--REIの映画感想--

全体的にネタばれがありますので、未見の方は注意して下さいませ
評価の★の内容は次の通りです
管理人の独断に基づいておりますのでご了承くださいませ
★★★★★:大好き!何度も観たい作品!
★★★★:好き!強く心に残る作品!
★★★:なかなか良い
★★:まあまあ損はしない
★:いまいちかも・・・
X:二度と観たくない


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spink.gif メアリーと秘密の王国(2013)   アメリカ
  EPIC  [103分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/ファンタジー/アドベンチャー
監督 クリス・ウェッジ
出演者 〈声の出演〉
アマンダ・セイフライド  (メアリー・キャサリン)
ジョシュ・ハッチャーソン (ノッド)
コリン・ファレル     (ローニン)
ビヨンセ・ノウルズ    (クイーン・タラ)
ジェイソン・サダイキス  (ボンバ)
スティーヴン・タイラー  (ニム・ガルー)
クリストフ・ヴァルツ   (マンドレイク)
アジズ・アンサリ     (マブ)
クリス・オダウド     (グラブ)
ピットブル        (ブフォ)
ジュダ・フリードランダー (タクシー・ドライバー)
コピー 目に見えない世界がそこにある――
あらすじ
研究者の父と暮らすために、彼の研究拠点である森の奥の家へとやって来た少女メアリー。
しかし父は、この森にいるという“小さな人”の研究に夢中で、全然かまってもらえない。
愛想をつかしたメアリーは、愛犬オジーを追って、ひとり森の中へ。
そこで彼女は行き倒れていた小さな女性と遭遇し、彼女から小さな花のつぼみを託された。
それを手にした途端、自分も小さくなってしまったメアリー。
こうして彼女は、森の命運を握るつぼみを巡って、森を守る王国と森の滅亡を企む悪の勢力“ボーガン”との壮絶な戦いの渦に巻き込まれていく。
感想
ティンカー・ベルの世界に似たお話でした。
森にすむ小さな人たち。
そこには女王がいて、森の生命に関わる花のつぼみを咲かせる任務があったんです。
しかし、森を滅亡させようとする勢力が、女王を殺してしまうんです。
そこへたまたま居合わせたメアリーが、女王に代わってつぼみを届けるというお話。

彼女と一緒に行動してくれるのは、元リーフマンのノッド。
そして、リーフマン隊長のローニン。

元々メアリーの父親がこの小さな人たちの研究をしてるんですよ。
でも、メアリーも全然信じてなくて、ただただ呆れていたんです。
それが本当にいたという話。

敵の仲間として紛れる為に、父親の収集していた敵の衣装を取りに行くとか。
彼のやっていた事が役に立つ所が面白かったですね。
しかも、その時に父親に見つかっちゃうんですよ。
この時のごたごたもコミカルで良かったです。

鳥に乗っているシーンが多くて、自分も空を飛んでいる気分を体験できました。
映画館で見たら迫力あったでしょうね。

でも、やっぱりティンカー・ベルシリーズと似ているので、それと比べてしまうとちょっと物足りないかなと感じます。
ナメクジとかたつむりのコンビも良かったんですけどね。
ちょっと気持ち悪さが拭えなかったかな。

元の世界に戻っても、交流が続いているのも面白いですね。
この後、二人の関係はどうなっていくのでしょうか。
父親は研究を発表出来なくなったけど、良かったのかな??
まあ、とにかくお幸せに〜!
鑑賞日 2018.09.17

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spink.gif メアリと魔女の花(2017)   日本
  MARY AND THE WITCH'S FLOWER  [102分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アニメ/ファンタジー
監督 米林宏昌
出演者 〈声の出演〉
杉咲花     (メアリ)
神木隆之介   (ピーター)
天海祐希    (マダム・マンブルチューク)
小日向文世   (ドクター・デイ)
満島ひかり   (赤毛の魔女)
佐藤二朗    (フラナガン)
遠藤憲一    (ゼベディ)
渡辺えり    (バンクス)
大竹しのぶ   (シャーロット)
コピー 魔女、ふたたび。
あらすじ
好奇心旺盛な赤毛の少女メアリ。
ある夏の日、森の中で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。
それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。
一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、空飛ぶほうきに乗り、魔女の学校“エンドア大学”へと辿り着く。
入学を許された彼女は、そこで様々な人と出会い、学校と“魔女の花”を巡る驚きの秘密を知る。
感想
劇場に行ってきました。
思ったより素直に楽しめましたよ。
噂通り、今までのジブリ作品の要素がてんこ盛りでしたね。
魔女の宅急便」はもちろん「ラピュタ」や「千と千尋の神隠し」に似てると感じる所もありました。
でも、そう感じながらも、素直にメアリの物語として楽しめたし、最後までドキドキワクワクさせてもらいました。

女の子らしいメアリも可愛かったし、ピーターも魅力のある男の子で惹かれました。
キャラクターはそれぞれ持ち味があって、好感の持てる人たちばかりです。
一番気に入ったのは、ドクター・デイかな。
いつもせかせか忙しそうなのが、見た目と相まってキュートに感じました。

一晩だけでも魔女になれたら・・・。
とっても夢のあるお話ですよね。
大人になった今でもこういう話にはドキドキしちゃいます。
娘も楽しめたみたいですけど、恐ろしい場面も多くて、結構怖かったみたいです。
ちょっとだけお姉さん向けだったかもね。

ジブリ好きとしては、合格点をつけたいと思います。
ジブリの良さを残しつつ、新しい風も吹かせながら、完成させた作品。
そんな印象です。
鑑賞日 2017.07.27

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spink.gif 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997)   日本     [95分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/ミステリー
監督 こだま兼嗣
出演者 《声の出演》
高山みなみ  (江戸川コナン)
山口勝平   (工藤新一)
山崎和佳奈  (毛利蘭)
神谷明    (毛利小五郎)
緒方賢一   (阿笠博士)
茶風林    (目暮警部)
岩井由希子  (吉田歩美)
高木渉    (小嶋元太)
大谷育江   (円谷光彦)
松井菜桜子  (鈴木園子)
塩沢兼人   (白鳥刑事)
コピー 真実はいつもひとつ!
恐怖の連続爆破事件!大都会に隠された謎にコナンが挑む!
あらすじ
工藤新一宛てに、建築家の森谷からパーティーの招待状が届いた。
しかし、コナンの姿では参加できない為、幼なじみの蘭に代理を頼む。
その直後、街で連続放火事件が発生。
その犯人と思われる人物から工藤新一に爆破予告の挑戦状が届く。
正体を隠しながら犯人と戦うコナン。
しかし、蘭までもが事件に巻き込まれてしまう。
感想
劇場版第1作目の作品です。
シリーズの中では良い方だと思います。
純粋に楽しめました。

ロマンティックなセリフが多かったですね。
「繋がっている赤い糸は切れない」とか。
「切るまで側にいる」とか。
「死ぬときは一緒だぜ」とか。

しかし、犯人の動機がひどすぎる!
人の命を何だと思ってんだ!?
悪人の中の悪人ですね。

一見関係のないように見える爆弾事件と放火事件、そして知事の事件。
これらが次々とつながってくる展開は良かったです。

沢山あるコナンシリーズ。
いつか制覇出来たら良いな。
鑑賞日 2006.03.13

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spink.gif 名探偵コナン−迷宮の十字路(クロスロード)(2003)   日本     [107分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/サスペンス/ミステリー
監督 こだま兼嗣
出演者 <声優>
高山みなみ  (江戸川コナン)
山崎和佳奈  (毛利蘭)
神谷明    (毛利小五郎)
堀川りょう  (服部平次)
宮村優子   (遠山和葉)
コピー 私たち、やっと逢えたんだね…
あらすじ
人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第7弾。

京都と大阪で"源氏ボタル"という強盗団のメンバーが、連続して殺害される事件が発生。
早速、毛利小五郎の元に依頼が舞い込み、コナン達も京都に向かう。
小五郎への依頼とは、薬師如来を盗まれた山能寺からももので、盗まれた像の代わりに置かれていた手紙の謎を解く事だった。
感想
悪くはないけど、そこまで面白くもない。微妙ですね〜。(汗)

結構源義経の事が知れて、京都の名所巡りが出来たのは面白かったです。
今度、京都に行ったら確かめたいと思います。

京都の通りを覚える手まり歌は興味深いです。
あの碁盤の目のような通りは、こういう風にでもしないと覚えられないだろうな〜。
一度はちゃんと覚えたいものです。

いやにバイクでのチェイスシーンが、リアルで迫力ありました。
あれはCGかな?すい〜っと滑らかでしたね。

いかにも〜って展開がちょっと苦手。見てるこっちが恥ずかしいわ〜。
特に最後の平次VS犯人の決闘は、やりすぎ感が否めないです。

でも、最後まで犯人はわからなかったです。
最後、形相が全然違ったのが怖かった!

おじゃる警部が飼っているシマリスが可愛かったですね。
彼と不釣合いなのが、また良い味なんだな〜。

しかし、千賀鈴さんの父親が…とは驚きました。
こういう隠し玉は上手いですね。
鑑賞日 2004.04.21

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spink.gif 名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004)   日本     [108分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/ミステリー/ファミリー
監督 山本泰一郎
出演者 〈声の出演〉
高山みなみ  (江戸川コナン)
神谷明    (毛利小五郎)
山崎和佳奈  (毛利蘭)
松井菜桜子  (鈴木園子)
高島雅羅   (妃英理)
山口勝平   (工藤新一/怪盗キッド)
緒方賢一   (阿笠博士)
林原めぐみ  (灰原哀)
コピー 運命だったのさ、
俺たちの出会いはな・・・
あらすじ
日本を代表する舞台女優:牧樹里が、怪盗キッドの犯行予告状を持って、毛利探偵事務所を訪れた。
それは、樹里が舞台で使用しているスターサファイア“運命の宝石”を盗み出すというもの。
小五郎は樹里が主演する明日の公演最終日にキッドが現われ、劇中でスターサファイアを奪うと予言する。
感想
名探偵コナンシリーズの劇場版第8弾の作品です。

もうネタがないんでしょうね。
ありえない事の連続で、ことごとくツッコミながらの鑑賞になりました。

皆、決め台詞がカッコ付けすぎで、何だか恥ずかしい・・・。
昔は素直に見れていたのに、大人になるのって寂しいです。

でも、最後の空の上のパニックは見ごたえありました。
ありえな〜い!とツッコミを入れながらも、ドキドキハラハラ楽しめましたね。
後半のパニックで盛り上がったから、最初の殺人事件を忘れてたわ・・・。
もうどうでも良いのか!?
鑑賞日 2005.04.01

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spink.gif 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005)   日本     [105分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/ミステリー
監督 山本泰一郎
出演者 〈声の出演〉
高山みなみ  (江戸川コナン)
山口勝平   (工藤新一)
山崎和佳奈  (毛利蘭)
神谷明    (毛利小五郎)
緒方賢一   (阿笠博士)
茶風林    (目暮警部)
岩井由希子  (吉田歩美)
高木渉    (小嶋元太)
大谷育江   (円谷光彦)
松井菜桜子  (鈴木園子)
井上和彦   (白鳥刑事)
コピー 忘れはしねぇよ、
オマエのことだけは・・・
あらすじ
太平洋の大海原。
コナン、蘭、小五郎たち一行は、蘭の親友・園子に誘われ、豪華客船アフロディーテ号の処女航海に参加していた。
船内は政財界をはじめ錚々たる顔ぶれが集い、華やかさに満ちていた。
そんな中、園子が何者かに襲われ監禁される事件が発生する。
コナンの活躍で園子は無事に発見されるが、今度はついに殺人事件が発生してしまう。
感想
劇場版第9作目の作品です。
あまり期待していなかったのですが、今回は結構良かったです。
ブレスレットの金メダルが大活躍でした。
すごく押してたから、重要アイテム何だろうとは思ってました。

八代父娘殺しの犯人は始めから分かっています。
後は、コナンたちがどうやって犯人を追い詰めていくかってのが見所です。
色々なヒントがあって、すごく簡単だったのでらしくないなと思っていたら、やっぱり!!まだまだ先があったんですね!

