--REIの映画感想--

全体的にネタばれがありますので、未見の方は注意して下さいませ
評価の★の内容は次の通りです
管理人の独断に基づいておりますのでご了承くださいませ
★★★★★:大好き!何度も観たい作品!
★★★★:好き!強く心に残る作品!
★★★:なかなか良い
★★:まあまあ損はしない
★:いまいちかも・・・
X:二度と観たくない


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spink.gif O嬢の物語(1975)   フランス/西ドイツ  R−15+
  HISTOIRE D'O  [105分]
管理人評価   ★★
ジャンル エロス/ドラマ/文芸
監督 ジュスト・ジャカン
出演者 コリンヌ・クレリー       (O)
ウド・キア           (ルネ)
ジャン・ガヴァン        (ピエール)
アンソニー・スティール     (ステファン卿)
クリスティアーヌ・ミナッツオリ (アンヌ・マリー)
マルティーヌ・ケリー     (テリーズ)
リ・セルグリーン        (ジャクリーヌ)
アラン・ヌーリー        (アイヴァン)
ロール・ムートゥサミー     (ノーラ)
コピー “O”は愛のめざめ…“O”は女のあかし…
あらすじ
O(オー)は、恋人ルネに連れてこられた館で囚われの身となり、男に奉仕する生活を送る。
そこで男たちに犯され、鞭打たれるうち、Oはより一層ルネと結ばれた充足感を感じるようになる。
やがてその館を出たOは、ルネと兄弟同然に育ったステファン卿を紹介され、二人のものになるよう強要される。
Oはルネの為ステファン卿に隷属し、遂には彼との愛の証を欲しいと思うまでのめり込む。
感想
もっと過激かと思ってましたけど、R15だからそこまででもないんですね。
それはちょっと意外でした。

共感出来る人がいなかったので、裏の世界を覗き見感覚での鑑賞ですが、Oの気持ちが特に理解不能だったので、最後まで何故?が付きまといました。
SMの事は全然分からないのですが、お互いが求め合うから成り立つ世界ですよね。
という事は、Mの人が重要というか、Mの質でこの世界は様々な形に変わりそうです。
船上で仮面を付けたOは、天性のMを体現したような神々しさで周りの人々を圧倒してました。
それを見てようやく少しだけOの行動が腑に落ちました。

そして、最後の最後でステファン卿にOの焼き印を入れるシーン。
ここは唯一素敵だなと思わせるシーンでした。
散々、物として扱われたOが、自分の所有物に印を入れる。
そんな風に受け取れてスッキリしました。

こういう世界には縁がないと思っていたけど、彼らを見ていると自分の意志とは関係なく巻き込まれる事があると思い知らされます。
Oは素質があったからどんどんのめり込んでいったけど、ジャクリーヌはどんな運命を辿るのか・・・。
彼女の行く末が気になります。

映倫区分新設記念鑑賞でしたが、見進めるのに結構苦労しました。
合い過ぎるのも危険な気がしますが、これくらいソフトでちょうど良かったのかも。
どちらの才能もないなと実感出来てほっとしました。
鑑賞日 2016.12.12

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spink.gif ONCE ダブリンの街角で(2007)   アイルランド
  ONCE  [87分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/音楽
監督 ジョン・カーニー
出演者 グレン・ハンサード    (男)
マルケタ・イルグロヴァ  (女)
ヒュー・ウォルシュ    (ティミー ドラマー)
ゲリー・ヘンドリック   (リード ギタリスト)
アラスター・フォーリー  (ベーシスト)
ゲオフ・ミノゲ      (エイモン)
ビル・ホドネット     (男の父親)
ダヌシュ・クトレストヴァ (女の母親)
ダレン・ヒーリー     (ヘロイン中毒者)
マル・ワイト       (ビル)
マルチェラ・プランケット (昔の彼女)
ニーアル・クリアリー   (ボブ)
コピー ふたりをつなぐ、愛より強いメロディ

人生でたった一度、心が通じる相手に出会えたら…
ストリートから始まるラブストーリー
あらすじ
男は穴の開いたギターで毎日のように街角に立ち、歌を歌うストリート・ミュージシャン。
そんな男の前に現われ、あれやこれやと話しかける花売りの若い女。
彼女はチェコからの移民で、楽しみは楽器店でピアノを弾かせてもらうこと。
彼女のピアノに心動かされた男は、一緒にセッションしてみないかと持ちかける。
感想
素敵な音楽が沢山散りばめられた映画でした。
エンドロールを見て初めて、主人公二人の名前がなかったと認識しました。
いたって普通に物語が進むから、全然気にしてなかったです。

主役の二人は本物のミュージシャンだったんですね。
どうりで演奏も歌もうまいわけだ。
息もぴったりだし、雰囲気も合っていたので、そう聞いて納得です。

街での出会い方も面白かったですね。
ストリート・ミュージシャンの男に、掃除機の修理を頼む花売りの女。
翌日、掃除機を持って来て、行く先々に掃除機を引きずりながら行く姿が可愛かったです。

街角で会った相手と、こんなに息がぴったりあった演奏が出来たら、運命感じちゃいます。
女の方も男の作った音楽をべた褒めしていたし、音楽的には相性ばっちりの二人です。

でも、女には別居中の夫がいて、子供と母親3人で同居中。
男は何とか振り向かそうと、あの手この手で誘いますが、結局家族を取る女。

ロンドンで元カノとよりを戻せたらいいですね。
レコーディングした音楽も売れたのかな?
切なさも残しつつ、希望も感じられる最後でした。

とにかく音楽が沢山あり、心に響く曲ばかりで良かったです。
男の声が良いんですよ。
歌詞も切なくて良かったなぁ。
女とのハーモニーも相性ばっちり!
小規模公開から人気が出ていったというのも頷けます。
鑑賞日 2019.02.22

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spink.gif PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001)   アメリカ
  PLANET OF THE APES  [119分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アドベンチャー/SF/サスペンス
監督 ティム・バートン
出演者 マーク・ウォールバーグ    (レオ・デイヴィッドソン大尉)
ティム・ロス         (セード)
ヘレナ・ボナム・カーター   (アリ)
マイケル・クラーク・ダンカン (アター)
エステラ・ウォーレン     (デイナ)
ポール・ジアマッティ     (リンボー)
ケイリー=ヒロユキ・タガワ  (クラル)
デヴィッド・ワーナー     (サンダー)
リサ・マリー         (ノヴァ)
エリック・アヴァリ      (ティバル)
クリス・クリストファーソン  (カルービ)
チャールトン・ヘストン    (セードの父)
コピー 2001年7月28日・惑星支配。
あらすじ
暦2029年。
宇宙探査基地オベロン。
宇宙空間の異常を認め、チンパンジーのパイロット:ペリクリーズが偵察に向かう。
しかし、彼はそのまま消息を絶っていまい、宇宙飛行士レオは彼の後を追って偵察ポッドに乗り込む。
そんな彼の乗ったポッドも謎の惑星に墜落。
なんとか脱出したレオだったが、そこで猿に人間が支配されている光景を目のあたりにする。
感想
最後まで飽きずにさらっと見れました。
意外だったのは、ラストの選択です。
こんな終わり方もあるんだな。
と油断してたら・・・やっぱりそう来たか〜〜〜!!!
完全に思うツボです。

猿たちの特殊メイクが本当にすごく細かいですね。
目の動き一つでとても鋭い表情になります。
ティム・ロスは優しいイメージだっただけに、他の猿より攻撃的で怖かったです。

アリのキャラが一番好きです。
人間を信じてくれたって事で印象が良いのかも。
でも、敵ながらセードのカッコよさも惹かれます。
腹黒具合も良いと思ってたけど・・・。
こうなると、そうとも言えなくなったな。

言葉の話せるデイナの存在とか、ご都合主義な所も多いですが、酷評されるほどではないですね。

本家の後味の悪さをどう表現するんだろうと思っていたけど、より一層後味が悪くなってて驚きました。
リ・イマジネーション(再構築)するとこうなるのね。
ティム・バートンらしい作品だと思います。

関連作品
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
鑑賞日 2005.01.31

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spink.gif Presents 合い鍵(2006)   日本     [45分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス
監督 日向朝子
出演者 広末涼子  (由加里)
玉山鉄二  (博明)
有村実樹  (美加)
安田顕   (美容師)
真山明大  (ウエイター)
川口覚   (学生カップルの男)
池田香織  (学生カップルの女)
コピー 人生には、
心に残る大切な
プレゼントがたくさんある。
あらすじ
編集プロダクションで多忙な日々を送る由加里。
8年間交際中のフリーカメラマン博明とは、お互い忙しくなかなか会えないでいた。
そんなある日、久々に博明から連絡があり、嬉しさを隠せない由加里。
しかし、由加里を待っていたのは、博明からの別れ話だった。
感想
Presents うに煎餅」を見てから、こちらも見たいと思っていました。
やっとGyaoで再登場してくれたので、早速鑑賞です。

クリスマス前に別れ話とは切ないですね。
しかも、8年付き合ってきたのに、会って7時間の女性に取られるとは・・・。
恋とはそういうものでしょうか。

失恋し傷心の由加里は、会社を休み、髪を短く切ります。
ひと昔前の女子のお手本のような行動です。
私は失恋して髪を切った事はないのですが、女子あるあるなのでしょうか。
確かに気分は変わりますよね。

今はコメディのイメージが強い安田顕さんが、イケメン美容師役でビックリ。
昔はこんなに爽やかだったんですね。

ただ別れたなら合鍵は返して欲しいと思っちゃいました。
やっぱり防犯上、返却して欲しい。
鍵の交換にお金かかっちゃうし、どうしても現実的に考えちゃいます。

あと、鍵を返さない事で前向きになれた意味が分からない。
時間が経って彼の顔を思い出せなくなった頃、鍵を見て思い出が甦るって思えば悲しくないって事?
ここがかなり消化不良でした。

どちらかというと「Presents うに煎餅」の方が良かったかな。
こちらは共感出来ましたからね。

角田光代小説原作作品。

《関連作品》
Presents うに煎餅(2007)
鑑賞日 2022.05.19

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spink.gif Presents うに煎餅(2007)   日本     [45分]
管理人評価   ★★
ジャンル ロマンス
監督 石井貴英
出演者 戸田恵梨香 (松下羽月)
平岡祐太  (高野悟)
黄川田将也 (安田健介)
秋田真琴  (友美)
コピー 君となら”アタシ”でいられる。
あらすじ
OL1年生・羽月と、大学5年生・悟は大学時代からの恋人同士。
いつも割り勘で愚痴も聞いてくれない悟とぎくしゃくし始めた羽月。
新しい出会いを求めて合コンに行き、理想の男性:安田に惹かれてゆく。
バレンタインデーには、本命チョコを安田に渡し、悟には小さな義理チョコを渡した。
感想
角田光代さんの小説が原作という事で、GYAOにあったこちらの作品を見てみました。

短くも上手くまとめられているので、とても共感出来ました。
いつも割り勘で、自分の事を女として扱ってくれない付き合いの長い悟。
奢ってくれるのが当たり前で、一緒にいると女だと実感できる出会いたての安田。

悟に対する不満を全て解消してくれる安田だが、やはり出会いたての男性だから、合わない部分もある訳で・・・。
そこを上手い表現で見せてくれました。

ピアスの穴が開いてない事を知らなかったとして、ピアスを買う時に普通は考えると思うんです。
「彼女、耳に穴開いてたかな?」って。
それを確認なしに買うのも違和感だし、開いてなくてもプレゼントしたら開けるだろうも無神経。
プレゼント1つでここまで描けるなんて、本当に凄いです!

そこに畳みかけるように悟のプレゼント。
こういうのに女は弱いのよ!
さすが分かってらっしゃる!

