--REIの映画感想--

全体的にネタばれがありますので、未見の方は注意して下さいませ
評価の★の内容は次の通りです
管理人の独断に基づいておりますのでご了承くださいませ
★★★★★:大好き!何度も観たい作品!
★★★★:好き!強く心に残る作品!
★★★:なかなか良い
★★:まあまあ損はしない
★:いまいちかも・・・
X:二度と観たくない


[ List ]
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[数字]

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spink.gif 007/ドクター・ノオ(1962)   イギリス
  DR. NO  [105分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 テレンス・ヤング
出演者 ショーン・コネリー    (ジェームズ・ボンド)
ウルスラ・アンドレス   (ハニー・ライダー)
ジョセフ・ワイズマン   (ドクター・ノオ)
バーナード・リー     (M)
ピーター・バートン    (Q)
ロイス・マクスウェル   (マネーペニー)
ジャック・ロード     (フェリックス・ライター)
アンソニー・ドーソン   (デント教授)
ジョン・キッツミューラー (クォレル)
ジーナ・マーシャル    (ミス・ターロー)
ユーニス・ゲイソン    (シルヴィア・トレンチ)
コピー この映画からボンドが生れた!
世界最高のシリーズ、この傑作が今新装備で爆発する!
(R)
あらすじ
ジャマイカの英情報局長が何者かに殺害された。
本部は事件究明にエリート諜報員007ジェームズ・ボンドを派遣する。
調査を開始すると、アメリカの宇宙開発の妨害を図る謎の中国人ドクター・ノオという人物が浮かび上がる。
彼のいるクラブ・キー島へと潜入したボンドは、この島に隠された秘密を目撃する。
感想
これが記念すべき第1作目ですか。
やっと見ることが出来ました。

おふざけは全くなしのスパイアクションムービーです。
ボンドガールも終盤でやっと出てきて、急に参加って感じでした。
その前に敵の女性ミス・ターローをやる事だけやって警察に受け渡すという、ゲスい行動も取ってましたけどね。(汗)

1作目だけあってボンドも若いです。
これだと女好きという設定も素直に受け入れられます。
行くとこ行くとこで女性を口説いていて、これぞボンドという醍醐味を味わえました。

最後は意外にあっさりでしたね。
これまで見てきたおバカな最後に慣れきってしまっている私には物足りない感じでした。
でも、ここから全ては始まったのですね。

放射能汚染の洗浄で、デッキブラシでゴシゴシされてたのは笑えました。
あんな感じの洗浄で本当に数値が0になるのか疑わしいですが、唯一のコメディっぽいパートでしたね。

なるほど〜。
これが1作目なのですね。
それだけで感動です。
この勢いで二作目行ってみよう!

《関連作品》
第2弾「007/ロシアより愛をこめて
鑑賞日 2019.04.07

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spink.gif 007/ロシアより愛をこめて(1963)   イギリス
  FROM RUSSIA WITH LOVE  [115分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 テレンス・ヤング
出演者 ショーン・コネリー     (ジェームズ・ボンド)
ダニエラ・ビアンキ     (タチアナ・ロマノヴァ)
ロバート・ショウ      (レッド・グラント)
ペドロ・アルメンダリス   (ケリム・ベイ)
ロッテ・レーニャ      (ローザ・クレッブ)
マルティーヌ・ベズウィック (ゾーラ)
ヴラデク・シェイバル    (クロンスティーン)
ウォルター・ゴテル     (モゼニー)
バーナード・リー      (M)
デスモンド・リュウェリン  (ブースロイド)
ロイス・マクスウェル    (マネーペニー)
ユーニス・ゲイソン     (シルビア・トレンチ)
コピー 映画史上最高の面白さと
たたみかける連続アクションとを
ひっさげてこの傑作が帰って来た!
(R)
あらすじ
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。
彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。
そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった。
ボンドは罠の匂いを感じつつも、トルコのイスタンブールに赴く。
感想
007シリーズ第2弾!
前回よりアクションが派手になって、盛り上がり方も良くなりましたね。
ボンドガールも魅力的!
スパイで近づいたのに、本気で好きになってしまうなんて、ボンドは罪な男です。

敵はロシア人だけど、舞台はトルコなので、ロシア色は薄かったです。
そんな中、魅力を振りまくのがロシア人女スパイのタチアナ。
最初は上司の指示通り色仕掛けでボンドに近づくんです。
でも、一緒に行動する内に、彼の魅力に魅了され仲間になるんです。
どこから本気になったんでしょうね。
そこら辺は掴みづらいんですが、オリエント急行車内でのやり取りを見ていると、この前くらいには落ちていたようですね。

ずっとボンドの後をつけていた殺し屋グラント。
時には彼の守護天使になり、時には命を狙う殺し屋になり、冷静に任務を遂行するプロ。
ここまでやり手の相手をどうやって倒すのか、興味津々でした。
そこで007らしい隠し兵器が装備されたカバンが登場。
ナイフにコインに弾薬に催涙ガス。
開け方を間違うと、痛い目に遭う代物で、後半肝心な時に大活躍でした。
強そうに見えた殺し屋グラントも、まさかカバンに仕掛けがあるとは思っていなかったみたい。
次々決まる小技の連続が小気味よかったです。

ヘリとの攻防、ボートでの攻防、どちらも迫力満点でした。
特にボートでの戦いは、派手な爆破で盛り上がりましたね。
やられた方はたまったもんじゃないですよ。
その後の甘い二人の時間とのギャップがまた良い!
これぞ007です。

次回作への期待が膨らみます。
いつからおバカな展開が入るようになったのでしょうか。
今回は至って真面目なお話でした。

《関連作品》
第1弾「007/ドクター・ノオ
第3弾「007/ゴールドフィンガー
鑑賞日 2019.04.09

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spink.gif 007/ゴールドフィンガー(1964)   イギリス
  GOLDFINGER  [109分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー
監督 ガイ・ハミルトン
出演者 ショーン・コネリー    (ジェームズ・ボンド)
ゲルト・フレーベ     (オーリック・ゴールドフィンガー)
オナー・ブラックマン   (プッシー・ガロア)
シャーリー・イートン   (ジル・マスターソン)
セク・リンダー      (フェリックス・ライター)
タニア・マレット     (ティリー・マスターソン)
マイケル・メリンジャー  (キッシュ)
バーナード・リー     (M)
ロイス・マクスウェル   (マネーペニー)
デスモンド・リュウェリン (Q)
ハロルド坂田       (オッドジョブ)
コピー 史上最高の黄金強奪作戦!
全世界を興奮の渦に捲き込んだ
ボンド・シリーズ第3弾!!
あらすじ
金だけを愛する男、大富豪のゴールドフィンガー。
彼はアメリカ中の金塊が貯蔵されるフォートノックスを放射能で汚染させ、自分の金の値打ちを上げる”グランド・スラム計画”を画策していた。
それに先立つ、大量の金流出を調べていたボンドは、事件の背後にゴールドフィンガーが存在していることを知る。
感想
シリーズ第3弾!
ちょっとずつおバカ要素も入ってきましたね。
オッドジョブの石造もぶった切ってしまうシルクハットとか、その良い例です。
そんなものでやられたら、死んでも死にきれないわ。

でも、まだまだ真面目路線で頑張っています。
カーアクションもどんどん出てきて、ハラハラドキドキさせられます。
そこで活躍するのが特殊機能満載のボンドカー。
タイヤを破裂させるカッターやぬるぬるオイル撒き散らし機、助手席が吹っ飛ぶ仕掛けも良かったですね。
一番活躍したのは、発信器を付けた相手の位置情報が分かる機械。
これで敵の居場所もボンドの居場所も一目瞭然。
この頃はまだまだこういう機能は珍しかったのでしょう。
大活躍してました。

色々な女性がちょこちょこ出てきましたが、ボンドガールはプッシー・ガロアなんですね。
彼女は敵のパイロットだったので、最後の最後までボンドガールだとは気が付きませんでした。
あの馬小屋が転機だったのですね。
やっぱりボンドってどこまでも罪作りな男です。

しかし、「グランド・スラム計画」って極悪な計画ですね。
自分の事しか考えてないテロリストが力を持つと世界が破滅してしまいます。
マフィアやギャングを一掃してくれたから、その方向で力を発揮してくれたら、世界も平和になるのに。

そんな計画を阻止するため、ひとり立ち向かうボンド。
最後まで気が抜けない展開で、とっても楽しめました。
悪人は本当にしぶといです。
地獄で金塊でも数えてろ!

徐々におバカの片鱗を感じる作品になってきましたね。
これは次回作がますます楽しみです。

《関連作品》
第2弾「007/ロシアより愛をこめて
第4弾「007/サンダーボール作戦
鑑賞日 2019.04.11

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spink.gif 007/サンダーボール作戦(1965)   イギリス
  THUNDERBALL  [129分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 テレンス・ヤング
出演者 ショーン・コネリー     (ジェームズ・ボンド)
クローディーヌ・オージェ  (ドミノ)
アドルフォ・チェリ     (エミリオ・ラルゴ)
マルティーヌ・ベズウィック (ポーラ・キャプラン)
ルチアナ・パルッツィ    (フィオナ)
リク・ヴァン・ヌッター   (フェリックス・ライター)
バーナード・リー      (M)
ロイス・マクスウェル    (マネーペニー)
デスモンド・リュウェリン  (Q)
フィリップ・ロック     (ヴァルガス)
コピー 紺碧の深海を真紅に染め、人間ロケットが飛ぶ――
スクリーン2倍、アクション3倍、シリーズ第4弾は、ど肝を抜く新兵器を駆使して最大の面白さ!
あらすじ
核を積んだNATO軍の戦闘機が行方不明になった。
事件を操っていた国際的陰謀団スペクターは、米英首脳に対して、1億ポンドもの身の代金を支払うことを要求する。
期限は一週間。
核の所在探索を命じられたボンドは、わずかな手掛かりからバハマへと飛ぶ。
感想
シリーズ第4弾です。
また少しおバカ度が増したでしょうか。
レントゲンを撮って背骨を伸ばすという荒行事。
しかも、誰かにパワーMAXにされて死にかけるし。
こんなので世界の007が死んだら笑いものですよ!!