蘭と新一の思い出話も良かったですね。
かくれんぼして出られなくなった時、新一はすぐに見つけてくれた。
それだけ良く見ていてくれたのだ。
「夕日のせいだ」はなかなかの名台詞。

今回も結構ロマンティックなセリフが多かったですね。
小五郎さんも奥さんへの思いが素敵なセリフになっていました。

年々水準が落ちてるなと思っていたので、ここに来てぶり返してくれて嬉しいです。
今後も期待してます。
鑑賞日 2006.04.05

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spink.gif 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006)   日本     [111分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/ミステリー/ファミリー
監督 山本泰一郎
出演者 〈声の出演〉
高山みなみ   (江戸川コナン)
神谷明     (毛利小五郎)
堀川りょう   (服部平次)
山崎和佳奈   (毛利蘭)
松井菜桜子   (鈴木園子)
宮村優子    (遠山和葉)
岩居由希子   (吉田歩美)
高木渉     (小嶋元太/高木刑事)
折笠愛     (円谷光彦)
緒方賢一    (阿笠博士)
高島雅羅    (妃英理)
百々麻子    (栗山緑)
林原めぐみ   (灰原哀)
山口勝平    (工藤新一/怪盗キッド)
コピー 探偵たちよ、安らかに眠れ――
あらすじ
謎の依頼主から招待を受け、横浜へとやって来た小五郎とコナンたち一行。
しかし男の罠にはまり、蘭や少年探偵団たちを人質に取られてしまう。
タイムリミットは12時間。
それまでに依頼の事件を解決できなければ、蘭たちに取り付けられた爆弾が爆発するというのだ。
感想
コナンシリーズ10作目の作品です。

いつも通り楽しめました。
犯人もやっぱり最後まで分からず仕舞。
ありえない事もコナンなら納得してしまう不思議。

ミラクルランド入口でのドキドキ事件も、園子の図らずもした行動で助かるとか、気が抜ける展開でした。

今回は灰原が一番精神的に参る役でしたね。
知らぬが仏とはこの事だわ。
全てを知っていながら、皆の命も守って自分の命もかかってるって!
胃が痛くなる展開です。

怪盗キッドは何でもお見通しですね。
ここまで来ると神の領域です。

一番愛するものを自分のパスワードにするとは・・・。
究極のナルシストですね。

コナンたちはスイスイと問題を解決していくから、テンポ良く見れて良いです。
今回も事件に一喜一憂しながら楽しめました。
鑑賞日 2007.04.08

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spink.gif 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)(2017)   日本     [112分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/サスペンス/ミステリー
監督 静野孔文
出演者 〈声の出演〉
高山みなみ   (江戸川コナン)
山崎和佳奈   (毛利蘭)
小山力也    (毛利小五郎)
堀川りょう   (服部平次)
宮村優子    (遠山和葉)
緒方賢一    (阿笠博士)
岩居由希子   (吉田歩美)
高木渉     (小嶋元太)
大谷育江    (円谷光彦)
林原めぐみ   (灰原哀)
ゆきのさつき  (大岡紅葉)
宮川大輔    (関根康史)
吉岡里帆    (枚本未来)
コピー ふたひらの運命を引き裂く哀しき歌――
紅に染まる巡恋(チェインドラブ)ミステリー
あらすじ
ある日、皐月杯と呼ばれる百人一首の大会の会見収録が行われていた大阪の日売テレビ局内で、爆破事件が発生する。
コナンは崩壊するビルの中に取り残されていた西の名探偵:服部平次とその幼馴染の遠山和葉を辛うじて救出する。
その後、「皐月会の矢島俊弥が何者かに殺害された」という知らせが皐月会の会長である阿知波の元に届き、小五郎は彼と共にパトカーで京都の現場に駆けつける。
感想
コナンの映画第21弾です。

今回は競技カルタが描かれた作品でした。
実はカルタが強かった和葉ちゃん。
次のクイーンと言われている大岡紅葉と対決する事に!

最近、娘も百人一首にはまっているので、ちらちら覚えさせられた札が出てきて嬉しくなりました。
コナンに出てきた札って事で、これが得意札になる子達もいるかもしれないですね。

犯人はやっぱり全然分かりませんでした。
コナンたちの説明で、ようやく理解できたくらいです。

スペシャルゲストの宮川大輔さんは、癖のある喋りと声でまんま大輔さんでしたね。
犯人なのかな?と疑っていたのに、すぐに命を狙われて間違いと判明。
上手い事、誘導された〜〜!!

今回も爆破に次ぐ爆破で、コナンたちがピンチに!!
ビルの上から川に飛び込んだり、塔の上からバイクで飛んだり。
迫力満点のアクションで見応えありました。

平次くんの言わなきゃいけない事って何だったんでしょうね。
気になる、気になる〜。
鑑賞日 2018.04.23

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spink.gif メイド・イン・マンハッタン(2002)   アメリカ
  MAID IN MANHATTAN  [105分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 ウェイン・ワン
出演者 ジェニファー・ロペス     (マリサ・ベンチュラ)
レイフ・ファインズ      (クリストファー・マーシャル)
タイラー・ガルシア・ポジー  (タイ・ベンチュラ)
ナターシャ・リチャードソン  (キャロライン・レーン)
スタンリー・トゥッチ     (ジェリー・シーゲル)
ボブ・ホスキンス       (ライオネル・ブロック)
クリス・アイグマン      (ジョン・ベクストラム)
マリサ・メイトロン      (ステファニー・キーホー)
フランセス・コンロイ     (ポーラ・バーンズ)
エイミー・セダリス      (レイチェル・ホフバーグ)
コピー 貴女にもきっと、恋がチェック・イン…
あらすじ
高級ホテルのメイドをしながら、一人息子タイを育てているマリサ。
週末はタイをホテルに連れてきて、仕事が終わるまで仲間に預かってもらいながら仕事をした。
そんなある日、彼女は部屋を掃除している時に、同僚のステフに乗せられて、スイートに宿泊中の客キャロラインの服を試着してしまう。
そこへ間の悪い事に、別のスイートに宿泊していた下院議員のクリスと息子タイが一緒にやって来た為、宿泊客のキャロラインを装い散歩に出かける。
彼女の人柄に触れたクリスは、マリサを高級スイートに泊まる女性だと誤解したまま好きになってしまう。
感想
良いですね。
こういうシンデレラ・ストーリー。
大好きです!
まあ、ちょっと最後の展開はあざといかな〜と思ったけど、この手の話は出来過ぎくらいの展開が丁度良いんですよ。
私は最後まで楽しんで見れました。

ジェニファー・ロペスってこんなコミカルな演技もいけるんですね〜。
特に本当のキャロラインが来てしまって、ちぐはぐになったランチでのやり取りが好きでした。
花瓶やグラスで顔を隠しながら、クリスたちの接客をするマリサ。
「やばい〜!」って表情が可愛かったな〜。
今まで彼女の事あんまり…と思ってたけど、一気に好感度が上がりました。

好感度が上がったと言えば、相手役のレイフ・ファインズも良かったですね〜。
とっても紳士で優しい男性役というのが意外なのは私だけか…。
先日見た「シンドラーのリスト」に出てた極悪非道な将校と同一人物だとは思えません。
とっても爽やかな笑顔で、優しく子供やペットに接する様子に好感度がぐぐっと上がりました。
ここらへんの演技力はさすがですね。
恐れ入りました。

あとマリサの息子タイくんのキャラも良かったですね。
10歳にしてニクソンマニア。
聞いてる音楽は"サイモン&ガーファンクル"。
70年代が大好きで、政治にも詳しい。
あんまりマニアックでも怖いけど、そこまででもなくて、こんな頭が良い子がいたら良いな〜と思いました。
そんな彼がスピーチの時に緊張しない方法をクリスから伝授してもらうエピソードにはぐっと来ましたね。
あまりに良い話で思わず「良いエピソードや〜」の雄叫びが出ました。(笑)

この映画に出てくる登場人物はサブキャラまで良い人達なんです。
特に執事のライオネルさんの気遣いには感動です。
こんなにも良い人達に囲まれてるって事は、それだけマリサの人柄が良いってことですよね。
メイド仲間や階下の店の人の協力で、どんどん綺麗になっていく所も良かったです。
ホテルの裏側ってこんな感じなのかな??
興味津々ですわ。

絶対ハッピーエンドって分かってても、楽しんで見れちゃう面白い作品でした。
メイド服も着こなしてしまうジェニファー・ロペス、恐るべしです。
鑑賞日 2004.07.05

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spink.gif メイフィールドの怪人たち(1989)   アメリカ
  THE 'BURBS  [101分]
管理人評価   ★★
ジャンル サスペンス/コメディ
監督 ジョー・ダンテ
出演者 トム・ハンクス      (レイ・ピーターソン)
キャリー・フィッシャー  (キャロル・ピーターソン)
ブルース・ダーン     (マーク・ラムスフィールド)
コリー・フェルドマン   (リッキー)
リック・デュコモン    (アート・ワインガートナー)
ウェンディ・スカール   (ボニー・ラムスフィールド)
ハンス・ギブソン     (ウェルナー・クロペック)
コートニー・ゲインズ   (ハンス・クロペック)
ゲイル・ゴードン     (ウォルター)
コピー 真夏の夜のファンタジー!
あらすじ
アメリカ。郊外のメイフィールドに住むレイ。
彼の近所には面白い人達が住んでいて、朝はいつも軍人のラムスフィールドの庭に、向かいに住むウォルターの愛犬がウンチをして、2人が喧嘩するところから始まる。
そんな町内にクロペックという一家が引っ越してきた。
しかし、お隣のレイでさえ、彼らの姿を見た事がなく、皆の噂の的になった。
その後も近所付き合いをせず、怪しい行動をするクロペック家にみんな興味津々。
レイたちはクロペック一家が留守の隙に、無断で家に入り捜索を開始する。
感想
う〜ん、全然笑えないわ。
これTV放送の録画を失敗して、わざわざ借りてきた作品だったんですけど、面白くないし、魅力も少ないしで、そこまでして見る作品ではありませんでした。