すごく共感出来たのですが、羽月ちゃん、ちょっと派手過ぎない?
普通のOLさんの方が違和感なく見れたかなと思います。

あと、悟が良い所なさ過ぎて辛い!
羽月ちゃんが愛想つかすくらいだから仕方ないけど、もう少し見所があると良かったです。

こちらは第二弾という事で、第一弾の「Presents 合い鍵」も見てみたいです。

角田光代小説原作作品。

《関連作品》
Presents 合い鍵(2006)
鑑賞日 2022.01.12

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spink.gif Ray レイ(2004)   アメリカ  PG−12
  RAY  [152分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル 音楽/実話
監督 テイラー・ハックフォード
出演者 ジェイミー・フォックス    (レイ・チャールズ)
ケリー・ワシントン      (デラ・ビー・ロビンソン)
クリフトン・パウエル     (ジェフ・ブラウン)
ハリー・レニックス      (ジョー・アダムス)
リチャード・シフ       (ジェリー・ウェクスラー)
アーンジャニュー・エリス   (メアリー・アン・フィッシャー)
シャロン・ウォーレン     (アレサ・ロビンソン)
カーティス・アームストロング (アーメット・アーティガン)
レジーナ・キング       (マージー・ヘンドリックス)
コピー レイ・チャールズ――音楽、恋、そして人生。
彼は、生きること全てにおいて<天才>だった。
あらすじ
ジョージア州の貧しい家庭に生まれたレイ・チャールズ・ロビンソン。
彼は、病弱ながらもけなげな母アレサによって弟と仲良く育てられた。
だがある日、弟が溺死してしまう。
そしてレイも7歳の時、視力を失った。
以来、“音”に光明を見いだしていくレイ。
1948年、17歳になった彼は、バスでシアトルへ旅立った。
そこで間もなくピアノの才能を認められたレイはバンドのツアーに参加し、盲目の天才と呼ばれるようになる。
その一方で、麻薬に手を染め、抜けられない闇へと溺れてしまう。
感想
レイ・チャールズの事を良く知らなくても、有名な楽曲は知っていたので楽しめました。
伝記だけど美化したお話ではなく、色々な事で苦しんでここまで来たという、苦難の物語でした。

レイ・チャールズは目が見えないミュージシャンくらいしか知らなかったので、こんなに女好きのジャンキーとは思っていませんでした。
和田アッコさんが神様と崇める人という事から、勝手に良い人をイメージしていたのですが、裏切られてある意味ショックです。

しかし、才能のある人が、その才能をいかんなく発揮し続け、走り続ける事は、それはそれは大変な事でしょう。
暗闇での孤独がどんなに怖い物か、想像もつきません。
普通の精神では持たないのでしょうね。

常に家族にこだわっていましたけど、これじゃ自ら家族を捨ててるのも同然の状況じゃありませんか。
マージーも言っていましたけど、そんな事にも気付いてないなんて、なんて哀れな人なんでしょう。

田舎者で騙されてばかりいた障碍者だったから、人一倍強くならなくてはならなかったレイ。
でも、その為に薬に頼ってしまったのは、残念でなりません。
弟の死の責任にさいなまれたり、一人で抱えすぎたり、上手くいかない事ばかりでどうしようもなかったんですけどね。

時折はさまれる子供時代のお話が、とても印象に残ります。
特に、目がほとんど見えなくなり、躓いて立ち上がれないレイ。
母はそれを黙って見ているだけ。
その後、レイは一人で立ち上がり、コオロギまで捕まえてしまいます。
これには母同様、うるっと来ましたね。

レイ役のジェイミー。フォックスが、とにかく素晴らしいです!
これはアカデミー賞受賞も納得の出来です。
本人の事はあまり知りませんが、こういう人だったのだろうという特徴を良くとらえていて、全身から強いメッセージを感じました。
体の揺らし方、独特な歌い方。
それらすべてで彼を表現してましたね。

152分もあるのに、全然長いとは感じませんでした。
それくらい見応えのある作品です。
鑑賞日 2005.10.20

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spink.gif REC【レック】(2000)   韓国
  REC  [93分]
管理人評価   ★★
ジャンル ホラー
監督 キム・ギフン
出演者 カン・ソンミン  (ヒョンジュン)
パク・ウネ    (ヒジョン)
ハン・チェヨン  (ウンミ)
チョン・ミン   (ジョンホ)
ペ・ジュニョン  (ギョンシク)
イ・ヨンホ    (ソンウク)
コピー あの夜…
起こったすべてが記録されていた…
あらすじ
高校生のソンウクは学校でいつもいじめられてばかりいた。
ところが夏休みのはじめ、彼は美人の同級生ウンミとヒジョンに山奥の別荘へ誘われる。
別荘に着き、夜を迎えていいムードになりかけたところで、突然マスクを被った数人の男が押し入ってきた。
彼らはナイフでソンウクをメッタ刺しにする。
やがて、笑いながらマスクを外す男たち。
そう、彼らはウンミたちと共謀して、ソンウクをだまし、ドッキリ・ビデオを撮影していたのだ。
が、オモチャのはずのナイフはなぜか本物にすり替わっていて、ソンウクは本当に死んでしまっていた。
感想
うん。駄目だ。
面白くないな。
犯人も何のひねりもないし、楽しめる所がなかったです。

あと、怖いはずの雨がっぱが異常に弱いから、どうせ接近戦になっても対等に戦えるんでしょと思ってしまいます。
五人とも一通り襲われるけど、命を狙われている訳ではなく、いつも助かってしまうんですよね。

それに、皆同じ顔に見えるから、最後にバックミラーに映っているのがだれか分かりませんでした。
皆、似すぎてるよ。

ホラーなのに全然ハラハラしないなんて・・・。
韓国はホラーが面白いと思っていたので、期待はずれでがっかりです。
まあ、ホラーが苦手な私には、これくらいの方が良いんですけどね。
鑑賞日 2006.09.02

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spink.gif ROCK YOU![ロック・ユー] (2001)   アメリカ
  A KNIGHT'S TALE  [132分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/青春/歴史劇
監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演者 ヒース・レッジャー     (ウィリアム・サッチャー)
ポール・ベタニー      (ジェフリー・チョーサー)
マーク・アディ       (ローランド)
アラン・テュディック    (ワット)
ルーファス・シーウェル   (アダマー)
シャニン・ソサモン     (ジョスリン)
ローラ・フレイザー     (ケイト)
ベレニス・ベジョー     (クリスティアーナ)
ジェームズ・ピュアフォイ  (トマス・コルビル)
クリストファー・カザノフ  (ジョン・サッチャー)
コピー 決闘血が
上がる。
あらすじ
14世紀。貴族しか出場できない馬上槍試合競技。
その競技に出場していた主人エクター卿が亡くなり、食い扶持がなくなった従事のウィリアムは、貴族に成りすまして競技会に参加する。
それで運良く勝ってしまい銀貨がもらえる事に味を占めた彼は、もっと強くなりチャンピオンになって大もうけしようと思い付いた。
訓練の成果もあり、どんどん腕を上げて行くウィリアム。そろそろ競技会に参加しようとルーアンに向かっていると、山賊に襲われて身包み剥がれた文筆家ジェフリーに出会う。
感想
非常に分かりやすい物語で、男性が好きそうな作品だなと思いました。
全体的にもテンポが良く、気持ち良く見る事が出来ました。

最初の『ロック・ユー』に合わせて手拍子で盛り上がる試合がめちゃくちゃカッコイイ!!
思わず私も一緒に手拍子打っちゃいました。
そして、一緒に歌ってたりして…。(笑)

口八丁手八丁の天才:ジェフリーが素晴らしいです。
ウルリックを紹介する時の嘘っぱち武勇伝には聞き惚れましたね。
「良くそこまで嘘がつけるな〜」ってね。
その後も彼の力の抜け具合が、緊張感のある流れの中で、ちょうど良い癒しになってました。

その他のキャラの個性も良かったです。
ローランド、ワット、ケイトなどね。
でも、「愛があるなら負けて」という女性は好きになれません。
自分勝手過ぎやしませんか?
ウィリアムの仲間たちは皆好きだったけど、唯一彼女だけ好きになれませんでした。

それにジョスリンより、メイドのクリスティアーナの方が美人でしょ。
ヒロインの華に関しては、ちょっぴり不満ありでした。

パッケージの印象から男臭くて暑そうな映画だと思っていたのですが、思っていたよりコミカルで楽しかったです。
正直ヒース・レッジャーは苦手だったのですが、この作品でちょっと好きになりました。

エンドロール後のエピソードに爆笑です!
こうやっておごりを決めるのも新しいかも!
鑑賞日 2004.02.21

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spink.gif SAFE/セイフ(2012)   アメリカ   R−15+
  SAFE  [94分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション
監督 ボアズ・イェーキン
出演者 ジェイソン・ステイサム  (ルーク・ライト)
キャサリン・チェン    (メイ)
ジェームズ・ホン     (ハン・ジャオ)
クリス・サランドン    (トラメロ市長)
ジョセフ・シコラ     (ヴァシリー)
ロバート・ジョン・バーク (ウルフ警部)
レジー・リー       (チャン・クワン)
アンソン・マウント    (アレックス・ローゼン)
サンドール・テクシー   (エミール)
コピー この命、
絶対に
守りきる。
あらすじ
ニューヨーク市警の元特命刑事、ルーク・ライト。
ある事情で職を失った彼は、今ではしがない格闘技のファイターになっていた。
ところが八百長試合でヘマをしでかし、大損したロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。
全てを失い、絶望の淵に立っていた時、一人の中国人少女がロシアン・マフィアに狙われている現場に遭遇。
電車に飛び乗り、ロシアン・マフィアを制圧、彼女を救い出す。
ところがその少女メイは、チャイニーズ・マフィア、さらには汚職警官グループからも追われていた。
メイは一度覚えた数字は決して忘れない天才少女で、ある重要な暗証番号を記憶していたのだった。
そこでルークは、メイを守るために自ら壮絶な三つどもえの戦いの渦中へと飛び込んでいく。
感想
極悪人が大集合して小さな女の子を奪い合うアクション映画でした。
チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、汚職警官。
彼らが少女を巡って、NYのあちこちで銃撃戦を繰り広げ、お互いを殺しまくります。
まあ、一番殺してたのは、主人公のルークでしょうけどね。

重要な中国人少女は、一度見たら数字を覚えてしまう特殊能力を持っていて、取引に重要な暗号を覚えさせられているのです。
そんな理由でマフィアに目をつけられたなんて、本当に可哀想な子です。

しかも、あちこちで銃撃戦に巻き込まれて、人が死ぬところを沢山見てしまいます。
私だったら発狂しそうだけど、この子はとても冷静で度胸の据わった子供でした。

全然関係なかったルークは、電車に飛び込んで死のうとした時に、逃げ回っている少女を見つけて思いとどまります。
最後に命をかけようと思ったのかな。
少女もルークが命がけで守ってくれるのを見て、信用してくれるようになりました。

終わり方も後味良くて見応えありました。
しかし、やっぱりアクションの連続は疲れますね。
手に汗握って、力が入ってしまいます。
まあ、全体としては★3つって所でしょう。
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鑑賞日 2018.03.08

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spink.gif SAW ソウ(2006)   アメリカ R−15+
  SAW  [103分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ホラー/サスペンス/ミステリー
監督 ジェームズ・ワン
出演者 ケイリー・エルウィズ  (Dr.ゴードン)
ダニー・グローバー   (タップ)
モニカ・ポッター    (アリソン・ゴードン)
リー・ワネル      (アダム)
トビン・ベル      (ジョン)
ケン・レオン      (シン)
ディナ・メイヤー    (刑事)
ショウニー・スミス   (アマンダ)
マイケル・エマーソン  (ゼップ・ヒンドル)
マッケンジー・ヴェガ  (ダイアナ)
ベニート・マルティネス (ブレット)
コピー 目覚めたら老朽化したバスルーム
足首には鋼鉄の鎖
対角線上にもう一人の男
間には自殺死体・・・
このノコギリは何に使うのか
あらすじ
薄汚れた広いバスルームで目を覚ました2人の男、ゴードンとアダム。
彼らはそれぞれ対角線上の壁に足首を鎖で繋がれた状態で、そこに閉じ込められていた。
2人の間には、拳銃で頭を撃ち抜かれた自殺死体が横たわっている。
ほかにレコーダー、マイクロテープ、一発の銃弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。
状況がまるで呑み込めず錯乱する2人に、
「6時間以内に目の前の男を殺すか、2人とも死ぬかだ」
というメッセージが告げられる。
感想
う〜ん。
いまいち良くわかりません。
すっきりしないこのモヤモヤのせいで★が伸びませんでした。

状況が読めないので、ただただこのやり取りを見守る事しか出来ません。
正直、早く真相が知りたくて、それまでの時間が長いなぁと思ってしまいました。

そして、期待した真相が、そこまで驚きが無かった事にもがっかり。
もっとすごい仕掛けがあると思ってしまったので、このくらいのオチでは拍子抜けです。

何を書いてもネタバレになりそうなので、↓で思い切り語ろうと思います。
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鑑賞日 2005.05.14

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spink.gif SEXテープ(2014)   アメリカ  R−15+
  SEX TAPE  [94分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 ジェイク・カスダン
出演者 キャメロン・ディアス  (アニー)
ジェイソン・シーゲル  (ジェイ)
ロブ・コードリー    (ロビー)
エリー・ケンパー    (テス)
ロブ・ロウ       (ハンク・ローゼンバーグ)
ナット・ファクソン   (ハワード)
ジャック・ブラック   (ユーポルノの社長)
コピー ふたりのプライベート×××動画、流出!?
あらすじ
アニーとジェイは仲の良い夫婦。
しかし、夜の生活は子供の世話に忙しくてご無沙汰。
やっと時間が出来て、思いっきりはじけた二人は、SEX動画を撮った。
その後、その動画が流出してしまい、大慌て!
二人は友人知人に渡したアイパッドを回収しにまわる。
感想
お下品なコメディでも大抵の作品は大丈夫なんですけど、これは全然ダメでした。
今はリベンジポルノとか問題になってるし、どんなに盛り上がっても録画だけは絶対ダメって教訓作品ですね。
同期された動画を消して回るのも滑稽だし、脅される相手もシュールで笑えない。

キャメロン・ディアスは「メリーに首ったけ」を思わせるコメディアンヌぶり。
初心に戻ってハッスルしたようです。

いきなりユーポルノ(動画投稿サイト)の社長で、ジャック・ブラックが出てきたからびっくり!!
しかも、真面目な顔して結構良い事いってるし・・・。(笑)