今回は主に海中でのアクションが多かったですね。
そのアクションは迫力満点でした。
大勢でもみ合っている所に、颯爽とボンドが登場。
背中にはハイスピードで進めるスクリューを背負っていて、次々に敵を倒していきます。
でも、どこからモリが飛んできてもおかしくない混乱ぶり。
これが結構ハラハラドキドキものでした。

最後も船の中でちょこまかちょこまか忙しい戦い。
猛スピードで浅瀬を進んでいるのに、そんな事してる場合か!と突っ込みたくなる事必至!!
まあ、狭い所で大勢の敵を相手にしてるんだから仕方ないのですが、動きがちょっとコミカルでした。

今回のボンドガールはドミノの方ですか。
出番がそんなになかったので、フィオナの方が印象に残りました。
フィオナはボンドの色仕掛けでも寝返らなかった強敵です。
彼女の働きが良く、度々ピンチに見舞われるボンド。
ここまで手こずらされた女性は初めてでしたね。

まだまだ真面目路線が強めの007。
次から一気におバカ度が上がったみたいですね。
今回は24作品一挙放送みたいなので、どこまで制覇出来るか楽しみです。

《関連作品》
第3弾「007/ゴールドフィンガー
第5弾「007は二度死ぬ
鑑賞日 2019.04.14

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spink.gif 007は二度死ぬ(1967)   イギリス
  YOU ONLY LIVE TWICE  [117分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 ルイス・ギルバート
出演者 ショーン・コネリー  (ジェームズ・ボンド)
若林映子       (アキ)
浜美枝        (キャッシー鈴木)
丹波哲郎       (タイガー田中)
ドナルド・プレザンス (ブロフェルド)
コピー ボンドシリーズ最高の迫力と興奮!
地下300メートルの大要塞爆破から大宇宙のロケット戦へ――
あらすじ
米ソの宇宙ロケットが、次々と行方不明になるという事件が発生した。
事件の背後にスペクターの影を見いだした英国情報部は、真相究明のため、ジェームズ・ボンドを日本に派遣する。
日本の情報部局長、タナカの助けを得て、ボンドはスペクターの秘密基地に潜入する。
感想
シリーズ第5弾。

昔の日本が舞台です。
色々なハイテクマシーンが安っぽくて味があります。
かと思うと、地下道の床が抜け、そのまま部屋に転がり落ちるといった大掛かりなものも。

もっと大掛かりなのが、火口を利用した秘密基地。
あのミニコースターのような乗り物、乗ってみたいな。
ここにロケットが発着できる技術が凄すぎる!
とんでも設定ですが、皆真面目にこなしているので、素直に楽しめます。

日本の特色を生かした所が多く、日本人には楽しめる内容でした。
ボンドがお相撲見物とか、お城での忍者修行とか。
一番驚いたのは、日本人に変装しての結婚式。
ついでに漁師にも変装して麦わら帽子に手拭いも。
面白すぎてニヤニヤが止まりません。

あと、一人乗りのヘリがおもちゃみたいで面白かった!
なのに、装備は戦闘機並みで、敵のヘリを4機も倒しちゃいます。

でも、最後の秘密基地での戦いは、迫力あって良かったです。
やっと007の本来の楽しみ方が出来ました。

これ以上、面白い007ってあるんだろうか。
ちょうど007特集で、あと4本くらい録画しているので、制覇するのが楽しみです。

《関連作品》
第4弾「007/サンダーボール作戦
第6弾「女王陛下の007
鑑賞日 2018.02.08

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spink.gif 007/カジノ・ロワイヤル(1967)   イギリス
  CASINO ROYALE  [134分]
管理人評価   
ジャンル SF/コメディ
監督 ジョン・ヒューストン
ケン・ヒューズ
ロバート・パリッシュ
ジョセフ・マクグラス
ヴァル・ゲスト
出演者 ピーター・セラーズ  (イヴリン・トレンブル(ジェームズ・ボンド007)
デヴィッド・ニーヴン (ジェームズ・ボンド卿)
デボラ・カー     (ミミ)
ウィリアム・ホールデン (ランサム(CIA)
ウディ・アレン    (ジミー・ボンド(ドクター・ノア)
ウルスラ・アンドレス (ヴェスパー・リンド(007)
ダリア・ラヴィ テレンス・クーパー  (クーパー(ボンド007)
ジョン・ヒューストン (マクターリー(M)
シャルル・ボワイエ  (ルグラン)
オーソン・ウェルズ  (シフレ)
ジャン=ポール・ベルモンド (フランス軍の伝令係)
ジョージ・ラフト   (本人役)
ジャクリーン・ビセット (ミス・グッドシングス)
バーバラ・ブーシェ   (マネペニー)
キャロライン・マンロー ジョアンナ・ペティット (マタ・ボンド(007)
コピー まったく新しい、ぜいたくな、最高におもしろい
ボンド映画の誕生!
あらすじ
各国の情報部員が謎の組織スメルシの手によって次々に殺害され、追い詰められたイギリス秘密情報部は、20年前に引退した往年の名スパイ、ジェームズ・ボンド卿に復帰を依頼。
これを断って制裁を受けた為、しぶしぶ現場に復帰する事に。
報復に巻き込まれ死亡したMの夫人フィオーナを弔問に訪れる。
しかし、Mの屋敷で彼を出迎えたのは、替え玉であるスメルシ工作員ミミだった。
感想
何だ!?これは!!
久しぶりにが出ちゃいました。
007/カジノ・ロワイヤル(2006)」をイメージして見たら、全然違うコメディで驚きましたよ。
出演者は豪華なのに、あまり品のないお色気ばかりで、かなり引いちゃいました。

これ原作者さんに怒られなかったんですか?
あまりにハチャメチャでまとまりがなくて、見ているのが苦痛でした。(大汗)

沢山007が出てきたけど、結局それにはどういう意味があったのか?
ドクターノアの仕業って事か?
ごちゃごちゃし過ぎて混乱していたので、ストーリーが分かりません。

ふざけ倒している割に報復は残酷なまでに容赦なく大爆発!
Mの遺品がカツラだけとか・・・全然笑えませんでした。

カジノだって本当にちょっとだけの登場。
それも、訳の分からないマジックとかに邪魔されて、重要であろうバカラのシーンはあっという間に終了。
これで「カジノ・ロワイヤル」って名乗って良いのだろうか。

とにかく女性の扱いが酷くて終始不愉快でした。
何かにつけてお色気で誘惑。
それしか能がないみたいで呆れました。

「007」を制覇する為に見なくては!と思ったけど、これなら見なくて良かったです。
鑑賞日 2022.02.28

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spink.gif 女王陛下の007(1969)   イギリス
  ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE  [130分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 ピーター・ハント
出演者 ジョージ・レーゼンビー   (ジェームズ・ボンド)
ダイアナ・リグ       (テレサ)
テリー・サヴァラス     (エルンスト・スタウロ・ブロフェルド)
ガブリエル・フェルゼッティ (ドラコ)
バーナード・リー      (M)
ロイス・マクスウェル    (マネーペニー)
デスモンド・リュウェリン  (Q)
コピー シリーズ最高の面白さ!
シリーズ最大のスケール!
007−ボンド・シリーズ第六弾!

スイス・アルプスの頂上からスキーで大脱出―――
ニュー・アストン・マーチをとばしてヨーロッパ縦断の大追撃!
あらすじ
宿敵ブロフェルドを捕らえることを目的としたベッドラム作戦を遂行中のボンド。
ある日、ポルトガルで偶然トレーシーという若い女性と知り合った。
実は彼女は犯罪組織ユニオン・コルスのボスであるドラコの一人娘だった。
不安定な生活を送る彼女の身を案じたドラコは、ボンドにテレサと結婚してくれるよう頼み込む。
ロンドンに戻ったボンドは、Mによってベッドラム作戦から外されてしまうが、ドラコの情報からブロフェルドの行方を探り出し、ついに彼がアルプスに構えたアレルギーの研究所で謎の計画を企てていることを突き止めた。
感想
007シリーズ第6作。
ジェームズ・ボンド役をジョージ・レーゼンビーが演じた唯一の作品です。
評判悪いみたいですけど、私はなかなか良かったと思います。
スタイルも良いし、ハンサムだし。
身のこなしにも品があってボンド役に合ってたと思います。

今回の見所は、雪山でのアクションシーンです。
スキーも途中から片足で滑ってたし、最後はボブスレーに乗ってます。
個人的にあんな本格的なコースを持ってるなんて、金持ちは違いますね。

しかし、敵が除雪機に巻き込まれて、赤い雪が噴出されたのには驚きました。
かなり強烈な映像でした。

そして、ボンドが結婚したというのも珍しいのではないでしょうか。
切なく哀しい最期、これも007の宿命なのか。
この事で色々悟った事でしょう。

結構長いですが飽きずに楽しめました。
次の作品にも期待したいと思います。

《関連作品》
第5弾「007は二度死ぬ
第7弾「007/ダイヤモンドは永遠に
鑑賞日 2018.02.23

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spink.gif 007/ダイヤモンドは永遠に(1971)   イギリス
  DIAMONDS ARE FOREVER  [125分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 ガイ・ハミルトン
出演者 ショーン・コネリー  (ジェームズ・ボンド)
ジル・セント・ジョン  (ティファニー・ケイス)
チャールズ・グレイ  (エルンスト・スタウロ・ブロフェルド)
ラナ・ウッド       (プレンティ・オトゥール)
ブルース・キャボット   (バート・サクスビー)
ジミー・ディーン     (ウィラード・ホワイト)
ノーマン・バートン  (フェリックス・ライター)
バーナード・リー  (M)
ロイス・マクスウェル  (マネーペニー)
デスモンド・リュウェリン (Q)
コピー 面白さとスケールをアップしてショーン・コネリーが帰って来た!
シリーズ007弾は宇宙へとび出し007つの巨大な見せ場
あらすじ
ある日、大量のダイヤモンドが密輸され、ボンドはその密輸ルートを解明する任務へ就くことに。
運び屋に扮したボンドはアメリカへの密輸団に潜入。
そこで出会ったティファニーを上手く味方につけ、調査を進めていく。
感想
007シリーズ第7弾。
ショーン・コネリーの復帰作です。
今回もツッコミ所満載で楽しめました。

月を走る車みたいなので逃げるのが良かったですね。
追手が次々とコースアウトするなか、平然と走る車。
月でも大活躍してくれそうです。

水槽のベッドもすごかったですね。
あんなに色々な所から見つめられてたんじゃ、落ち着いて眠れません。

軽いノリで次々に殺してしまう暗殺者二人組のキャラも良かったです。
キッドくんとウィットくん。
絶対彼らの標的になりたくありません!!