トム・ハンクスのキレっぷりは良かったけど、アートが好きになれなくて、ずっとイライラしてました。 彼のはまり具合は問題だね。
これは彼の思い込みによる所が大きいから。

彼らは大人なのに、やることが全て小学生レベルです。
好奇心旺盛なのは結構だけど、いい年なんだから、やって良い事と悪い事の区別くらい分かるでしょう!
本当に困った人達です。

またそれを見学するリッキーとその仲間達も皮肉ですね。
こんな彼らにバカにされるとは…。

まあ、このブラックユーモアは合うか、合わないかで印象が違うんでしょう。
私には全然合いませんでしたわ。(汗)

郊外に住む住人は、これくらい隣近所が気になるっている皮肉でしょうけど、あまりやりすぎると引いてしまいます。
これくらいやらないと皮肉にならないのかな。
まあ、怪人には間違いないけど、やっぱり私には合わない…。

唯一、各家のワンちゃんは可愛かったです。
特に人の家の庭にウンチしちゃうクイニーは、クリクリしてキュートでした。ある意味しつけがいき届いてるって事ね。(笑)

ああ〜!!TVで十分だったな〜!
なんで録画に失敗しちゃったんっだろう。
自己嫌悪だわ…。(泣)

否定的な事しか書けなくてすいません!
それくらい相性が悪かったと言うことで…。
鑑賞日 2004.06.29

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spink.gif 名誉と栄光のためでなく(1966)  アメリカ
  LOST COMMAND  [129分]
管理人評価   ★★
ジャンル 戦争
監督 マーク・ロブソン
出演者 アンソニー・クイン       (ピエール・ラスペギー)
アラン・ドロン         (フィリップ・エスクラヴィエ)
ジョージ・シーガル       (マヒディ)
ミシェル・モルガン       (クレールフォン夫人)
モーリス・ロネ         (ボワフラ大尉)
クラウディア・カルディナーレ  (アイーシャ)
グレゴイレ・アスラン      (アリ・ベン・サド)
ジーン・サーベイス       (メリエス将軍)
アンドレ・モンリール      (アハメド)
コピー これが戦場だ!かつてない激しさ!厳しさ!迫力!スケール!
大型スクリーンにたたきつける史上最大の戦争名巨編!
あらすじ
1954年、ベトナム、ラオス国境。
フランス軍はベトナム民兵の猛反撃に遭い、不利な状況に置かれていた。
ラスペギー中佐の作戦ミスもあり、彼の部隊はベトナム軍の捕虜になってしまう。
3ヶ月後、休戦が宣言された事で、捕虜だった部隊も解放され、ラスペギー達は帰国の途についた。
農民出身のラスペギーは、エリート将校達には良く思われてなかった為、作戦ミスの責任を取り退役を迫られていた。
しかし、恋仲だったクレールフォン夫人の口添えもあり、ラスペギーは退役を免れ、アルジェリアで新しい空挺部隊:第10空挺連隊の指揮を取る事になった。
感想
アラン・ドロンがカッコ良過ぎです!
私の大好きなジュード・ロウに見えて仕方なかったです。かなり似てるな〜。
人気があった大スターだとは聞いていましたが、正直こんなに良い男だとは思ってませんでした。
ハーフ・ア・チャンス」での渋いおじ様キャラの印象しかなかったので、かなり驚きました。(アラン・ドロンファンの方、申し訳ございません!若輩者ゆえお許し下さい!)

彼が演じたエスクラヴィエは、名誉や栄光にはこだわらず、汚いやり方に抵抗を感じながらも、人柄を買っていた農民出身の将校ラスペギーの為に、戦場で彼の手足となって働いていたのです。
それなのに、ラスペギーは好きな上流階級の女性と結ばれるために将軍になりたいと思い始め、上官の言う事を聞き、汚いやり方も容認し始めてしまうのです。

軍の汚さに慣れていく兵士が多い中で、毅然と立ち向かうエスクラヴィエ。
戦場で命をかけている兵士がそんな甘い考えではダメだと言われても、個人的にはエスクラヴィエを応援したいです。

それだけに、いつも冷静だった彼が、アイーシャの正体を知って殴りかかるシーンが衝撃的でした。
どこまで彼女に本気だったか微妙な所ですが、信じたいと思っていたのは確かでしょうね。
それを裏切られ怒りが爆発した彼の姿が、結構怖かったです。

戦争ですから人が次々に死んでいくのですが、アラブ人の一人がフランス軍兵士を撃っている時に「まるで射的のようだ」と言ったのが印象的でした。
戦場では普通の神経が麻痺してしまうのでしょうね。
笑いながらそう話している彼らを怖いと感じました。

今まで戦争物は絶対無理な分野でしたが、今回かなり普通に観れました。
慣れてきたのかもしれませんね。
鑑賞日 2003.08.21

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spink.gif メカニック(2011)   アメリカ  R−15+
  THE MECHANIC  [93分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アクション/サスペンス
監督 サイモン・ウェスト
出演者 ジェイソン・ステイサム  (アーサー・ビショップ)
ベン・フォスター     (スティーブ・マッケンナ)
ドナルド・サザーランド  (ハリー・マッケンナ)
トニー・ゴールドウィン  (ディーン・サンダーソン)
ジェームズ・ローガン   (ホルヘ)
ミニ・アンデン      (サラ)
コピー この男、
完璧
あらすじ
決して殺人の痕跡を残さない正確無比な仕事ぶりで“メカニック”と呼ばれる殺し屋アーサー・ビショップ。
雇い主から新たに示されたターゲットは、彼の親友ハリーだった。
それでもプロに徹して仕事を遂行したアーサー。
後日、ハリーの葬儀に出席した彼は、ハリーの息子で荒んだ生活を送るスティーブと再会する。
父を殺した犯人に復讐がしたいと血気にはやるスティーブを放っておけず、彼を助手として受け入れ、殺し屋としてのノウハウを叩き込んでいく。
感想
なるほどね〜。
あの赤い車は何かあると思っていたけど、レコードの方にもありましたか。
スッキリな終わり方は見事でした。

本当にどこまでも完璧な男です。
そんな殺し屋にぴったりのジェイソン・ステイサム
彼の出ているアクションは間違いないですね。

孤独な殺し屋が助手を育てるという、新しい展開に驚きました。
ダメ息子なはずが、そっちの才能はあったみたいです。
始めは泥臭い仕事になってしまいましたが、その後はいう事を聞いてぐんぐん伸びていきました。

父親の仇と知ってからは、いつ報復に来るかと緊張感が増しました。
最高のタイミングだったので、さすがの彼もダメかと思いましたが。
鋭い感はギリギリのところで働いてくれたようです。

これはリメイクみたいですね。
そちらの方もチェックしてみたいです。

リメイク作品。

《関連作品》
「メカニック」(1972)
鑑賞日 2018.03.23

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spink.gif メガマインド(2010)   アメリカ
  MEGAMIND  [96分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル アニメ/コメディ/SF
監督 トム・マクグラス
出演者 〈声の出演〉
ウィル・フェレル  (メガマインド)
ティナ・フェイ   (ロクサーヌ・リッチ)
ジョナ・ヒル    (ハル/タイタン)
デヴィッド・クロス (ゴブンギョ)
ブラッド・ピット  (メトロマン)
ベン・スティラー  (バーナード)
J・K・シモンズ   (所長)
コピー 劇場未公開
あらすじ
悪の天才メガマインドは、宿敵のヒーロー・メトロマンと戦う日々だった。
いつも恵まれているメトロマンと比べられ、影の存在として生きてきた。
しかし、ついにメトロマンを打ち負かす事に成功。
メトロシティはメガマインドの支配下に置かれる事となった。
だが彼はライバルと共に生きがいまで失い、気の入らない毎日を送る事に。
そこで、新たなライバルヒーローを作り出そうと思いつく。
感想
劇場未公開だと思って、全然期待してなかったのですが、これが意外に面白くてびっくりしちゃいました。

主役が青い顔で声優が山ちゃんなので、大好きなジニーに近い感覚で見れちゃうんです。
細かいネタがことごとくはまって、クスクス笑わせてもらいました。

悪の天才が善のヒーローを負かしちゃって、戦う相手がいなくなって張り合いを無くすという斬新な設定。
もっと好き勝手にやれば良いのに、自由な日々が物足りなく感じてしまう負け犬体質。
そんな哀愁漂うキャラが、何だか憎めなくて可愛く感じてしまいます。

ヒロインのリポーター:ロクサーヌは、何度も誘拐され過ぎて、すっかり慣れちゃってます。
そんな彼女とひょんな事からデートを重ねる事になったメガマインド。
変身出来る装置で、メガネの青年に変身して会っているんです。
そんな中、ロクサーヌに恋をしてしまい、悪の天才としての仕事より、デートにいそしむ様になっちゃいました。

そして、ヒーローがいないなら作っちゃえばいいという発想が面白い!!
ヒーローの成分を抽出し、適任の人間に注入する計画だったのに、ダメ人間のカメラマン:ハルに注入してしまったのです。
せっかくヒーローになる為の訓練までしたのに、自己中な悪者:タイタン(唯一商標登録が取れた名前:笑)になってしまったハル。
今度はメガマインドが悪と戦うはめになってしまいました。

もういちいちやる事が面白くて、次は何が起こるんだろうって興味津々です。
手下のコブンギョとの掛け合いも良かったです。
こんなに面白いのに、何故劇場未公開なんでしょう。
掘り出し物と出会えて嬉しかったです。
鑑賞日 2018.09.24

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spink.gif 女神が家(ウチ)にやってきた(2003)   アメリカ
  BRINGING DOWN THE HOUSE  [105分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ
監督 アダム・シャンクマン
出演者 スティーブ・マーティン   (ピーター・サンダーソン)
クイーン・ラファティ    (シャーリーン・モートン)
ユージン・レヴィ      (ハワード・ロッドマン)
ジョーン・プロウライト   (アーネス夫人)
ジーン・スマート      (ケイト)
キンバリー・J・ブラウン  (サラ・サンダーソン)
アンガス・T・ジョーンズ  (ジョージー・サンダーソン)
マイケル・ローゼンバウム  (トッド・ゲンドラー)
ミッシー・パイル      (アシュリー)
ベティ・ホワイト      (クライン)
スティーヴ・ハリス     (ウィドウ)
コピー あなたの人生リフォーム
――引き受けます!
あらすじ
税金弁護士のピーターは、チャットで知り合った"ロイヤーガール"と会う事に。
送られてきた写真には美しい金髪のスレンダーな美女が写っていたが、実際にやって来たのはぶくぶく太った黒人のシャーリーンだった。
しかも、彼女は前科者で口が悪い。
何度追い出してもすぐに帰ってきてしまい、挙句の果てに大事な仕事の現場にまで押しかけてきた。
仕方なく、彼女の再審を引き受け、家で預かる事になる。
感想
話しはありきたりで、これといって特徴はありませんね。
でも、登場人物のキャラクターは面白かったです。
シカゴ」でママ・モートンだったクイーン・ラファティが演じる豪快な女性シャーリーン。(密かにモートン繋がり…)
言葉遣いが下品で、やる事が成す事が大雑把!
でも、喧嘩は強くて、頼り甲斐がある。
実際に身近にいたらお友達にはなりたくないけど、映画で見る分には楽しかったですよ。(笑)
あと、彼女の服装も楽しみでした。
大柄な女性にぴったりの服で、次ぎはどんなのかな〜と楽しみながら見れました。