娘が年頃になったら、絶対ダメって言わないとな。
こういう事恥ずかしがって言わないと、痛い目合うのは女ですもんね。

メリーに首ったけ」も何度か見たら印象が違ったみたいだから、数年後にもう一度見たいです。
鑑賞日 2017.06.04

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spink.gif SFバイオノイド(1986)  アメリカ
  ANNIHILATOR  [TVM]   [96分]
管理人評価   ×
ジャンル SF
監督 マイケル・チャップマン
出演者 マーク・リンゼイ・チャップマン   (ロバート・アーマー)
スーザン・ブレイクリー       (レイラ)
キャサリン・メリー・スチュワート  (アンジェラ・タイラー)
リサ・ブロント           (シンディ)
ジェフリー・ルイス         (アラン・ジェフリース)
コピー TVM
あらすじ
スプリングヒルで警察とカーチェイスをし負傷したロバート。
たまたま通りかかったレイラを銃で脅して、彼女の家まで行くように命じた。
レイラは得体の知れないロバートに親切にしてくれた上、何も言わず一晩泊めてくれた。
レイラに心を許したロバートはここに来るまでの経緯を話し始めた。
ロバートの婚約者アンジェラがハワイから帰ってきて急におかしくなった事、一緒にハワイに行った友人シンディもおかしくなった事、二人の目が暗闇で真っ赤に光る事…。
彼女達の身に一体何が起こったのか!
感想
冒頭からいきなり警察とのカーチェイスアクション。
訳が分からないまま、5分間くらいカーチェイスが続きます。
斬新と言えば斬新ですが、引き付けられる魅力はあまりありませんでした。(^_^;)

そしてレイラに会ってロバートが今までの経緯を話し始めてから、やっとどういう話か見えてくるのです。
こういう手法も良くありますが、内容が安っぽい為にあまり意味がないんですよね。

でもアンジェラがとうとう本性を現わし、ロバートに襲いかかってくるシーンは結構怖かったです。
せっかく良いかもしれないと思い始めた所に、これまた安っぽいアンドロイド。
タイトルがタイトルだからそんな事だろうとは思っていたけど、あまりのずさんさに気分も一気に盛り下がります。(-_-;)

それと意外にまぬけなアンドロイドたちに笑って良いのか戸惑います。
見る人がリアクションに困る作品ってどういう事?
そう思っていたら…アイタタタ…これTVMでした。
質が悪くてもしょうがないか。

途中に今までを振り返るダイジェストが入ったり、結構細かい事をやっているんだけど、全てカラ回りという印象です。
主人公のロバート役マーク・リンゼイ・チャップマンは結構いい男でしたが、作品が悪かったですね。

こんなにつまらないのに、続編を匂わす終わり方なんですよ!
これがまた腹が立つ!
内容もダメ、後味も悪い、久しぶりに行き場の無い作品に出会っちゃいました。
見る価値無し決定です。
鑑賞日 2003.05.20

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spink.gif Shall we ダンス?(1996)   日本  [136分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル コメディ/ドラマ
監督 周防正行
出演者 役所広司   (杉山正平)
草刈民代   (岸川舞)
竹中直人   (青木富夫)
渡辺えり子  (高橋豊子)
柄本明    (三輪徹)
徳井優    (服部藤吉)
田口浩正   (田中正浩)
草村礼子   (田村たま子)
原日出子   (杉山昌子)
仲村綾乃   (杉山千景)
コピー もう一度、人生に恋してみよう。
あらすじ
平凡な家庭を持ち、単調な毎日を送るサラリーマン杉山は、ある日電車の中から、ビルの窓際にたたずむ美女を目にする。
杉山は彼女に会いたい気持ちを抑えられず、彼女のいた場所へ向かう。
が、そこは杉山にはまったく縁のない社交ダンス教室だった。
勇気を出して教室に足を踏み入れた杉山を待っていたのは、あの美女と個性豊かな生徒たちだった。
感想
何回見ても楽しめる、大好きな作品です。
それぞれのキャラが立っていて、どこもかしこも面白い。

特に竹中直人さんの演じた青木さんが最高です。
あの角を直角に曲がる動きに、いちいちウケました。

社交ダンスの事を知らなくても、初心者目線で勉強できる点でも良い作品ですよね。
親切丁寧に教えてくれるので、自分も始めてみようかなという気になる人もいるんじゃないかな。
ステップも杉山さんレベルで良いなら真似して出来そうで、思わず踊りたくなっちゃいます。

それぞれが一生懸命頑張っているので、応援に力が入って、この世界にのめり込んでしまいます。
まいも人に教えるのが嫌になっていたのに、杉山さんたちに指導して上達してくれると、あの頃の情熱を思い出してやる気が戻ってきましたね。
例え自分にとっては小さな事でも、その影響が誰かの大きな支えになっているって事、ありますよね。
誰もが誰かに影響を与える可能性があるんだなぁ。
みんなが上手くいくなら、こんなに嬉しい事はないです!
玉子先生の懐の深さも、周りに良い効果を生んでいたと思います。

これからも何度も見たい作品です。
チラシの竹中さんに爆笑!!
鑑賞日 2005.05.07

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spink.gif Shall we Dance?/シャル・ウィ・ダンス?(2004)   アメリカ
  SHALL WE DANCE?  [106分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/コメディ/ドラマ
監督 ピーター・チェルソム
出演者 リチャード・ギア      (ジョン・クラーク)
ジェニファー・ロペス    (ポリーナ)
スーザン・サランドン    (ビヴァリー・クラーク)
スタンリー・トゥッチ    (リンク・ピーターソン)
ボビー・カナヴェイル    (チック)
リサ・アン・ウォルター   (ボビー)
オマー・ミラー       (ヴァーン)
アニタ・ジレット      (ミス・ミッツィー)
リチャード・ジェンキンス  (ディバイン探偵)
タマラ・ホープ       (ジェナ・クラーク)
スターク・サンズ      (エヴァン・クラーク)
ニック・キャノン      (スコッティ)
コピー 幸せに飽きたら、ダンスを習おう。
あらすじ
弁護士のジョンは、至って普通の生活を送る二児の父。
しかし、仕事と家庭だけの日々に飽き飽きしており、帰りの電車から見える社交ダンススクールの女性に惹かれていた。
ジョンは思い切って教室に入り、ダンスを習い始める。
感想
オリジナルに忠実だとは聞いていましたが、本当にそのままで驚きましたわ。
しかし、一応★の数はオリジナルの方が多いです。
リメイクでオリジナルを超えるのは、奇跡のようなものですから。
でも、この作品は実に忠実だったので好感触です。

リチャード・ギアとジェニファー・ロペスって、オリジナルの主人公と似ても似つかないのに、雰囲気はあの二人と同じでした。
ポリーナなんて控えめなのに芯の強い舞さん、そのものじゃないですか。
ちゃんとオリジナルを考慮して作っているんですね。

ダンスはやっぱり外人さんの方が上手く見えます。
ポリーナの情熱的なダンスには惚れ惚れしました。
あと、彼女の衣装も可愛いものばかりで、次ぎは何かな?って楽しみでした。

それとリンクのキャラが最高ですね。
オリジナルの竹中さんのキャラの良い所を全部受け継いだって感じ。
もう一人、ボビーもそのままです。
渡辺えり子さんが外人さんになったくらい似てました。
迫力は倍あるかも。
見た目も性格的にもそのまま受け継がれ、キャラの良さで言えばオリジナル以上かもしれません。
濃いキャラを誇張するのが上手いですね。
彼女が激しく踊るカツラのリンクを見かけて後を追いかける姿が面白かった!
どうしても確かめたかったんだな〜。(笑)

最後はちょっと違いましたね。
奥さんとの繋がりを強調した感じです。
オリジナルは最後がちょっとな〜とか思っていたのですが、こちらもそんなに良いとは思わなかったです。
どんな展開なら納得するんだと言われそうですが、それは何とも言えません。(汗)
鑑賞日 2005.08.07

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spink.gif SHINOBI(2005)   日本     [101分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/ロマンス/時代劇
監督 下山天
出演者 仲間由紀恵    (朧)
オダギリジョー  (甲賀弦之介)
黒谷友香     (陽炎)
椎名桔平     (薬師寺天膳)
沢尻エリカ    (蛍火)
りりィ      (お幻)
寺田稔      (甲賀弾正)
坂口拓      (夜叉丸)
升毅       (室賀豹馬)
虎牙光揮     (筑摩小四郎)
木下ほうか    (如月左衛門)
伊藤俊      (蓑念鬼)
石橋蓮司     (天海)
コピー 愛し合う運命。殺し合う宿命。

この愛は、終わらない。
あらすじ
1614年。長年敵対しながらも、服部半蔵の命により、争いを禁じられていた伊賀忍者と甲賀忍者。
そんな中、伊賀の朧と甲賀の弦之介は、運命的に出会い恋に落ちる。
ある日、忍を取り仕切っている徳川家康が、伊賀と甲賀を戦わせ、勝った方に賭けた息子を跡継ぎにするという命令を申し渡した。
それぞれ5名の代表を出す事になり、その中には朧と弦之介の名前も含まれていた。
感想
大スベリしてるんだろうな・・・と舐めてかかってたが、なかなかの出来でした。
パターンとしては型通りですが、メロドラマも好きなので問題無しです。
盛り上がりには欠けるけど、一定水準はクリアしていると思いますよ。
こういう「BASARA」みたいな設定は大好物です!
恋をしてはいけない相手と恋に落ちるってやつ。
分っていても惹かれてしまう。
そんな切ない恋心にキュンとしちゃいます。

それに、忍びたちの特殊能力が面白いですね!
如月の技はとっても便利そう!
私もあの技を使って、ニコール・キッドマンになりたいわ!(笑)

蛍火ちゃんのエピソードでは泣きそうになりましたよ〜!
自己犠牲の精神には激弱です!!
またそのおぼこさが切なさを倍増させますよね。
沢尻エリカ、可愛かったな。

しかし、一番すごかったのは、朧の破げんの眼。
これはほんまにすごいですよ!
思わず「すげ〜〜〜!この技、無敵じゃないか〜〜!!」と叫んでしまいました。

それにしても仲間さんは綺麗ですね〜。
近寄りがたい雰囲気が漂ってます。
見るだけで癒される完璧な容姿ですわ。

皆良かったですけど、一番カッコ良かったのは、やっぱり弦之介。
カッコ良すぎでしょ〜〜!!
月とのコラボとか、漫画やん。(笑)

右近さんの後だと、余計にギャップがあってすごく惹かれます。
ワイヤーアクションが好きだから、お決まりの対決も楽しんで見れました。

そして、最後はまさかまさかの展開!
これは素直に驚かされました!
朧の行動には涙涙でしたわ。

これで心が動かなかったら本当に鬼ですよ!
私、「やっちゃまえ〜〜!!」とか思っちゃったし・・・。(恥) 谷を治めるというのはこういう事なんだ・・・。
そう、しみじみ思いました。

想像していたより良かったので、結果的に好印象で終わりました。
あんまり期待してないという人ほど、面白いかもしれませんよ。
是非是非ご覧あれ〜!!
鑑賞日 2007.01.20

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spink.gif SING/シング(2016)   アメリカ
  SING  [108分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アニメ/ミュージカル/コメディ
監督 ガース・ジェニングス
出演者 <声の出演>
マシュー・マコノヒー     (バスター・ムーン)
リース・ウィザースプーン   (ロジータ)
セス・マクファーレン     (マイク)
スカーレット・ヨハンソン   (アッシュ)
ジョン・C・ライリー     (エディ)
タロン・エジャトン      (ジョニー)
トリー・ケリー        (ミーナ)
ニック・クロール       (グンター)
ガース・ジェニングス     (ミス・クローリー)
ジェニファー・ソーンダース  (ナナ・ヌードルマン)
ジェニファー・ハドソン    (若いナナ)
ピーター・セラフィノウィッツ (ビッグ・ダディ)
ベック・ベネット       (ランス)
コピー それは、人生を変えるステージ。
あらすじ
そこは、動物たちが人間そっくりな生活を送る世界。
コアラのバスター・ムーンは潰れかけた劇場の支配人。
彼はかつての賑わいを取り戻そうと、歌のオーディションを開催する。
しかし、劇場の事務ミス・クローリーのおっちょこちょいのせいで募集チラシに2ケタ多い優勝賞金額が書かれてしまい、劇場に応募者が殺到する事態になってしまう。
そうとは知らず大喜びのバスター。
こうして、あがり症の内気なゾウのミーナやパンクロックを愛するヤマアラシの少女アッシュ、ギャング団のボスを父に持つゴリラの青年ジョニーら、様々な思いを胸に秘めた参加者たちが集い、町のオーディションが盛大に始まる。
感想
子供向けのアニメかなと思って見始めたけど、大人も楽しめる音楽満載の作品でした。
聴きなじみのある有名な曲ばかりなので、リズムを刻みながらノリノリで見る事が出来ます。

潰れかけの劇場を切り盛りする支配人バスター。
彼のポジティブな人柄が良いんでしょうね。
調子良過ぎて心配になる気もするけど、彼の言葉に励まされる人も多かったんです。

内気な象の少女ミーナもその一人。
オーディションに来たものの、歌をまともに歌えずに裏方を任される始末。
バスターに才能を見出され、初めてステージに上がった時の解放感は半端なかったです。
声優がMISIAだから、大人しかった時と開花した才能のギャップがすごいすごい!
これはナイスなキャスティングでしたね。

あと、子沢山のブタ:ロジータも良かった!
25匹も子供がいて、家の中はいつもしっちゃかめっちゃか。
ベビーシッターも来てくれないピンチを、自作の自動家事実行機で乗り切る所が面白すぎる。
朝のご飯から、洗濯、夜の寝かしつけまで。
どうやったら一晩で作れるのってくらい、有能な発明品です。

そして、憧れのステージも素敵でした。
しがない主婦がスーパースターへ大変身。
自然と体がシェイクしてしまってました。

一番受けたのは、劇場が壊れてしまったあと、いちから始めようと路上で洗車を始めるバスター。
まさか自分の毛で洗うとは思ってなかったので、びっくりし過ぎて笑えました。
また洗い方がいちいち面白いんですよ。
ああ、思い出しただけで笑えて来たわ。
このシーンだけで★がひとつ増えました。

