
空気は読めないけど、良い人なのは間違いない。

真下さんの交渉もスムーズだったし、押したり引いたりの駆け引きも見応えありました。
だからこそ、そこで終わりか!?という最後がいただけません。

スピンオフ企画だと思って期待してなかったけど、本編より面白いじゃないですか。
これは映画館で見ると、迫力あって楽しめたでしょうね。
続々出ているスピンオフ。
とりあえず見てみようと思います。

《関連作品》
踊る大捜査線 THE MOVIE
踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
容疑者 室井慎次
鑑賞日 2006.10.21

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spink.gif 高台家の人々(2016)   日本     [115分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 土方政人
出演者 綾瀬はるか            (平野木絵)
斎藤工              (高台光正)
水原希子             (高台茂子)
間宮祥太朗            (高台和正)
坂口健太郎            (岸本浩平)
大野拓朗             (高台茂正)
塚地武雅             (脇田実)
堀内敬子             (阿部弓子)
夏帆               (斉藤純)
シャーロット・ケイト・フォックス (高台アン)
大地真央             (高台由布子)
市村正親             (高台茂正Jr.)
コピー 私の妄想が、しあわせにする。
あらすじ
見た目が地味で口下手な30歳のOL、平野木絵。
いつもボーッとしている彼女だったが、心の中ではおバカな妄想が大暴走を繰り広げていた。
そんなある日、木絵の会社に、名家の御曹司、高台光正がニューヨーク支社から転勤してくる。
イケメンでエリート社員の光正に周囲の女子社員が色めき立つ中、ハナから自分とは無縁と思っていた木絵は、彼を主人公にヘンテコな妄想を膨らませて楽しんでいた。
ところが、そんな木絵に光正のほうからアプローチしてきて周囲ばかりか木絵さえも当惑してしまう。
実は、光正は心が読める“テレパス”で、打算で近づいてくる人間ばかりに辟易していたところに、木絵のオカシな妄想と、素直な心が目に入り興味を抱いたのだった。
感想
少女漫画原作の割には面白かったです。
木絵の妄想がいちいち面白いんですよ。
塚地武雅さんが七変化して、色々なキャラクターになりながら登場するんです。
普段は笑わないと言われている光正が笑っちゃうのも仕方ありません。

人の気持ちが読めるというのは、人間一度くらい妄想する特殊能力だけど、そんな人が実際近くにいたら、やっぱり読まれるのは嫌ですよね。
大好きな人だから頑張りたいけど、大好きな人だから読まれたくない。
すごいジレンマだったと思います。

だから、最後の光正の祖母アンからの手紙が泣けました。
「心を読んでも大丈夫と信じてくれたんだから、私も信じて大丈夫」
これは人間の究極の関係じゃないでしょうか。
それだけ信用できる人に出会えるなんて奇跡ですもんね。
ここは本当に感動してしまいました。

純粋で空想好きな木絵に、綾瀬はるかちゃんがぴったりで、入り込んで見る事が出来ました。
平泳ぎの形が綺麗だって褒められたからって、そこを極めようって本気で思ってるとか、可愛すぎます。

後半はオリジナルみたいなので、原作が気になります。
機会があったら読んでみたいと思います。
鑑賞日 2018.08.20

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spink.gif コウノトリ大作戦!(2016)   アメリカ
  STORKS  [87分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アニメ/アドベンチャー/コメディ
監督 ニコラス・ストーラー
ダグ・スウィートランド
出演者 〈声の出演〉
アンディ・サムバーグ   (ジュニア)
ケルシー・グラマー    (ハンター)
ケイティ・クラウン    (チューリップ)
キーガン=マイケル・キー (アルファ・ウルフ)
ジョーダン・ピール    (ベータ・ウルフ)
ジェニファー・アニストン (サラ・ガードナー)
タイ・バーレル      (ヘンリー・ガードナー)
ダニー・トレホ      (ジャスパー)
コピー いくぜベイビー!
あらすじ
コウノトリが様々な荷物を届けてくれるコウノトリ宅配便社「コーナーストア」。
むかしは赤ちゃんの配達サービスも取り扱っていたが、利益重視で小包に特化する会社の方針で赤ちゃんの配達は中止されていた。
そんな中、弟がほしいと願うひとりっ子の少年ネイトは、物置小屋でたまたま見つけた“赤ちゃん申込書”を使って赤ちゃんを申し込んでしまう。
一方その頃コーナーストアでは、従業員のジュニアがハンターから昇進を告げられ喜ぶが、配達される途中で担当のコウノトリに見捨てられてから、会社に居続けている人間チューリップを解雇する役を押し付けられる。
解雇をためらう彼は、チューリップに嘘をついて閉鎖した手紙係として働くよう言い渡す。
そこへネイトの手紙が届き、赤ちゃんを作る機械が作動してしまう。
このことを知ったジュニアは、社長に知られたら昇進できなくなると思い、チューリップと2人で赤ちゃんをネイトの元へ届けにいく。
感想
もうとにかく赤ちゃんが可愛い!!!
狼もコウノトリも人間も虜にしてしまう赤ちゃん。
クリっとした目、プニプニした頬っぺた、愛らしい口元。
もう本当に食べちゃいたいくらい可愛いんです。

その赤ちゃんを手紙をくれたネイトの元へ運ぶチューリップとジュニア。
最初は喧嘩ばかりだったけど、様々な困難を乗り越える事で、段々家族みたいに仲良くなっていくんです。

また小ネタがいちいち面白くてツボにはまっちゃいました。
まず狼たちね。
色々なフォーメーションがあって、ボートとかミニバンとか潜水艦とか、数の力で作り出すんです。
でも、言っても狼だから、潜水艦だと、息が続かなくて皆で息継ぎしちゃうんですよ。
もう本当に細かいネタが沢山あって、いちいち面白い!!
狼たちのフォーメーション、大好きでした。

ネイトの家族も楽しくて、赤ちゃんを迎える為に、家を大改造しちゃうんです。
観覧車とか滑り台とか付けちゃうし、煙突もぶっ壊しちゃうし。
挙句、警察から注意を受けてしまうネイトたち。
まあ、一緒に作業した過程が大事だったんですよね。

一人でも可愛い赤ちゃんが、量産された時は身悶えしました。
あれもこれも可愛い!!可愛い!!
欲しい人の所に赤ちゃんが来る素晴らしいシステム。
本当にあったらどれだけの人が助かる事か・・・。
あの喜びは、一生に一度は味わってほしいです。

夢があって楽しめる最高のエンターテイメント作品です。
期待してなかったから、あまりの面白さに感動してしまいました。
こういうのがあるから、映画を見るのを止められないんですよね!
鑑賞日 2018.10.28

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spink.gif 荒野の七人(1960)  アメリカ
  THE MAGNIFICENT SEVEN  [128分]
管理人評価   ★★
ジャンル 西部劇
監督 ジョン・スタージェス
出演者 ユル・ブリンナー      (クリス)
スティーブ・マックィーン  (ビン)
ジェームズ・コバーン    (ブリット)
チャールズ・ブロンソン   (ベルナルド)
イーライ・ウォラック    (カルベラ)
コピー あの面白さ、あのメロディにのって 本物の七人が帰って来た…(R)
あらすじ
メキシコのある小さな村は、いつも山賊に襲われて食べ物などを取られる為、村民達は怯えながら暮らしていた。
我慢できなくなった村民たちは、腕の立つガンマンを雇って山賊をやっつけてもらおうと考えた。
さっそく街に行って探してみると、7人ものガンマンが集まった。
その7人に銃の使い方などを教わりながら、村民たちは協力して山賊を迎え撃つ準備を開始する。
感想
どうしても『七人の侍』と比べてしまいますね。
前半なんてほとんど一緒だし、細かいエピソードも酷似しているから、個人的に物足りなかったです。
最初にどっちを見るかで、好きになる方が決まるかもしれません。
これはこれで面白いとは思いますが、どうしても真似だと思ってしまって引いちゃう所が多々ありました。
ストーリーを知っているのと、知らないで見るのでは全然違うと思うので、出来ればこっちを先に見て、後から本家の『七人の侍』を見た方が2度楽しめます。
こっちでストーリーを知って、本家で深みを知るみたいな方がいいと思います。

初めてスティーブ・マックィーンの出ている映画を見たので、結局誰がスティーブか最後まで分からず仕舞いでした。
いい男いたかな?
ユル・ブリンナーが演じたクリスは結構カッコ良かったですね。
ハゲでも渋くて決まっていました。
やっぱり本家の志村喬さんを意識してるんでしょうね。
ジェームス・コバーンはそんなに変わって無かったのですぐに分かりました。

最初のナイフでの決闘シーンはカッコ良かったけど、やっぱり本家と比べてしまうんですよね。
チコ役の人は三船敏郎をかなり研究しているのか、動きがそっくりでした。
外人の顔をした菊千代ですね。
みんな個性的で良い味出してはいるのですが、何か少しずつ足りないような気がしました。