最後は石油掘削場での戦い。
ブロフェルドの乗った船をクレーンで振り回すボンド。
もう笑うしかありません。
ティファニーも銃の反動で海に落ちちゃうし。
大掛かりなコントにしか見えません。

ここまで徹底的に面白くしてくれたら、納得せざるを得ません。
次回作にも期待です。

《関連作品》
第6弾「女王陛下の007
第8弾「007/死ぬのは奴らだ
鑑賞日 2018.03.03

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spink.gif 007/死ぬのは奴らだ(1973)   イギリス
  LIVE AND LET DIE  [121分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 ガイ・ハミルトン
出演者 ロジャー・ムーア    (ジェームズ・ボンド)
ヤフェット・コットー  (Dr.カナンガ)
ジェーン・シーモア   (ソリティア)
クリフトン・ジェームズ (G.W.ペッパー保安官)
グロリア・ヘンドリー  (ロージー・カヴァー)
ジェフリー・ホールダー (サメディ男爵)
ジュリアス・ハリス   (ティー・ヒー)
コピー 21世紀に翔ける007シリーズ第8弾!
アイデアも面白さもグーンとパワー・アップ!
ポール・マッカートニーのラブ・テーマに乗って
ニュー・ボンド華麗に登場!
あらすじ
カリブ海の島国、サン・モニークを調査していたイギリス情報部員が相次いで3人殺害された。
さっそくアメリカに飛んだボンドは、フィリックス・ライターとともにサン・モニークの大統領、Dr.カナンガを捜査する。
しかし、黒人ばかりの町で目立ってしまったボンドは、すぐにDr.カナンガの友人ミスター・ビッグに捕まってしまう。
感想
シリーズ8作目。
3代目ジェームズ・ボンド:ロジャー・ムーアの初出演作品です。

主役は変わってもツッコミ所満載のテイストは健在で嬉しい限りです。
女と見たら寝なくてはならない女好きもそのまんま。

しかも、敵のアジトに乗り込んで、手下のタロット占い師とも寝る余裕ぶり。
その後、「彼女と寝たのか?」としつこく聞かれるボンド。
処女を奪って予知能力を奪うってのも作戦の内だったのか!?
恐ろしや、ジェームズ・ボンド!!

悲し気にやって来た葬列が、急にカーニバルになる団体もやばかった!
「誰の葬式だい?」「お前だよ」
次の瞬間には棺桶の中。
誰だ!?こんな面白い暗殺方法を考えた奴は!

でも、もっと面白い方法でDr.カナンガを殺してしまったボンド!!
何だよ!あの風船みたいな人形は!!
本当、まさかの展開で爆笑でしたよ。
今回は完璧に圧縮ガス弾にやられました。

ワニとかもツッコミたかったけど、最後に全部持って行かれました。

まともにアクションっぽかったのは、ボートでのシーンだけ。
ここでも個性的なペッパー警部というキャラが登場し笑いを誘います。
やっぱり笑わせないとダメなのか。

ああ、今回も楽しませてもらいましたよ。
おなかいっぱいです。
ロジャー・ムーアになってバカ度がUPしましたね。
次回作にも期待です。

《関連作品》
第7弾「007/ダイヤモンドは永遠に
第9弾「007/黄金銃を持つ男
鑑賞日 2018.03.07

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spink.gif 007/黄金銃を持つ男(1974)   イギリス
  THE MAN WITH THE GOLDEN GUN  [124分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 ガイ・ハミルトン
出演者 ロジャー・ムーア     (ジェームズ・ボンド)
クリストファー・リー   (フランシスコ・スカラマンガ)
モード・アダムス     (アンドレア・アンダース)
ブリット・エクランド   (メアリー・グッドナイト)
エルヴェ・ヴィルシェーズ (ニック・ナック)
クリフトン・ジェームズ  (J・W・ペッパー保安官)
リチャード・ルー     (ハイ・ファット)
スーン=テック・オー   (ヒップ中尉)
マーク・ローレンス    (ロドニー)
バーナード・リー     (M)
ロイス・マクスウェル   (マネーペニー)
マーン・メイトランド   (ラザール)
デスモンド・リュウェリン (Q)
ジェームズ・コシンズ   (コルソープ)
コピー 映画史上空前の近代兵器と最高の面白さを満載したシリーズ第9弾!
黄金銃の秘密を追ってボンドが見せるウルトラ・アクションの連続!
たっぷりお楽しみ下さい。
あらすじ
“黄金銃を持つ男”と言われる一流の殺し屋スカラマンガに、英国情報部員ジェームズ・ボンドの暗殺指令が下った。
それを察知した英国情報部は、ボンドの安全をはかるため一時的に解任する。
しかしボンドは、スカラマンガと対決するため、彼のひそむ中国の孤島へと飛ぶ。
感想
007シリーズ第9弾。
ロジャー・ムーアの主演2作目です。

あれ??
どうしたんですか??
今までのツッコミ所満載のコミカルテイストがぐっと減ってしまったではないですか!

やっぱり前作でやり過ぎたのを、誰かに怒られたんでしょうか?
それとも、私が慣れ過ぎてしまったんでしょうか。

今回も、前作で人気になったであろうペッパー警部が再登場。
ボンドの助手となって、カーチェイスに参戦です。
でも、これも大人しめなんですよね。

あとは、ハイ・ファットの屋敷にある悪趣味な置物たちでしょうか。
お相撲さんの置物が本物に代わってるとか、ちょっとしたオモシロはありました。
また、これが最後の最後まで効いてるんですよね。

ああ、そういえば、いきなり武道の試合が始まるってのもありましたね。
無理やり入れ込んだような、突然の展開でした。

一流暗殺者の重要情報に、乳首が三つあるって必要なんですか!!
もう、ここからおバカ設定は始まっていたんですね。

スカラマンガの部下の小男も良いキャラでした。
一流のコックで、工場の管理も出来るなんて、万能過ぎます。

あれ、こうして書いていくと、今回もツッコミ所が多かったですね。
でも、一つ一つが小物で、インパクトに欠けるんですよ。
やっぱり前作が強烈すぎたんですね。
そして、私の感覚が麻痺して来たようです。

《関連作品》
第8弾「007/死ぬのは奴らだ
第10弾「007/私を愛したスパイ
鑑賞日 2018.03.12

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spink.gif 007/私を愛したスパイ(1977)   イギリス
  THE SPY WHO LOVED ME  [125分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー/SF
監督 ルイス・ギルバート
出演者 ロジャー・ムーア     (ジェームズ・ボンド)
バーバラ・バック     (アニヤ・アマソヴァ)
クルト・ユルゲンス    (ストロンバーグ)
キャロライン・マンロー  (ナオミ)
リチャード・キール    (ジョーズ)
バーナード・リー     (M)
デスモンド・リュウェリン (Q)
ロイス・マクスウェル   (マネーペニー)
コピー シリーズ最新第10弾
特別記念超大作!
シリーズ最大のスケールで放つ
華麗なボンドの新しい挑戦!
雪のアルプス… 夕陽の砂漠…
そして-深海の大要塞へ…
あらすじ
英ソの原潜が行方不明になるという事件が発生。
事態を憂慮した英国情報部は、真相究明をボンドに命じた。
一方同じ頃、ソ連でも自国の原子力潜水艦が消えたとの情報が入り、KGBの女スパイ:アニヤがその捜索にあたる。
そして2人は、それぞれ手掛かりを追う中で出会い、共同で捜査に奔走。
するとやがて、地中海の海底に基地を持つ海運業のストロンバーグが潜水艦を悪用した世界征服を狙っているのでは、という疑惑が浮上する。
感想
007シリーズ第10弾。
ロジャー・ムーアの主演3作目です。

今回は、前半エジプトの名所巡りから始まります。
こんなところにも英国情報部の支部があるとは!!
マネーペニーもちゃんといるのがウケました。

鋼の歯を持つ大男ジョーズがしつこく食い下がって来ます。
どんな目にあっても死なない不死身ぶり。
いきなり電車のクローゼットの中にいた時は驚きました。
鋼鉄の歯は鮫まで食い殺してしまう強靭な歯なんです。
でも、ボンドはそこを逆手にとって戦ってました。

後半はアクションの連続。
バイク、車、ヘリ、潜水隊と次々に襲ってくる敵。
ボンドは潜水出来る車で対抗します。
すごい機能の車でビックリ!!
でも、イカ墨のような黒い墨をはいた時は笑っちゃいました。

大型タンカー:リパラスに吸収されてからも、派手なアクションで見応えありました。
その割には、ボスのストロンバーグとの戦いはあっさりで拍子抜けです。
大男ももう一回くらい出て来るかと思ったんですけど、来ませんでしたね。