他にも出てくる人、出てくる人があくの強い人ばかり!
病気で死にそうなじいさんと金目当てで付き合うアシュリー、黒人が嫌いでいつもサンダーソン家を見えているクライン夫人、フレンチブルドッグをこよなく愛するアーネス夫人等など。

その中でも一番強烈なのがシャーリーンですわ。(汗)
しかし、思った以上に下品ですね。
こういうのは平気なので、結構笑わせてもらいました。
でも、ピーターがケイトを取り戻そうとシャーリーンで練習する所は痛々しかったな〜。

面白かった所と言えば、ピーターが警察に電話して、中国語らしき言葉を喋って電話を切るのは笑えました!
あと、アシュリーが喧嘩に負けて、レストランでこそこそしてたのもウケタ!
喧嘩で負けたって事は言いたくないのね。
根性がある事は認めますわ。

まあ、★は2つくらいかな。
B級テイスト満載で、下品なのが大丈夫であれば、気楽に見れて良いと思います。
鑑賞日 2004.05.24

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spink.gif めぐり逢い(1957)  アメリカ
 AN AFFAIR TO REMEMBER   [106分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス
監督 レオ・マッケリー
出演者 ケリー・グラント    (ニッキー)
デボラ・カー      (テリー)
リチャード・デニング  (ケネス)
ネヴァ・パターソン
フォーチュニオ・ボナノヴァ
キャスリーン・ネスビット
コピー
あらすじ
ニューヨークに向かう豪華客船で出会った有名なプレイ・ボーイのニッキーと歌手のテリー。
二人は会話を交わすうち、お互い婚約者がいる身でありながら、次第に恋に落ちてしまう。
二人はそれぞれの恋を精算して一年後、エンパイヤ・ステートビルの屋上で再会することを約束する。
感想
さすが水野晴郎さんおすすめ映画ですね!(おすすめじゃないか…)
これが元でトム・ハンクスとメグ・ライアン主演の「めぐり逢えたら」が作られたのですね。
この作品もレオ・マッケリー監督の「邂逅」のリメイクだそうですが、原作がいいから何度もリメイクされているのでしょうね。

デボラ・カーは初めて見ましたが、素晴らしい美貌の持ち主です!
身体全体から醸し出される気品、しかし嫌みはなく聡明さを伺わせる表情は絶品です。
女の私も惚れてしまいそうな美しさです。
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2002.11.28

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spink.gif めぐりあう時間たち(2002)  アメリカ
  THE HOURS  [115分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ/文芸
監督 スティーヴン・ダルドリー
出演者 ニコール・キッドマン    (ヴァージニア・ウルフ)
ジュリアン・ムーア     (ローラ・ブラウン)
メリル・ストリープ     (クラリッサ・ヴォーン)
スティーヴン・ディレイン  (レナード・ウルフ)
ミランダ・リチャードソン  (ヴァネッサ・ベル)
ジョージ・ロフタス     (クエンティン・ベル)
ジョン・C・ライリー    (ダン・ブラウン)
トニ・コレット       (キティ・バーロウ)
エド・ハリス        (リチャード・ブラウン)
アリソン・ジャネイ     (サリー・レスター)
クレア・デインズ      (ジュリア・ヴォーガン)
ジェフ・ダニエルズ     (ルイス・ウォーターズ)
コピー たくさんの愛と驚きと時間たち、そして感動
人生はいつもミステリーに満ちている。
あらすじ
1923年、リッチモンド。
夫と共に静かな田舎町に移り住み、新作「ダロウェイ夫人」を執筆し始めた女性作家ヴァージニア・ウルフ。
彼女は精神を病んでおり、夫から街への外出を禁止されていたが、密かに家を抜け出して物語の構想を練った。
1951年、ロサンゼルス。
夫ダンの誕生日を祝うために、息子リッチーと共にケーキを焼く妊娠中の主婦ローラ。
しかし、彼女は夫の理想の妻を演じる事に疲れ、「ダロウェイ夫人」を読みながら自分の人生について思い悩む。
2001年、ニューヨーク。
詩人でエイズ患者の友人リチャードの授賞式の日に、彼の為のパーティを企画する編集者クラリッサ。
「ダロウェイ夫人」の主人公と同じ名前の彼女は、リチャードから"ミセス・ダロウェイ"と呼ばれていた。
3つの時代が交錯する重厚な人間ドラマ。
感想
3つの時代の女性たちが、自分の生き方を模索し、その過程で悩み戦って真の生き方を歩んで行こうとする見応えのある作品でした。
それぞれの時代の、それぞれの女性の一日を描いたものですが、その一日にそれぞれの人生の全てが詰まっていました。

"誰の為に生きるのか?"というのがテーマなのかな?
女性陣は皆自分の為みたいだったけど、彼女達に関わった男性たちは皆、女性たちの為に生きてましたね。
私はこの作品で、自分に偽りなく生きようとする女性たちに憧れ、彼女たちに振り回されながらも尚愛し続けた男性たちの熱い思いに感動しました。
母に「愛している」と言われて、嬉しそうに微笑むリッチーの笑顔が忘れられません。
これは泣けました。(T_T)

やっぱりアカデミー賞主演女優賞を受賞したニコール・キッドマンの押さえた演技が良いですね。
毎日4時間もかかったというツケ鼻効果は絶大です。
一見では彼女とは思えません。
あの美貌を消し、オーラも消す事で、独特な雰囲気を作る事に成功しています。

3人の女性に共通する「ダロウェイ夫人」と言う小説に興味が沸きました。
この本を読んでないから良いと思ったのか、読んだらもっと良いと思うかは分かりませんが、とりあえず読んでない時点で見たら★4つでした。

3つの時代が入り乱れている割には、混乱は少ないですね。
有名女優を使った効果はここにも出ているようです。
でも、唯一ローラが何故そこまで思い悩んでいたのかが分かりづらかったですね。
そこだけ疑問に思いました。

ヴァージニアが、"命の価値を際立たせるため誰かが死ぬ"と言った台詞が印象に残っています。
そういう事もあるのかな〜と妙に納得してしまいました。
鑑賞日 2003.12.08

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spink.gif めぐり逢う大地(2000)  アメリカ
  THE CLAIM  [121分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス/ドラマ
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演者 ウェス・ベントリー     (ダルグリッシュ)
ミラ・ジョヴォヴィッチ   (ルチア)
ピーター・ミュラン     (ダニエル・ディロン)
ナスターシャ・キンスキー  (エレーナ・バーン)
サラ・ポーリー       (ホープ・バーン)
コピー 好きな人と離れると、一生後悔する…
あらすじ
1867年、カルフォルニア州、シエラネネバダ。
ゴールドラッシュに沸き立つ町キングダム・カム。
ここに鉄道を引けるかどうか見極める為に派遣されて来た測量隊主任技師のダルグリッシュが到着した。
その彼と一緒に到着した親子ホープとその母エレーナ。
二人は親戚を訪ねて、この町にやって来たらしい。
彼らが会いたい人物は、共通して町の権力者ディロンだった。
ダルグリッシュは彼に、この町に鉄道を引くようにと圧力をかけられる。
一方、ホープから母のロザリオを渡されたディロンは、昔捨てた家族の事を思い出した。
ディロンと訳ありの母娘、ダルグリッシュ、そしてディロンの情婦ルチア。
この5人の男女と町の行く末は…。
感想
何とも悲しい物語でした。
昔の償いをするディロン、初めての恋に身を焦がすホープ。
彼は罪の報いを受け、彼女は彼の罪を許せず、新しい重荷を背負ってしまう。
自業自得なんだけど、切なくて悲しくて、やり切れない思いでいっぱいになりました。

ディロンは最低の男なんだけど、どこか憎めない魅力を持った人物でした。
昔の罪を一生懸命償おうとしている姿は、潔くて男らしいです。
しかし、昔の罪が重過ぎるために、全ては上手く行かないのです。
しょうがないと言えばしょうがないのですが、彼の努力も分かるだけに何とも切ないです。

このディロン役のピーター・ミュラン。
トレインスポッティング」のスワニー修道院長でした!全然気付かなかったな〜。
変われば変わる物ですね。

ダルグリッシュとホープの恋は、初々しくて淡い雰囲気がドキドキします。
売春婦と遊んでいる時の彼は普通の男なのに、ホープに対する時は急に純朴青年になるんですよね〜。
これがまた可愛いから堪りません。

アメリカン・ビューティー」の時から気になっていましたが、ダルグリッシュ役のウェス・ベントリーが可愛くて仕方がありません!
照れながら歌を歌うシーンが特に良かったわ〜!
とりあえず、彼のファンになりました。

この作品は、本当に極寒の地に町を作って撮影されたようで、その臨場感は素晴らしいです。
あとセットも凝っていて、特に3階立ての移動式住居が印象的です。
あんな物を持ってきて求婚されたら、誰でも「YES」と言ってしまうのではないでしょうか。

運命の地でめぐり逢った5人の男女の物語。
それぞれに考え深いエピソードがあって、見応えのある作品でした。
好きな人とは離れてはいけない…簡単なようで難しい深い意味を持った言葉です。

最近、切ない映画が多いな〜。
ああ、切ない。
鑑賞日 2003.08.11

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spink.gif めぐり逢えたら(1993)   アメリカ
  SLEEPLESS IN SEATTLE  [105分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ロマンス
監督 ノーラ・エフロン
出演者 トム・ハンクス     (サム・ボールドウィン)
メグ・ライアン     (アニー・リード)
ビル・プルマン     (ウォルター)
ロス・マリンジャー   (ジョナ)
ロージー・オドネル   (ベッキー)
ギャビー・ホフマン   (ジェシカ)
ロブ・ライナー     (ジェイ)
コピー 恋は クリスマス・イヴに始まり、
愛は バレンタイン・デーに訪れる。
あらすじ
米、ボルチモア。
新聞社に勤めるアニーは、婚約して新しい生活をスタートしようとしていた。
ある日、彼女は車の中で聞いたラジオに感動し、不覚にも涙を流す。
それはクリスマスプレゼントに新しいママが欲しいと願う男の子と、その男の子の父親が語る亡き妻との話だった。
その男性サムの事が気になって仕方がなくなったアニーは、彼に手紙を出してみる。
感想
最後は出来すぎくらいロマンティックでちょっと笑っちゃったけど、女性なら好きな展開ではないでしょうか。
美人だからあんなにすんなり受け入れたのか、彼も運命のマジックだと思ったのか分からないけど、いやにあっさりで呆気に取られました。
めぐり逢い」の方が何倍も素敵で素晴らしいラストだと思います。(比べるのも何だけど…)