個人的に私は『七人の侍』の方が数倍面白いと思います。
比較の為に両方ご覧になる事をおすすめします。

リメイク作品。
オリジナル「七人の侍」(1954)日本
鑑賞日 2003.03.13

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spink.gif 映画 「聲の形」(2016)   日本
  The shape of voice/A SILENT VOICE  [129分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/青春/ドラマ
監督 山田尚子
出演者 〈声の出演〉
入野自由   (石田将也)
早見沙織   (西宮硝子)
悠木碧    (西宮結絃)
小野賢章   (永束友宏)
金子有希   (植野直花)
石川由依   (佐原みよこ)
潘めぐみ   (川井みき)
豊永利行   (真柴智)
松岡茉優   (石田将也(小学生))
小島幸子   (島田一旗(小学生))
武田華    (広瀬啓祐(小学生))
小松史法   (竹内先生)
谷育子    (西宮いと)
鎌田英怜奈  (マリア)
濱口綾乃   (将也の姉)
綿貫竜之介  (ペドロ)
西谷亮    (島田一旗)
増元拓也   (広瀬啓祐)
ゆきのさつき (石田美也子)
平松晶子   (西宮八重子)
コピー 君に生きるのを
手伝ってほしい
あらすじ
楽しいことが全ての小学6年生のガキ大将、石田将也。
ある日、耳の聞こえない少女、西宮硝子が転校してくる。
将也は硝子を無邪気にイジメるようになり、他のクラスメイトたちも追随し、硝子への悪質なイジメや嫌がらせが常態化する。
やがて硝子は転校を余儀なくされる。
一方、将也はクラスメイトたちの裏切りに遭い、イジメ問題の責任を一人で背負わされ、周囲から孤立することに。
それから5年、すっかり心を閉ざしたまま高校生となっていた将也は、ある決意を胸に硝子のもとを訪ねるのだった。
感想
う〜〜ん。
泣かされたけど評価が伸びないパターンだな。
重大な事柄に、どうしても納得がいかなくて、モヤモヤが残りました。

いじめは絶対ダメなんだけど、現実はこんな感じにはならないと思います。
私もいじめられた経験がありますけど、いまだにその人には会いたくないですね。
もう同じ土地に住んでないから、会う可能性もないんですけど。

謝りに来てくれたとしても、そこから仲良くしようとか思えないし。
特に男子だと、何かあるのかと警戒しちゃいます。

まあ、石田くんの場合は、自分も同じ思いをして、かなり反省したから、純粋に謝りたいって事だったんですけど。
現実にはこういう人がいる可能性は低いと思います。
そう思ったとしても、実際わざわざ謝りに行く人はいないでしょ。
そんな冷めた目で見ちゃいました。

何だか★3つなのに、否定的な事しか書けてないな。(汗)
とにかく終始モヤモヤしながらの鑑賞だったので、良いイメージが浮かばないんです。
無理やりな流れに感じた所もあったし、あざといなと感じる所もあったし。
それでも泣いてしまうくらい心が動かされるシーンもあって、★にしたら3つかなという印象です。

この感想を書くのも時間がかかってしまいました。
なかなか自分の中の思いをまとめる事が出来なくて、一回寝る事にしちゃいました。(笑)
それでも、わちゃわちゃな感じになってしまって、まとまりきれてないんですけどね。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2018.09.03

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spink.gif ゴースト/ニューヨークの幻(1990)   アメリカ
  GHOST  [127分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ファンタジー/ロマンス
監督 ジュリー・ザッカー
出演者 パトリック・スウェジ   (サム・ウィート)
デミ・ムーア        (モリー・ジャンセン)
ウーピー・ゴールドバーグ  (オダ・メイ・ブラウン)
トニー・ゴールドウィン   (カール・ブルーナー)
リック・アビルス      (ウィリー・ロペス)
コピー マンハッタンに星が流れた夜――
不思議な愛のファンタジー・ドラマは始まった…
あらすじ
銀行員のサムは、陶芸家のモリーと同棲を始めた。
そして、二人で古い家を買い、リフォームして立派な家にした。
そんな幸せな二人に、突如とんでもない不幸が降りかかる。
舞台を見た帰り道で、強盗に襲われてしまったのだ。犯人ともみ合い、銃で撃たれて死亡したサム。
しかし、彼の魂は成仏せず、地上をさまよう。
そこで強盗のウィリーがモリーの部屋に侵入する所を目撃。
何とかモリーとコンタクトを取りたいサムは、霊媒師のオダ・メイを訪ね、声だけ聞こえるという彼女に、モリーへ危険が迫っている事を知らせてもらう。
感想
かな〜り前に見た作品でしたけど、内容は結構覚えてました。
そして、やっぱり最後はうるうるしちゃいます。

最初は何も出来ず、指をくわえて状況を見ているだけだったサムが、修行を積む事でだんだんと無敵のヒーローになっていくのが面白いですね。
良く出来たお話だと思います。

死んだ恋人がゴーストになっても自分を守ってくれるなんてロマンティックですよね。
そして、そう感じる事が出来たら、もう怖いものなんてないですよ。

しっかし、デミ・ムーアの可愛さは堪らんね。
信じられないくらい可愛いです。
まだ初々しくて、キラキラした目がチワワのように可愛いのです。
その目からポロポロと涙がこぼれるのを見ていると、私ももらい泣きしそうでした。

そして、今回も強烈な個性を放つウーピー・ゴールドバーグ。
アカデミー賞助演女優賞受賞も納得の演技です。
インチキ霊媒師って役がはまりすぎです!
まず、衣装からしてインチキっぽいよね。
特にド派手なピンクのスーツは強烈でした。
これが似合うのってあなたくらいですよ。
口が悪くて、前科もあるけど、何故か憎めないキャラですよね。

最後はきちんと善人は天国へ、悪人は地獄へってなっていたので、後味は良いです。
地獄へ誘う影たちが気味悪くて、悪い事はしないようにしようと素直に思えました。

一番好きだったのが、オダ・メイの体を借りて、お互いに触れ合うダンスするシーン。
これは嬉しいし、感動だよね〜。
本当に良いシーンでした。
鑑賞日 2004.03.04

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spink.gif GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008)   日本
  GHOST IN THE SHELL  [85分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/SF/サスペンス/アクション
監督 押井守
出演者 <声の出演>
田中敦子 (草薙素子)
大塚明夫 (バトー)
山寺宏一 (トグサ)
仲野裕  (イシカワ)
大木民夫 (荒巻大輔)
玄田哲章 (中村部長)
生木政壽 (ウイリス博士)
山内雅人 (外務大臣)
小川真司 (外交官)
宮本充  (台田瑞穂)
山路和弘 (清掃局員)
千葉繁  (清掃局員)
家中宏  (検死官)
松尾銀三 (オッサン)
松山鷹志 (実行犯)
小高三良 (技師)
佐藤政道 (運転手)
林田篤子 (オペレーター)
上田祐司 (通信の声)
亀山俊樹 (狙撃手)
後藤敦  (指揮官)
坂本真綾 (少女(草薙)
榊原良子 (人形使い)
コピー 押井監督自らが
新作CGカットを含めフルリニューアル
あらすじ
第三次核大戦と、第四次非核大戦を経て、大きく変化した世界秩序。
飛躍的に高度化した科学力は、「電脳化」という脳神経にマイクロマシンの素子を組み込む技術を確立し、人が電脳を介してネットへと繋がれるようになった世界。
脳以外は義体化された草薙素子が属する対犯罪組織・公安9課、通称「攻殻機動隊」は、国際指名手配をされているテロリスト“人形使い”が日本に現れるという情報を得て捜査を開始する。
感想
実写リメイクされた「ゴースト・イン・ザ・シェル」を見たので、見比べてみたいと思い早速鑑賞してみました。
こちらの「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0」は1995年のオリジナルを監督自らフルリニューアルした作品だそうです。
時折CGがほどこされており、より電脳化された世界観が強調されたように感じます。

やはり微かに残っていた記憶通り、難しい概念の言葉が並びすんなりとは理解できない作品でした。
脳以外は機械の自分、電脳化された世界での自分、ゴーストとは・・・。
旦那とああでもないこうでもないと話しましたが、分かったような分からないような微妙な気分です。

人間の欠片はないはずの人形使いの中のゴースト。
彼女が望む事は、生命体としては至極当然のことで、それを作り出す人間のなんと罪深い事か。
複雑なように見えて、実はかなりシンプルな事なのかもしれないとも思いました。

戦車VS素子の無謀な戦いも迫力満点。
無茶するな〜と思いますが、結構互角の戦いをするんですよね。
自分を犠牲にしてまで立ち向かう姿は、一番印象に残っています。

個人的には実写リメイクと見比べられてスッキリしました。
実写の再現率の高さは凄いですね。
物語はかなり違うけど、印象的なシーンが沢山再現されていました。
水辺の戦闘シーンとか、海の上の船のシーンとか、戦車との戦闘シーンとか。
実写の監督がこの作品をすごくリスペクトしているのが伝わってきます。
録画しておいて良かったです。

リメイク作品。

《関連作品》
オリジナル「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995)」日本
実写リメイク「ゴースト・イン・ザ・シェル
鑑賞日 2021.05.09

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spink.gif ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)   アメリカ
  GHOST IN THE SHELL  [107分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/アクション
監督 ルパート・サンダーズ
出演者 スカーレット・ヨハンソン  (ミラ・キリアン少佐)
ビートたけし        (荒巻大輔)
マイケル・カルメン・ピット (クゼ)
ピルー・アスベック     (バトー)
チン・ハン         (トグサ)
ジュリエット・ビノシュ   (オウレイ博士)
桃井かおり         (素子の母)
ラザラス・ラトゥーリー   (イシカワ)
ダヌーシャ・サマル     (ラドリヤ)
泉原豊           (サイトー)
タワンダ・マニーモ     (ボーマ)
ピーター・フェルディナンド (カッター)
ピート・テオ        (トニー)
福島リラ          (芸者ロボット)
コピー 体は義体  脳だけが自分  世界最強の捜査官。

私を作った奴らに
私を止めることはできない
あらすじ
電脳ネットワークと肉体の義体化が高度に発達した近未来。
世界最強の捜査官、少佐。
悲惨な事故から生還した彼女の体は、脳の一部を除いて全身が義体化されていた。
少佐はタフで有能な精鋭メンバーを擁する公安9課を率いて、凶悪なサイバーテロ犯罪に立ち向かっていた。
ある時、ハンカ・ロボティックス社の関係者が何者かに襲われる事件が発生。
捜査を進める少佐の前に、クゼという凄腕のハッカーの存在が浮かび上がってくる。
事件の真相を追ってクゼに迫っていく中、いつしか自分の脳に残るわずかな記憶に疑念を抱くようになっていく。
感想
オリジナルの「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を見た事あるはずなんだけど、99%忘れているから丁寧に説明してくれる作品に助けられました。
確かオリジナルはあんまり説明してくれなかった印象だったんですよ。
一緒に見た旦那が「再現率がすごい」と言っていたので、すごくオリジナルが見たくなりました。

