発明家を夢見るひとりぼっちの少年ルイスは、幼い頃に母と別れ、家族の記憶を持たずに生きてきた。
彼は母親を探し出すため、忘れてしまった記憶を取り戻す画期的な装置“メモリー・スキャナー”を発明する。
しかし、その発明品を背の高い山高帽の男に奪われてしまう。
そんな時、ルイスは未来からやって来た少年ウィルバーと出会い、彼と一緒に未来の世界へと旅立つ。
彼はそこで、ウィルバーの楽しい大家族と幸せなひとときを過ごす。
しかし、その理想の未来世界が、あの山高帽の男によって変えられようとしていた。
ルイスと未来泥棒(2007)
アメリカ
MEET THE ROBINSONS [95分]
管理人評価
★★★
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アニメ/アドベンチャー/SF | |
スティーヴン・J・アンダーソン | |
<声の出演> ダニエル・ハンセン (ルイス) ウェズリー・シンガーマン (ウィルバー) ニコール・サリヴァン (フラニー) ハーランド・ウィリアムズ (カール) アンジェラ・バセット (ミルドレッド) スティーヴン・J・アンダーソン (未来泥棒) |
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本当に発明したかったのは、 《家族》かもしれない──。 |
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今回はマイナーなこの作品から!
12年前って映画結構見てたと思うし、映画チラシも集めていたはずなのに、全然知らないんだよなぁ。
ディズニーの新作なら、大々的に宣伝してたはずなのに・・・。
と見始めたところ、何なの!?おバカしか出てこない!!
どいつもこいつも考えが足りない事ばかりしてイライライライラ。
小ネタが矢継ぎ早に繰り出されて、笑う所なんだろうけど苦笑いしか出来ない。
そんな感じで、前半はあまり乗り切れないままの鑑賞です。
でも、変てこりんなウィルバーの家族も、だんだん良いなと思えてきて、家族がいないルイスへの優しい対応にちょっとうるうる。
やっぱりどんな家族でもいてくれるだけで良いんですよね。
時に煩わしく感じる事もあるけど、それも必要な感情なんだよ。
誰もいなかったら、そんな事も経験できないんだもん。
どれだけ家族愛映画に弱いんだ私。
作り手の狙い通りに泣いて、予定通りに感動して・・・。
最後は「何か変な映画だったけど、家族って良いな」という感想に落ち着きました。
笑ったのは家族紹介の時のトム・セレック。(笑)
急にリアルな似顔絵が出てきて吹き出しちゃいました。
しかも、コーネリアスの声は本当に彼がやっているんですね。
どんだけかぶせてくるんだよ、ディズニー。
やっぱりマイナー(私が勝手に思い込んでるだけ!?)であろうとも、一筋縄ではいかないですね。
さすがです。
今回しつこい程押されていた『前に進み続けよう』のインパクトも凄かったですよ。
元々はウォルト・ディズニーの言葉のようです。
子供たちにどうしても届けたいメッセージだったんですね。
今度悩みを相談された時に、こうやって声をかけてあげようっと。
ディズニー作品。
ディズニー長編アニメ第47作。