気軽に見始めたけど、思ったより全然良かったです。
日本語吹き替えでも楽しめたけど、オリジナルの歌も聴いてみたいですね。
機会があったらチェックしたいと思います。

《関連作品》
SING/シング:ネクストステージ(2021)
鑑賞日 2019.03.23

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spink.gif SING/シング:ネクストステージ(2021)   アメリカ
  SING 2  [110分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/ドラマ/コメディ/ミュージカル
監督 ガース・ジェニングス
出演者 <声の出演>
マシュー・マコノヒー     (バスター・ムーン)
リース・ウィザースプーン   (ロジータ)
スカーレット・ヨハンソン   (アッシュ)
タロン・エジャトン      (ジョニー)
ボビー・カナヴェイル     (ジミー・クリスタル)
トリー・ケリー        (ミーナ)
ニック・クロール       (グンター)
ホールジー          (ポーシャ)
ファレル・ウィリアムス    (アルフォンゾ)
ニック・オファーマン     (ノーマン)
レティーシャ・ライト     (ヌーシー)
エリック・アンドレ      (ダリウス)
チェルシー・ペレッティ    (スーキー)
ガース・ジェニングス     (ミス・クローリー)
ジェニファー・ソーンダース  (ナナ)
ボノ             (クレイ・キャロウェイ)
コピー 夢よ、どこまでも響け。
あらすじ
取壊し寸前だった劇場を見事に復活させたコアラの支配人バスター・ムーン。
オーディションの合格者たちも地元で人気者となり、5年たった今も劇場は大盛況だ。
バスターの次の夢は、エンタテインメントの聖地レッドショア・シティでショーを開催する事。
仲間たちと大都会へ来たバスターは、ショウビズ界の大物ジミー・クリスタルに会い、超一流のクリスタル・タワー劇場での公演を願い出る。
感想
今回も豪華な吹き替え声優さんたちですね。
うっちゃんにMISIAにアイナ・ジ・エンド。
極めつけは、B'zの稲葉さん!!
これには素直に驚きましたよ。
伝説のロックスターに相応しいキャスティングです。

地元から出て大都会の舞台で挑むのは、壮大なスケールの作品。
4つの惑星にちなんだステージが、どれも素敵でしたね。
戦いのアクションステージ、コミカルな笑顔のステージ、ロマンティックな愛のステージ、そして、空中を飛び回るステージ。
どれも出演するキャストの個性に合わせた演出で、とても見応えがありました。

そこに行きつくまでのドタバタ劇もてんやわんや。
ショーを実現するには、クリスタルの娘を出演させて、隠居している伝説のロックスターを出演させる事。
歌が上手く高い所が平気な娘ですが、演技の方がてんでダメ。
ロックスターも妻が亡くなって以来15年も引きこもりっぱなし。
この問題を解決する為の奔走ぶりに笑わせてもらいました。

特に、秘書のミス・クローリーが、良い味出し過ぎてる!!
ロックスターの家で酷い目に遭い、バスターの代わりに舞台監督をし、同じ給料では見合わない程の働きっぷりです。
一番お気に入りのキャラでした。

前作と比べると評価は下がりますが、こちらはこちらで楽しめる作品でした。
本職の皆さんのミュージカルパートは、一見の価値あり!
特にMISIAさんの歌声は、普段とのギャップにやられます。

この作品、2回とも吹き替えで見たから、一度は字幕で見てみたいと思います。
日本の豪華な歌手たちの声優も、もちろん良いんですけどね。
ちょっと聞き比べてみたいと思っちゃいました。

《関連作品》
SING/シング(2016)
鑑賞日 2024.03.19

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spink.gif SONNY ソニー(2002)   アメリカ
  SONNY  [111分]
管理人評価   ★★★
ジャンル 青春/ドラマ
監督 ニコラス・ケイジ
出演者 ジェームズ・フランコ     (ソニー・フィリップス)
ブレンダ・ブレシン      (ジュエル・フィリップス)
ハリー・ディーン・スタントン (ヘンリー・ウェイド)
ミーナ・スヴァリ       (キャロル)
ジョシー・デイヴィス     (グレッチェン)
ニコラス・ケイジ       (アシッド・イエロー)
スコット・カーン       (ジェシー)
シーモア・カッセル      (アルバート)
ブレンダ・ヴァッカロ     (メグ)
マーク・コッポラ       (ジミー)
コピー 愛の値段
歓楽街の“伝説”ソニーは、運命の娼婦と出会い、未来を知った。
あらすじ
1981年、ニューオリンズ。
任期を終え軍を除隊したソニーは、故郷に帰ってきた。
彼はかつて、娼館を営む母ジュエルに男娼としての教育をたたき込まれ、その端正な容貌と才能で歓楽街では“伝説”の男娼になっていた。
そんなソニーを温かく迎え、さっそく仕事復帰を勧めるジュエル。
ところが母の意に反し、ソニーは売春の世界から足を洗うことを決意していた。
それを聞いてジュエルは怒りをあらわにする。
一方ソニーは、新入りの娼婦キャロルと出会い、恋に落ちる。
感想
最後まで飽きずに見る事が出来ました。
でも、何の感情の起伏も起こらなかったというのが、正直な感想です。

主役のジェームズ・フランコはセクシーで男娼役にぴったりでした。
あのムキムキでツルツルの引き締まった体が、いやらしさを強調してるような気がします。
伝説の業とは一体・・・一度味わってみたいものです。(笑)
イケメンを堪能してね!、と言わんばかりの執拗なアップの連続。
確かに良い男だけど、やり過ぎるとダメですね。
ほどほどでお願いします。

ソニーのダメ母には、ブレンダ・ブレシン。
彼女は本当にこういう役がはまりますね。
これ以上の適任者はいないと思います。

そして、ソニーの想い人キャロルのビッチぶりも見事でした。
親父のおなかの上では無表情で腰を振ってるだけなのに、ソニーを見つけたら笑顔になるなんて最高に萌えますね。
魔性の女だわ。

夜の仕事をしてる人の悩みって深いですよね。
ずるずると楽な方に行ってしまうと抜けられない。
キャロルもどれくらい本気なのか計れなかったのですが、小屋のシーンでその真剣さが伝わってきました。

なるほどね。
どうなったかはそれぞれで想像してね、という終わり方なんですね。
印象に残る最後だったと思います。

ニコラス・ケイジの初監督作品なんですね。
彼もアシッド・イエローとして、少し出演してます。
今回の作品は普通でしたけど、次回作にも期待できそうですね。
楽しみにしたいと思います。
鑑賞日 2005.04.24

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spink.gif Strange Circus 奇妙なサーカス(2005)   日本     [108分]  R−18+
管理人評価   ★★
ジャンル エロス/サスペンス/ドラマ
監督 園子温
出演者 宮崎ますみ  (尾沢小百合/三ッ沢妙子)
いしだ壱成  (田宮雄二)
桑名里瑛   (尾沢美津子)
高橋真唯   (みつる)
田口トモロヲ (編集長)
大口広司   (尾沢剛三)
コピー 父に抱かれているとき、私の中に母が宿る。
あらすじ
小学生の美津子は実の父親:剛三に犯され続けていた。
妻:小百合は、そんな夫と娘の関係に激しい嫉妬覚え、娘への虐待を繰り返す。

一方、倒錯したエロスの世界を描く車イスの人気女流作家・三ッ沢妙子。
新たに担当となった編集者・田宮雄二はそんな妙子に気に入られる。
しかし雄二のほうは、謎に包まれた妙子の素性を探るよう編集長から命じられ、秘かに妙子の私生活を調べ始める。
感想
最後まで謎の作品でした。
そして、何とも言い難い気持ち悪さが残る作品です。

いきなりショッキングな内容で驚きました。
そっくりな母娘が、子供の父である男性に同じように愛されている。
やがて、母は女として娘に嫉妬するようになる。
娘は自分の意志で抱かれている訳じゃないのに、大好きな母親から恨まれるなんて。
あまりにも可哀想。

久しぶりに見た宮崎ますみさんが、予想以上に体張っててビビりました。
こんなにセクシーな女優さんだったんですね。
10年ぶりに女優復帰された作品とは思えないです。
一人で何役も演じ分けていて見ごたえありました。
特に小6女子になりきっている時はヤバイです。
エロ可愛くて萌えました。
ただただ彼女の演技が素晴らしかった。
これだけは見る価値ありと思います。

そして、母娘を抱いてる父が役にピッタリ過ぎて嫌悪感が止まりません。
変態エロ親父を絵に描いたような顔とでも言いましょうか。
ナイスキャスティングなのか・・・!?

もう一人、お久しぶりだったいしだ壱成。
こんな純粋な役のはずないと思ってたけど、最後の壮絶な展開で納得です。
この役は彼以外出来ないかもね。
こちらもナイスキャスティングです!

あとサーカスも面白かったな。
現実と小説の中間地点の役割ですね。
この不思議な世界観はなかなかでした。

しかし、あまりに気持ち悪くて、二回目はないかな。
謎も謎のままで大丈夫です。
鑑賞日 2005.12.03

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spink.gif SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018)   日本     [118分]  PG−12
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ/青春/音楽
監督 大根仁
出演者 篠原涼子      (奈美(2018)
広瀬すず      (奈美(90s)
板谷由夏      (芹香(2018)
山本舞香      (芹香(90s)
小池栄子      (裕子(2018)
野田美桜      (裕子(90s)
ともさかりえ    (心(2018)
田辺桃子      (心(90s)
渡辺直美      (梅(2018)
富田望生      (梅(90s)
池田エライザ    (奈々(90s)
三浦春馬      (藤井渉)
リリー・フランキー (探偵の中川)
キムラ緑子     (奈美の母)
橋本じゅん     (奈美の父)
松本穂香      (奈美の娘)
矢本悠馬      (梅の兄)
コピー 大人になって、
青春と再会した。
あらすじ
コギャルブームが巻き起こった90年代に青春を謳歌していた女子高生6人の仲良しグループ“サニー”。
それから20年以上の時が経ち、高校生の娘を持つ専業主婦となっていた元サニー・メンバーの奈美は、リーダーだった芹香と思いがけない再会を果たす。
独身の彼女は、末期ガンで余命わずかと宣告されていた。
その芹香から“死ぬ前にもう一度みんなと会いたい”という最後の願いを託された奈美。
ある事件をきっかけに音信不通となってしまったかつての仲間を再結集すべく、探偵も使ってみんなの消息を調べ始める。
感想
世代がドンピシャなので、アムラーとかルーズソックスとか当時の音楽とか懐かしいなと思いながら見たのですが、高校の雰囲気は異世界過ぎて驚きました。
東京の女子高はこんな感じだったのか?

大人になったメンバーと高校時代の子が同じ雰囲気なのはナイスキャスティングです。
特に梅の渡辺直美ちゃんが同じ過ぎて笑いました。
ダンスが上手いし、この役にぴったりです。

マイナスAカップだった裕子が、Jカップの小池栄子さんなのもセンス良すぎ!
オリジナルもこんな設定なのかな。

ずっと笑っていたサニーのメンバーも大人になり、それぞれに事情を抱えてました。
高校時代がキラキラしている分、その高低差に現実を感じずにはいられません。
最期に会いたいと思ったメンバーの為になれた事が、芹香にとって最後の幸せだった事でしょう。

6人の青春と人生を垣間見て、私も自分の人生を振り返る良いきっかけになりました。
日常の何気ない事も幸せだよなって再確認出来ました。

めちゃくちゃイケメンだった同級生。
どんなおじさんになってるんだろう・・・。
渉さんくらいのイケおじになってて欲しいな。

オリジナルの韓国映画も気になります。
機会があれば見てみたいと思います。

リメイク作品。

《関連作品》
オリジナル「サニー 永遠の仲間たち(2011)」韓国
鑑賞日 2021.06.02

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spink.gif SWEET SIXTEEN(2002)   イギリス/ドイツ/スペイン
  SWEET SIXTEEN  [106分]
管理人評価   ★★
ジャンル 青春/ドラマ
監督 ケン・ローチ
出演者 マーティン・コムストン     (リアム)
ミッシェル・クルター      (ジーン)
アンマリー・フルトン      (シャンテル)
ウィリアム・ルアン       (ピンボール)
ゲイリー・マコーマック     (スタン)
ミッシェル・アバークロンビー  (スーザン)
トミー・マッキー        (ラブ)
コピー 心がヒリヒリしてる
あらすじ
15歳の少年リアムは、親友ピンボールと学校にも行かず好き勝手な毎日を送っていた。
そんなリアムには夢があった。それは一つ屋根の下で家族揃って幸せに暮らすこと。
しかし、現在母ジーンはヤクの売人である恋人スタンのせいで服役中で、出所はリアムの16歳の誕生日前日。
シングルマザーの姉シャンテルは母を嫌い、離れて生活していた。
そんなある日、湖畔で理想的なコテージを目にしたリアムは、自分の夢を実現させようとその家の購入を決意する。
感想
救いようのない話で、見終わった後に落ち込んでしまいました。
せっかく母の為に頑張って、人を殺す覚悟までしたのに、結局母は・・・。(涙)
こんな母親いるんだね。
これがかなりショックでした。

スタンに良いように使われて、また刑務所に入るのがオチ。
あまりにひどい家庭環境で、閉口してしまいます。
良くこんな良い子に育ったもんだよ。

息子のリアムが本当に母思いの良い子なんです。
ろくでなしの母親の彼氏スタンと、ダメ祖父からヤクを盗んで、その金でプレハブ小屋を買って母にプレゼントしようとするんです。
でも、そこはまだまだ未熟な15歳。
考えが浅はかですぐに行き詰ってしまいます。