人間離れした美しさのスカーレット・ヨハンソンが、義体化したミラというキャラクターにぴったりでしたね。
アクションのキレも見事で見応えありました。

ビートたけしだけ日本語なのは違和感あったけど、これだけ高度に発展した世界なら同時翻訳出来ても不思議ではないと納得出来ました。
他にも違う言語で話す人物がいたら、もっとその世界観がよりリアルになったんでしょうけどね。
結構重要な役でアクションなどもカッコ良くこなしていて、さすがだなと思いました。

たまたまオリジナルのアニメを録画しているので、そちらを見てから比べてみようと思います。

《追記》
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008)」見てきました。
見比べられてスッキリしました。
実写の再現率の高さは凄いですね。
物語はかなり違うけど、印象的なシーンが沢山再現されていました。
水辺の戦闘シーンとか、海の上の船のシーンとか、戦車との戦闘シーンとか。
実写の監督がこの作品をすごくリスペクトしているのが伝わってきます。
録画しておいて良かったです。

こちらのモトコとヒデオの関係の方が分かりやすいですけど、オリジナルが言いたい事とはちょっと違うのかな。
後、母親の存在も違う所ですね。
基の人格の記憶と繋がる重要な役でしたが、原作ファンからすると余計なのかもしれません。
桃井かおりさんの独特な英語の演技は見事でした。

リメイク作品。

《関連作品》
オリジナル「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995)」日本
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008)」日本
鑑賞日 2021.05.08

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spink.gif ゴースト・ドック(1997)  アメリカ
  My Ghost Dog  [TVM]  [90分]
管理人評価   ★★
ジャンル ファンタジー/動物
監督 ジョン・パッチ
出演者 ブライアン・メンデス    (トバリアス・エマーソン)トビー
レオ・ミルブルック     (チェスター・エマーソン)チェト
ケイト・ドーハン      (バイオレット・スタンプ)
ジェシカ・ノブラッチ    (フィービー)
サラ・ティンノン      (サム)
ルス・ダンバリン      (ビトー)
ジョン・フィリップ・ロウ  (ピーター・アベリナ)
ジョン・エミン       (ハリー)
ジェリー・タナー      (ラリー)
コピー TVM
あらすじ
12歳の少年トビーは、母ベスを亡くして2年、養父チェト、愛犬ラッキーと一緒に暮らして来た。
しかし、叔母バイオレットが今頃になって、トビーの親権を主張し始めた。
その裏には、金持ちだった祖父が莫大な遺産を孫のトビーに残したという理由があった。
彼女は町の不良ハリーとラリーを使って、「トビーはチェトが引き取る事を望む」と書いてあるベスの遺言書を盗ませた。
その事件でトビーの愛犬ラッキーが死亡。
悲しみにくれるトビーだったが、その夜、ラッキーはゴースト・ドッグとして甦った。
トビーは、喋れるようになったラッキーと協力して、泥棒の行方を追いかける。
感想
最初は普通の物語だったのに、いきなりCGでラッキーが天国へ行ってしまったので驚きました。
かなり違和感があります。
取って付けたようなCGが何とも安っぽいな〜と思っていたら、やっぱりTVMでした。(^_^;)

ゴースト・ドッグとして甦ったラッキーは、トビー以外には見えません。
なので、トビーが何もない空間に話しかけながら歩いているので、周りの人はおかしくなったのか?と思ってしまうわけです。

それは面白いのですが、ラッキーが喋れるようになったとはいえ、犬の口が動くわけでもなし、声はおじさんの声で可愛げはなしなのです。
ただ吹き替えで見たので、字幕だとどういう声か分かりませんけどね。

かなり低レベルな作品ですが、動物を扱った物は質が悪くてもそこそこ見れてしまうから良いですね。
ワンちゃんの愛くるしい表情と、有り得ないほどの活躍ぶりだけでも楽しめてしまいます。

それ以外でも、癖のある面白い女性たちが良い味出してました。
彼女のいないチェトの為に、トビーは行き付けのレストランの店主ビトーと協力して、新聞で募集した女性とのデートをセッティングするのですが、それが西ドイツのハンマー投げのメダリストで、かなりゴツイ女性でした。
あとTVプロデューサーのチェトが、次の番組のパーソナリティーとして紹介されたワンダと言う大柄な女性も、変わっていて面白かったです。

ストーリーは、分かり易くて何の捻りもありませんので、それなりの作品です。単純に少年と犬のふれあい物語として楽しむ事をおすすめします。

ただ、トビーのガールフレンド:サム役のサラ・ティンノンちゃんは、「I am Sam/アイ・アム・サム」のダコタ・ファニングちゃんみたいで可愛かったです。
鑑賞日 2003.08.02

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spink.gif ゴーストバスターズ(1984)   アメリカ
  GHOSTBUSTERS  [105分]
管理人評価   ★★
ジャンル ホラー/コメディ
監督 アイヴァン・ライトマン
出演者 ビル・マーレイ      (ピーター・ベンクマン博士)
ダン・エイクロイド    (レイモンド・スタンツ博士)
ハロルド・ライミス    (エゴン・スペングラー博士)
シガーニー・ウィーヴァー (ディナ・バレット)
リック・モラニス     (ルイス・テュリー)
アニー・ポッツ      (ジャニーン・メルニッツ)
アーニー・ハドソン    (ウィンストン・ゼドモア)
ウィリアム・アザートン  (ウォルター・ペック)
コピー
あらすじ
ニューヨークのコロンビア大学で超常現象や幽霊・霊体の研究を行っていたピーター・ベンクマン博士、レイモンド・スタンツ博士、イゴン・スペングラー博士の冴えない研究者3人。
ある日、経費の無駄遣いと一方的に研究費を打ち切られ大学を追い出され、借金を重ね、幽霊退治を行う会社「ゴーストバスターズ」を開業した。
資金もなく依頼もゼロに近かったが、とあるホテルでの幽霊退治をきっかけにビジネスは大当たりし、メディアや行政からも注目視され多忙しになる。
感想
リメイク作品を見てから、オリジナルが見たいと思っていました。
もっとコメディ色が強いと思っていましたが、結構真面目な作品だったんですね。

女に目がないベンクマンが、依頼人のディナを彼女扱いしてるのが滑稽過ぎる!
絶対にこんな所に依頼したくないですよ!
まあ、結果的には助けてくれたから文句も言えないですけど、かなり時代を感じるやり取りでした。

ゴーストたちもこの時代らしく、あっさりしたものですが、巨大なマシュマロマンは迫力ありました。
周りを真っ白にしたものの、当たっても痛くないマシュマロを思い浮かべたのは正解でしたね。
ゴーストの形跡がねっとりスライムというのも面白い!
出来れば接触したくないです。(笑)

ゴーストを退治するレーザーも、ゴーストだけではなく、周りのものを全てなぎ倒す代物で、こうなると知ってたら依頼も無くなるのではないでしょうか。
こんなツッコミ所満載で、ある意味楽しかったです。

当時も大人気だったし、今でもリメイクされる作品なので、設定は魅力的ですね。
テーマ音楽もついつい口ずさんでしまう楽しい楽曲。
またまたリメイク作品が作られたみたいで、機会があれば見てみたいと思います。

《関連作品》
第2作「ゴーストバスターズ2(1989)
リブート作品「ゴーストバスターズ(2016)
第3作「ゴーストバスターズ/アフターライフ(2020)
第4作「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024)」
鑑賞日 2022.02.05

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spink.gif ゴーストバスターズ2(1989)   アメリカ
  GHOSTBUSTERS II  [108分]
管理人評価   ★★
ジャンル ホラー/コメディ
監督 アイヴァン・ライトマン
出演者 ビル・マーレイ      (ピーター・ベンクマン博士)
ダン・エイクロイド    (レイモンド・スタンツ博士)
ハロルド・ライミス    (イゴン・スペングラー博士)
シガーニー・ウィーヴァー (ディナ・バレット)
リック・モラニス     (ルイス・テュリー)
アニー・ポッツ      (ジャニーン・メルニッツ)
アーニー・ハドソン    (ウィンストン・ゼドモア)
ピーター・マクニコル   (ヤノシュ・ポーハ博士)
ハリス・ユーリン     (スティーヴン・ウェクスラー裁判長)
カート・フラー      (ジャック・ハードメイヤー)
ジャネット・マーゴリン  (女性検察官)
デヴィッド・マーギュリーズ (レニー市長)
ウィル・デュッチェンドーフ (オスカー)
ハンク・デュッチェンドーフ (オスカー)
フィリップ・ベイカー・ホール   (警察署長)
<声の出演>
マックス・フォン・シドー (ヴィーゴ)
コピー われらがスーパースター、
とびっきり楽しい正月をお届けします!
あらすじ
魔人ゴーザの魔の手から世界を救ったゴーストバスターズ。
しかしビルを破壊したためニューヨーク市から訴えられ解散してしまった。
それから5年後。
彼らはそれぞれ新しい仕事に就き、ピーターと別れたディナは一人で息子のオスカーを育てていた。
そのオスカー坊やが霊界の大王、ヴィーゴ復活の生贄として狙われていることを知る。
感想
「1」に続いて早速「2」も見てみました。
「1」から5年後のゴーストバスターズは、世間から忘れられた存在に。
でも、裁判所でゴースト退治に成功した事で、華麗なる復活を遂げるのでした。