今までのおバカ具合とは一線を画す真面目な作品でした。
監督が変わったのが大きいでしょうね。
今までの作品の集大成と言っても良い仕上がりです。

《関連作品》
第9弾「007/黄金銃を持つ男
第11弾「007/ムーンレイカー
鑑賞日 2018.03.14

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spink.gif 007/ムーンレイカー(1979)   イギリス
  MOONRAKER  [126分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 ルイス・ギルバート
出演者 ロジャー・ムーア     (ジェームズ・ボンド)
ロイス・チャイルズ    (ホリー・グッドヘッド)
ミシェル・ロンズデール  (ドラックス)
コリンヌ・クレリー    (コリンヌ・デュフォー)
リチャード・キール    (ジョーズ)
バーナード・リー     (M)
デスモンド・リュウェリン (Q)
ロイス・マクスウェル   (マネーペニー)
コピー 遂に宇宙をも制覇した
史上最大の娯楽巨編!
あらすじ
アメリカからイギリスへ空輸中のスペース・シャトル“ムーンレイカー”が何者かによって奪われる事件が発生。
さっそくボンドが調査に乗り出す。
ムーンレイカーを製造した科学者で大富豪のドラックスが事件の背後に浮上し、彼のもとへ向かうボンド。
するとそこでNASAの女性科学者ホリーと出会い、やがて彼女もCIAのスパイだと知るのだった。
2人は手を組み、イタリア、ブラジルへ飛びながら事件の核心へ迫っていく。
感想
007シリーズ第11作目の作品です。
今回もしっかりくだらない内容で安心しました。

とにかく女を見たらすぐにH。
「またかい!?」
と何回ツッコんだことやら。

やる気のない日本人執事が気になって仕方ありません。
彼にはナイスキャラ賞をあげたいくらいです。

コリンヌの無駄にセクシーな衣装も良かった!
ヘリのパイロットがあのザックリ開いた服はおかしいでしょう。

グッドヘッドの「断る理由は?」に対し、
「今はないわ。でも、必ず見つける。」
って!!(笑)
これ以上の断り文句ある!?
これはいつか使いたいしゃれたセリフです。

今回も世界を股にかけた活躍でした。
ベネチア、リオデジャネイロ、ブラジルのアマゾン、そして極めつけの宇宙。
陸での戦いよりも海とか川とか水物が多かったです。

一番良かったのは、神殿の中でアナコンダに襲われる所。
美女に見惚れている間に床が跳ね上がって落水とか・・・ドリフか!!

いや〜、またまたたっぷり楽しませてもらいましたよ。
007はこれでこそ007ですよ。
次回も楽しみです。

《関連作品》
第10弾「007/私を愛したスパイ
第12弾「007/ユア・アイズ・オンリー
鑑賞日 2007.01.30

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spink.gif 007/ユア・アイズ・オンリー(1981)  イギリス
 FOR YOUR EYES ONLY  [100分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 ジョン・グレン
出演者 ロジャー・ムーア       (ジェームズ・ボンド)
キャロル・ブーケ       (メリナ)
リン=ホーリー・ジョンソン  (ビビ)
トポル            (コロンボ)
カサンドラ・ハリス      (リスル)
コピー 危機また危機へ!
シリーズ中、最も多くの007アクションを投入した
---スーパー巨篇!!
あらすじ
周波ミサイル誘導装置を積んだまま海底に沈んだ船の引き上げをしていた考古学者夫妻が何者かに殺された。
指令を受けたイギリス諜報部員のジェームズ・ボンドはさっそく調査に乗り出す。
そんな彼の前に惨殺された夫妻の娘メリナが現われ、両親の仇を討ちたい彼女と一緒に行動することになった。
今回の敵とは一体??
感想
シリーズ12作目の作品です。

ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンドは、今回初めて見ましたが、とっても渋くてカッコ良いですね。
今回は特にウィンター・スポーツを絡めたアクション・シーンが多かったです。
スキーで普通に滑降する所から始まり、ジャンプ台から飛んだり、ボブスレーのコースを滑ったり、アイスホッケーのリンクで格闘したりとウィンター・スポーツのオンパレードです。
どれもすごい迫力でドキドキしましたが、ボブスレーのつるつるのコースをバイクで駆け抜けたシーンは驚きました。
あそこバイクで走れるんですね、っていうか他にやった事ある人いないですよね。(^_^;)

後半は打って変わって海底が舞台になり、夏って感じを醸し出します。
この作品だけで夏と冬を満喫した気分が味わえますよ。
あと車がボコボコになっても何とか走っている所とかが、アニメのルパンみたいだと思いました。
まあ、ルパンならどんなに壊れてても走っちゃうんですけどね。

もっと他の人のジェームズ・ボンドも見てみたくなりました。
私的にはピアーズ・ブロスナンなんですけど、それしか見た事ないので参考にはなりませんね。
少しづつでも制覇したいと思います。

《関連作品》
第11弾「007/ムーンレイカー
第13弾「007/オクトパシー
鑑賞日 2003.03.15

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spink.gif 007/オクトパシー(1983)   イギリス
  OCTOPUSSY  [130分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 ジョン・グレン
出演者 ロジャー・ムーア      (ジェームズ・ボンド)
モード・アダムス      (オクトパシー)
ルイ・ジュールダン     (カマル・カーン)
クリスティナ・ウェイボーン (マグダ)
デビッド・マイヤー     (ミーシカ)
アンソニー・マイヤー    (グリーシカ)
カビール・ベディ      (ゴビンダ)
スティーヴン・バーコフ   (オルロフ将軍)
ヴィジェイ・アムリタラ   (ヴィジェイ)
ウォルター・ゴテル     (ゴゴール将軍)
ロバート・ブラウン     (M)
デスモンド・リュウェリン  (Q)
ロイス・マクスウェル    (マネーペニー)
コピー 「007は殺しの番号」から「オクトパシー」まで
20年のパワー、一挙爆発!
度肝ぬくスカイ・チェイス、これが本物のボンド・アクション!
あらすじ
宝石の密輸事件を追っていたボンドは、美貌の女性実業家オクトパシーと出会う。
彼女はよりすぐった美女からなる、私設のボディガードを所有していた。
そして彼女を利用してNATOの軍事施設破壊をもくろむ、インドの王族カマルの存在が明らかになっていく。
感想
シリーズ第13弾です。
そして、記念すべき私が一番最後に見た007作品!
これで2020年まで制作された007シリーズは制覇しました。

最近はずっとリアリズムを描いたダニエル・クレイグのボンドを連続で見ていたので、この軽い感じのロジャー・ムーアのボンドに感激してしまいました。

私、こういうボンドも大好きなんですよ。
「無茶するな〜」と言いながら楽しむボンド。
最高です!
今回も何回「無茶するな〜」とツッコんだ事か!
純粋に楽しかったです。

ボンドには天国のようなオクトパシーの住まい。
男子禁制、美女だらけの施設です。
こういう所でこそ本領を発揮するプレイボーイのボンド。
あっという間にオクトパシーに手を出します。
本当に女と見るとすぐに手を出しますね。

見所はインドの街中での攻防。
大道芸人に小道具を上手く使って敵に攻撃してましたね。
焼けた石の上に突き飛ばしたり、ナイフ飲みのナイフを使って攻撃したり。
昔の007はこういう遊び心があるところが良いですね。

最後の飛行機での攻防も無茶してましたね!
あれだけの高低差攻撃にも自慢の腕力で勝負するボンド。
大クライマックスに相応しい無茶ぶりでした。

まだソビエト連邦だったり、東西にドイツが分裂していたりと、時代を感じる事が出来ました。
若い人にこそ007を1から見て欲しいですね。

《関連作品》
第12弾「007/ユア・アイズ・オンリー
第14弾「007/007/美しき獲物たち
鑑賞日 2020.11.25

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spink.gif 007/美しき獲物たち(1985)   イギリス
  A VIEW TO A KILL  [122分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 ジョン・グレン
出演者 ロジャー・ムーア      (ジェームズ・ボンド)
クリストファー・ウォーケン (マックス・ゾリン)
タニア・ロバーツ      (ステイシー・サットン)
グレイス・ジョーンズ    (メイデイ)
パトリック・マクニー    (ティベット卿)
パトリック・ボーショー   (スカーピン)
フィオナ・フラートン    (ポーラ・イワノバ)
アリソン・ドゥーディ    (ジェニー・フォックス)
コピー ボンド遂に、史上最強の敵と対決!

アイスランドからパリ・サンフランシスコへ
地球壊滅作戦の謎を追って
ボンド、世界を走る。
あらすじ
ソ連国内でアメリカ製のICチップを持ち出した003が雪原で遭難。
遺体からチップを回収したボンドは、ソ連軍に追われるが振り切って任務を果たす。
003の遺体から発見されたチップは、一般的なチップと異なり、核爆発で発生する強力なEMPにも耐えうるものだった。
製造元のゾーリン産業が怪しいとにらんだ英国情報部は、ボンドにゾリンの内偵を命じる。
そこでボンドはチップの製造元であるゾリン社を調査する。
感想
シリーズ第14弾です。

始まりは雪山の大滑降から。
雪山好きだねぇ。
今回はスノボーも駆使して逃げ切りました。

パリではエッフェル塔から飛び降りた女暗殺者を追って、街を爆走。
逆走したり、屋根が取れたり、後ろが取れたり。
前半分だけになりながら、船まで到着。

あとは、ゾリンとの障害物レースが面白かったです。
バーが上がったり、バーが下がって池の部分が伸びたり。(笑)
そんな姑息な事して勝ちたいなんて・・・。
今回はここが一番笑わせてもらいました。

そして、怪力女暗殺者メイデイ。
彼女のキャラの強さ、メイクの濃さ、髪型の奇妙さがインパクト大でした。

流れを無視して、いきなり日本風のお風呂に入るボンド。
丸い檜風呂の泡風呂という面白い組み合わせでした。
この時のカセットの山を見ると、時代を感じずにはおれません。

後半はゾリンの恐ろしさを目の当たりにする展開になりました。
鉱山の中にまだ作業員がいるにも関わらず、水を放流するゾリン。
しかも、溺れて助けを求める人たちを、機関銃で撃ちまくるという暴挙。
部下のメイデイも裏切られ、ボンドと手を組む事に。
本当、無茶苦茶するなぁ。