その劇中に流れる「めぐり逢い」。
一度見た方が思い入れも違ってきますね。
デボラ・カーの名台詞「愛の無い冬は寒いでしょうね。春はもう過ぎてしまったわ…」は私も納得!
男には分からないだろうな〜。(笑)

しかし、ジョナの奮闘ぶりは可愛かったです。
お父さんに新しい奥さんをと思うけど、自分の気に入った人じゃないと嫌だって気持ちは良く分かりますね。
親としても子供がそう願うならって多少は思うのではないでしょうか。

あと、アニーも可愛かったですね。
ラジオを抱えて台所の棚に隠れ、サムがキスする実況中継を聞いて大騒ぎする所なんて、めちゃくちゃ可愛かったな〜。
一昔前だからクルクル巻いた電話線が棚から伸びてるんですよ。
婚約者はいるけど、ラジオをの彼が気になる乙女心。
ひっそり共感してます。

そんなアニーを演じたメグ・ライアン。
やっぱりラブコメの女王ですよ!
長い髪で正統派美人にも見えて、キュートでプリティでビューティフル!
完璧でした。

有名な作品だから、もっと良い出来かと思っていたのですが、そこは期待したほどではなかったです。
こちらを先に見ていたら、また違う感想になっていたかも。
どうしても「めぐり逢い」と比べてしまうのです。
ただ劇中で使われたってだけで、全然同じじゃないけど、どこかに思い込みがあるんでしょうね。

とか良いながら評価は同じ★3つ。
何とか差は付けたいのでここで説明を。
めぐり逢い」が4に近い3で、こちらがギリギリ3って感じです。
分かりづらくてすいません!!
鑑賞日 2003.12.29

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spink.gif メジャーリーグ(1989)  アメリカ
  Major League   [107分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル コメディ/スポーツ
監督 デヴィッド・S・ワード
出演者 チャーリー・シーン     (リック・ボーン)
トム・ベレンジャー     (ジェイク・テイラー)
ウェズリー・スナイプス   (ウイリー・ヘイズ)
ジェームズ・ギャモン    (ルー・ブラウン)
レネ・ルッソ        (リン・ウェストランド)
デニス・ヘイズベルト    (ペドロ・セラーノ)
コービン・バーンセン    (ロジャー・ドーン)
マーガレット・ホイットン  (レイチェル・フェルプス)
ボブ・ユーカー       (ハリー・ドイル)
チャールズ・サイファーズ  (チャーリー・ドノバン)
コピー はみ出したら止まらない!
あらすじ
35年間優勝から遠ざかり、ここ最近は万年最下位のインディアンス。
オーナーが死亡し、未亡人のレイチェルが新オーナーに就任した事で、本拠地をクリーブランドからマイアミに移す計画が持ち上がった。
その為にはリーグ最下位になり、観客動員数が一定数を割り込む事が条件だったので、新人からベテランまで使えそうに無い三流ばかりを集めて春季キャンプを開始した。
その甲斐あって、やって来たのは変わり者ばかり。
膝を壊しているキャッチャー:ジェイク、剛速球のノーコン・ピッチャー:リック、足は速いがキャッチャーフライばかりのウイリーなど。
今年も最下位になってしまうのか!?
感想
この作品は小学校の頃から何回も観ています。
特にリックが「WILD THING」の曲に乗って登場するシーンが大好きで、繰り返し観た事を思い出します。

やっぱりいつ観ても面白いな〜。
何回も観て知っているはずなのに、爆笑の連続でしたよ!
特に始めの春季キャンプは笑い所が満載です。

ウイリーがヒンドゥー教のセラーノの真似をして、赤紙が無いように蛇でお祈りするシーンがツボでした。小さい蛇でも効果は一緒だよね。(笑)

いや〜、久しぶりに観て、足の速いウイリーがウェズリー・スナイプスだったと知って驚きました。
昔は面白い黒人のお兄さんくらいの認識しかなかったですからね。
今はカッコ良い役のイメージが付きましたが、今回は彼に沢山笑わせて頂きました。(^_^;)

ジェイクとリンの恋愛は、笑いの休憩場所かな。
いやいや、半分くらいは二人の恋愛で、話の軸になっています。
でも私は野球中心で観ているので、二人の恋愛模様は軽〜く観流す感じですね。
愛しているからしつこくて強引なのは分かりますが、そういう男性を見るのが苦手なのであまり好きではありません。

しかし、そんな小さな不満を補って余りあるインディアンスの試合が待っているので問題なしです!
結果は分かっていても、勝利しレイチェルのパネルの服を一枚ずつ剥がす度に、興奮度は高まってきます。
このドキドキ感が堪りません!
野球はこうでなくっちゃね〜。

この作品、大好きです!「2」「3」はそれほどでもないのが残念ですけどね…。
いつ観ても楽しめる娯楽大作だと思います。

《関連作品》
「メジャーリーグ2」
メジャーリーグ3
鑑賞日 2003.07.04

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spink.gif メジャーリーグ3(1998)   アメリカ
  MAJOR LEAGUE: BACK TO MINORS  [100分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/スポーツ
監督 ジョン・ウォーレン
出演者 スコット・バクラ      (ガス・カントレル)
コービン・バーンセン    (ロジャー・ドーン)
デニス・ヘイスバート    (ペドロ・セラノ)
石橋貴明          (タカ・田中)
ジェンセン・ダジェット   (マギー・レイノルズ)
エリック・ブラスコッター  (ルーブ・ベイカー)
ボブ・ウェッカー      (ハリー・ドイル)
テッド・マッギンレー    (ツインズ監督ハフ)
ウォルト・ゴギンズ     (ダウンタウン・アンダーソン)
コピー 1998 SUMMER 2度あることは、3度ある?!
あらすじ
ベテラン・ピッチャーのガスは、最低最悪の球団サウス・キャロライナ・バズの監督を引き受けることになる。
選手をひとめ見てダメだと悟ったガスは、元インディアンスの優勝メンバーを呼び寄せることを思いつく。
彼らの影響で、選手たちを発奮させ潜在的な能力を開花させようという魂胆だ。
だが、集まったかつての仲間は奇人変人ばかりだった。
感想
やっぱりシリーズ物は、だんだんつまんなくなっちゃいますよね。
その典型のような作品です。
個人的に「」「2」「3」の順で面白かったと思います。

盛り上がりがないし、期待度も低い。
それでもまあまあ見れるのが救いです。

パターンは毎回一緒です。
弱いチームが少しずつ強くなっていく。
この段々強くなる過程は、いつものように面白かったですね。
双子に縄をつけて体に覚えさせるとか(笑)

セラノとタカの不思議なコンビは好きでした。
「絶好調〜〜!!」(笑)
日本語吹き替えもタカさん本人なんですね。

肝心の試合が迫力無いんですよ。
ここが一番盛り上がらないと、作品としてダメでしょう。
いくら選手が個性的で面白くても、試合がつまんないんじゃ意味がない。

また「」を見て盛り上がらないと。
次作があるなら、頑張ってほしいです。

《関連作品》
メジャーリーグ
「メジャーリーグ2」
鑑賞日 2005.12.05

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spink.gif メゾン・ド・ヒミコ(2005)   日本     [131分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル ドラマ
監督 犬童一心
出演者 オダギリジョー  (岸本春彦)
柴咲コウ     (吉田沙織)
田中泯      (卑弥呼)
西島秀俊     (細川専務)
歌澤寅右衛門   (ルビイ)
青山吉良     (山崎)
柳澤愼一     (政木)
井上博一     (高尾)
森山潤久     (木嶋)
洋ちゃん     (キクエ)
村上大樹     (チャービー)
高橋昌也     (パトロンの半田)
コピー 私を迎えに来たのは、
若くして美しい男。
彼は、父の恋人だった。
あらすじ
ゲイの為の老人ホーム『メゾン・ド・ヒミコ』。
そこの館長:卑弥呼は、ガンに侵されており、余命いくばくもない状態。
卑弥呼の恋人:春彦は、ゲイである父親を嫌っている娘:沙織に会いに行き、ホームでバイトしないかと誘う。
借金に苦しむ沙織は、法外なバイト料につられて、しぶしぶホームへとやって来た。
感想
面白い!これは実に面白い作品です!
そして、非常に興味深い内容でした。
どこまで真をとらえているかは分からないけど、今まで知らなかったゲイの世界をちょっと垣間見れた気がします。

とにかくおかまちゃんたちのキャラが最高です!
特にお気に入りは、ルビイ!
もう彼女が大好きになっちゃって、一気にこの世界に入り込む事に成功!
お孫ちゃんの事を嬉しそうに話すところでうるっと来たのに、いきなりアニメが始まって振り付け教室。
しかも、入り込みすぎたルビイが、はしゃぎ過ぎて消えちゃうし!この一連の流れが最高でした!

あと、「バカなのにあたしに書いてくれたの!」ってのがツボ。
ぴきぴきぴっき〜。
それと大学サークル"ナッツ"が来た時も良かったな〜。
ピチピチした男の子に興奮するおかまちゃんたちのテンションの高さが半端じゃない!!
パンツとのりとかさ〜、最高なんだけど!!

また、海で戯れる男の子たちのシーン。ヤバイね。
ここは微笑ましくって、バカバカしくって、笑いが止まりませんでした。
中学生の子達、アレ見て大丈夫だったかな??
トラウマにならなきゃ良いけど・・・。

強烈なおかまちゃんばかりの中、際立つのが春彦の美しさ。
とにかくオダギリジョーがカッコイイです。
オネエ言葉を一切使わず、クネクネもしてない。
だけど、すごくセクシーで、あちら系の雰囲気がある。
そういうすごく複雑な魅力を完璧に出してたのがすごいです。

そして、ダサくてブサイクな沙織を、キレイ系の柴咲コウが演じているのが驚きました。
ゲジゲジ眉毛でスッピンでしょ。
でも、今までで一番好きな役でした!