「1」のノリをそのまま受け継いていて、上手く続編としての要素を増やしていたので、楽しく見る事が出来ました。
ディナの息子が重要な役割を果たしていましたね。
とっても可愛くて、ゴーストバスターズの変な検査を良い子で受けてるのが印象に残ってます。

今回の敵は悪の感情を含んだ大量のピンクスライム。
あの川に流されても、無事に帰ってくるゴーストバスターズが凄過ぎます。
スライムに流されたら、水以上に息が出来ないですからね。

最終決戦ではニューヨーク州のシンボルである自由の女神像が大活躍。
この展開は面白かったですね。
善意のスライムをかける事で動き出すという無茶な設定ですが、ゴーストバスターズにかかれば不思議と受け入れられるのです。

赤ちゃんが絡んでいるので、ヴィーゴとの戦いは抑えめでしたね。
自由の女神の登場が盛り上がりのピークでした。

「2」の割には「1」と同じくらい良かったと思います。
さすが監督、脚本が前作と同じなだけありますね。

《関連作品》
第1作「ゴーストバスターズ(1984)
リブート作品「ゴーストバスターズ(2016)
第3作「ゴーストバスターズ/アフターライフ(2020)
第4作「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024)」
鑑賞日 2022.02.11

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spink.gif ゴーストバスターズ(2016)   アメリカ
  GHOSTBUSTERS  [116分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ホラー/アクション
監督 ポール・フェイグ
出演者 メリッサ・マッカーシー   (アビー・イェーツ)
クリステン・ウィグ     (エリン・ギルバート)
ケイト・マッキノン     (ジリアン・ホルツマン)
レスリー・ジョーンズ    (パティ・トラン)
チャールズ・ダンス     (ハロルド・フィルモア)
マイケル・ケネス・ウィリアムズ  (ホーキンス捜査官)
マット・ウォルシュ     (ローク捜査官)
クリス・ヘムズワース    (ケヴィン・ベックマン)
アニー・ポッツ       (ホテルのフロント係)
アンディ・ガルシア     (ブラッドリーNY市長)
ザック・ウッズ       (ギャレット)
ニール・ケイシー      (ローワン・ノース)
ビル・マーレイ       (マーティン・ハイス)
ダン・エイクロイド     (タクシードライバー)
アーニー・ハドソン     (ビルおじさん)
シガーニー・ウィーヴァー  (レベッカ・ゴーリン博士)
セシリー・ストロング    (ジェニファー・リンチ)
チャールズ・ダンス     (ハロルド・フィルモア)
コピー この夏 バスター開始!
あらすじ
ニューヨークの名門大学で真面目に教鞭をとる物理学教授のエリン。
ところが、彼女がかつて書いた心霊現象に関する本がネットに出回り、それがバレて最終的に大学を追われるハメに。
原因はエリンの昔なじみで女性科学者のアビー。
今も天才で変人の女性エンジニア:ジリアンをアシスタントに心霊研究を続けていた。
そんな3人はたまたま調査に向かった屋敷でついに本物の幽霊と遭遇、それがきっかけで幽霊退治専門の会社“ゴーストバスターズ”を立ち上げる。
そこへニューヨークの街を知り尽くす地下鉄職員のパティと、受付係としてボンクラだけどイケメンのケヴィンを加え、いよいよ本格的な幽霊退治に乗り出す。
感想
オリジナルを見た事あると思うんですけど、全く覚えてなくて新鮮な気持ちで見れました。
今回は主人公を女性にしたリブート作品という事で、個性的なキャラの4人がめちゃくちゃ面白い!
吹き替えは女芸人さんだったけど、上手で違和感ありません!

ゴーストに攻撃する武器の数々もカッコいい!
自由に飛び回るゴーストたちもホルツマンの作った武器で一網打尽です。

そのゴーストのCGも迫力満点で凄かった!
これはオリジナル版では表現できない技でしょう。
NYがゴーストだらけになるシーンは圧巻です。

かなりおバカな受付のケヴィンが良い味出してます。
筋肉ムキムキのイケメンなのに電話もまともに取れないおバカっぷり。
でも、実はゴーストバスターズに入りたかったのね。
女性陣もケヴィンには甘くて面白かったです。

オリジナル作品のメンバーたちも多数カメオ出演しています。
これは俄然オリジナルを観たくなりますね。

リブート作品。

《関連作品》
第1作「ゴーストバスターズ(1984)
第2作「ゴーストバスターズ2(1989)
第3作「ゴーストバスターズ/アフターライフ(2020)
第4作「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024)」
鑑賞日 2021.06.24

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spink.gif ゴーストバスターズ/アフターライフ(2020)   アメリカ  PG−12
  GHOSTBUSTERS: AFTERLIFE  [124分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アドベンチャー/コメディ/ホラー
監督 ジェイソン・ライトマン
出演者 キャリー・クーン       (キャリー)
フィン・ウォルフハード    (トレヴァー)
マッケナ・グレイス      (フィービー)
ポール・ラッド        (ゲイリー・グルーバーソン)
ローガン・キム        (ポッドキャスト)
セレスト・オコナー      (ラッキー)
ボキーム・ウッドバイン    (ドミンゴ保安官)
ダン・エイクロイド      (レイモンド・スタンツ)
ビル・マーレイ        (ピーター・ベンクマン)
J・K・シモンズ     (イヴォ・シャンドア)
コピー ゴーストたちの復讐劇が始まる――
あらすじ
シングルマザーの母に連れられ、兄と3人で田舎町に引っ越した少女フィービー。
亡き祖父が遺した不気味な屋敷で暮らし始めたが、家でハイテク機器を発見。
自分の祖父イゴン・スペングラーは、かつて“ゴーストバスターズ”の一員だったことを知る。
感想
なるほど。
意外にも感動的なお話でしたね。
亡き祖父の秘密、家に隠されたハイテク機器、町で頻繁に起こる地震。
全てが繋がった時、戦いの火ぶたが切って落とされました。

序盤から丁寧なフリがあり、徐々に明らかになっていく祖父の秘密。
科学オタクのフィービーが、科学者の祖父の血を継いでいて、地下の部屋を見つけた時、自分が何をするべきか、導かれるままこなす所とか、パズルのピースがはまるように小気味良い展開です。

フィービーと部屋でチェスをしていたのもイゴンですよね。
不思議がりながらもゲームをするフィービーが可愛かったです。

兄のトレヴァーも15歳ながら、年上のラッキーを懸命に誘い、恋に仕事に頑張っていましたね。
お勉強は出来なくても、結構頼れるお兄ちゃんでした。

そんな中、特に良い味出していたポッドキャスト。
フィービーとの息も合っていて、ゴースト収納機を乗せたラジコンの操作もお手の物。
ナンバー46から良くなったというポッドキャストを聞いてみたいです。
しかし、結構時間がかかったな。

オリジナルのゴーストバスターズが登場するのは、本当に最後だけ。
それでもこの存在感ですから、やはりベテランは違います。
今、絶賛最新作の「4」が公開中ですが、こちらではどれくらい活躍しているのでしょうか。
テレビ放送があったら絶対見たいと思います。

《関連作品》
第1作「ゴーストバスターズ(1984)
第2作「ゴーストバスターズ2(1989)
リブート作品「ゴーストバスターズ(2016)
第4作「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024)」
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2024.04.01

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spink.gif ゴーストライター(2010)   フランス/ドイツ/イギリス
  THE GHOST WRITER  [128分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 ロマン・ポランスキー
出演者 ユアン・マクレガー     (ゴースト)
ピアース・ブロスナン    (アダム・ラング)
キム・キャトラル      (アメリア・ブライ)
オリヴィア・ウィリアムズ  (ルース・ラング)
トム・ウィルキンソン    (ポール・エメット)
ティモシー・ハットン    (シドニー・クロール)
ジョン・バーンサル     (リック・リカルデッリ)
デヴィッド・リントール   (ストレンジャー)
ロバート・ピュー      (リチャード・ライカールト)
ジェームズ・ベルーシ    (ジョン・マドックス)
イーライ・ウォラック    (老人)
コピー 知りすぎた、男(ゴースト)――。
あらすじ
フェリーから転落死した前任者の仕事を引き継ぎ、英国の元首相アダム・ラングの自叙伝執筆を依頼されたゴーストライター。
政治に興味がなく気乗りしなかったが、ラングが滞在するアメリカ東海岸の孤島へと向かう。
そこでラングへ取材をしながら、原稿を書き進めていくと、次第に、ラングの過去に対する疑問がわき上がってくる。
感想
なかなかスリリングで面白いお話でした。
最後まで目が離せない展開で、驚きのまま終わって、しばらく呆然としてました。

大好きなユアンが出ている作品と言う事で、録画して見る事にしました。
依頼者に近付き過ぎて、妻と関係を持ってしまうなど、彼の良さが各所に描かれていましたね。
私が関係者でも手を出したくなると思います。

前任者マカラが隠し持っていた資料を発見してから、どんどんラングの過去へと導かれるゴーストライター。
客用の車のナビに導かれてエメットの家に辿り着くとか、ゲームのようで緊張感が高まります。
秘密に近付くと、追手も出て来て、自分の仮定が間違っていないとの確証になりました。