ラストはなんとゴールデン・ゲート・ブリッジの上!!
橋の上での乱闘は、足がすくむ怖さがありました。
最終決戦にはふさわしい場所でしたけどね。

今回も結構楽しめました。
バカバカしさと強烈なキャラが007には必要ですね。
次作にも期待してます。

《関連作品》
第13弾「007/オクトパシー
第15弾「007/リビング・デイライツ
鑑賞日 2018.05.16

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spink.gif 007/リビング・デイライツ(1987)   イギリス
  THE LIVING DAYLIGHTS  [132分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 ジョン・グレン
出演者 ティモシー・ダルトン      (ジェームズ・ボンド)
マリアム・ダボ         (カーラ・ミロヴィ)
ジェローン・クラッベ      (コスコフ)
ジョー・ドン・ベイカー     (ブラッド・ウィティカー)
アート・マリク         (カムラン)
アンドレアス・ウィズニュースキー(ネクロス)
デスモンド・リュウェリン    (Q)
ロバート・ブラウン       (M)
コピー 危険に生きるニュー・ジェームズ・ボンド
あらすじ
ソ連高官のコスコフが亡命を希望した。
護衛についたボンドは、KGBの殺し屋の手からコスコフを守る。
そして、コスコフの情報から、KGBによるスパイ暗殺計画が告げられた。
感想
007シリーズ15作目で、25周年記念作品です。
期待してなかったけど、これはなかなか面白かったです。

ストーリーはあってないようなものだけど、とにかくアクションが良かったです。
最後の飛行機での戦いもめちゃめちゃ面白い!
アヘン袋にしがみついて、ブラブラ振られながらの死闘は、かなり笑わせてもらいました。

カーラを乗せて逃走中、警察に見つかって車体を横に切断!
「どういう事?」に対して「金属疲労さ」はカッコ良すぎるでしょ!!

他にも、凍った湖でのバトル、雪山をチェロケースで滑降など。
とにかく笑わせるポイントが多すぎる!

4代目ジェームズ・ボンドは、ティモシー・ダルトン。
彼の作品は初めて見ましたが、女好きのエロさが少なめで品がありますね。

今回のボンドガール:カーラを演じたマリアム・ダボ。
とてもキュートな美人さんです。
男に振り回されても純粋な感じが出ていて好感が持てました。
遊園地でのはしゃぎっぷり、飛行場での有閑マダムぶり。
このギャップも良かったですね。

今回もたっぷり笑わせてもらいました。
やっぱり007はこうでなくちゃね。
こうなったら制覇しなくちゃ!
頑張ります。

《関連作品》
第14弾「007/美しき獲物たち
第16弾「007/消されたライセンス
鑑賞日 2006.12.19

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spink.gif 007/消されたライセンス(1989)   アメリカ
  LICENCE TO KILL  [133分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス/アクション
監督 ジョン・グレン
出演者 ティモシー・ダルトン   (ジェームズ・ボンド)
キャリー・ローウェル   (パメラ・ブーヴィエ)
ロバート・ダヴィ     (フランツ・サンチェス)
タリサ・ソト       (ルペ・ラモーラ)
アンソニー・ザーブ    (ミルトン・クレスト)
フランク・マクレー    (シャーキー)
エヴェレット・マッギル  (エド・キリファー)
ベニチオ・デル・トロ   (ダリオ)
コピー たとえライセンスを失おうとも・・・
共に命を賭けて闘った友のために――
あらすじ
ボンドとフェリックスが逮捕した麻薬王サンチェス。
しかし、すぐに部下の手によって脱走してしまう。
その後、フェリックスに瀕死の重傷を負わせ、彼の新妻を殺したサンチェス。
友人の仇を討つため、ボンドは単身サンチェスへ近づいていく。
感想
シリーズ第16弾です。
四代目ティモシー・ダルトンのボンド、最後の作品です。
そのせいなのか、随分と真面目な007になってます。

あれ??あの若いチンピラ、見た事ある顔だ。
と思ったら、ベニチオ・デル・トロでした。
007に出演してたんですね。
驚きました。

今回の敵は麻薬王のサンチェス。
ボンドたちの活躍で、一度は捕まえたものの、あっさり逃げられてしまう。
そして、仲間が次々に殺されていく。
本来の仕事を差し置いて、仲間の敵討ちに燃えるボンド。
例え、殺しのライセンスを消されても、一人捜査を続けます。

そんなボンドを支えるのが、協力者のブーヴィエとQの作った道具たち。
チューブ入りプラスチック爆弾や指紋認識銃など。
ダメージも与えたが、かえって危機を招き、囚われるボンド。
ひょんな事から仲間と認められ、サンチェスの屋敷に迎えられます。

最後は麻薬工場からトレーラーでの戦いに。
大爆破の連続で見応えありました。

今回は、ふざけた所が一つもなく、正統派の007でしたね。
良かったような、物足りないような。
オバカ映画に毒され過ぎました。

《関連作品》
第15弾「007/リビング・デイライツ
第17弾「007/ゴールデンアイ
鑑賞日 2018.05.18

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spink.gif 007/ゴールデンアイ(1995)   イギリス/アメリカ
  GOLDENEYE  [130分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 マーティン・キャンベル
出演者 ピアース・ブロスナン   (ジェームズ・ボンド)
ショーン・ビーン     (アレック・トレヴェリヤン)
イザベラ・スコルプコ   (ナターリャ・シモノヴァ)
ファムケ・ヤンセン    (ゼニア・オナトップ)
ジョー・ドン・ベイカー  (ジャック・ウェイド)
チェッキー・カリョ    (ドミトリ・ミシュキン)
ゴットフリード・ジョン  (オウルモフ将軍)
アラン・カミング     (ボリス・グリシェンコ)
セレナ・ゴードン     (キャロライン)
デスモンド・リュウェリン (Q)
サマンサ・ボンド     (ミス・マネーペニー)
ジュディ・デンチ     (M)
ミニー・ドライヴァー   (イリーナ)
コピー ボンドが燃える
新しい危機、新しい世界!
あらすじ
ソ連崩壊前、ソ連の化学兵器工場に006ことアレックと共に侵入したボンドだったが、責任者のウルモフ大佐に見つかりアレックが拘束されてしまう。
ボンドはやむなく彼を見捨て秘密工場を爆破し、任務を達成した。
それから9年後。
ボンドはモナコでロシアの犯罪組織「ヤヌス」のメンバーであるゼニアをマークしていたが、彼女と将軍になっていたウルモフは、対電磁波装甲を施したNATOの最新鋭戦闘ヘリコプター・タイガーを、デモンストレーションを行っていたフリゲート艦上から奪取・逃走する。
その足でロシアのセヴェルナヤにある秘密宇宙基地にやって来たゼニアとウルモフは、ソ連時代の秘密兵器「ゴールデンアイ」の起動キーを受け取ると、ボリスを除いてそこの兵士と職員を皆殺しにする。
感想
シリーズ第17弾の作品です。
いよいよ馴染みのピアース・ブロスナン登場です。
最初からすごいアクションでしたね。
落下するセスナに飛び乗るボンド。
まさかの展開で、唖然としてしまいました。

今回もアクションは大迫力。
特に戦車で街中を爆走するシーンは、圧巻の一言。
細い路地も何のその。
全てをぶっ壊しながら前進あるのみです。
戦車の上に馬の銅像が乗っかったり、遊び心もあって見せてくれます。
あんなに速く走れるなんて知りませんでしたよ。
戦車が最強の乗り物でしょうね。

最後のアンテナでの戦いも凄かったですね。
すごい高さだから、冷や冷やしながら手に汗握ってました。

あの大きなパラボラアンテナのセットが緻密で繊細ですよね。
ミニチュアのセットだったんですね。
素晴らしい出来だと思います。

ファムケ・ヤンセンの演じた女殺し屋は、良いキャラしてました。
締め技が得意で、ボンドもかなり苦しめられてましたね。
彼女の最期を見てボンドが言った「締め技が好きだったから」には笑っちゃいましたよ。

おバカな展開がなく、かなり真面目なアクション作品でした。
私の元々のイメージはこれだったんですよ。
安心して楽しめるのは良いのですが、ここまでおバカに慣れてしまうと、少々物足りないように感じてしまうのが痛かったり。

でも、サブキャラたちは個性的で良かったです。
チャラい自信家のボリスも結構好きでした。
最期はカチカチになっちゃって可哀想でしたけどね。

《関連作品》
第16弾「007/消されたライセンス
第18弾「007/トゥモロー・ネバー・ダイ

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spink.gif 007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)   アメリカ
  TOMORROW NEVER DIES  [119分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/アドベンチャー
監督 ロジャー・スポティスウッド
出演者 ピアース・ブロスナン    (ジェームズ・ボンド)
ジョナサン・プライス    (エリオット・カーヴァー)
ミシェル・ヨー       (ウェイ・リン)
テリー・ハッチャー     (パリス)
リッキー・ジェイ      (ヘンリー)
ゲッツ・オットー      (スタンパー)
ジュディ・デンチ      (M)
デスモンド・リュウェリン  (Q)
サマンサ・ボンド      (ミス・マネーペニー)
ヴィンセント・スキャヴェリ (ドクター・カウフマン)
ジョー・ドン・ベイカー   (ジャック・ウェイド)
コピー ニュー・ジェームズ・ボンド世界を翔ける!
あらすじ
英戦艦が中国領海近くの海域で攻撃を受けた。
だがそれは中国空軍によるものではなく、世界の情報を牛耳る“メディアの帝王”カーヴァーの操るステルス艦の仕業であった。
衛星情報を操作して英・中双方に誤った座標位置を送る事で、紛争の火種を起こし、そのニュースを独占しようという企みなのだ。
そうとは気づかない英艦隊は報復措置のために東シナ海目指して出発。
事件の背後に何者かの陰謀を確信した英諜報部は、このニュースをいち早く報道したカーヴァーの背後を調査すべく007を送り込む。
そしてカーヴァー邸に潜入し衛星システムの証拠を掴んだ007の前に、謎の中国人女性ウェイ・リンが現れた。
感想
久しぶりに007見ました。
普通に楽しめましたが、欲を言えばもうひとひねり欲しかったな。