とにかく絡みのシーンがじっくりしっかり描かれていたので、後半はドキドキの連続です。
百戦錬磨の春彦でも、女と初めてする時は、こんなにぎこちないんだな〜。
なんか始めからキスから先には進めなさそうって予感がしてました。

正直、卑弥呼と沙織の親子関係については、そんなに感じる所はなかったんです。
あまりに特殊な関係で、共感出来る部分も少なかったし、感動するって所もなかったな〜。
仲間たちの人間愛の方が印象に残りました。

でも、それを補ってあまりある面白さで★4に落ち着きました。
最後の壁の言葉は心に染みましたね。
心にずっしり染みました!ナイス!!
鑑賞日 2006.10.05

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spink.gif メタモルフォーゼの縁側(2022)   日本     [118分]
管理人評価   ★★★
ジャンル ドラマ/青春
監督 狩山俊輔
出演者 芦田愛菜     (佐山うらら)
高橋恭平     (河村紡)
古川琴音     (コメダ優)
汐谷友希     (橋本英莉)
伊東妙子     (佐山美香)
生田智子     (雪の娘:花江)
光石研      (沼田)
宮本信子     (市野井雪)
コピー 女子高生と老婦人。
ふたりをつないだのは、
ボーイズラブ。
あらすじ
17歳の佐山うららは、ある日、バイト先の本屋で、BL漫画を堂々と買っていく老婦人の市野井雪と出会う。
夫に先立たれ、孤独な毎日を送る雪は、BLの意味も知らぬまま、きれいな表紙に惹かれて思わず手に取っただけだった。
ところが、BLという初めての世界に戸惑いつつも、すっかり魅了された雪は再び本屋へ向かい、BLに詳しいうららと意気投合する。
感想
これだけ同じ趣味の人と友達になれると楽しいでしょうね。
例えば一言に映画好きと言っても、アクションが好きな人と恋愛系が好きな人では、こういう関係にはなれないと思います。
BLの中でも爽やか穏やか系のコメダ優先生の作品が好き。
という風にだいぶ具体的に好きなものが同じ人と出会うのは、かなり確率の低い事だと思います。

現代はネットやSNSで、同じ趣味の人と出会う事も簡単になって来ました。
しかし、この二人はかなりアナログな出会い方ですからね。
貴重な存在と言って良いでしょう。

いくら爽やか系BLとは言っても、まだまだ大っぴらに言える感じではないですよね。
好きな人がコソコソ楽しむ趣味なのは確かです。
だからこそ、実生活で共感出来る友達がいるのは貴重です。
同じ物語を共有して共感する。
私もそんな友達欲しいな〜としみじみ思いました。

またこれだけ年齢が離れていると、ジェネレーションギャップがあって共感するのは難しそうですが、そこも飛び越えて語りあえるコメダ優先生の「君のことだけ見ていたい」が素晴らしいという事でしょう。
全4巻を一気見したい衝動にかられました。

表紙の絵が綺麗だからという理由で、BL本を手に取った雪さん。
あのご年齢の方なら、中身を見てイメージと違ったと思ってもおかしくないのに、ときめいて2巻を急いで買いに走ってしまうなんて可愛過ぎます。
BLにはそんな魅力もあるのかと、驚かされたくらいです。

かくゆう私もBLに一時期はまった事がありました。
日高ショーコさんの「憂鬱な朝」とか志水ゆきさんの「是」 とか、かなりハマって読んでましたね。
久しぶりに読み返したくなったな〜。
こういう時に共感して語り会える友達がいると最高ですね。

漫画原作作品。
鑑賞日 2023.07.18

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spink.gif メダリオン(2003)   香港/アメリカ
  THE MEDALLION  [88分]
管理人評価   ★★
ジャンル アクション/コメディ
監督 ゴードン・チャン
出演者 ジャッキー・チェン     (エディ・ヤン)
クレア・フォラーニ     (ニコル・ジェームス)
リー・エヴァンス      (アーサー・ワトソン)
ジュリアン・サンズ     (スネークヘッド)
ジョン・リス=デイヴィス  (スマイス)
アレクサンダー・パオ    (ジャイ)
クリスティ・チュン     (シャーロット・ワトソン)
アンソニー・ウォン     (レスター・ウォン)
コピー このメダルには謎がある。
このメダルには敵がいる。
だから、このメダルには命を賭ける。
あらすじ
香港。
ある日、密輸犯罪組織のボス:スネークヘッドが伝説の聖典を入手する。
その書には、死者を蘇らせ、その肉体に超人的なパワーを宿す、という中国で古くから伝わる謎の力を秘めた伝説のメダルについて記されていた。
そこで彼は、メダルのカギを握る少年ジャイの誘拐を画策する。
そんなスネークヘッドの動向をかねてから探っていた香港警察の型破りな刑事エディ。
なんとかその誘拐を未然に防いだものの、一味の逮捕には失敗してしまう。
感想
この作品は、ジャッキー作品日本公開50作目のメモリアル作品のようです。

ジャッキーの作品は気楽に見れるのが良いですね。
でも、ちょっと今回はあんまり楽しめなかったかも。
道化役のワトソンが苦手で、コメディパートで笑えなかったのが原因です。

今までは強いながらも、ボロボロになりながらギリギリで勝つパターンが多かったけど、今回は不死身で圧倒的なパワーを持っていたから安心して見れました。
ジャッキー風「マトリックス」って感じです。

でも、肝心要のアクションが盛り上がらなかったんですよね。
街での追いかけっことか、ワイヤーアクションがふんだんに使われてたんですけどね。
なんか不自然な動きが多くて、違和感が邪魔して楽しめなかったからかな。
ワイヤーアクションが上手くはまっていないという印象です

でも、門をよじ登ってするっとすり抜ける所とかは自力っぽいですね。
ジャッキーも若い時のようなアクションは無理でも、細かいテクニックは健在のようです。

ジャッキーの全身タイツ姿って貴重じゃない!?
珍しくて笑っちゃいます。

ヒロイン役のクレア・フォラーニ。
美人でアクションもお手の物。
今後もジャッキー作品で活躍が期待できる女優さんですね。

敵のボスには、ジュリアン・サンズ。
眺めのいい部屋」の人ですね。
もうイメージが全然違ってショックだわ。(汗)

始めは苦手だったワトソンも、段々見慣れて素直に受け入れられるようになった頃に終了。
お楽しみのNG集もちゃんとあります。
死体が笑っちゃうNGはウケました。

今回は、あんまりだったけど、次回作にも期待です。
鑑賞日 2004.12.19

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spink.gif メタルヘッド(2010)   アメリカ  R−15+
  HESHER  [100分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ
監督 スペンサー・サッサー
出演者 ジョセフ・ゴードン=レヴィット (ヘッシャー)
デヴィン・ブロシュー      (TJ・フォーニー)
ナタリー・ポートマン      (ニコール)
レイン・ウィルソン       (ポール・フォーニー)
パイパー・ローリー       (マデリン・フォーニー)
ジョン・キャロル・リンチ    (ラリー)
ブレンダン・ヒル        (ダスティン)
コピー 最悪の人生に
ファック・ユー!
あらすじ
自動車事故で母を失い、心に深い傷を負った少年TJ。
一緒に暮らす父親も、未だ悲しみから立ち直れず、薬を飲んで寝てばかりだ。
そんなある日、長髪に半裸の粗暴な男ヘッシャーがTJが居候する祖母の家に住みついてしまう。
ヘヴィメタを大音響で流し、目的もなく破壊行動を繰り返すヘッシャーに家族は振り回されていく。
感想
う〜〜〜ん。
ヘッシャーのキャラが好きか嫌いかで、作品の評価も分かれそうですね。
私も好きだなと思う時と、これはやり過ぎ!と思う時があったので、彼の評価が定まってないです。

ただ彼の一見訳の分からない例え話は、意外と奥が深いなと思えました。
片玉がなくなった話とかね。
ひとつはなくなったけど、自分にはまだ右の玉がある!!ってやつ。
TJたちもお母さんは亡くしたけど、お父さんやおばあちゃんがいるって事が言いたかったんじゃないかな。
遠まわし過ぎて分かりずらいけど、下ばかり見てないで、前を向いて行こう!って励ましたかったと思うな。

まあ、それ以外はいつもやり過ぎだし、図々しい態度が鼻につくし、良い所がないんですけどね。
いじめっ子への仕返しだって、あまりに過激で開いた口がふさがりませんでした。
だったら、便所で助けてやれば良かったのに・・・。

そして、製作にも関わっているナタリー・ポートマン
地味で冴えないダサ眼鏡をかけていても、彼女の可愛さがチラチラ垣間見えていました。
少年の淡い恋心を知っていたはずなのに、あいつとあんなことをしちゃうなんて・・・。
TJと一緒にがっかりしましたよ。

あと、印象に残ったのはTJのおばあちゃんね。
動きは可愛いし、言う事も可愛いし、見た目もキュートで心を鷲掴みにされました。
お散歩が大好きで皆を誘うんだけど、いつも断られちゃうんです。
ヘッシャーが一緒に行こうって約束した矢先に倒れてしまうんですよね。
最後の行動は破天荒に思えるけど、この家族がやっと前を向いて歩きだしたという表現に見えて、とても微笑ましく思いました。

最後は良かったけど、総合的には★2つになりました。
やっぱりちょっとヘッシャ―のキャラが過激すぎたな。
エンドロールのイラストも変なのばかりで、ちょっと呆れちゃいました。
良い話だけだと恥ずかしいからふざけちゃいましたって感じなのかな。
ちょっと理解しきれてないです。
そんな混乱も相まって評価があがりませんでした。
鑑賞日 2019.10.22

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spink.gif メッセージ(2016)   アメリカ
  ARRIVAL  [116分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/ドラマ
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演者 エイミー・アダムス    (ルイーズ・バンクス)
ジェレミー・レナー    (イアン・ドネリー)
フォレスト・ウィテカー  (ウェバー大佐)
マイケル・スタールバーグ (ハルペーン)
マーク・オブライエン   (マークス大尉)
ツィ・マー        (シャン上将)
コピー ある日突然、巨大飛行体が地球に。
その目的は不明――

言語学者ルイーズが解読した、人類へのラストメッセージとは――。
あらすじ
ある日、宇宙から飛来した巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に突如姿を現わした。
その目的が判然とせず、世界中に動揺と不安が広がる。
やがて、最愛の娘ハンナを亡くした孤独な言語学者ルイーズ・バンクスのもとに、アメリカ軍のウェバー大佐が協力要請に訪れる。
こうして同じく軍の依頼を受けた物理学者のイアンとともに、アメリカに飛来した飛行体の内部へと足を踏み入れた。
感想
なかなか面白かったと思います。
ハンナとの記憶にヒントが隠されていたんですね。
全然気が付きませんでした。

墨で描いたような丸が宇宙人の文字という発想が面白いです。
タコ墨のようなものが宇宙人から出て来て、2秒で形になるんです。
それを言語学者のルイーズが解読し、この事態の解決を図ります。

宇宙人の文字を解読する事によって、彼らの力を手に入れるルイーズ。
文字にはそういうパワーも秘められているのかと思うと興味深いです。
英語での思考と漢字での思考は、きっと似てるようで違いますよね。
ここが良いポイントだなと思いました。

そう遠くない未来でも、世界が力を合わせる事態が起こるかもしれません。
その時、世界が足並みを揃えて対応出来る事を祈ります。
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鑑賞日 2022.05.22

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spink.gif 地下鉄(メトロ)に乗って(2006)   日本     [121分]
管理人評価   ★★
ジャンル ドラマ/ファンタジー
監督 篠原哲雄
出演者 堤真一   (長谷部真次)
岡本綾   (軽部みち子)
常盤貴子  (お時)
大沢たかお (小沼佐吉)
田中泯   (野平啓吾)
笹野高史  (岡村)
中村靖日   (真次の部下)
高良健吾   (靴磨きのチンピラ)
北条隆博  (小沼昭一)
綱島郷太郎 (小沼圭三)
中村久美  (長谷部節子)
中島ひろ子 (小沼民枝)
吉行和子  (長谷部民枝)
コピー いつもの地下鉄を降りると、そこは昭和39年の東京だったー。