それだけに最後の展開は予想外でした。
冒頭部分が大事というのは、そういう事でしたか。
気付いても黙っていれば良かったのに・・・。
終わり方が秀逸です。

ユアンはこういう巻き込まれる男が良く似合います。
視聴者に近い存在として立ち回るのが上手いですよね。
自然と彼を応援したくなるし、入り込んで見る事が出来ます。

出来上がった自叙伝はどんな内容になったのか。
それが一番気になります。
鑑賞日 2023.09.13

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spink.gif ゴーストワールド(2001)   アメリカ
  GHOST WORLD  [111分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ/青春
監督 テリー・ツワイゴフ
出演者 ソーラ・バーチ       (イーニド)
スカーレット・ヨハンソン  (レベッカ)
スティーブ・ブシェミ    (シーモア)
ブラッド・レンフロー    (ジョシュ)
イレーナ・ダグラス     (ロベルタ)
ボブ・バラバン       (イーニドの父)
テリー・ガー        (マキシン)
ステイシー・トラヴィス   (ダナ)
トム・マッゴーワン     (ジョー)
コピー ダメに生きる
あらすじ
晴れて高校を卒業したイーニドとレベッカ。
2人とも進学せずに、自由な時間を過ごしていた。
暇つぶしに新聞広告を見ていると、"バスの中で会った人へ"という変り種を見つけてさっそく電話。偽の待ち合わせをして、やって来た彼の家まで跡をつける。
後日、その男シーモアが古いレコードのコレクターと知ったイーニドは、客のフリをして近づき友達になる。
そして、モテない彼にデートの相手を探すマネージャーをかって出る。
感想
ここまで最悪ではないけど、自分でも自分が分からない時期は誰にでもあると思います。
あとから振り返って「何であんな事をしたんだろう」と後悔したり、後から気付いて「あんな事言うんじゃなかった」と反省したり。
でも、イーニドはひどすぎる。
彼女の何も考えてない(もしくはわざと)行動のおかげで、とんでもない事に巻き込まれた周りの人達。
こんな理不尽に弱い私は、かなり落ちこんでしまいました。

散々周りを傷つけておいて、自分は一人逃げて行く…ってあまりに勝手でイライラしました!
ひねくれ者もここまで来ると犯罪ではないのか、そんな事まで考えちゃいましたよ。(汗)

本当にイーニドの性格の悪さには閉口です。
バイトも初日にクビになってくれて良かった!
あんな店員に当たったら、腹が立って夜も眠れないと思う。
この非常識加減が笑えるのか?
全然分からなくて、ただただ嫌な気分のまま二時間過ごしました。(-_-;)

被害者のシーモアがあまりに可哀相で同情しっぱなしです。
あのままダナと付き合っていれば、カウンセラーに通う事もなかったんだろうな。
本当、泣けてくるわ。
根暗なコレクターをバカにしているけど、イーニドたちの方が上だなんて思えない。

主演の3人はとても良かったと思います。
完璧にひねくれ者を演じたソーラ・バーチも良かったし、比較的普通でイーニドの悪い部分を引き立てたレベッカの存在も良かった。
レベッカ役のスカーレット・ヨハンソンはとっても可愛かったですね。
幼さの中に色気があって、とても魅力的でした。

あと、いつ見ても強烈なインパクトを残すスティーブ・ブシュミ。相変わらず上手いですね。
言う事なしです。
でも、やっぱりイーニドは好きになれず…。

サブキャラで一番印象に残っているのが、コンビニの常連ダグ。
いつも店の親父と喧嘩して楽しんでる人です。
あの筋肉は伊達じゃない!…はず。(笑)

エンドロールのあとにおまけがありますので、お見逃し無く!
鑑賞日 2004.08.16

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spink.gif コーダ あいのうた(2021)   アメリカ/フランス/カナダ
  CODA  [112分]  PG−12
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/コメディ/音楽
監督 シアン・ヘダー
出演者 エミリア・ジョーンズ        (ルビー・ロッシ)
エウヘニオ・デルベス        (ベルナド)
トロイ・コッツァー         (フランク・ロッシ)
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ  (マイルズ)
ダニエル・デュラント        (レオ・ロッシ)
エイミー・フォーサイス       ()
マーリー・マトリン         (ジャッキー・ロッシ)
コピー 家族の中でたった独り 健聴者である少女は、「歌うこと」を夢みた。
聞こえない耳に届く最高にイカした歌声が、今日、世界の色を塗り替える。
あらすじ
マサチューセッツ州の海辺の町に暮らす高校生3年生のルビー。
両親と兄は耳が聞こえないが、彼女だけが健聴者だ。
その為、手話の通訳や家業である漁業の手伝いなど、家族の日常生活の中でルビーのサポートが必要不可欠なものとなっていた。
そんな中、高校の新学期に合唱クラブに入部したルビー。
そこで顧問の先生に歌の才能を見出され、名門音楽大学を目指すよう勧められる。
感想
オリジナルの「エール!」を先に見ているので、どうしてもそれと比べながらの鑑賞となってしまいます。
酪農から漁業に変更したんだなとか、村長選が組合作りになってるなとか、オリジナルの良さも感じつつ、この作品の良さも堪能出来たという印象です。

あと、PG−12の作品ですが、絶対規制のないオリジナルの方がエロネタが多かったと思います。
それを取り入れてるからPG−12なのかと思ったのに、あまりなかったですよね。
お国柄の違いなのかな。

主人公の歌は確かに上手かったですが、特別な印象が薄かったように感じました。
これもたぶんオリジナルと比べているからなんでしょうね。
でも、やはり最後の手話での歌唱は感動しました。
音の聞こえない家族にも気持ちが伝わる素晴らしいシーンです。

家族の生活がルビーの肩に重くのしかかっている状態で、自分の夢に進みたいというのは勇気がいる事だと思います。
家族が聴覚障害者だからこそ、音楽の道は理解してもらうのが難しいです。
それを無音の発表会で表現するのが憎い演出ですね。
そして、音楽を理解する為にルビーの首や胸に手を当てて歌を聞く父の姿に感動しました。

聴覚障害の為に漁船に健聴者を乗せなければ違法になってしまうとか、職場でも飲み屋でも障害者だからとバカにされるとか、厳しい現実も沢山ありました。
そんな中でも明るく生きている一家が微笑ましかったです。
大変な事も多いけど、家族で協力して色々と乗り越えて来たんですよね。
その絆が温かい家庭から伝わって来ました。

出来ればこちらから見たかったかな。
どうしても比べてしまうんですよね。
真っ新な気持ちで見たら、評価も変わっていたかもしれません。

リメイク作品。

《関連作品》
オリジナル「エール!(2014)」フランス

アカデミー賞作品賞、助演男優賞、脚本賞受賞作品。
鑑賞日 2023.07.11

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spink.gif コーヒーが冷めないうちに(2018)   日本     [117分]
管理人評価   ★★★★★
ジャンル ドラマ/ファンタジー
監督 塚原あゆ子
出演者 有村架純    (時田数)
伊藤健太郎   (新谷亮介)
波瑠      (清川二美子)
林遣都     (賀田多五郎)
深水元基    (時田流)
松本若菜    (平井久美)
薬師丸ひろ子  (高竹佳代)
吉田羊     (平井八絵子)
松重豊     (房木康徳)
石田ゆり子   (謎の女)
コピー あの日に戻れたら、
あなたは誰に会いに行きますか?
あらすじ
時田数が働く喫茶店“フニクリフニクラ”には、不思議な都市伝説があった。
それは、店内のある席に座ってコーヒーを注文すると、望んだ時間に戻ることができるというもの。
ただし、過去に戻っても現実は変わらない、過去に戻れるのはコーヒーが冷めるまでの間で、コーヒーは冷めないうちに飲み干さなければならない、などの細かいルールがあった。
そんな噂を聞きつけ、幼なじみとケンカ別れしてしまった独身女性や若年性アルツハイマーの妻と優しいその夫など、店には過去に戻りたいと願う客たちが訪れていた。
しかし肝心の席には、いつも同じ女性が座っているのだった。
感想
出たよ〜〜〜!!!
今年初の★5つ!!!!!
本当に素敵な作品で、事あるごとに泣かされました。

全然内容を知らずに見たので、いきなりファンタジーな始まりに驚きましたよ。
でも、すぐに物語に引き込まれあっという間に見終わりました。

とにかくどのエピソードも暖かくて切ないんです。
過去をやり直したい人たちだから、マイナスからのスタートなんですけど、現在に戻ってくると気持ちがすごく変わってるんです。
”コーヒーが冷めないうち”という極々短い時間だけど、その体験はとてつもなく大きな気持ちの変化を起こすのです。

また設定が面白いですよね。
いつでも過去に戻れる訳じゃなくて、いつも座っている謎の女性が席を立った時だけ、その席に座る事が出来るんです。
しかも、席を立つ理由がお手洗いというのもツボでした。
それを利用して早く席を立たせようと、コーヒーを連続でおかわりさせるとか、笑っちゃいましたよ。

久しぶりの★5つで気持ちが高ぶっているので、↓のコーナーで思いっきり感想を書きたいと思います。
興味のある方はどうぞ。

小説原作作品。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2020.09.30

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spink.gif 氷の接吻(1999)  アメリカ
  Eye of the Beholder  [107分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス/ロマンス
監督 ステファン・エリオット
出演者 ユアン・マクレガー       (EYE)
アシュレイ・ジャッド      (ジョアナ・エリス)
k・d・ラング         (ヒラリー)
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド  (ジャンヌ・ブロート)
パトリック・バーギン      (アレックス・レナード)
ジェイソン・プリーストーリー  (ゲアリー)
コピー 逃げていく魚座の女、おろかな男たちの死体、
僕は全てを知っている…
あらすじ
英国大使館国際調査部の諜報部員EYEは、局長ヒューゴの息子ポールが勝手にお金を使い込んでいるようなので調査して欲しいと依頼を受けた。 EYEがポールを見張っていると、怪しげな魅力の美女が現われた。 二人の跡をつけていったEYEは、美女がポールを殺害する現場を目撃してしまう。 彼女はアメリカを横断しながら殺人を繰り返していく。 そんな彼女を追う内に、EYEはいつしか彼女の魅力に取り付かれてしまう。
感想
う〜ん、何と表現すればいいのか難しい作品ですが、こういうのもありかなというのが、正直な感想ですね。
ジョアナの行動を黙って見続けるEYE。これも愛情表現の一つなのでしょう。
今回はユアンの台詞が少ないので、寡黙なユアンがお楽しみ頂けます。(^_^;)