ピザ屋のバイクを使ったのは良かったですね。
文句を言われたら金を払って済ます。
結局、ビッグ・ジェイに気に入られて、この店を任されるまでになりましたからね。

リアムも言ってたけど、スコットランドの町がすごく寂しい町に見えました。
じっとり嫌〜な感じ。
どんよりした空が、この嫌な雰囲気を醸し出してるんですね。

ピンボールの事を可哀想な奴って言っていたけど、結局自分が一番可哀想だったという最後。
本当に落ち込むほど報われない人です。

★1つにしようかと思ったけど、リアムの頑張りを評価して★2つにしました。
鑑賞日 2006.01.08

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spink.gif S.W.A.T.(2003)   アメリカ
  S.W.A.T.  [111分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/犯罪
監督 クラーク・ジョンソン
出演者 サミュエル・L・ジャクソン  (ダン・ハレルソン巡査部長:ホンド)
コリン・ファレル       (ジム・ストリート)
ミシェル・ロドリゲス     (クリス・サンチェス)
LL・クール・J       (ディーコン・ケイ:ディーク)
ブライアン・ヴァン・ホルト  (マイケル・ボクサー)
ジェレミー・レナー      (ブライアン・ギャンブル)
ジョシュ・チャールズ     (T・J・マッケイブ)
オリヴィエ・マルティネス   (アレックス・モンテル)
レグ・E・キャシー      (グレッグ・ベラスケス警部補)
ラリー・ポインデクスター   (トーマス・フーラー警部)
ケン・ダヴィティアン     (マーティン・ガスコイン)
コピー 最後まで一緒に闘える、と信じていた。
これが、プロフェッショナルだ。
あらすじ
数ヶ月前、ロス市警のS.W.A.T.隊員ストリートと相棒ギャンブルは、作戦実行中のギャンブルの判断ミスによってS.W.A.T.を追放される。
処分に納得できないギャンブルが警察を去る一方で、再帰を願い甘んじて左遷を受けるストリート。
そして今、彼はホンド巡査部長率いる新チームのメンバーに選ばれ、過酷な訓練を乗り切り、晴れてS.W.A.T.に復帰した。
やがてその新チームに麻薬王アレックス護送の命令が下る。
だが、アレックスが“俺を逃がしてくれた奴に、1億ドル払う”とマスコミに宣言したため、街には報酬を狙う連中が溢れかえってしまう。
感想
ポリスアクションの典型というお話ですね。
SWATチームは皆カッコ良くて、見応え十分です。
サミュエル・L・ジャクソンは、相変わらずの渋さ全開。
いつもは共感らしく皆をまとめて見守る役だけど、最後は先頭切ってやっつけちゃうなんて!!
一番美味しい役でしたね。

しかし、国際手配されているアレックスの方は、手助けがないと何も出来ない奴でした。
逃げようとしても失敗してあっさり捕まるし。
本当に国際的に有名な悪人なの!?
何だかただの情けない奴にしか見えなかったです。

実際、TVでこんな事言って本気にする人っているのかな??
世の中にはいろんな人がいるから、苦労する人たちもいるんでしょうね。

アクションもなかなかだし、お話もそれなりで、★は3つでした。
鑑賞日 2006.04.22

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spink.gif TAJOMARU(2009)   日本     [131分]
管理人評価   ★★
ジャンル 時代劇
監督 中野裕之
出演者 小栗旬     (畠山直光/新多襄丸)
柴本幸     (阿古)
田中圭     (桜丸)
やべきょうすけ (道兼)
池内博之    (畠山信綱)
本田博太郎   (栗山秀隆)
松方弘樹    (旧多襄丸)
近藤正臣    (景時)
萩原健一    (足利義政)
山口祥行    (鉄)
綾野剛     (猿)
須賀貴匡    (鷹)
コピー その男、多襄丸。
絶対、女を捨てない。己を曲げない。
そして、どこまでも自由。
あらすじ
室町末期。
名門・畠山家の次男・直光には将来を誓い合った幼なじみ阿古姫がいた。
ところが、阿古姫の父・大納言が急逝した際、八代将軍・足利義政が言い放ったひと言が、2人の運命を大きく狂わせる。
それは、畠山家の兄弟で、阿古姫を娶ったほうに管領職を継がせるというもの。
これによって、家督も次期管領職も手に入るはずだった兄・信綱は動揺し、阿古姫を力ずくで奪いに掛かる。
直光は阿古姫のためにすべてを捨てる決意を固めるが、そんな時、かつてその命を救い、以来弟のように目をかけてきた家臣・桜丸の思わぬ裏切りに遭ってしまう。
感想
う〜ん。
何かこれじゃない感が至る所にプンプンしている作品ですね。

時代劇の割に全体的に軽いと感じてしまいます。
舞台の衣装って感じですね。
なので、この世界に入りこんでいけないのです。
その割に設定が凝っていて、入り組んでいる為、置いてけぼりにされた印象です。

もっと誰かに感情移入出来れば違ったんでしょうけど、直光もチャンスに多襄丸だと言ってみたり、阿古姫も直光を裏切ったように見えたりと、心の収まり所がなかなか見つけられませんでした。

いくら原作が良くても、ここまで残念な作品になってしまうのですね。
いわゆる改悪というものでしょうか。

そんな訳で全然評価が上がりませんでした。
小栗旬くんは一人で頑張っていたけど、やっぱりそれだけでは無理のようです。
ヒロインの方は冷たい印象が強いので、裏切ったという設定がぴったり過ぎて、実は・・・と言われてもなかなかそこが覆せてなかったと感じてしまいました。

盗賊の一人を綾野剛くんが演じていました。
まだ初々しい演技で、ラップのような歌を歌うシーンが可愛かったです。

小説原作作品。
鑑賞日 2021.12.13

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spink.gif TANG タング(2022)   日本     [115分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ/アドベンチャー/SF
監督 三木孝浩
出演者 二宮和也   (春日井健)
満島ひかり  (春日井絵美)
市川実日子  (野村桜子)
小手伸也   (加藤飛鳥)
奈緒     (大槻凛)
京本大我   (林原信二)
山内健司   (小出光夫)
濱家隆一   (大釜仁)
野間口徹   (解体業者のおっちゃん)
利重剛
景井ひな   (原田カオリ)
武田鉄矢   (馬場昌彦)
コピー キミとなら、きっと大丈夫。
あらすじ
ゲームばかりしていて妻に愛想をつかされ、家を追い出されてしまった健。
偶然、裏庭で出会った迷子のポンコツ・ロボット“タング”と旅に出ることになる。
最初は旧型のタングを製造メーカーに引き取ってもらうつもりだったが、実はタングが失った記憶には重大な秘密が隠されていて、それを謎の追っ手が狙っている事に気付く。
こうしてタングとの気ままな旅は、いつしか危険な大冒険へと様変わりしてしまう。
感想
子供向けの作品なのかな?
大人が見るには物足りないと感じてしまいます。

タングは確かに可愛いけど、彼が健気に頑張っても感動とまではいきません。
健はこのロボットしか友達がいないのか?と思うほど、彼との友情に感動しています。
まあ、普通のロボットとは友情は芽生えないから、その貴重性や重要性になら感情は揺さぶられるでしょうけど・・・。
何となく冷めた目で見てしまいました。

かまいたちのお二人も頑張ってはいましたが、どうしてもコントに見えてしまって白けてしまいます。
緊張感の必要な悪役には、もう少し本格的な役者さんの方が良かったかも。
結果的に見たら、これくらいゆるい方が良いのかな。

武田鉄矢さんの役柄は珍しかったですね。
アクションもあったし、結構痛々しかったです。
近未来という事もあり、戦う武器がいかつい機械でしたからね。
逃げ場のない研究室でのシーンは、緊張感がありました。

舞台も色々あって見応えはありました。
広い馬場のある家から福岡へ。
そして、深セン、宮古島。
近未来の中国は、テクノロジーが発達し、常にお祭りのようでしたね。
あんな風に出迎えられたら感動するし、心から楽しめると思います。

家族で見るには良い作品かもしれません。
ただ個人的にはあまり評価は上がりませんでした。

小説原作作品。
鑑賞日 2023.02.05

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spink.gif TAXi(1997)   フランス
  TAXI  [85分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 ジェラール・ピレス
出演者 サミー・ナセリ           (ダニエル・モラレース)
フレデリック・ディファンタール   (エミリアン・クタン=ケルバレーク)
マリオン・コティヤール       (リリー)
エマ・シェーベルイ         (ペトラ)
マヌエラ・グーレリ         (カミーユ)
ベルナール・ファルシー       (ジベール)
コピー 時速250kmのカー・チェイス!
あらすじ
改造した愛車“プジョー406”で街中を爆走するスピード狂のタクシー・ドライバー:ダニエル。
ある日、運転免許試験に落ちた刑事エミリアンにスピード違反で逮捕された彼は、違反取り消しを交換条件に事件の捜査に協力させられる。
丁度その頃、連続銀行強盗が発生していたが、警察は失敗続きで捕まえる事が出来ていなかった。
感想
シリーズは結構見ているのに、肝心の「1」の感想がないという事で、Amebaで無料放送していたのを鑑賞しました。
やっぱりさすがの面白さです!
短い時間に無駄なく良さが詰まっている作品です。

とにかくスピード感溢れるカーチェイスシーンが素晴らしい!
普通の車をスイスイ抜かしながら、流れるように敵と勝負するダニエル。
何の危なげもなく、返って安心して見れるのは、彼の腕を完全に信用しているからでしょう。

そうさせるのは、前半で彼の腕前がいかんなく披露されているからです。
空港に遅れそうなおじさんやエリミアンを警察に送る時、乗客が吐いてしまうほどのスピードで車を走らせるダニエル。
それがまるで魔法のようで、素直に吸い込まれていました。

しかし、それがきっかけで捜査協力させられる事になったダニエル。
夜遅くまで付き合わされて、恋人リリーとの時間も取れません。
ちょこちょこ出て来るマリオン・コティヤールがセクシーで可愛くて、すっかりお気に入りになりました。

もう一人良い味を出していたのが、エミリアンの母親カミーユ。
息子思いの優しい母なのですが、とにかく可愛いんです。
息子の起こした火事で家を失った時、息子と一緒にダニエルの所でお世話になるのですが、最初は嫌がっていたリリーをすっかり手なづけてしまうほどのやり手なんです。
彼女の入れた美味しいコーヒー、飲んでみたいです。

銀行強盗犯の件もこの地域の車事情に詳しいダニエルのおかげで、どんどん進展していきます。
最後のカーチェイス、最高にカッコ良かったです。

コンパクトな作品ながら、休む暇なく一気に見せる魅力的な作品です。
ここからシリーズが始まったのですね。
それも納得の面白さでした。

《関連作品》
第2作「TAXi 2(2000)
第3作「TAXi 3(2003)
第4作「TAXi 4(2007)
第5作「TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018)
リメイクTAXi NY(2004)

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spink.gif TAXi 2(2000)  フランス
 TAXI 2   [88分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 ジェラール・クラヴジック
出演者 サミー・ナセリ          (ダニエル)
フレデリック・ディフェンタール  (エミリアン)
ベルナール・ファルシー      (ジベール署長)
マリオン・コティヤール      (リリー・ベルティーノ)
エマ・シェーベルイ        (ペトラ)
コピー お待たせ!今度はパリで大暴れ!!
あらすじ
マルセイユのスピード狂タクシードライバー:ダニエルは、今日も快調に愛車プジョーを走らせ、お客を目的地まで運んでいる。
ある日、彼は恋人リリーの両親に会う事になるが、彼女の父親ベルティーノ将軍が急用電話で呼び出され、至急空港に到着する日本の防衛庁長官を出迎えなければいけなくなった。
そこでダニエルは自慢の腕を披露、306キロで車を走らせ、時間きっちりに将軍を空港に送り届けた。
そこにはダニエルの友人で刑事のエミリアンもいた。
マルセイユ警察も長官の護衛にやって来たのだ。
その腕を見込まれたダニエルは、フランス自慢の特殊重装備車"コブラ"で日本の長官をホテルまで送り届ける任務を与えられた。
感想
冒頭からタクシーがレース中の車を追い越し、産気づいた妊婦を病院に送るコントでしたね〜。(笑)
今回は最初から飛ばすな〜と思っていたのですが、最終的にはこのテンションのまま終わったという印象です。(^_^;)
アクションより笑いの方に力を入れたんでしょう。
とりあえず笑っとけ!って事よね?!

はじけ過ぎていてバカバカしいですが、ツッコミ所が満載で結構楽しんで観ちゃいました。
日本のお偉いさんが来ると言う事で、エミリアン達は署長に習って日本語の練習をするのですが、「コンニチワ」=「コンニショワ〜」なんですよ!
当分これが頭から離れませんでした。(汗)
あと「ニンジャ〜」という合言葉で始動する車も面白かったです。
便利だけど、やっかいな代物です。
いきなり「合言葉」で止まられたら、危なくてしょうがないです。
おちおち普通の会話も出来ませんよ。(^_^;)

一押しキャラは、マルセイユ警察署長のジベールです。
この人が署長で良く組織が成り立っているよな〜と感心してしまうボケっぷりですね。
彼と会話する人、全員が漫才コンビの相方に見えてくるのは、ある種彼の才能でしょう。(笑)
個人的に、後半「エミリアン」しか台詞がなかったのもツボでした。

外国映画での日本人の描かれ方は本当にひどいです。
この映画も例外ではありませんが、ここまで徹底してやってくれたら笑って済ませましょう!
長官が飛び過ぎたのも、日本人が日本語下手なのも、インチキ催眠術師も、笑って流しましょう。
そうすれば単純に楽しめると思います。
でも"黒"っていうのは気になるな…。

あっ!!私ったらアクションについて何も触れてない!!(笑)
ダニエルの超高速タクシーは健在で、スピード感は並ではありません。
今回は空からのアプローチも!!
「そんなバカな!」と優しくツッコミを入れたい所です。(^_^;)

あとミニパトの山は爆笑だったな。
無表情のカップルが良い味出してました。
見所です!