あなたは、父になる前の父親を知っていますか?
あなたが生まれる前の母親に会いたいですか?
あらすじ
43歳の営業マン、長谷部真次。
ある日、父が倒れたという連絡を弟から受けた。
真次は父に反発して高校卒業と同時に家を出て以来一度も会っていなかった。
地下鉄の地下道を歩いていた彼は、前方を横切る男性に若くして亡くなった兄の面影を見て、思わずあとを追ってしまう。
そのまま地下鉄を出た真次は、自分が東京オリンピックを目前にした昭和39年にタイムスリップした事を知る。
感想
大好きな浅田次郎さんの原作作品という事で、ずっと見たいと思っていた作品です。
しかし、これはちょっとあんまりだったと言わざるを得ません。

タイプスリップものは色々ありますが、飛ぶタイミングも戻るタイミングもご都合主義過ぎて、作品に入り込む余地を与えてくれません。
色々な場面に飛んで、父の過去を体験していくのですが、こちらがあげた物は残っているんですよね。
父の経験の中にもしっかりと残っているし、過去にかなりの影響を与えていると思われます。

しかし、兄の死は変更出来ませんでした。
父への影響を考えると、兄の死も救えそうですが、そこはダメなんですね。
電話で母から真実を聞いた所を見ると、自らの意志で死を選んだという事なのでしょう。
せっかく救える機会があっただけに、余計悔しい思いになったはずです。

そして、重要なみち子との関係。
ここがこの作品の中で、一番納得出来なかった所です。
これはあまりに自分勝手過ぎやしませんか。
複雑な関係で未来が見えなかったとしても、この行動には賛同できません。

自分の知らない父の過去を見て、彼の人間性に触れて見直していくという展開は、とても良かったと思います。
普通に見える人間関係も、実は複雑に絡み合っているというのも見応えあります。
しかし、それを残念な方向へ持って行ってしまった気がしてなりません。

大好きな作家さんだけに、期待をし過ぎてしまったのかもしれません。
こんな作品も書いていたのですね。
私には合いませんでした。

浅田次郎小説原作作品。
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鑑賞日 2022.10.12

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spink.gif メトロポリス(2001)   日本
  Metropolis  [107分]
管理人評価   ★★
ジャンル アニメ/SF
監督 りんたろう
出演者 〈声の出演〉
井元由香    (ティマ)
小林桂     (ケンイチ)
岡田浩暉    (ロック)
富田耕生    (ヒゲオヤジ)
若本規夫    (ペロ)
滝口順平    (ロートン博士)
石田太郎    (レッド公)
コピー 愛さずにはいられない。
あらすじ
ロボットと人間が共生する巨大都市国家メトロポリス。
理想的な社会を掲げるこの国だが、様々な確執が噴出し始めていた。
日本からある犯罪者を追ってこの街に来た、伴と助手の健一。
早速、助手ロボ一台を借り捜査に乗り出すが、反対に犯人から追われる事になってしまった。
感想
う〜ん。感想が書きづらい作品だなぁ。
あんまり面白くないし、苦手なキャラにイライラさせられっぱなしで、良い印象がありません。

しかし、ロボットたちのキャラは、とても良かったです。
ペロの実直さとか、ティーティーの優しさとか。
そして、何といってもティマの可愛らしさ。
本当に可愛くてスリスリしちゃいたいくらい!!
でも、電源が入ってないときは、めちゃめちゃ怖かった!!
この時には会いたくないです。

健一君の役割が大きかったけど、長く一緒にいたせいで刷り込みの作用が働き、ティマが健一に固執したんですよね。
何の力もない人間だけど、心は誰にも負けないくらい熱い人でした。
彼のキャラも良かったです。

最後の曲がかかる所は、「博士の異常な愛情」を思い出しました。
きっと意識して作られてますよね。
レイ・チャールズの歌声は素敵です。

正直、見ているのが辛かったです。
ロックとの相性があまりに悪かったもんで・・・。
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鑑賞日 2005.02.28

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spink.gif めまい(1958)  アメリカ
 VERTIGO   [128分]
管理人評価   ★★★★
ジャンル サスペンス
監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演者 ジェームズ・スチュワート  (スコティ・ファーガソン)
キム・ノバク        (マデリン)
バーバラ・ベル・ゲデス   (ミッジ)
トム・ヘルモア
ヘンリー・ジョーンズ
エレン・コービイ
コピー
あらすじ
警官のスコティは高所恐怖症で、高い所に上るとめまいがしてしまう。
彼はその事が原因で、仲間の警官が死んでしまった事に耐えられなくなり警官を辞めた。
その直後、彼の大学時代の友人で、造船所の社長ギャビンから妻の素行調査を依頼される。
ギャビンの妻マデリンは彼女の曾祖母カルロッタの霊に取りつかれていて、特に最近おかしな行動をとるようになったとの事だった。
スコティは半信半疑ながら彼女の調査に乗り出す。
感想
私が見るヒッチコック映画の第2弾です。
今回は本格的サスペンスの原点とも言える作品「めまい」。

恥ずかしながら何も知らない状況で見たので驚きの連続でした。
個人的に冒頭で仲間の警官がビルの屋上から落下するシーンは、今の優れたCG技術で作られた同じようなシーンより、数倍恐怖を感じる映像でした。
所々で高所から下を見下ろす映像が出る度に背筋がぞっとしました。
私自身が高所恐怖症というのもあるのかもしれませんが、今の映像とどこが違うのかははっきりと分かりません。
妙な感覚を覚えて印象に残っているというのが素直な感想です。

他にも花束が散るアニメーションや夢の間中点滅している赤い光など、恐怖感をあおる手法は本当に効果的です。
その映像を見た瞬間、一層強い恐怖感を感じました。
音楽も要所要所で効果的に使われていて、いきなり音が大きくなってドキっとする事が多々ありました。

最初から最後まで食い入るようにして見た映画でした。
気が抜けない映画と言うと疲れそうですが、それくらい集中できる作品です。
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鑑賞日 2003.02.07

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spink.gif メラニーは行く!(2002)  アメリカ
  SWEET HOME ALABAMA  [109分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 アンディ・テナント
出演者 リース・ウィザースプーン  (メラニー・カーマイケル)
ジョシュ・ルーカス     (ジェイク・ペリー)
パトリック・デンプシー   (アンドリュー・ヘニングス)
キャンディス・バーゲン   (ケイト・ヘニングス)
メアリー・ケイ・プレイス  (パール・スムーター)
フレッド・ウォード     (アール・スムーター)
ジーン・スマート      (ステラ・ペリー)
イーサン・エンブリー    (ボビー・レイ・ベイリー)
メラニー・リンスキー    (ルーリン・テイラー)
ダコタ・ファニング     (幼い時のメラニー)
コピー 明日も地球はワタシの為にまわる。
あらすじ
新鋭のファッションデザイナー:メラニーは、付き合って8ヶ月のNY市長の息子アンドリューにプロポーズされた。
このことは当分秘密にしておこうと相談して、彼の母である市長のパーティーに行くと、大勢のマスコミの前で二人の婚約が発表されてしまった。
翌日、メラニーは故郷のアラバマにいた。実は彼女、7年間会っていなかったが、幼なじみのジェイクと結婚しており、未だに離婚が成立してないのだ。
彼女はアンドリューと結婚するために、嫌がるジェイクのもとへ行き離婚届にサインをさせようと奮闘する。
感想
この作品は主人公に共感できるかどうかで評価が違うと思いますが、私はどうも彼女が好きになれませんでした。
自由奔放と言えば良い印象かもしれませんが、ぶっちゃけると自分勝手過ぎますね。
メラニーのやんちゃぶりには、驚かされる事が多かったです。

アンドリューは騙されていたとしても、ジェイクがこんな気性の激しい女性に長い間ついて行ける所がすごいと思いましたね。
7年もほったらかしで、いきなり帰って来たかと思うと「離婚届にサインして!」って…。
私なら許さないと思うな。

最後は「本当にこれでいいの??」と疑問符が沢山沸いてきました。
だって理不尽過ぎるでしょ。
どうしても、アンドリューに同情しちゃって、ものすごく嫌な気分になりました。
ケイトも可哀相です。
彼女が怒るのは当たり前だと思いますよ。

この映画の中で一番気になったのは、「南北戦争ごっこ」です。
今でもこういう南北戦争フリークの方々がいるんですね〜。
すごく面白そうでした。

最初に出てきたメラニーの幼い頃を演じた少女は、ダコタ・ファニングちゃんだったんですね。
似てるな〜と思ったけど、本人だとは思いませんでした。

「うるさい!」と言われると黙ってしまうジェイクの愛犬ブライアンが可愛かったです。
鑑賞日 2003.10.24

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spink.gif メリーに首ったけ(1998)  アメリカ
 There's Something About MARY   [119分]
管理人評価   ★★
ジャンル コメディ/ロマンス
監督 ピーター・ファレリー
出演者 ベン・スティラー    (テッド)
キャメロン・ディアス  (メリー)
マット・ディロン    (ヒーリー)
リー・エヴァンス    (タッカー)
クリス・エリオット   (ドム)
W・アール・ブラウン  (ウォーレン)
リン・シェイ      (マグダ夫人)
コピー エッチでビンビン!笑いすぎてイッちゃいます。
あらすじ
美人でスタイル抜群、頭が良く心の優しいメリー。
彼女をめぐり同級生で気弱なテッド、テッドからの依頼を受けてメリーを調べていた探偵、メリーの会社の同僚の3人があの手この手でメリー獲得に乗り出す。
感想
初めて見た時はそんなに面白くないと思っていたのですが、今回は結構楽しめました。
犬が全身ギプスで車の上におきっぱなしになっているのには爆笑しました。
この犬は要所要所でおいしい所をもっていく役所で何回も笑わせられました。
犬を飼っているおばあさんのキャラもかなり濃いです。

ベン・スティラーの表情芸は一級品ですね。
情けない男がぴったりはまっています。
彼の十八番ですからね。

一番情けなかったのは、高校時代のプラムの失敗。
カッコ悪いし、すごく痛そうだし、好きな人の前でこの失敗(事故?)は一生忘れられない思い出になることでしょう。

注目は、メリーの弟ウォーレン。
知的障害を持っている役なのですが、とてもいい味を出してました。
「ソーセージと豆」と連呼しながら走る所や、耳に触れるとプロボクサー並のパンチを繰り出す所とか。
細かいネタに、笑いが止まりませんでした。

ラブコメとして質の高い作品だと思います。
キャメロン・ディアスの純粋さが、まわりの男達のお馬鹿加減をひき立てて滑稽に見せていますね。
また時間を置いて見ると違う風に感じるかもしれません。
鑑賞日 2003.01.04