見所は連続殺人犯ジョアナ・エリス役アシュレイ・ジャッドの七変化です。
カツラが大好きなジョアナは、いつも違う髪型で男を惑わせます!
やっぱり美女は、どんな髪形も付けこなしてしまうんですね〜。
密かにおかっぱがお気に入りです。
男性はこういう美女に弱いんですよね〜。
騙される男達が可哀相でした。
みなさんも気を付けましょう!(笑)

あとEYEの娘ルーシーの使い方が絶妙ですね。
始めは彼女の存在が幻想だとは思ってなかったので、いきなり車からいなくなりジョアナ達の側にいたので驚きました。
それが分かるとEYEとルーシーの会話は、とても切なく感じます。

そしてユアンのスパイぶり!!
機械オタクっぽく慣れた手つきでハイテク装置を取り付けていく姿がプロですね〜。
サーモグラフィーで電車の個室の中を覗くなんてすごい芸当は初めて見ました。(^_^;)
どこか変わっていて、正気を失いかけているけれど、ジョアナを追う事で何とか平常心を保っている感じが良く出ていると思います。

それにしても彼のストーカーっぷりは見事ですね。
ここまで徹底的に覗いてたら好きになるのも仕方ないです。
自分の一部みたいなものですからね。
私もユアンに追われてみたい…(妄想中)
ふふふ…って危ない奴になってますね、私。(汗)

あと国際調査部のオペレーター:ヒラリーがEYEの可愛い笑顔を見ると、無理難題を頼まれてもしぶしぶ承知してしまう所が好きです。
「ヒラリー!その気持ち分かるよ〜!!」と声を大にして叫びたいです。
彼の笑顔は女性を虜にする魔力(!)を持ってますからね。

ユアン中心で見ると結構楽しめますが、サスペンスとしてはいまいちですね。
ちょっと分かり難いし、淡々と描かれているので盛り上がりがないんです。
でもアメリカ横断する様子を、各地のスノードームで表現する所は斬新で良かったと思います。
これはEYEがコレクションしているものですが、このスノードームの風景にかぶせて各都市を映し出すんです。
すごくこだわりが感じられて好きなシーンです。

ちなみに今回はユアンの裸露出度はゼロです。(^_^;)

リメイク作品。
オリジナル「死への逃避行」(1983)フランス

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spink.gif 氷の微笑(1992)   アメリカ
  BASIC INSTINCT  [128分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 ポール・ヴァーホーヴェン
出演者 マイケル・ダグラス    (ニック・カラン)
シャロン・ストーン    (キャサリン・トラメル)
ジョージ・ズンザ     (ガス・モラン)
ジーン・トリプルホーン  (ベス・ガーナー)
レイラニ・サレル     (ロキシー)
ドロシー・マローン    (ヘイゼル・ドブキンス)
ウェイン・ナイト     (ジョン・コレリ)
デニス・アーント     (フィリップ・ウォーカー)
ブルース・A・ヤング   (アンドリュース)
チェルシー・ロス     (タルコット)
コピー そのとき、女は 美しい凶器。
あらすじ
元ロックスターのジョニー・ボズが殺害された。
市長とも繋がりのある名士だった為、警察も慎重に捜査せざるを得なかった。
この事件を捜査するのは、サンフランシスコ市警察の刑事ニックとガス。
まず2人は、被害者の恋人で美人女性作家のキャサリンを尋問する。
感想
ほほう。これがあの有名な作品ですか。
セクシーが売りかと思っていたけど、サスペンスの方もすごいじゃないですか!?
先が読めず、ハラハラドキドキ、手に汗握って見てました。

悪い女ばかりが出てくる作品ですね。
ロキシーもヘイゼルもエリザベスも、みんな裏の真っ黒な女性ばかり。
危険な色香に参った男たちが次々に骨抜きにされちゃいます。
さらっと消されちゃうから、本当に怖い。
綺麗な花には棘がある、とはこの事です。

超有名な開脚のシーンでは、思わず「出た!」と声が出てしまいました。
女の私も思わずうっとりの美脚!
シャロン・ストーンのスタイルの良さが際立ちます。

なるほどね。
本当に最後の最後まで読めない展開で、あっという間に見終わってしまいました。
久しぶりにサスペンスで純粋に楽しめたかも。
さすが名作は力がありますね。
鑑賞日 2005.01.09

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spink.gif コーリャ愛のプラハ(1996)   チェコ/イギリス/フランス
   KOLYA [105分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル 親子愛/ドラマ
監督 ヤン・スヴェラーク
出演者 ズディニェク・スヴェラーク  (ファンダ・ロウカ)
アンドレイ・ハリモン     (コーリャ)
リブシェ・シャフラーンコヴァ (クララ)
オンドジェイ・ヴェトヒー   (ブロシュ)
ステラ・ザヴォルコヴァ    (ロウカの母)
イレーナ・リヴァノヴァ    (ナジェジュダ)
リリヤ・マルキナ       (タマラ)
ミロスラフ・タボロスキー   (ノボトニー大尉)
コピー 心の雲を照らす光
あらすじ
プラハに暮らす、ぐうたらなチェロ奏者ロウカ。
彼は車を買うお金を捻出するため、チェコ国籍を欲しがるロシア女性と偽装結婚することにした。
ところが彼女は五歳になる息子コーリャを残し、恋人が待つ西ドイツへ逃亡してしまう。
感想
映画見終わっても、涙がしばらく止まりませんでした。
落ち着いてもまた思い出して涙がこみ上げてくるんです。
自分でもこんなに入り込んで見てたなんて驚きました。

やっぱりこういう親子愛映画に弱いです。
電車ではぐれた時は、どうなるのかと本気でハラハラしちゃいましたよ。
だから、再会した時は、ほっとしてポロリと涙が・・・。
どんだけ涙もろいんでしょう。
でも、それくらい入り込んでたんですね。

何といってもコーリャが上手い!
お風呂で電話の真似して「迎えに来て」って涙ながらに言うシーンは切なさの極み。
ロウカもこんなコーリャと触れ合う事で、優しい父親の顔つきに変化していきました。

時代背景が分からなかったのですが、映画で大体の事が感じられれば、あとは二人のお話ですからね。
素直に感動しました。

アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品です。
脚本は父親のズデニユク・スベラーク。
そして、監督は息子のヤン・スベラークだそうです。
親子でこんな感動の親子愛映画を完成させたんですね。
納得の出来です!!
鑑賞日 2006.02.28

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spink.gif コーリング(2002)   アメリカ
  DRAGONFLY  [105分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/ファンタジー/ホラー
監督 トム・シャドヤック
出演者 ケビン・コスナー      (ジョー・ダロウ)
スザンナ・トンプソン    (エミリー・ダロウ)
キャシー・ベイツ      (ミリアム・ベルモント)
ジョー・モートン      (ヒュー・キャンベル)
ロン・リフキン       (チャーリー・ディキンソン)
リンダ・ハント       (シスター・マデリン)
ロバート・ベイリー・Jr  (ジェフリー・リアドン)
ジェイコブ・スミス     (ベン)
ジェイコブ・ヴァーガス   (ビクトル)
コピー "きっとまた会える" この愛さえ信じていれば…
彼方から君が呼ぶ声。
僕だけに聞こえる運命のメッセージ。
あらすじ
ERの医師ジョー・ダロウは、同じく医師であった妻:エミリーを亡くしたばかりだ。
エミリーは救援活動の一員として、ベネズエラの奥地に行き、バスの転落事故により命を落としたのだった。
病院の管理部長は彼に休暇を勧めるが、ジョーは仕事に没頭したいと言い張る。
そんなある日、ジョーは意識不明で運ばれて来た黒人少年ジェフリーが、心停止から奇跡的に息を吹き返す現場を目撃する。
後日、ジェフリーに会いに行くと、ジョーを知っていると言い、エミリーからの伝言があると言われる。
感想
最後は正直やられました。
全然予想出来なかったので、素直に驚きました。
しかし、いきなりすごい世界に飛びましたね。
いきなり今までの現実から引き離されたので、これって同じ作品だよね?と戸惑ってしまいました。

しかし、エミリーはこれを伝えたかったのね。
あの「f」みたいな暗号は、さすが分かり難いですよね。
もっとちゃんと伝える方法もあったのではないでしょうか?
でも、この作品のおかげでこの記号の意味は忘れないと思います。

これはホラーの部分も怖いですね。
窓に映るエミリーとか、服が全部元に戻っている所は、本当にびっくりさせられました!

久しぶりにケビン・コスナーの作品を見たけど、なかなか良かったと思います。
ゴーストなんて信じてないけど、あまりに信憑性のある証拠を見せられて、平常心が保てなくなるジョー。
それが徐々に真相に近づいていると確信して、いてもたってもいられなくなったのですね。
これは迫真の演技だったと思います!