私は「2」より「1」の方が好きですが、どちらも楽しめたので甲乙つけ難いです。
「3」は何で来るのかな…楽しみです。

《関連作品》
第1作「TAXi(1997)
第3作「TAXi 3(2003)
第4作「TAXi 4(2007)
第5作「TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018)
リメイクTAXi NY(2004)
鑑賞日 2003.06.19

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spink.gif TAXi 3(2003)  フランス
  TAXI 3  [87分]
管理人評価   
ジャンル アクション/コメディ
監督 ジェラール・クラヴジック
出演者 サミー・ナセリ          (ダニエル)
フレデリック・ディフェンタール  (エミリアン)
ベルナール・ファルシー      (ジベール署長)
バイ・リン            (キウ)
マリオン・コティヤール      (リリー)
エマ・シェーベルイ        (ペトラ)
コピー 激走!アルプス!!
あらすじ
マルセイユのスピード狂タクシードライバー:ダニエルは、今日も快調に愛車プジョーを走らせ、20分以内で空港にお客を送り届けた。
仕事は順調だが、最近は恋人リリーと上手くいっておらず、車ばかりいじっているダニエルに愛想を尽かした彼女は、怒って実家に帰ってしまう。
一方、ダニエルの親友で刑事のエミリアンは、多発するサンタ強盗の犯人を捕まえられず、頭を悩ましていた。
あまりにその事ばかり考えていた彼は、サンタの格好をして潜入捜査をしていたジベール署長を逮捕してしまい、大目玉をくらう。
その失敗を補う為に、ダニエルに協力してもらい、犯人を捕まえようとするのだが…。
人気シリーズの第3弾!
感想
期待はしてなかったけど、予想以上にダメでした。
小ネタは多少笑えたんだけど、全体的に盛り上がりもなく、アクションもシリーズの中では比較的地味めで、始めの頃の勢いは感じられません。
もうここら辺で終わりにした方が良いようですね。

しかし、お決まりのキャラたちは相変わらず魅力的です。
ダニエルとエミリアン、エミリアンとジベール署長の掛け合いは、息がぴったりでテンポが良く、素直に楽しめました。
その中でもやっぱりジベール署長が好きですね〜。
今回はアジア系美女キウの色仕掛けにはまってしまう役所でしたが、きっちり仕事をこなしてましたね。
作戦名も"スノーホワイト"というそのままな感じがGOODです。(^_^;)

今回の舞台は雪山なので、ダニエルのタクシーも雪山仕様になってました。
キャタピラー型のタイヤ内蔵で、雪の上もガンガン走れます。
でも、この雪山でのシーンってどうなんでしょう。
すごく中途半端で、物足りない度120%です。
もうアクションは捨てたのかしら。
あまりにあっけなくて、しばらく呆然としちゃいましたよ。

怪しい魅力のキウを演じたバイ・リン。
どっかで見た事あるな〜と思っていたら、「レッドコーナー/北京の二人」に出てた人ですね。
彼女フランス語もいけるんですか!
才能豊かな女優さんなんですね。
それとも全編吹き替えとか…。
真相や如何に。

最初に出てきたお客さんってシルベスタ・スタローンに似てたな。
本人か??

あと妊娠をカリフラワーで気付かせようとした意味が不明。
フランス独特の文化か?

ネタだとは思うのですが、次から次へと細かい疑問が沸いてきます。
真面目にとると笑えないのですが、笑えないから真面目に取るしかないんですよね。
ははは(^_^;)

《関連作品》
第1作「TAXi(1997)
第2作「TAXi 2(2000)
第4作「TAXi 4(2007)
第5作「TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018)
リメイクTAXi NY(2004)
鑑賞日 2003.11.15

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spink.gif TAXi 4(2007)   フランス
  T4Xi  [91分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 ジェラール・クラヴジック
出演者 サミー・ナセリ           (ダニエル)
フレデリック・ディファンタール   (エミリアン)
ベルナール・ファルシー       (ジベール署長)
エマ・シェーベルイ=ヴィークルンド (ペトラ)
エドゥアルド・モントート      (アラン)
ジャン=クリストフ・ブヴェ     (ベルティノー将軍)
ジャン=リュック・クシャール    (アルヴェール・ヴァンデンボッシュ)
フランソワ・ダミアン        (セルジュ)
コピー 今度は、モナコへ! 爆走! 312.8km/h!!
あらすじ
レーシング仕様に改造したプジョー407でマルセイユを駆け抜けるタクシー運転手ダニエル。
その相棒は、相変わらずドジばかり踏んでいる刑事エミリアン。
彼らは、それぞれ成長した息子たちのサッカー見学に興じるなど穏やかな日常を過ごしていた。
そんなある日、エミリアンに、17ヶ国から指名手配され“ベルギーの怪物”と呼ばれる凶悪犯を護送する重要任務が舞い込んでくる。
だが、無事に署まで連行したのも束の間、エミリアンのドジが原因で逃亡されてしまう。
そこで、エミリアンはダニエルの協力を得て犯人一味の逃走先であるモナコへ急行。
一方、エミリアンの妻で美人刑事のペトラは独り凶悪犯の一味へ潜入し、危険な極秘捜査に当たっていた。
感想
久々の「TAXi」シリーズです。
前のシリーズの感想を読んだら、ちょっとだけ思い出せました。

そうそう。
こんなわちゃわちゃな感じが面白かったんですよ。
エミリアンもジベール署長も、相変わらずのダメっぷりです。
そんなんで良く警察が務まってるなぁ。

今回もタクシー運転手のダニエルが大活躍。
もういっそのこと彼が刑事になった方が良いでしょう。
それくらいエミリアンがダメダメすぎます。

逃がしたベルギー人の行方が分かったのもダニエルのおかげ。
そのアジトの見張り中、寝てしまったエミリアンの代わりに見張りをしてくれたのもダニエル。
そして、モナコまで追跡して、双子の兄弟が入れ替わった事を見抜いたのもダニエル。
ダニエルがいなかったら、どうなっていたことやら。

今回の敵は、ベルギーの怪物という異名を持つ凶悪犯。
その割には、あんまり怖くなかったです。
まあ、コメディ色の強い作品だから、敵と言っても本格的な感じじゃないんですよね。

最後なんて完全に署長の方がヤバイ奴でしたから。
クスリでハイになっちゃって、銃乱射しまくり。
ロケットランチャーまで撃ちまくって、敵も味方も大わらわです。

あと、ダニエルとエミリアンの子供たちが可愛かったです。
何かと忙しい父親たちに代わり、面倒を見ている祖父のベルティノー将軍。
本気で遊んでくれる姿が微笑ましかったです。

《関連作品》
第1作「TAXi(1997)
第2作「TAXi 2(2000)
第3作「TAXi 3(2003)
第5作「TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018)
リメイクTAXi NY(2004)
鑑賞日 2018.09.26

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spink.gif TAXI NY(2004)   アメリカ/フランス
  TAXI  [98分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 ティム・ストーリー
出演者 クイーン・ラファティ     (ベル・ウィリアムス)
ジミー・ファロン       (アンディ・ウォッシュバーン)
ジゼル・ブンチェン      (ヴァネッサ)
ジェニファー・エスポジート  (マータ・ロビンス)
アン=マーグレット      (ウォッシュバーンの母)
ヘンリー・シモンズ      (ジェシー)
クリスチャン・カーン     (マリンズ捜査官)
イングリット・ヴァンデホスチ (女強盗の一員)
エイドリアン・マーティンス  (女強盗の一員)
ジョー・リシ         (スカリア)
コピー この女、ブレーキ知らず!
ニューヨーク大爆走!!
あらすじ
ベルはメッセンジャーを卒業し、憧れのタクシードライバーになる。
その数日後、警官を乗せて銀行強盗のあった現場へと行く事になった。
犯人が逃走したため、そのまま追跡するが、まんまと逃げられてしまう。
乗せた警官が間抜けで有名なウォッシュバーンだったため、ベルも事件に巻き込まれてしまう。
感想
勝手に「TAXi」シリーズの第4弾だと思っていたので、まんま「TAXi」のリメイクだと知ってショックでした。
最後の最後まで同じじゃないですか!?
ダメ刑事と凄腕タクシードライバーのコンビは、シリーズの定番だと思って見過ごしてたんですよ。
マザコンが被ってるとかも「どっかで見た事あるな〜」くらいにしか思ってなくて、まさか全く同じだとは…。
気付きませんでした。(汗)
でも、アンディママのキャラは良かったと思います。

ダメだ〜!!
アンディのキャラがどうしても受け入れられません。
彼のまぬけさにイライラさせられっぱなしです。
これが笑えれば最高なんでしょうけど、苦手だと致命傷ですよ。
こんなにアホで良く刑事になれたよね。
ひょうきんで済まされないほど、この人はいっちゃってます。

相棒のベルを演じるのは、「シカゴ」でお馴染みのクイーン・ラファティ
彼女のキャラは最高でした。
しっかり者でお茶目でパワフルな女性。
天才的なドライビングテクニックで魅了してくれます。

そんな彼女が活躍するカーチェイスは見応え十分。
迫力満点で見事な出来です。
NYという車が多い所が舞台なので、猛スピードで疾走するなんて命取りのはずでしょ。
それを物ともせず、タクシーがスイスイ走る映像は圧巻の一言!思わず手に汗握ります。
今回も改造車で色々な機能を備えてます。
ちゃっかり偽造ナンバーに切り替える事も可能です。
いつもならこの映像見てるだけで酔っちゃうのですが、今回は酔う暇もなかったです。
それぐらい早かったですね。

あと、モデル並みの銀行強盗がかっこいいです。
だから、ついついこちらに同情しちゃいます。
美しい事、この上ない女性たち!
こんな危ない事しないでも十分稼げるんじゃないの?って程のおみ足をお持ちですね。

今回も製作はリュック・ベッソンだそうです。
だったら、「4」的な感じで作れば良かったのに!
なんでそのまんま作っちゃうのよ!
…って勝手に勘違いしてた私が悪いんですけどね。
期待してただけに、ちょっとショックでした。(って最初と同じ事書いちゃった…)

エンドロールにはNG集のおまけもついています。
お見逃しなく!

《関連作品》
第1作「TAXi(1997)
第2作「TAXi 2(2000)
第3作「TAXi 3(2003)
第4作「TAXi 4(2007)
第5作「TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018)
鑑賞日 2005.10.14

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spink.gif TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018)   フランス
  TAXI 5  [103分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 フランク・ガスタンビドゥ
出演者 フランク・ガスタンビドゥ   (シルヴァン・マロ)
マリク・ベンタラ       (エディ・マクルー)
ベルナール・ファルシー    (ジベール市長)
サルヴァトーレ・エスポジト  (トニードッグ)
エドゥアルド・モントート   (アラン)
サブリナ・ウアザニ      (サミア)
サンド・バン・ロイ      (サンディ)
コピー 300km/h超え!超速タクシー再始動!

爆走!マルセイユ!!世界最大のダイヤを守り抜け!
あらすじ
パリ警察からマルセイユ警察に左遷されたスピード狂の問題児マロ。
そこでは高級車で宝石を盗むイタリアン・マフィアが我が物顔でのさばっていた。
地元のオンボロ・パトカーで太刀打ち出来ない情けない姿を見たマロは、時速300km超えの伝説のタクシー“プジョー407”を手に入れ対抗することにした。
感想
TAXi」シリーズの最新作という事で見てみたのですが、コメディに重きを置いたあまり面白くない仕上がりになっていました。
今までのシリーズはアクションとコメディのバランスが良かったのに、どうしてしまったのでしょう。

まずダニエルの甥エディが、間抜け過ぎて好きになれません。
最初の彼女の家での滑稽な裸踊りから、あちゃーと思っていましたが、結局最後まで良い所無しでした。
彼はフランスの人気コメディアンなんですね。
だから、コミカルな部分を一手に引き受けたようですが、個人的に好きになれませんでした。

イケメン枠には監督兼主演のフランク・ガスタンビドゥ。
真面な人が彼しかいないので、バランスが悪過ぎるんですよ。
太目で大食いの女性警官サンドリーヌ、小人症のミシェル、必殺仕事人のレジスなどなど。
個性が強い人しかいないから、上手く行くものも上手く行きません。

「ダイヤモンド・ミッション」と銘打っていますが、最後にちらっと出て来るだけで、それもあっという間に終わってしまって、物足りない事この上ないです。
ほとんどマルセイユ警察のダメ刑事たちの滑稽な姿を描いているので、それが面白いと思えないと本当につまらないです。

唯一変わっていなかったのは、市長になっていたジベール。
彼の慣れ親しんだコミカルな演技は、素直に受け入れられるから不思議です。
やっぱり知らないものは、嫌いというベクトルに向いてしまうのですね。

同じタイトルを使うなら、同じキャストでないと白けてしまいます。
世代交代が上手く行かなかった失敗例ですね。

《関連作品》
第1作「TAXi(1997)
第2作「TAXi 2(2000)
第3作「TAXi 3(2003)
第4作「TAXi 4(2007)
リメイクTAXi NY(2004)
鑑賞日 2023.09.20