最後のアクションはさすがの迫力。
ドリルでやられるカーバーは、すごく残酷な状況のはずなのに、意外に綺麗な状態で終わって拍子抜けです。
007の表現の限界なのかな。

いつも魅了される007カーのハイテク機器。
今回は携帯型のリモコンで、車をコントロールする機器とか、2万ボルトの電流とか、どこの鍵でも開けれる鍵とか。
本当に何でも出来るので、毎回興味津々で、楽しみの一つです。

ボンドガールは、ミシェル・ヨー。
最初は出番が少なかったけど、後半は大活躍!
綺麗で強いボンドガールにぴったりでした。

メディアを支配するものが世界を制するというのは、現実にありそうで怖かったです。
テーマとして中国VSイギリスをメインにしているのが斬新で面白かったですね。
いつの世も戦争したい奴がいます。
それだけ戦争にうまみがあるって事です。
やっぱり007はずっと必要な存在ですね。

新生ジェームズ・ボンドの第二弾。
シリーズでは通算18作目。
TV放送で見たので、結構カットされていたみたいです。
またフルで見たいと思います。

《関連作品》
第17弾「007/ゴールデンアイ
第19弾「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」
鑑賞日 2005.09.18

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spink.gif 007/ダイ・アナザー・デイ(2002)   アメリカ/イギリス
   DIE ANOTHER DAY [133分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/アドベンチャー
監督 リー・タマホリ
出演者 ピアース・ブロスナン  (ジェームズ・ボンド)
ハル・ベリー     (ジンクス)
トビー・スティーヴンス (グスタフ・グレーヴス)
ロザムンド・パイク   (ミランダ・フロスト)
リック・ユーン     (ザオ)
ジュディ・デンチ    (M)
ジョン・クリーズ    (Q)
マイケル・マドセン   (ファルコ)
ウィル・ユン・リー   (ムーン大佐)
ケネス・ツァン     (ムーン将軍)
エミリオ・エチェバリア (ラウル)
コリン・サーモン    (ロビンソン)
サマンサ・ボンド    (ミス・マネーペニー)
ミハイル・ゴアヴォイ  (ブラッド)
イアン・ピリー
マドンナ
コピー 14ヵ月に及ぶ監禁と拷問。
あの007に一体何があったのか?
あらすじ
ジェームズ・ボンドは、北朝鮮のムーン大佐暗殺任務に就き、英国諜報部員の精鋭たちと共に朝鮮半島に潜入する。
しかし、任務遂行目前にして正体を見破られ、北側に捕まり、監禁、拷問に耐える日々が続く。
14ヶ月後、ボンドは南側で捕虜となっていたムーン大佐の腹心ザオとの交換によりようやく自由の身となった。
しかし、上司Mはボンドが拷問に負け情報を漏らしたと疑い、諜報部員の資格を剥奪したうえ施設内に幽閉してしまう。
ボンドは自らの疑いを晴らすため、なんとか施設を脱出すると、鍵を握る男ザオを追ってキューバへと向かう。
感想
007シリーズはあまり興味はないのですが、一応かじっておかないとね。
という事で、見てみました。
やっぱりこういう作品は苦手です。(汗)

でも、アクションは迫力あって見ごたえ十分です。
イカロスのCGやサーフィンも手に汗握りながら見ました。
最後もハイテクを生かした攻撃で、魅力的なのですが、どうも私にははまりません。

アイスランドの氷のホテルは素敵でしたね。
でも、氷なのにすごくハイテク満載の代物でびっくり。
あの白鳥のベッドはエロイなぁ。(笑)
氷の宮殿だそうです。

思ったよりハル・ベリーが活躍しませんでしたね。
フロストの方がおいしい役でした。

今回は製作40周年、かつシリーズ20作目のメモリアル作品のようです。
いつかは制覇してみたいけど、当分無理そうだな・・・。

《関連作品》
第19弾「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」
第21弾「007/カジノ・ロワイヤル
鑑賞日 2006.01.15

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spink.gif 007/カジノ・ロワイヤル(2006)   アメリカ/イギリス
  CASINO ROYALE  [144分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス/アドベンチャー
監督 マーティン・キャンベル
出演者 ダニエル・クレイグ     (ジェームズ・ボンド)
エヴァ・グリーン      (ヴェスパー・リンド)
マッツ・ミケルセン     (ル・シッフル)
ジュディ・デンチ      (M)
ジェフリー・ライト     (フェリックス・レイター)
ジャンカルロ・ジャンニーニ (マティス)
シモン・アブカリアン    (アレックス・ディミトリオス)
カテリーナ・ムリーノ    (ソランジュ)
イワナ・ミルセヴィッチ   (ヴァレンカ)
セバスチャン・フォーカン  (モロカ)
イェスパー・クリステンセン (ミスター・ホワイト)
コピー 最初の任務は、自分の愛を殺すこと。
あらすじ
殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンドは見事ダブル・オーの称号を得る。
そして、犯罪組織の資金源を絶つという最初の任務に乗り出すのだった。
まずはマダガスカルで爆弾所有の男を追い、そこから世界中のテロリストを資金面で支えるル・シッフルなる人物が一連の案件に深く関わっていると判明。
続いてボンドは、バハマ、マイアミで武器売人と航空機爆破の阻止に奔走し、いよいよル・シッフルへ辿り着く。
すると、ル・シッフルがモンテネグロの“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、ボンドは更なる陰謀を阻止せんと現地へ向かうのだった。
しかし、そんな彼のもとには、財務省からお目付役として美女ヴェスパー・リンドが送り込まれる。
感想
シリーズ第21弾の作品です。
新生ボンドダニエル・クレイグ主演第1作目。
やっとここに辿り着きましたよ!

歴代ボンドの中では結構ガッチリ体型のボンドですよね。
なので、アクションにも迫力があります。
最初から飛ばす飛ばす!
工事現場での高所アクションは冷や冷やものでした。

ボンドと言えば女性ですが、今回はお仕事が透けて見えてあまりセクシーとは思えなかったかな。
歴代ボンドの体からにじみ出る女好きさが凄かったですからね。
そこは今後に期待です。

新生ボンドは常にカッコ良くスマートでおふざけなんてしないのかな・・・と思っていたら。
何とここで来ましたか!
しつこい局部攻撃!!
でも、笑って良いのか迷う拷問だったので、おふざけとは言えないですね。

しかし、最後は涙涙でした。
こんな悲しい結末が待っていたなんて・・・。
と言いたい所ですが、途中に入る次週のCMで盛大なネタバレを言っていたので、こうなる事は分かっていたんですけどね。
CMで軽く言っちゃうのやめてよ!! 分かってても泣ける私。
どこまで涙もろいんでしょうか。

これから毎週「007」が見れるんだ!
しかも、見た事ない新作シリーズ!
また一つ楽しみが増えました。

【追記】
この感想を仕上げた後に色々調べて、この作品がエピソード0的なお話だと分かりました。
なるほどね!
20作目の続きにしては何だか変だなと思ったのですが、前のお話を全然覚えてなかったので、こんなものかと思ってました。
これは「007」になったばかりのボンドが挑む最初の任務だったのですね。(遅!)
それを確かめる為にもう一度見返したいと思います。

《関連作品》
第20弾「007/ダイ・アナザー・デイ
第22弾「007/慰めの報酬
鑑賞日 2020.11.12

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spink.gif 007/慰めの報酬(2008)   アメリカ/イギリス
  QUANTUM OF SOLACE  [106分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 マーク・フォースター
出演者 ダニエル・クレイグ        (ジェームズ・ボンド)
オルガ・キュリレンコ       (カミーユ)
マチュー・アマルリック      (ドミニク・グリーン)
ジュディ・デンチ         (M)
ジェフリー・ライト        (フィリックス・レイター)
ジェマ・アータートン       (フィールズ)
イェスパー・クリステンセン    (スター・ホワイト)
デヴィッド・ハーバー       (ビーム)
アナトール・トーブマン      (エルヴィス)
ロリー・キニア          (タナー)
ジャンカルロ・ジャンニーニ    (マティス)
ホアキン・コシオ         (メドラーノ将軍)
グレン・フォスター        (ミッチェル)
フェルナンド・ギーエン・クエルボ (カルロス大佐)
スタナ・カティック        (コリーヌ)
コピー 傷ついた心が、共鳴する。
あらすじ
何者かの陰謀によって愛するヴェスパーを亡くし、復讐を誓ったボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ、真相を究明すべく尋問する。
そして、彼の背後には世界中の有力者や諜報機関をも取り込む巨大な組織が存在していることを知るのだった。
その調査のため、まずハイチに向かったボンドは、そこでカミーユという謎めいた女性と出会う。
さらに彼女を通じ、組織の幹部ドミニク・グリーンを突き止めるボンド。
グリーンの表の顔は、環境保護のため土地を買収する慈善団体“グリーン・プラネット”のCEO。
だがその裏では、ボリビアの土地に眠る貴重な天然資源の独占を目論み、それを機に世界支配を企んでいた。
感想
シリーズ第22作目です。
今回は前作の続きからなんですね。
捕らえたミスター・ホワイトを運ぶところからスタート。
ド派手なカーアクションで掴みはOK。

任務遂行の為には人を殺す事も厭わないボンド。
Mはそんな彼のカードを止めて、自分の元へ戻るように言うのですが、任務第一のボンドは一人になってもターゲットを追うのでした。

今回のボンドガールは、愛する家族を殺され復讐を誓うカミーユ。
褐色の肌がセクシーな女性でした。
ボンドと同じ境遇で、敵討ちのために生きているのです。
プレイボーイのボンドですが、彼女とは仕事上のお付き合いだけでしたね。