あと、ビッグバードも言い味出してましたね。
寝転んで動けない演技とかしてたでしょ。
もっと喋ってるところも見たかったけど、エミリーがいないとダメなんだよね、きっと。

これは美しい夫婦愛、そして、親子愛ですよね。
とんぼのあざ、本当に遺伝したんだな〜。
これには感動でした!
鑑賞日 2005.02.26

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spink.gif コール(2002)   アメリカ
  TRAPPED  [106分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/犯罪
監督 ルイス・マンドーキ
出演者 シャーリズ・セロン        (カレン・ジェニングス)
コートニー・ラヴ         (シェリル・ヒッキー)
スチュアート・タウンゼント    (ウィル・ジェニングス)
ケビン・ベーコン         (ジョー・ヒッキー)
ダコタ・ファニング        (アビー・ジェニングス)
プルイット・テイラー・ヴィンス  (マーヴィン・プール)
コピー 3つの場所
3人の誘拐犯
3人の人質
あらすじ
アメリカ、ポートランド。
娘のアビーを誘拐されたカレン。
そんな彼女もジョーと名乗る男に捕まってしまう。
夫のウィルは優秀な麻酔医で、公演の為にシアトルに出張している日だった。
実は誘拐犯は3人いて、ウィルのもとにもジョーの仲間が待機していた。
犯人は今までにも4回誘拐事件を起こしており、一人も殺すことなく金を手にしているという。
そして、30分ごとに連絡を取り合い、それが途切れた時、娘の命は無いと脅してきた。
しかし、犯人たちの計画には致命的なミスがあった。
それはアビーが死に至るほどひどい喘息を患っていると言う事。
これには犯人も動揺し、絶対だったルールを変更して、アビーへ薬を届けに行く。
感想
始めに言っておきますが、この★の数は俳優さんの演技に対する評価です。
何て言ったら良いのかな…これは脚本に問題ありでしょうね。
この内容でも最後まで飽きずに見れたのは、俳優さんたちの演技が良かったからだと思います。
彼らの支えが無かったら、この物語はとんでもなくつまんないものだったでしょう。
そう断言出来てしまうのが残念です。

とにかく最後がごちゃごちゃしてて、せっかくの見せ所なのにずるずると流れちゃってます。
「ありえね〜」事の連続で、もう唖然とするほか無いです。

しかし、シャーリズ・セロンは素晴らしかった!!
正に迫真の演技ですわ。
ベッドで強気の姉さんなんて、期待以上にカッコイイです!
お尻に忍ばしたメスの行方が気になって、一人でドキドキしてた私。
ちゃんと収まってたのね。(笑)
しかし、当たり前だけど、姉さん、むっちゃ怒ってたな〜。
ジョーを睨む表情がめちゃくちゃ怖い!
あまりの形相に「むちゃくちゃ切れてるな…」とつぶやいてしまいました。

犯人役のケビン・ベーコン。
彼も良かったのに、役所が悪かったよね。
彼のキレが悪いように見えて可哀相になりました。
これって贔屓目か?

あと、あんまり活躍しなかったけど、ダコタ・ファニングちゃんも上手かったです!
お父さん役のスチュアート・タウンゼントにはあんまり触れたくないかも。(汗)
なんか苦手…。

一番まずいのは犯人の動機。
いや、動機は分かるけど、そこまで子供の事を思っている事が全然伝わってこないのは問題でしょうね。
ここがしっかりしてないから、最後が流れちゃったんじゃないのかな。

とにかくこれは俳優のみが見所の映画。
だから、俳優さんの演技に★を付けました。
それに一応は最後まで飽きることなく見れたしね。
鑑賞日 2004.07.30

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spink.gif GOAL! ゴール!(2005)   アメリカ/イギリス
  GOAL!  [115分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/スポーツ
監督 ダニー・キャノン
出演者 クノ・ベッカー       (サンティアゴ・ムネス)
スティーヴン・ディレイン  (グレン・フォイ)
アンナ・フリエル      (ロズ・ハーミソン)
アレッサンドロ・ニヴォラ  (ガバン・ハリス)
マーセル・ユーレス     (エリク・ドーンヘルム)
ショーン・パートウィー   (バリー・ランキン)
トニー・プラナ       (ハーマン・ムネス)
ミリアム・コロン      (メルセデス)
コピー 少年の夢は、みんなの夢になる。
あらすじ
メキシコの貧しい家庭に生まれた少年サンティアゴ。
家族と共に米国ロサンゼルスへと移住した彼は、次第に大好きなサッカーの才能を開花させていく。
やがて20歳になったサンティアゴは、ニューカッスルのスカウトの目に留まり、父親の反対を押し切り、単身英国へと渡る。
しかし、なんとかニューカッスルの練習生となったサンティアゴだったが、そんな彼の前には数々の試練が待ち受けていた。
感想
ドラマは結構好きだったけど、肝心のサッカーがいまいちでした。
ベッカムとかジダンとか有名な人が出てきて驚きました。
私は分からなかったけど、もっと出てたのかもしれません。
サッカーに詳しい人なら、楽しめると思います。

おばあちゃんの愛には泣かされました。
何を売ったんだろう。
あと、とことん追い込む展開ね。
喘息の薬を踏んだヤツ。
あれにはマジで腹が立ったな。

そして、信じられない幸運。
このバランスが絶妙です。
グレンに見いだされたのもそうだし、ハリスの呼んだタクシーに乗っていたのもそう。

しかし、試合のシーンはあまり盛り上がらなかったなぁ。
置いてけぼりにされている感じがすごくありました。
ここだけ残念でしたね。

主人公のサンティは好感触でした。
メキシコ系にしては薄い顔だし、清潔感もあります。
自然と応援したくなるキャラでした。

おお!アンナ・フリエルじゃないですか!
マネー・トレーラー」でユアンの相手役だった人ですね。
結構な年のはずだけど、まだまだ可愛いですね。

これは三部作らしいです。
続きは見ても良いけど、TVでねって感じです。(汗)
鑑賞日 2007.05.21

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spink.gif ゴールデンスランバー(2018)   韓国
  GOLDEN SLUMBER  [108分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/アクション/ドラマ
監督 ノ・ドンソク
出演者 カン・ドンウォン  (キム・ゴヌ)
キム・ウィソン   (ミン)
キム・ソンギュン  (グムチョル)
キム・デミョン   (ドンギュ)
ハン・ヒョジュ   (ソニョン)
ユン・ゲサン    (ムヨル)
コピー 逃げて、
逃げて、
逃げて、
生きまくれ
あらすじ
宅配ドライバーのキム・ゴヌは偶然にも、強盗に襲われそうになっていた人気アイドルを助けて一躍時の人になった。
そんなある日、ゴヌは高校時代のバンド仲間ムヨルに突然呼び出された。
再会して間もなく、次期大統領候補が爆弾テロで暗殺される現場を目撃する。
動揺するゴヌに対しムヨルは、暗殺犯に仕立てたゴヌを自爆に偽装して殺す陰謀計画があると明かすと、ゴヌの代わりに自爆してしまう。
その瞬間からゴヌの命を狙う男たちが次々と現われ、訳も分からぬまま、とにかく必死に逃げ続ける。
感想
日本版の「ゴールデンスランバー」を見る前に、こちらから見てみました。
原作を知らないので、どこまで一緒で、どこが違うのか分かりませんが、とても良かったと思います。

お人好しで正直者のゴヌが、とても好感の持てる人物で素直に応援したいと思えました。
最初のムヨルと会話しているだけで、人の好さが全面に出てましたよね。
そんな彼が大きな組織に利用され、追い詰められていく様子は、かなり緊迫感が伝わって来ました。
カーチェイスも韓国の狭い路地だと、建物が迫りくる様子が迫力あって良かったです。

街に設置された防犯カメラから身を隠すには、下水道に入るしかないんですね。
いつか追われた時の為に覚えておこう。

デリバリーを大量に頼む作戦は見事でしたね。
人の目があって作戦を遂行しづらいし、追手の警察も組織も混乱させられました。
ゴヌたちの作戦は読めませんでしたよ。
まさかこんな命懸けの作戦だったとは・・・。

あと、バンド仲間の絆に目頭が熱くなりましたね。
どんなに脅迫されても、友達は裏切れない。
最後までどん底に落とされたゴヌの心の支えになりました。

どうなるか先が読めず、純粋に楽しめました。
機会があれば、日本版と比べながら見てみたいと思います。

リメイク作品。

《関連作品》
「ゴールデンスランバー(2009)」日本

伊坂幸太郎小説原作作品。
鑑賞日 2022.07.18

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spink.gif ゴールデンボーイ(1998)   アメリカ
  APT PUPIL  [112分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス
監督 ブライアン・シンガー
出演者 ブラッド・レンフロー     (トッド・ボーデン)
イアン・マッケラン      (クルト・ドゥサンダー)
ブルース・デイヴィソン    (リチャード・ボーデン)
イライアス・コティーズ    (アーチー)
ジョー・モートン       (リッチラーFBI捜査官)
ジャン・トリスカ       (アイザック・ワイスコッフ)
デヴィッド・シュワイマー   (エドワード・フレンチ)
ヘザー・マコーム       (ベッキー・トラスク)
ジョシュア・ジャクソン    (ジョーイ)
アン・ダウド         (モニカ・ボーデン)
マージョリー・ラヴェット   (アグネス・ボーデン)
マイケル・バーン       (ベンジャミン・クレイマー)
コピー 教えて、人を殺すときの音を匂いを。
あらすじ
ロサンゼルス郊外の住宅地に住むトッド・ボーデン。
スポーツ万能で成績優秀な高校生だ。
ある日、バスの中で元ナチスの将校である老人クルト・ドゥサンダーと出会う。
戦争犯罪人ドゥサンダーはその消息が不明とされていたが、名を変え自分たちの町でひっそりと暮らしていたのだ。
トッドは真相を暴露しない見返りに、ドゥサンダーの過去の話をするよう強要する。
感想
全然忘れていましたが、24年前に見ていた記録がありました。
スティーヴン・キング原作なんですね。
ここまで嫌な感情に支配されるのは、彼の原作ならではですよ。
納得しました。

そして、生意気でずる賢い高校生のトッド。
ドゥサンダーの正体に気付き、複数個の指紋を取る用意周到ぶり。
しかも、ナチスの軍服を着せて行進させる悪趣味も持ち合わせていて、絶対に痛い目に遭うだろうと期待しながらの鑑賞となりました。

期待通り、心臓発作を起こしたドゥサンダーに呼び出され、同じく正体に気付いた浮浪者の始末をさせられるはめに。
その後も証拠となる痕跡を消し、何事も無かったかのように振る舞う辺りはさすがです。