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spink.gif TENET テネット(2020)   アメリカ
  TENET  [150分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アクション/SF/アドベンチャー
監督 クリストファー・ノーラン
出演者 ジョン・デヴィッド・ワシントン   (名もなき男)
ロバート・パティンソン       (ニール)
エリザベス・デビッキ        (キャサリン・“キャット”・バートン)
ディンプル・カパディア       (プリヤ)
アーロン・テイラー=ジョンソン   (アイヴス)
ヒメーシュ・パテル         (マヒア)
クレマンス・ポエジー        (バーバラ)
マイケル・ケイン          (クロスビー)
ケネス・ブラナー          (アンドレイ・セイター)
マーティン・ドノヴァン       (フェイ)
デンジル・スミス          (サンジェイ・シン)
ローリー・シェパード        (マックス)
ユーリー・コロコリニコフ      (ボルコフ)
コピー ミッション
<時間>から脱出せよ。
あらすじ
ウクライナのオペラハウスで起きたテロ事件で、人質救出作戦に参加し捨て身の活躍をしたその男は、適性を見込まれあるミッションを託される。
それは、未来からやって来た敵と戦い、世界を救うというものだった。
彼は“TENET(テネット)”と呼ばれる謎の組織の存在を知らされるとともに、ある女性科学者から時間を逆行させ、人や物を過去へと移動させる不思議な装置について説明を受ける。
感想
これは1回見ただけで全てを理解するのは不可能ですね。
とりあえず2回目を見たいのですが、1回見た感想を書き残したいと思います。

時間を逆行させ、過去に戻る事が出来るのは、何となく分かりました。
現実世界のあの時の敵の正体とか、あの時助けてくれた人の正体とか。

最後の大規模な作戦も、ほとんど意味が分かっていません。
レッドとブルーの役割も、もっと理解したいのですが、目で見る映像と逆行する時間が、上手く融合出来ずにただ見ただけになりました。

そんな状況でも面白かった、また見たいと思えたので、★は4つにします。
2回目を見たら、また違った感想になるのかも。

あと、これは吹き替え版で見た方が良いですね。
字幕だったら今の半分も理解出来ていないと思います。

主人公の俳優ジョン・デヴィッド・ワシントンは、デンゼル・ワシントンの息子さんだったんですね。
全然似てなくて分かりませんでした。

そして、華麗なキャットを演じたエリザベス・デビッキ。
男性陣が皆彼女より背が低いのが気になっていたのですが、なんと彼女身長が191cmもあるんですって!!
そりゃ、ハイヒール履いた彼女より高いとなると、2m越えの男性じゃないと太刀打ち出来ません。
身長のバランスより彼女の魅力を最優先した監督に拍手を送りたいです。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2023.08.21

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spink.gif Uターン(1997)   アメリカ
  U TURN  [124分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ
監督 オリバー・ストーン
出演者 ショーン・ペン       (ボビー・クーパー)
ジェニファー・ロペス    (グレース・マッケンナ)
パワーズ・ブース      (バージェス・ポッター)
ニック・ノルティ      (ジェイク・マッケンナ)
ビリー・ボブ・ソーントン  (ダレル)
ジョン・ヴォイド      (盲目の老人)
ホアキン・フェニックス   (トビー・N・タッガー)
クレア・デインズ      (ジェニー)
リヴ・タイラー       (チケットを買いに来た女性)
コピー 他所(よそ)者は引き返せ!
偶然さまよい込んだ熱砂の街。
待っていたのは出口のない現実。
あらすじ
車が故障しスペリアまであと3マイルのアパッチ・リープという町に辿りついたボビー。
車の修理を頼み、暇つぶしに町を歩くと、セクシーで美人な占い師グレースに出会った。
彼女に誘われるまま家にあがり、キスをしていると夫のジェイクが帰宅した。
激怒したジェイクに家を追い出されボビー。
しかし、その直後、ジェイクが後を追ってきて、「妻を殺してくれないか」と持ちかけられる。
感想
ここまで徹底的にやってくれたら反対に気分が良いです。
始めはイライラしていたけど、それも慣れて来ると快感になってきました。
最後なんか、はちゃめちゃなのに後味良いな〜と思えるし。
いつもならあり得ない不思議な感情が生まれましたわ。

こんなに始めと感想が変わる作品も珍しいですよ。
最初は「いや〜!!イライラする!こういう作品は超苦手!」って書いてました。
確かに私は理不尽に弱いので、ボビーが巻き込まれる過程が苦手です。
でも、それも重ねれば重ねるほど面白くなるんですね。
これは脚本の妙、俳優陣の力量、監督の腕の賜物でしょうね。

この作品かなり豪華なキャストです。
個性派揃いだけど、お互いがお互いの良さを引き出し合っていて、お話にも深みが増してます。
特にサブキャラ達の使い方が上手い!

もちろん目当てはホアキンくん。
今回はすぐ切れるサイコ野郎を演じています。
いつもはすごく強気なのに、保安官に弱い所が面白い!
あと、後頭部の"TNT"が印象的。
彼の彼女ジェニーを演じたクレア・デインズも良かったです。
アホ丸出しの所が新鮮でした。

ボビーがあくまでもついてない所は、呆れるのを通り越して笑えてきました。
やっとの事でコーラが飲めると思ったのに、アホなカップルに邪魔される。
やっとの思いで買ったメキシコ行きのチケットも破られる。
これには爆笑でした!
最後の最後まで修理工のダレルがビリー・ボブ・ソーントンだと気付きませんでした。
カメオ出演のリブ・タイラーにはすぐに気付いたのにね。(汗)
鑑賞日 2003.12.01

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spink.gif WATARIDORI(2001)   フランス
  LE PEUPLE MIGRATEUR  [99分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドキュメンタリー
監督 ジャック・ペラン
出演者 ジャック・ペラン  (ナレーション)
コピー それは、“必ず戻ってくる”という約束の物語。
あらすじ
渡り鳥たちは北半球に春が訪れると、生まれ故郷の北極を目指して飛び立つ。
北極は世界中からやって来る鳥たちにとっての楽園。
彼らの繁殖はなぜかこの地でしか行なわれない。
それは自然界の神秘的な法則。
雛鳥もここで渡り鳥としての飛び方を習得する。
感想
鳥たちが飛んでいる姿をアップで撮った映像は、すごい迫力がありました。
卵から孵ってすぐから調教して、そばを飛んでも動じないようになったと聞いてびっくり!
そんな手法があるんですね。

色々な種類の鳥が出てきて百科事典みたいです。
動く百科事典〜渡り鳥編〜
一口に渡り鳥って言っても、こんなに沢山種類がいるんですね。
タンチョウとかツルとか、日本でお馴染みの鳥を見ると、何だか嬉しかったです。

渡り鳥の中には、ペンギンもいるんですね。
大切に育てた子供たちを鳥に食べられてしまうペンギン。
懸命に抵抗するもあっさり子供を食べられてしまうんです。
その後の悲壮感あふれる後ろ姿が、何とも切なかったです。

鳥たちは常に危険と隣り合わせ。
こんなにも過酷な生活を送っているんですね。
生きるか、死ぬか、本当に紙一重です。
工場の汚水の中を歩く姿にハラハラさせられました。

時々、人間たちも出てきて、鳥たちの邪魔をします。
巣のある草むらを刈ったり、網を足に引っ掛けたり、猟銃で撃ち落としたり。
こうして見ると、鳥たちにとって人間はすごい脅威なんですね。

鳥たちの飛んでる姿勢って面白いですよね。
足がピタッと固定されていて、羽は絶え間なく動き続ける。
人間の歩くと同じくらいの運動量なのかな??
いや、走るかな??

映像はすごく綺麗で感動的なんですけど、途中で寝ちゃいました。
40分くらいが限界でした。
映画館で見てたら、後半ぐっすりだったと思います。(汗)

常に眠気との戦いだったので、これを見る前にはよく眠る事をおすすめします。
鑑賞日 2006.06.11

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spink.gif WHO AM I?/フー・アム・アイ(1998)  香港
 我是誰   [120分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 ジャッキー・チェン
出演者 ジャッキー・チェン  (ジャッキー・チェン)
ミシェル・フェレ   (クリスティーン)
山本未来       (オオサト・ユキ)
エド・ネルソン    (シャーマン将軍)
コピー 特殊工作員ジャッキー、
彼の失われた記憶に秘められた最高機密とは?
あらすじ
南アフリカで特殊任務についていた男が、気づいた時には記憶喪失になっていた。
原住民族に助けられた男は"WHO AM I"と呼ばれ、彼らと共に生活をしていた。
ある日、"WHO AM I"は荒野で立ち往生していた日本人ドライバーのオオサト兄妹に会い、毒蛇に噛まれた兄を助けた。
その事が新聞に載ってしまった為、特殊工作員の生き残りである彼を消そう企むCIAに見つかってしまった。
記憶を失っている彼は訳が分からないまま、命を狙ってくる組織と戦う事になった。
感想
やっぱりジャッキーが監督だと面白いですね。
冴え渡るカンフーアクションはいつもながら見事です。
迫力のあるシーンが満載でハラハラドキドキしました。
もちろん笑えるシーンも沢山あって飽きません。
ギアが股間に当って悶えていたり、クルクル巻きになってビルから飛び降りて目を回していたりと緊迫したシーンの中にも笑いが盛り込まれているのが特徴ですね。

山本未来が香港女優並のオーバーアクトで頑張っていたのが良かったと思いました。
吹き替えで見たので、彼女の表情とアクションでしか分かりませんが、見事ジャッキー組に馴染んでいました。
あと特殊工作員タケシ役でケイン・コスギがちょっと出演していたのに驚きました。
少し過ぎて演技がどうのとは言えませんが、熱血に演じていた事は確かです。

高層ビルの屋上から斜めになっている壁を滑り降りるシーンはすごい迫力でした。
これもやっぱりスタント無しなんでしょうね、恐れ入ります。

それにしてもCIAっていつも悪者ですな。
現実もかなりヤバイ事やっているんでしょうね。
でもジャッキーがやっつけてくれるから大丈夫!(^_^;)
いつもながらジャッキーの映画は安心して見られるから好きです。
今回のキーマンは新聞記者のクリスティーンです。
彼女の活躍も見所ですよ。
鑑賞日 2003.02.23

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spink.gif X−MEN(2000)  アメリカ
  X-MEN   [104分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/アクション
監督 ブライアン・シンガー
出演者 ヒュー・ジャックマン       (ローガン)ウルヴァリン
パトリック・スチュワート     (チャールズ・エグゼビア)
ハル・ベリー           (オロロ・モンロー)ストーム
ファムケ・ヤンセン        (ジーン・グレイ)
アンナ・パキン          (マリー)ローグ
ジェームズ・マーズデイ      (スコット・サマーズ)サイクロップス
イアン・マッケラン        (エリック・レンシャー)マグニートー
タイラー・マイン         (セイバートゥース)
レベッカ・ローミン=ステイモス  (ミスティーク)
レイ・パーク           (トード)
ブルース・デイビソン       (ケリー上院議員)
コピー 進化の象徴。

敵は強大 味方はわずか
あらすじ
そう遠くない未来。
遺伝子の突然変異により特殊能力を持つミュータントが問題になっている時代。
自分が持っている力に戸惑い、家を飛び出した少女ローグは、同じミュータントのウルヴァリンと出会う。
その時、二人は何者かに襲われるが、また同じミュータントの男女に助けられる。
二人はNYにあるミュータント専門の学校"天才教育学校"に連れていかれた。
そこは特殊能力で人類を助ける"X-MEN"の本拠地でもあった。
その頃、人類と戦争をしようと企むマグニートーは、反ミュータント派のケリー議員を誘拐し、特殊装置で彼もミュータントにしようとしていた。
感想
アメコミ原作の映画の中では、この作品が一番好きです。
素直にカッコイイなと思えるアメコミヒーローって少ないんですけど、このX-MENは別格です。
何と言ってもウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンがカッコ良い!!
指の間から刃がシャキ〜ンと出てくる所なんかしびれますね〜。(^O^)
綺麗な顔に似合わず筋骨隆々だし、髭(もみ上げ?)も野性的で素敵です!
背も高いし、言う事なしです!!

あと敵キャラだけどミスティークが好きなんです。
全身青で変幻自在な彼女に憧れます。(笑)
人間なら誰しも変身願望ってありますよね。
その言葉通り変身できるなんて、羨ましいですね〜。

この作品には色んな特殊装置が出てきますが、中でも一番興味を引かれたのが、ミュータント検索装置「セレブロ」です。
けむりのかかった空間に白黒の人類がぼや〜っと見えて、パワーの強いミュータントだけがカラーで映し出されるのです。
幻想的ですが面白い発想ですね。
何より超便利!!これも欲しいな…(笑)

一番の見所は、ミュータント同士の特殊能力のぶつかり合いです!
お互い並の能力では無いので、破壊力も凄まじく迫力があります。
目からビームのサイクロップスは、絶対敵にしたくないタイプですね。(^_^;)
味方で良かった…。

敵キャラボスのマグニートーが金属を自在に操れる能力を持っているという時点で、ウルヴァリンが主人公って有り得ない気もするのですが、反対にこういう設定がこの作品を面白くしてるんですよね。

最近「X-MEN2」が公開になりました。
私はDVD化を待つ身ですが、今から楽しみにしています。
メンバーも今回と同じキャストが多いようで嬉しいですね!