今回は最初のカーアクションから始まって、街中での追いかけっこ、水上のボートでの攻防、空中の飛行機での攻防、燃え盛る火の中での攻防と、目白押しでした。
特に空中での攻防は迫力満点!
外に放り出されてギリギリで着地する所もハラハラでした。
ボンドって本当に何でも出来ちゃいますね。

シリーズでもっともアクションシーンが充実した作品なのではないでしょうか。
おふざけなんか一切ありませんから!
ダニエル・クレイグのボンド、素晴らしかったです。

《関連作品》
第21弾「007/カジノ・ロワイヤル
第23弾「007/スカイフォール
鑑賞日 2020.11.18

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spink.gif 007/スカイフォール(2012)   イギリス/アメリカ
  SKYFALL  [143分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 サム・メンデス
出演者 ダニエル・クレイグ  (ジェームズ・ボンド)
ハビエル・バルデム  (ラウル・シルヴァ(ティアゴ・ロドリゲス))
レイフ・ファインズ  (ギャレス・マロリー)
ナオミ・ハリス    (イヴ)
ベレニス・マルロー  (セヴリン)
アルバート・フィニー (キンケイド)
ベン・ウィショー   (Q)
ジュディ・デンチ   (M)
ロリー・キニア    (タナー)
オーラ・ラパス    (パトリス)
コピー
あらすじ
NATOが世界中に送り込んでいるスパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。
英国の諜報機関MI6のエージェント“007”ことジェームズ・ボンドは、リストの収録されたハード・ドライブを取り戻すべくMの指示に従い、敵のエージェントを追い詰めていく。
しかし、その作戦が失敗に終り、組織内でのMの立場も危うくなった上、今度はMI6本部が爆破される事態に。
そんな窮地に立たされた彼女の前に手負いのボンドが姿を現わし、首謀者を突き止めるため僅かな手掛かりをもとに奔走する。
やがてついにその黒幕が判明、一連の犯行は、Mへの復讐に駆られた元MI6の凄腕エージェント、シルヴァによるものだった。
執拗にMをつけ狙うシルヴァとの決死の戦いに挑む。
感想
007シリーズ誕生50周年記念作となるシリーズ第23弾の作品です。

とにかくアクションが凄かったですね。
世界の各所で大暴れするボンド。
上海でのコモドドラゴンが往年の007を彷彿とさせる演出でした。

あと、ボンドの生まれ故郷スコットランドでの攻防は大迫力でした。
見てるこちらも生きた心地がしなかったです。

Mを執拗に狙う元MI6の凄腕エージェント:シルヴァを演じたハビエル・バルデム
静かに狂っているのがより一層怖さに拍車をかけてます。
入れ歯を取るシーンとか、本当に怖かったです。
さすがの一言ですね。

シルヴァの廃墟が軍艦島に似てるなと思っていたら本物でした。
軍艦島をセットモデルとして、CGで再現しているそうです。
エンドロールでも漢字で表記してあって感動しました。

M、Q、マネーペニーとファンにはお馴染みの面々も集結して、物語を盛り上げます。
かなり新しい風が入りましたね。
今後の活躍に期待大です。

ダニエル・クレイグのボンドも板についてきましたね。
おふざけは一切なしですが、こういう007も楽しくて好きです。
次作も期待しています。

《関連作品》
第22弾「007/慰めの報酬
第24弾「007/スペクター
鑑賞日 2020.11.23

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spink.gif 007/スペクター(2015)   イギリス/アメリカ
  SPECTRE  [148分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 サム・メンデス
出演者 ダニエル・クレイグ       (ジェームズ・ボンド)
レイフ・ファインズ       (M)
クリストフ・ヴァルツ    (フランツ・オーベルハウザー)
レア・セドゥ        (マドレーヌ・スワン)
ベン・ウィショー      (Q)
ナオミ・ハリス       (イヴ・マネーペニー)
デイヴ・バウティスタ    (Mr.ヒンクス)
アンドリュー・スコット   (C(マックス・デンビー))
ロリー・キニア       (タナー)
イェスパー・クリステンセン (Mr.ホワイト)
ステファニー・シグマン   (エストレラ)
モニカ・ベルッチ      (ルチア・スキアラ)
アレッサンドロ・クレモーナ (マルコ・スキアラ)
コピー
あらすじ
“死者の日”の祭りでにぎわうメキシコシティで、凶悪犯スキアラと大立ち回りを演じたジェームズ・ボンド。
後日、MI6の本部に呼び出され、Mから職務停止を言い渡されてしまう。
折しもロンドンでは、スパイ不要論を掲げるマックス・デンビが国家安全保障局の新トップとなり、MI6をMI5に吸収しようと画策していた。
表立って活動することができなくなったボンドだったが、マネーペニーやQの協力でローマへと飛び、そこでスキアラの未亡人ルチアと接触、強大な悪の組織の存在を突き止める。
感想
シリーズ第24弾の作品です。

今回は巨大な悪の組織”スペクター”との対決です。
オープニングからタコが怪しく絡みつき、スペクターの闇を映し出します。
この主題歌がアカデミー賞歌曲賞を受賞したんですね。
毎回、主題歌が素敵な007ですから、この受賞は嬉しいです。

今回はこれまでの集大成というように、今までの敵たち・味方たちの影がちらほら出てきます。
ボンドに降りかかった事は、全てスペクターの仕業だった訳ですね。

ルチア・スキアラを演じたモニカ・ベルッチ
彼女を使うくらいだから後半も出てくると思ったら、本当にちょい役でビックリ!!
さすが007。
贅沢な使い方しますね!

今回のボンドガールは後半に登場したレア・セドゥでした。
最初はツンツンしてたのに、一気に急接近。
普通の女医さんかと思ったら、銃をカッコ良く使いこなす女性でした!

今回も飛行機VS車、狭い街中でのカーチェイス、列車での攻防などアクションも満載。
爆破されたMI6でのかくれんぼもハラハラさせられました。
この終わり方だと2021年公開の次作の始まり方が気になりますね。

ようやく24作目まで来ました。
あとは「オクトパシー」を残すのみ。
最後になったこの作品、当たりかはずれか。
乞うご期待!

《関連作品》
第23弾「007/スカイフォール
第25弾「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
鑑賞日 2020.11.24

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spink.gif 10日間で男を上手にフル方法(2003)   アメリカ
  HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS  [116分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 ドナルド・ペトリ
出演者 ケイト・ハドソン     (アンディ・アンダーソン)
マシュー・マコノヒー   (ベン・バリー)
キャスリン・ハーン    (ミシェル)
アニー・パリッセ     (ジェニー)
アダム・ゴールドバーグ  (トニー)
トーマス・レノン     (セイヤー)
マイケル・ミシェル    (スピアーズ)
シャロム・ハーロウ    (グリーン)
ビビ・ニューワース    (ラナ)
アニー・パリッセ     (ジェニー・アシュクロフト)
ロバート・クライン    (フィリップ・ウォーレン)
コピー 全ての女性を魅了する 逆恋愛マニュアル。
あらすじ
ファッション雑誌でHOW TO記事を書いている女性ライター:アンディ。
新しく"10日間で男に振られる方法"という記事を任され、ターゲットとなる男を探して人気のクラブへと出かける。
そのクラブで広告代理店に勤めるベンと出会い、実験スタート。
しかし、ベンの方も仲間と仕事を賭けて、10日間で彼女を口説けるかという賭けをしていた。
感想
ラブコメの中ではかなりレベルの高い作品だと思います。
たっぷり笑えるし、きっちり泣けるし、単純といえば単純ですが、こういうお話は大好きです。

女側から見ると、「男はこんな事が嫌なんだ〜」という発見があって面白いですね。
ベンのあそこを"プリンセス・ソフィア"と名づけたのには爆笑でした!
どう見ても(見てないけど…)ソフィアじゃないだろう!

あと、会社に押しかけてきた時のアンディの強引さも良かったな〜。
また、そのアンディに合わせるトニーとセイヤの反応が最高でした!
でも、これって男女間に限らず、人間としてやってはいけない事じゃないの?(笑)

周りの友人達のキャラもそれぞれ良かったです!
泣き虫なミシェルのセラピスト、はまってました。

そして、何と言ってもケイト・ハドソンが超可愛い!!
豪快に大きな口を開けて笑う表情が素敵です。
彼女なら何しても許されるんだろうな〜。

前半で爆笑させといて、後半は結構しんみりしてきます。
ずぶ濡れになってベンの実家に帰ってきたアンディ。
シャワー室で号泣する彼女を見て、私ももらい泣きしてしまいました。
ベンの家族があまりに優しいから、騙している自分に耐えられなくなったんですよね。
その後のキスが、また感動的で良かったです。

結末はラブコメお決まりのパターンですが、これはお約束なので仕方ないです。
それまでが良かったから、私的にはアリでした。
鑑賞日 2004.04.14

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spink.gif 12人の怒れる男/評決の行方(1997)   アメリカ
  12 ANGRY MEN  [117分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 ウィリアム・フリードキン
出演者 ジャック・レモン         (8番:デイビス)
ヒューム・クローニン       (9番:マッカードル)
ジョージ・C・スコット      (3番)
コートニー・B・ヴァンス     (1番)
オシー・デイヴィス        (2番)
アーミン・ミューラー=スタール  (4番)
ドリアン・ヘアウッド       (5番)
ジェームズ・ガンドルフィーニ   (6番)
トニー・ダンザ          (7番)
エドワード・ジェームズ・オルモス (11番)
ウィリアム・L・ピーターセン   (12番)
コピー TVM
あらすじ
12人の陪審員たちが、父親殺しで裁判にかけられた少年の判決を決めるために、控え室で話し合いを持つことになった。
あっさり全員有罪で決定かと思われたが、8番のデイビスが無罪と主張した。
みんなで彼を説得し、早く判決を決めようとするのだが、デイビスはもっと話し合いをしたいと言い出し、もう一度事件を振り返ってみる事になる。
感想
これは前に一回見た事あるからなのか、そんなに感動はしなかったです。
脚本は良いと思うけど、本家本元を見ないことには何とも言えません。