最後はドゥサンダーの記事を見て、祖父と嘘を付いていた事を問い詰めに来た教師も脅す狡猾さ。
頭が良くて性格の悪い子供は手に負えません。

この難しいトッドという役を、ブラッド・レンフローが見事に体現しています。
彼も良い子ばかり演じて来た鬱憤を晴らすかのように、この悪役を乗りこなしていましたね。
若くして亡くなったのが残念でなりません。

一方のドゥサンダーも一筋縄ではいきません。
成績の落ちたトッドの弱味を握ると、実に活き活きとして性格の悪さが浮き彫りになりました。
彼も目を付けられた相手が悪過ぎましたね。
トッドでなければもっと簡単に片が付けられたでしょう。

原作はもっと過激で残酷なラストだったようですが、映画はマイルドな終わり方にしたようです。
トッドのした事を鑑みれば、原作くらいの事をしてくれないとプラマイゼロにはなりません。

終始イライラさせられたので、なかなか評価は上がりません。
悪が悪と対峙して、食うか食われるかの静かな戦いをしたという事でしょう。
戦争の犠牲者から見たら、犯罪者が普通に暮らしているなんて耐えられないでしょうね。
隣に寝ている患者の正体に気付いた時の被害者の混乱ぶりが、とても痛々しかったです。

スティーヴン・キング原作作品。

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spink.gif コールド・クリーク 過去を持つ家(2003)   アメリカ
  COLD CREEK MANOR  [119分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス/ドラマ
監督 マイク・フィギス
出演者 デニス・クエイド      (クーパー・ティルソン)
シャロン・ストーン     (リーア・ティルソン)
スティーブン・ドーフ    (デイル・マッシー)
ジュリエット・ルイス    (ルビー・ファーガソン)
クリステン・スチュワート  (クリスティン・ティルソン)
クリストファー・プラマー  (セオドア・マッシー)
ライアン・ウィルソン    (ジェシー・ティルソン)
ダナ・エスケルソン     (アニー・ファーガソン)
サイモン・レイノルズ    (レイ・ピンスキー)
コピー 劇場未公開
あらすじ
NYに住み忙しい毎日を送っていたクーパー一家。
しかし、子供達には危険な環境なため、郊外のベリンガムに引っ越す事になった。
そのコールド・クリーク邸には、前に住んでいた家族の書物が沢山残っており、クーパーはまず書物をまとめる作業に取り掛かる。
ある日、前の住人だったというデイルがやって来て、仕事が欲しいと頼まれる。
感想
パッケージの雰囲気からホラーゴースト系かと思ってました。
でも、全然違ったね。
人間のドロドロした憎しみ合い系ドラマでした。

キャストも結構豪華なのに、あんまりパッとしないのは何故??扱いも地味であまり知られてませんよね?
見てみると、出来もあんまりでした。(汗)

しかし、スティーブン・ドーフの悪役ははまってました。
彼って意外とがっちりした体なんですね〜。
ギラギラテカテカして見た目の気持ち悪さも出しつつ、ネチネチした人間のいやらしさもたっぷり見せ付けてくれました。

あと、ジュリエット・ルイスのビッチ役もはまってましたね。
彼女「カーラの結婚宣言」以外は、こういう役ばかりじゃない?
でも、「バスケットボール・ダイアリーズ」よりはマシかな。

もう蛇がうじょうじょしてる絵が気持ち悪過ぎで背筋が凍りました。
これがあるから恐ろしくてもう1回は見れないわ。

ちょこちょこ分からない所があったのですが、それは下↓に書きますね。
ストーリー自体は普通かな。
特に書く事はないです。
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鑑賞日 2004.05.31

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spink.gif コールドマウンテン(2003)   アメリカ  R−15+
  COLD MOUNTAIN  [155分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ロマンス/ドラマ/戦争
監督 アンソニー・ミンゲラ
出演者 ジュード・ロウ          (W・P・インマン)
ニコール・キッドマン       (エイダ・モンロー)
レニー・ゼルウィガー       (ルビー・シューズ )
ドナルド・サザーランド      (モンロー牧師)
ナタリー・ポートマン       (セーラ)
フィリップ・シーモア・ホフマン  (ヴィージー)
ジョバンニ・リビシ       (ジュニア)
レイ・ウィンストン        (ティーグ)
ブレンダン・グリーソン      (スタブロッド・シュー ズ)
キャシー・ベイカー        (サリー・スワンガー)
ジェームズ・ギャモン       (エスコー・スワンガー)
コピー それは、千億の山と谷を越えて、あなたへと続く帰り道。

もう、あなたの他に命を捧げはしない。
あらすじ
南北戦争末期の1864年。
南軍兵士としてヴァージニア州の戦場に送られたインマンは、過酷な戦場を生き抜きながら、故郷コールドマウンテンで彼の帰りを待つ恋人エイダの事を想っていた。
今から三年前、エイダは牧師の父と一緒にコールドマウンテンにやって来た。
お互いに一目惚れした二人は、たった一度の口づけを交わしたあと、インマンの出征によって離れ離れになってしまったのだ。
その後、瀕死の重傷を負ったインマンは、エイダからの手紙を読み聞かされ、死罪を覚悟で軍から脱走し、彼女の待つ故郷を目指した。
感想
劇場に行ってきました。
ある男女の大恋愛劇で、久しぶりに純粋なラブストーリー見たな〜って感じです。
こういうメロ・ドラマが大好きな私は、かなり楽しませて頂きました。

この絶世の美男美女カップルは、今のハリウッドで最高水準のキャスティングでしょうね。
皆私の好きな俳優さんばかりでウハウハ状態。
それだけでも興奮しちゃいますよ。(笑)
少女漫画の主人公達がそのまま実写になったようなものですからね。

やっぱりジュード・ロウは美しいわ〜。
改めて惚れ直しちゃいました。
おでこがMでも関係ないッす!!

そして、人間業とは思えない美しさのニコール・キッドマン。
純粋な女には縁遠いキャラのはずなのに、今回は清純そのものな女性が完成されてましたね。
きっちり演じきる辺りはさすが人間国宝ですわ。
だんだんと世間の波に揉まれて強くなっていく過程もカッコ良かったです。

超個人的な見解で、これはある意味RPGに近いと思いました。
インマンがゴールであるコールドマウンテンに着くまでに体験する様々な困難。それをクリアしていくことで、経験値がたまってレベルが上がるみたいな。
自分でも「ああ〜、映画の見方間違ってるな〜」と思いながら、そんな事で楽しんでしまいました。(^_^;)

インマンが良い男だからかどうかは知りませんが、手を差し伸べてくれるのは女性ばかりでしたね。
その辺も何となく嬉しいのは何でだろう。
知らない間に口元が緩んでました。

一方、インマンの帰りをひたすら待ち続けるエイダですが、こちらもこちらでレベルが上がっていくんですよ。
父の死により落ちぶれた生活を送っていた彼女が、救世主とも言えるルビーの出現により、生きる術を教えてもらい徐々に強い女になっていく。
自分の家で師匠について修行してる感じがとても微笑ましかったです。

アカデミー賞を受賞したレニー・ゼルウィガーは、さすがにあっぱれな演技でした。
谷底に父を見つけて「父さん〜!!」と駆け寄るシーンではもらい泣きしてしまいました。

あと、あっぱれといえばナタリー・ポートマンも素晴らしかったですね。
子供を想い北軍兵に懇願したり、罵倒したり、たくましい母を熱演していました。

物語は残酷な戦争と昔の幸せな頃が交互に描かれる形で進んでいきます。
その戦争の描写がとてもリアルで惨いです。
最初の爆破シーンからまともに見れません。
その後もかなりの人が死んでいき、目を背けたいシーンが結構ありました。
特に牛の首をノコギリで切るってのはぞ〜っとしたな。
あとヤギも…。(-_-;)

上映時間が長いけど、見応えあって飽きる事はありません。
見終わった後、あちこちが痛かったけど「堪能した〜!!」って満足感でいっぱいでした。
これは是非とも小説を読んでみたいと思います。
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鑑賞日 2004.05.07

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spink.gif 告白(2010)   日本     [93分]  R−15+
管理人評価   ★★★★
ジャンル サスペンス/ドラマ
監督 中島哲也
出演者 松たか子  (森口悠子)
木村佳乃  (下村優子:直樹の母)
岡田将生  (寺田良輝:ウェルテル)
西井幸人  (渡辺修哉)
藤原薫   (下村直樹)
橋本愛   (北原美月)
新井浩文  (修哉の父)
山口馬木也 (桜宮正義)
黒田育世  (修哉の母)
芦田愛菜  (森口愛美)
山田キヌヲ (修哉の継母)
コピー 告白が、あなたの命につきささる。
あらすじ
とある中学校の終業日。
1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。
森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。
感想
映画としてはとても良かったと思います。
物語はひたすら重く救いがないのですが、後味が悪くないのが不思議です。
見終わった後、何度もこの映画の事を思い返しています。
それだけインパクトの強い作品でした。

少年法で守られている犯人に復讐する女教師。
沢山の被害者の関係者が、こうして自ら罰してやりたいと思っている事でしょう。
現実には難しい問題に、一つの答えを出してくれたのかもしれません。

映像も素晴らしかったですね。
特に最後の逆再生シーン。
きっかけとリンクさせる所が、思わず上手いなぁと唸らせられます。

松たか子さんの演技も言う事なしですね。
淡々と事件について語る序盤も、事の顛末を語る終盤も、最後の最後まで背筋がぞくぞくしました。
無感情のように思える冷静さの中に渦巻く憎悪。
闇の深さが体現されているようで、身震いが止まりません。

とにかく、全てに強力なパワーのある作品でした。
映像もストーリーも役者さんも、皆凄かった!!

久しぶりに凄い映画を見ました。
出会えて良かったです。

湊かなえ小説原作作品。
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鑑賞日 2017.03.08

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