《関連作品》
X-MEN2
X-MEN:ファイナル ディシジョン

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spink.gif X-MEN2(2003)   アメリカ
  X-MEN 2  [125分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル SF/アクション
監督 ブライアン・シンガー
出演者 パトリック・スチュワート  (チャールズ・エグゼビア)プロフェッサーX
ヒュー・ジャックマン      (ローガン)ウルヴァリン
イアン・マッケラン       (エリック・レーンシャー)マグニートー
ハル・ベリー         (オロロ・マンロー)ストーム
ファムケ・ヤンセン       (ジーン・グレイ)
ジェームズ・マースデン     (スコット・サマーズ)サイクロプス
レベッカ・ローミン=ステイモス (レイブン・ダークホルム)ミスティーク
アラン・カミング        (カート・ワグナー)ナイトクロウラー
アーロン・スタンフォード    (ジョン・アラダイス)パイロ
アンナ・パキン         (マリー・ダンキャント)ローグ
ブルース・デイヴィソン     (ケリー上院議員)
ブライアン・コックス      (ウィリアム・ストライカー)
コピー 世界を変えろ。
あらすじ
プロフェッサーX率いる“X-MEN”は、人類抹殺計画を企てたマグニートー一味を倒し、マグニートーを牢獄に幽閉。
人間との共存による平和が訪れるかに思われた。
しかし、人類のミュータントに対する偏見や嫌悪はやがてX-MENたちにも向けられていく。
そんな時、謎のミュータントによる大統領暗殺未遂事件が発生する。
これにより、人類はミュータントの脅威に改めて恐れおののき、反ミュータント運動を加速させる結果となる。
感想
せっかくTV放送するなら見るかと、軽く見始めたのに、最後は号泣しちゃいました。
やっぱり自己犠牲の精神に弱いです。
ジーンの最後の表情が「彼らを救えて良かった」という思いに満ちていて感動。
ウルバリンの「ジーンはお前に決めていた」に「あなたも入ってたよ!」と思えて余計に泣けしました。

またまたミュータントたちの特殊能力が楽しいです。
血中の鉄分でパチンコ玉作って、プラスチックの牢屋から脱出するなんて、なんて斬新なの!?
ナイトクラウラーのテレポートは一番使えそう。

すごく「X-MEN:ファイナル ディシジョン」が見たくなりました。
やっぱりこのシリーズ、大好きです!

《関連作品》
X-MEN
X-MEN:ファイナル ディシジョン
鑑賞日 2006.09.17

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spink.gif X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006)   アメリカ
  X-MEN: THE LAST STAND  [105分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル SF/アクション
監督 ブレット・ラトナー
出演者 ヒュー・ジャックマン       (ローガン)ウルヴァリン
パトリック・スチュワート     (チャールズ・エグゼビア)
ハル・ベリー           (オロロ・モンロー)ストーム
ファムケ・ヤンセン        (ジーン・グレイ)
アンナ・パキン          (マリー)ローグ
ジェームズ・マーズデイ      (スコット・サマーズ)サイクロップス
イアン・マッケラン        (エリック・レンシャー)マグニートー
レベッカ・ローミン=ステイモス  (ミスティーク)
ショーン・アシュモア       (アイスマン)
アーロン・スタンフォード     (パイロ)
ダニエル・クドモア        (コロッサス)
ケルシー・グラマー        (ビースト)
ヴィニー・ジョーンズ       (ジャガーノート)
コピー その時、心をきめられるか。

世界は、選択で創られ、選択で滅ぶかもしれない。
あらすじ
そう遠くない未来。
プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。
そんな中、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬“キュア”が開発される。
“ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるか”という究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。
マグニートー率いるブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、キュア開発のカギとなる少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。
感想
やっぱり楽しいわ〜!
今回はシリーズ三作目にして最終章ですけど、相変わらず楽しめる作品で嬉しいです。

今回は、主要な人物が次々にいなくなってしまいましたね。
その元凶となったのは、ミュータントの能力を消去することのできる新薬“キュア”。
普通の人間になりたい者にとっては良薬。
なりたくない者にとっては猛毒。
この関係がすごく効いていて、どんどん物語に惹き込まれました。

今回はジーンが最高にカッコ良かったです。
最後の対決、鳥肌が立つほど痺れましたよ。
思わず、カッコええ〜〜〜!!!の雄叫び、出ました。
強いジーンは好きなんですけど、フェニックスの時は怖くて震えました。
あの爬虫類みたいな顔。
悪魔だよ、悪魔。

でも、一番のお気に入りは、壁抜け出来るキティちゃん。
彼女が触れた人も抜けさせられる能力がお気に入りです。

もっとこの世界に浸っていたい。
そう思わせる魅力ある作品です。


9年前に見た作品の感想をノート見ながら今書いているんですけど、深夜にこの映画やっててびっくりしました。
おかげで感想書きやすい!
これも運命なのか??

《関連作品》
X-MEN
X-MEN2
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spink.gif yamakasi/ヤマカシ(2001)   フランス
  YAMAKASI  [91分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション
監督 アリエル・ゼトゥン
出演者 ウスマン・ダトジャカ    (ジクミュ)
ジャン・ミシェル・リュマ  (タンゴ)
アブヌ・エヌゴト      (ロケット)
ブリュノー・デュリス    (スパイダー)
マリク・ンディアエ     (イタチ)
オリビエ・チェン      (エース)
ウスマン・バラ       (ブル)
マエル・カモウン      (ヴァンサン)
ブリュノ・フランデル    (ミシュラン)
アフィダ・ターリ      (ファティマ)
コピー 7人の
超人が跳ぶ!
あらすじ
フランスでは命綱を付けずに高層マンションに登る7人組の男たち"yamakasi"が子供たちの人気者だった。
警察はいつも彼らに出し抜かれてばかりで、未だに一人も逮捕できずにいた。
警官だが実は"yamakasi"のメンバーであったブルは、仲間に気をつけるよう忠告する。
そんな中、"yamakasi"の真似をして遊んでいた心臓の弱い少年ジャメルが木から落下。
心臓移植が必要になった。
その情報を聞いた"yamakasi"は、自分達の特技を活かして彼を助けようとする。
感想
良い所も多少はあるけど、全体的にはまあまあという所でしょうか。
どこか物足りなさを感じて、こうモヤモヤ感が漂うと言うか何と言うか。
とってももどかしい感じって分かってもらえます。(汗)

その原因の一つとして、7人それぞれに魅力が無いというのがあると思います。
7人揃う団体芸で見せる時は「おお!!」と新鮮に驚けるんですけど、個々の活躍になると薄〜くなるんですよね。
エースの技は活かされていたけど、他の人達の特技はあまり活かされてないのが残念です。
まあ、それは仕方ないか…。
少年一人のためにここまでやる男たちはカッコ良いと思います。
でも、7人って多くないですか!?
捕まらない方が不自然でしょ。

あと、気になった事が一つ。
強盗の方は素人だから仕方ないけど、なんでまだ人がいるのに家に不法侵入しちゃったんだろう?
見つけてくださいって言ってるようなもんでしょ!
これは腑に落ちなかったわ…。

でも、番犬2匹との格闘は見応えありました。
その後のアパートの屋根での攻防もすごかった!
あと、参事官宅での暴れっぷりは「TAXi」シリーズのリュック・ベッソンらしいですね。

しかし、あまりにヒーロー過ぎて笑っちゃいました。
確かにカッコ付けてるけど、もっと美形じゃないとぴしっと決まらないですね。

CGなしってのが売りでしたけど、本当に一箇所も使ってないのかな?
25階建てのマンションを命綱無しで登るなんてすごすぎる!!
さっきも書いた屋根のシーンでのあの大ジャンプもCGなし?本当??
鑑賞日 2003.12.18

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spink.gif Z(1969)  フランス/アルジェリア
 Z   [126分]
管理人評価   ★★★
ジャンル サスペンス/ドラマ
監督 コスタ・ガブラス
出演者 イヴ・モンタン        (Z)
ジャン・ルイ・トライニャン  (予審判事)
ジャック・ペラン       (新聞記者)
イレーネ・パパス       (エレーヌ)
コピー こみあげる怒り!つきあげる戦慄!
世界を衝撃と興奮に叩き込んだ快心の話題作!
あらすじ
国家の上層部に集会を妨害された革新政党の議員Z氏。
彼は、最近流行の核反対平和主義思想のリーダーで、極右勢力から疎まれていた。
その後、警察署長の計らいで会場は用意され、集会は無事開かれる事になった。
しかしその会場には攻撃的な極右勢力の群集が押寄せ、一触即発の状態だ。
機動隊が警備に付いているにも関わらず、集会を終えて出てきたZ氏は、突然乱入してきた車に撥ねられ意識不明の重体に陥る。
その後の手術の甲斐も無く、Z氏は死亡した。
警察は偶発的な事故として処理したが、この事件を担当する予審判事は、Z氏の解剖結果から死因は鈍器で殴打された事による頭蓋骨骨折であると聞き、意図的な暗殺ではないかと睨む。
感想
難しい政治や思想の事はよく分からないので、どういう思想の人が敵で、どういう主義の人が味方か等を理解する事がとても困難でした。
なのに見る事が苦痛では無く、訳が分からないながらも目が釘づけになってしまうという不思議な現象が起こったのです。(笑)
自分でも何とか理解しようと無い頭をフル回転させてました。

段々と大きな黒幕が見えてくる辺りの演出は小気味良いです。
しかし、そこで終わらないのが、この映画の面白い所であり、後味の悪い所なのです。(^_^;)

そこにはカブラス監督の故郷ギリシャで実際にあった「ラムブラキス事件」が関わっていて、当時のギリシャの体制を告発すべく作られたという事情があるようなのです。
当然この問題作はギリシャで上映禁止となりました。

だから見るものを惹きつけるリアリティと、心に入り込んでくる悲鳴にも似た叫びを感じとって、見る事が止められなかったのだと納得しました。
作品にここまで思いを織り込んでくるとは…。かなりの衝撃作です。

この世の理不尽さに憤りを覚え、国家上層部の自己満足主義に絶望させられます。
しかし一生に一回は見る価値のある、いや見るべき映画だと思いました。
出会えて良かったです。

タイトルの「Z」は古代ギリシャ語で"彼らは生きている"を意味するそうです。
鑑賞日 2003.04.25

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spink.gif ZOO(2004)   日本     [119分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス/ファンタジー/ホラー
監督 金田龍 「カザリとヨーコ」
安達正軌 「SEVEN ROOMS」
水崎淳平 「陽だまりの詩」
小宮雅哲 「SO-far そ・ふぁー」
安藤尋 「ZOO」
出演者 小林涼子  (ヨーコ/カザリ)「カザリとヨーコ」
松田美由紀 (母)「カザリとヨーコ」
吉行和子  (スズキミツコ)「カザリとヨーコ」
木下ほうか (葬儀屋)「カザリとヨーコ」
市川由衣  (リミコ)「SEVEN ROOMS」
須賀健太  (弟)「SEVEN ROOMS」
サエコ   (監禁された女性1)「SEVEN ROOMS」
佐藤仁美  (監禁された女性2)「SEVEN ROOMS」
木南晴夏  (監禁された女性3)「SEVEN ROOMS」
吉高由里子 (監禁された女性4)「SEVEN ROOMS」
神木隆之介 (ボク)「SO-far そ・ふぁー」
杉本哲太  (父)「SO-far そ・ふぁー」
鈴木杏樹  (母)「SO-far そ・ふぁー」
志賀廣太郎 (医師)「SO-far そ・ふぁー」
村上淳   (男)「ZOO」
浜崎茜   (女)「ZOO」
<声の出演>
鈴木かすみ (私)「陽だまりの詩」
龍坐    (博士)「陽だまりの詩」
コピー 行き先、不明。
あらすじ
「カザリとヨーコ」一卵性双生児のカザリとヨーコ。母親はカザリだけを可愛がり、ヨーコには虐待を繰り返す。
「SEVEN ROOMS」ある日突然、小さな四角形の部屋に閉じ込められた少年と姉。弟が一続きになっている水路を通って、他の部屋の様子を見に行く。
「SO-far そ・ふぁー」事故に遭ってから、両親はお互いがいなくなったと言う。しかし、いつしか父と母の世界がずれ始める。
「陽だまりの詩」世界は滅び、たった一人残った男によって、そのアンドロイドの少女は作られた。
「ZOO」廃園となった動物園で発作的に女性を殺した男。以来、毎日彼女の死体写真を撮り続ける。
感想
乙一小説原作のオムニバス作品です。
どれも怖くて不気味なお話ですが、最後は希望が見える終わり方で、テンポ良く見る事が出来ました。

これと言って一つが特出しているものはなく、均等にバランス良く作られている印象です。
それだけにまとまりはあるものの、インパクトに欠けるのは残念ですね。
でも、乙一小説の魅力は詰まっていて、原作が読みたくなる作りになっています。

「カザリとヨーコ」の双子を演じた小林涼子さんは、ギョロっとした目が印象に残る雰囲気のある女優さんですね。
カザリの食いさしを喜んで食べる切なさが倍増していました。
虐げられていたヨーコが反撃する展開は、素直に喜べないが、解放感は間違いなくあります。

「SO-far そ・ふぁー」の神木隆之介くんが天使のような可愛さです。
両親に振り回される可哀想な役ですが、この作品で一番輝いていました。

「SEVEN ROOMS」の犯人。
まさかのパックンで驚きました。
エンドロール見るまで全然気付きませんでしたよ。

久しぶりにオムニバス映画を見ました。
たまにはこういう趣向も良いですね。

乙一小説原作作品。
鑑賞日 2022.04.25

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