10番とか7番みたいに大きな口を叩いていた人達が、あっさり意見を変えるのが説得力に欠けますね。
それに3番の人が最後まで有罪にこだわった理由も弱いような気がします。
世間一般的には名作のようなので、強くは言えないのですが…。

初めは8番の言い分にイライラさせられたけど、段々と周りの野次の方にイライラしてきました。
人が怒ってる姿って、見ていて気持ち良いものではないですよね。
一番苦手だったのは、超ネクタイをした10番の人。
彼の熱弁はあまりに自己中心的で頭が痛くなります。

しかし、見ず知らずの少年の為に、こんなに白熱した議論が出来るなんてある意味すごいです。
でも、前見た時のメモを見ると「一つ一つ疑問が解決していく過程が面白く、その議論には迫力があった」とありました。
始めて見た時は良かったようですね。
と言うことをふまえて★は3つにしました。

どうでも良い事ですが、劇中で「秘密と嘘」の話が出てきました。
確かにブレンダ・ブレシンを知っている人は少ないでしょうね。

評決が決まった後で、「席に戻って下さい」と言っていたと言うことは、それまで皆待っていたって事?
これが普通なのかな? アメリカの裁判って根気がいるんだね。

今見るとジャック・レモンの演技がいとおしいです。
ご冥福をお祈りします。

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spink.gif 十二人の死にたい子どもたち(2018)   日本     [118分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ミステリー/サスペンス
監督 堤幸彦
出演者 杉咲花    (アンリ:7番)
新田真剣佑  (シンジロウ:5番)
北村匠海   (ノブオ:9番)
高杉真宙   (サトシ:1番)
黒島結菜   (メイコ:6番)
橋本環奈   (リョウコ:4番)
吉川愛    (マイ:11番)
萩原利久   (タカヒロ:8番)
渕野右登   (ケンイチ:2番)
坂東龍汰   (セイゴ:10番)
古川琴音   (ミツエ:3番)
竹内愛紗   (ユキ:12番)
とまん    (ゼロバン)
コピー 未体験リアルタイム型・密室ゲームがスタート!
あらすじ
それぞれに事情を抱え、廃病院の一室に集まった12人の未成年たち。
彼らの目的は集団安楽死をすること。
ところが12人だけのはずのその部屋には、すでに死体となった13人目がいた。
彼は何者で、なぜここにいるのか。そして一体誰が殺したのか。
互いに議論を重ねる中で、次第にそれぞれの死にたい理由が明らかになっていくとともに、疑心暗鬼を募らせていく。
感想
集団自殺という設定だったので、暗くて重い話かと気合を入れて見始めましたが、意外と明るくてテンポも良くお話に入り込んで見る事が出来ました。

若い俳優さんばかりなのに、皆さん達者でこの世界観を見事に作り上げている事が素晴らしいです。
一人でも違和感あると、せっかくの雰囲気が台無しですからね。
特に中心となっていた杉咲花ちゃんと新田真剣佑くんが良かったです。
アンリの絶対に実行したいという芯の強さが、表情からにじみ出ていてゾクゾクさせられました。

何を書いてもネタバレになると思うので、主な感想は下のコーナーに書いています。
興味のある方、そちらをどうぞ。

小説原作作品。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2021.01.20

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spink.gif 12人のパパ(2003)   アメリカ
  CHEAPER BY THE DOZEN  [99分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ファミリー
監督 ショーン・レヴィ
出演者 スティーブ・マーティン  (トム・べーカー)
ボニー・ハント      (ケイト・べーカー)
パイパー・ペラーボ    (ノーラ・べーカー)
トム・ウェリング     (チャーリー・ベーカー)
ヒラリー・ダフ      (ロレイン・べーカー)
ケヴィン・G・シュミット (ヘンリー・ベーカー)
アリソン・ストーナー   (サラ・ベーカー)
ジェイコブ・スミス    (ジェイク・ベーカー)
モーガン・ヨーク     (キム・ベイカー)
フォレスト・ランディス  (マーク・ベイカー)
リリアナ・マミー     (ジェシカ・ベイカー)
アシュトン・カッチャー   (ハンク)
コピー 劇場未公開
あらすじ
アメリカ、イリノイ州の田舎町ミッドランド。
大学フットボールチームの監督を務めるトムの一家には、12人の子供がいた。
そのため家庭内はいつもはちゃめちゃで賑やかだ。
そんなある日、トムは都市部の大学フットボールコーチの依頼を受け、家族ごとシカゴへ引っ越すことになる。
だがその直後、妻のケイトも自著の出版が決まり、2週間ニューヨークへ旅立ってしまう。
その間、1人で家の切り盛りをするハメになったトム。
案の定、子供たちの暴走を止められるはずもなく、一家は崩壊の危機に見舞われる。
感想
12人も子供がいたら、こうなりますよね。
上の子達は手伝ってくれるけど、それ以上に下の子たちが暴れまわるから収拾がつきません。
田舎でも大変だったのに、都市部に入ったらそれ以上に大変になってしまいました。

新しい仕事で忙しいのに、子守りまでやるなんて不可能ですよ。
両親が揃っていてもてんやわんやだったのに・・・。
案の定、めちゃくちゃになった家の中。
怪我人が出ないのが信じられないくらいの暴れっぷりです。

12人もいたら名前を覚えるだけでも大変そうです。
そんな中、あちこちで喧嘩が起こって、いつもガミガミ言わなくちゃいけない。
その上、会社からは仕事に集中してくれと怒られる。
出張中の妻からは家の中が大丈夫か確認の電話。
これじゃ、精神がおかしくなっても仕方がない状況です。

トムは仕事も育児も何とか上手くこなそうと、選手たちを家に呼んで庭で練習したりするんです。
でも、やっぱり暴れまわる子供たちは手に負えなくて、どんどん追い詰められていきます。

コメディだからコミカルに描かれているけど、見ているこちらは大変そうなトムを見ているだけで疲れちゃいました。
家は子供二人だけど、毎日大変でこれ以上子供がいたらどうなるのか・・・と思ったりしますが、こうなるんですね。(笑)

そんな子供たちにいたずらされる長女の恋人ハンク。
ちょっと痛い俳優さんだけど、こんな仕打ちを受けるのは可哀想に思えて笑えませんでした。
パンツを生肉につけるって、どんなイタズラなんですか。
良くそんな事思いつきますね。

最後は仕事より家族を選んだトム。
まあ、これだけ子供がいたら、そちらを選ぶしかないですね。
「2」もあるようなので、その後どうなったのか、確認してみようと思います。

リメイク作品。

《関連作品》
12人のパパ2
「一ダースなら安くなる」(1950)オリジナル
鑑賞日 2018.10.20

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spink.gif 12人のパパ2(2005)   アメリカ
  CHEAPER BY THE DOZEN 2  [94分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ファミリー
監督 アダム・シャンクマン
出演者 スティーブ・マーティン  (トム・べーカー)
ボニー・ハント      (ケイト・べーカー)
パイパー・ペラーボ    (ノーラ・べーカー)
トム・ウェリング     (チャーリー・ベーカー)
ヒラリー・ダフ      (ロレイン・べーカー)
ケヴィン・G・シュミット (ヘンリー・ベーカー)
アリソン・ストーナー   (サラ・ベーカー)
ジェイコブ・スミス    (ジェイク・ベーカー)
モーガン・ヨーク     (キム・ベイカー)
フォレスト・ランディス  (マーク・ベイカー)
リリアナ・マミー     (ジェシカ・ベイカー)
ユージン・レヴィ     (ジミー・マータフ)
カーメン・エレクトラ   (サリーナ・マータフ)
ジェイミー・キング    (アン・マータフ)
テイラー・ロートナー   (エリオット・マータフ)
コピー 劇場未公開
あらすじ
子供12人の大所帯で、賑やかな日々を過ごしているベーカー一家。
だが、成長した子供たちが次々と親元を離れていくことに寂しさを募らせたトム。
そこで、かつて一家で楽しんだ湖へ久しぶりに家族全員を連れて行くことにした。
しかし、そこにはトムの幼馴染みで永遠のライバルであるジミーとエリート揃いの一家がいた。
対照的でありながら仲良くなっていく両家族をよそに、何かと競い始めるトムとジミー。
そんな彼らの争いごとに気乗りしない子供たちも次第に巻き込まれていく。
感想
今回は湖のほとりの貸し別荘で大暴れでしたね。

子供たちというよりも、大人たちの醜い争いでした。
トムたちの借りたかなりぼろい家に対して、マータフ一家の綺麗で豪華なセカンドハウス。
こっちがキャンプをすれば、あっちは豪華なバーベキュー。
こっちが歌い出せば、あっちも歌い出す始末。

子供たちはだんだん仲良くなっていってるのに、大人がこれじゃ困りますよ。
サラとエリオットの可愛らしいカップルは微笑ましかったです。
緊張しながらも肩に腕を回したりして。
それを監視しているトムとジミー。
映画館で大騒ぎして、恥ずかしいったらありゃしない。

大学生のチャーリーとアンも、お互いを夢を話し合って、自立する機会を得ました。
きっと一人じゃとても出来なかったですよね。
お互いが良いきっかけになったんだと思います。

こういう時、若い後妻さんは嫌な女が多いのですが、サリーナは良い人で可愛い女性でした。
なんでジミーなんかと結婚したんだろう?と疑問に思う程です。
ケイトとも仲良くやってましたし、8人もいる子供たちとも上手くやってましたからね。

今回は前回ほど見ていて疲れませんでした。
子供たちも大きくなっていて、そんなに暴れてませんでしたからね。
その代わりに、ワンちゃんが大暴れ!
見事に机の上をぐちゃぐちゃにしてくれました。
肉が絡むとすごい食いつき方です。

」の割には「」と同じ水準で面白かったです。
無事に孫も生まれて良かった!
どんどん増えて、もっとすごい大家族になりますね!
お幸せに〜。
鑑賞日 2018.10.20

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