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spink.gif メリダとおそろしの森(2012)   アメリカ
  BRAVE  [94分]
管理人評価   ★★★
ジャンル アニメ/アドベンチャー/ファンタジー
監督 マーク・アンドリュース
ブレンダ・チャップマン
出演者 <声の出演>
ケリー・マクドナルド  (王女メリダ)
ビリー・コノリー    (ファーガス王)
エマ・トンプソン    (エリノア王妃)
ケヴィン・マクキッド  (マクガフィン卿)
クレイグ・ファーガソン (マッキントッシュ卿)
ロビー・コルトレーン  (ディンウォール卿)
ジュリー・ウォルターズ (魔女)
コピー 私が、守り抜く。
あらすじ
森と人間が共存する中世スコットランドのとある王国。
王女のメリダは弓矢を手に野山を駆け回るのが大好きな自由気ままなお転婆少女。
王女としての心構えや立ち居振る舞いを口うるさく指導する母のエリノア王妃とはいつも衝突してばかり。
そんなある日、メリダは森の中で見つけた鬼火に導かれ森の魔女と巡りあう。
そして運命を変えられるという魔女に、自由になりたいとお願いしてしまう。
感想
ディズニー3作品の締めくくりはこの作品。
あんまり期待してなかったので、最後に回したけどそんなに悪い作品でもなかったです。

王女のメルダは、王女らしい振る舞いを口うるさく言われる毎日にうんざり。
それなのに無理やり結婚させられる事になり、怒りはMAXに!
そこで魔女にお願いして、母のエリノアをクマに変えてしまうのだった。

急にファンタジーになってワクワクしちゃいました。
ディズニーはこうでなくっちゃ!
魔女のキャラも良かったですね。
色々な願いが叶えられるような話しぶりだったけど、結局クマにしか変身させられないんでしょ。
作品もクマばかりだったし・・・。(笑)

でも、クマに変身した母とメリダの川での触れ合いは微笑ましかったです。
しつけに厳しかった母と、こんな風に自由に遊ぶことなんてなかったんでしょうね。
本当に楽しそうで、やっと心が通ったと感じられた瞬間でした。

弓矢の名人であるカッコいいプリンセス:メリダ。
今までの王子に守ってもらう姫とは違って、自立しているヒロインでした。
母との関係を話し合いではなく、魔法で解決するというのも新しいですよね。
最初は何てことをしてくれたんだ!と思ってマイナスイメージしかなかったけど、その落ち度を補うように体を張って母を守る姿を見て、徐々に好印象になっていきました。

悪さばかりの三つ子も可愛かった!
城からの脱出の時はすごい活躍してたしね!
すばしっこさを生かした作戦に、父たちもてんやわんやでした。

まあ、総合的には普通かな。
あんまり評価は伸びませんでした。
ディズニー作品完全制覇の為に、またレンタルしてこようっと。

ディズニー作品。
ピクサー長編アニメ第13作目。
鑑賞日 2019.10.13

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spink.gif メン・イン・ブラック(1997)  アメリカ
 MEN IN BLACK   [97分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/SF/アクション
監督 バリー・ソネンフェルド
出演者 トミー・リー・ジョーンズ   (K)
ウィル・スミス        (J)
リンダ・フィオレンティーノ  (ローレル博士)
ビンセント・ドノフリオ    (エドガー)
リップ・トーン        (Z)
トニー・シャルーブ      (ジープス)
コピー 守備範囲、地球。
ヤツらはノリで地球を守る。
あらすじ
ニューヨーク市警の刑事ジェームズ・エドワーズは、逃走中の犯人を追跡中、その犯人が人間ではない事を知ってしまう。
その記憶は彼の前に現われた黒いスーツの男“K”に消されるが、ジェームズの腕を見込んだKは彼をスカウトし、地球にいるエイリアンを監視する最高秘密機関MIBの一員にする。
過去を抹消され、名前もただの“J”となった彼は、現在地球上には沢山のエイリアン達が、人間に姿を変えて暮らしている事を知る。
さっそくKとコンビを組み、Jの初仕事が始まった。
感想
やっぱり「メン・イン・ブラック2」が製作されるだけあって、面白いですね。
個人的には喋るブルドックはお気に入りです。
メン・イン・ブラック2」にも出てくるみたいでこっちも見なくては…。

トミー・リー・ジョーンズは前に見た古い映画で眉毛が繋がっているイメージがついちゃって、私の中では「一本眉」の人です。

でもこの映画では、かなりカッコ良かったですね。
ウィル・スミスとのコンビも息が合っていて面白かったです。

ウィル・スミスも言っていたけど、赤ちゃんが生まれそうな宇宙人夫妻に話を聞く時に、後ろの方でJがタコの足みたいな触手で襲われてるのに、とっても冷静なKのリアクションは良かったです。
その後の「とってもかわいい…イカちゃん。」っていうのもうけたし…。

しかし、ラストのゴキちゃんの大群には参りましたね。
踏んじゃうし、身がビチャって飛び出るし、寒気がしました。

こんなに面白いなら早く見れば良かったな。

《関連作品》
メン・イン・ブラック2(2002)
メン・イン・ブラック3(2012)
メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019)
鑑賞日 2002.07.02

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spink.gif MIB2(2002)  アメリカ
 MIB2   [85分]
管理人評価   ★★★
ジャンル コメディ/SF/アクション
監督 バリー・ソネンフェルド
出演者 トミー・リー・ジョーンズ  (K)
ウィル・スミス       (J)
ロザリオ・ドーソン     (ローラ)
ララ・フリン・ボイル    (サーリーナ)
コピー ノリで地球を守った2人 あのKとJが帰って来る

VS エイリアン 超攻撃型ユニット完成!
あらすじ
5年前、相棒のKと地球の危機を救い、現在も異星人の監視を行う秘密機関MIBのエリート捜査官として平穏に日常業務をこなしているJ。
そんな彼の前に新たな敵が出現、地球でランジェリーのモデルをしていたセクシー宇宙人のサーリーナが、MIB本部を占拠してしまったのだ!
一人助かったJが頼れるのは、すでに引退している元相棒のKのみだったのだが、彼は例の"ピカッ"というやつで記憶を消されていた。
感想
劇場に行ってきました。

メン・イン・ブラック」の時はあまり出番のなかったパグのフランクが大活躍です。
メン・イン・ブラック」の時は短い出演でありましたが、あまりのかわいさにノックアウトされていた私的には、2での活躍は嬉しい限りです。

メン・イン・ブラック」同様笑いがふんだんに盛り込まれていて、特にフランクが絡むと大爆笑でした。
縄でグルグル巻きにされていたり、黒いお決まりの制服を着たり、サングラスをかけたり可愛さ爆発です。

前回にも増してウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビはいい味出してます。
前半はというか結構時間かかってKの記憶を戻すのですが、その中でトイレに流されるみたいに水に飲み込まれるシーンは笑いました。
どうつながってるの?と思いましたけどね。

《関連作品》
メン・イン・ブラック(1997)
メン・イン・ブラック3(2012)
メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019)
ここからはネタばれです。ボタンをクリックで開閉します
鑑賞日 2002.07.30

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spink.gif メン・イン・ブラック3(2012)   アメリカ
  MEN IN BLACK 3 [108分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/アクション/コメディ
監督 バリー・ソネンフェルド
出演者 ウィル・スミス       (エージェント J)
トミー・リー・ジョーンズ  (エージェント K)
ジョシュ・ブローリン    (ヤング・エージェントK)
エマ・トンプソン      (エージェントO)
ジェマイン・クレメント   (ヤング・エージェントK)
マイケル・スタールバーグ  (グリフィン)
マイク・コルター      (ジェームズ・ダレル・エドワーズ大佐)
マイケル・チャーナス    (ジェフリー・プライス)
アリス・イヴ        (ヤング・エージェントO)
デヴィッド・ラッシュ    (エージェントX)
キーオニー・ヤング     (ミスター・ウー)
ビル・ヘイダー       (エージェントW)
コピー ヤツらはタイムスリップで地球を守る
あらすじ
これまでコンビでエイリアンの監視にあたってきたMIBのJとKだったが、突如Kが忽然と消えてしまう。
不審に思ったJが上司にKの行方を聞くと、“Kは40年前に亡くなった”と告げられる。
何者かによって歴史が書き換えられてしまったのだ。
そこでJは40年前の世界にタイムスリップし、若き日のKにめぐり会う。
そしてまだエージェントとして経験の浅いKとコンビを組み、Kの命を狙う凶悪なエイリアンの陰謀を阻止すべく行動を開始する。
感想
シリーズ3作目の作品です。
前のシリーズ同様に楽しめました。

今回はKがこの世から消されてしまうという大事件が発生。
それを阻止するべく、Jがタイムスリップして敵を探します。
そこで出てくるのが、29歳の若き日のK。
とても29歳には見えないのですが、この頃から貫禄ばっちりです。

そしてMIBのメンバーらしく、未来から来たと言うJの言うことを信じてくれるK。
普通ならそんな事信じられませんけどね。
信頼してからの二人は、今の関係を彷彿とさせるコンビネーション。
特に最後のロケットの側での戦いは、二人ならではの戦い方でしたね。

強敵のエイリアンは、現在と過去の二人で襲い掛かって来ました。
どちらも強くて、二人で手こずっていましたね。
タイムスリップを上手く利用した戦い方に感動してしまいました。

まさか二人にそんな過去があったなんてね。
最後にほろっとさせられました。

三作目なのに同じ水準で面白かったです。
このシリーズははずれがないです。

《関連作品》
メン・イン・ブラック(1997)
メン・イン・ブラック2(2002)
メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019)
鑑賞日 2018.11.26

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spink.gif メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019)   アメリカ
  MEN IN BLACK INTERNATIONAL  [115分]
管理人評価   ★★★
ジャンル SF/アクション/コメディ
監督 F・ゲイリー・グレイ
出演者 クリス・ヘムズワース  (エージェントH)
テッサ・トンプソン   (エージェントM)
エマ・トンプソン    (エージェントO)
リーアム・ニーソン   (ハイT)
レベッカ・ファーガソン (リザ)
レイフ・スポール    (エージェントC)
コピー 地球は、ド派手に裏切られる。
あらすじ
ニューヨークに本部を置く最高機密機関“メン・イン・ブラック(MIB)”の女性エリート新人エージェントMは、ニューヨーク本部を率いるエージェントOに命じられ、危機に直面していたロンドン支部に派遣される。
彼女はそこで、イケメンでチャラ男ながら、ロンドン支部でエースを張るエージェントHとコンビを組むことになった。
そんな2人はやがて、MIB内部に潜伏するスパイの陰謀に巻き込まれ、次第に追い詰められていく。
感想
やっぱり「メン・イン・ブラック」シリーズは楽しいですね。
今回はロンドン支部を舞台としたお話でした。
どこが舞台でも相手にするのは宇宙ですから、全く問題ありません。

主人公は子供の頃に「メン・イン・ブラック」を見たというモリー。
寝室にいて記憶を消されなかった為、「メン・イン・ブラック」に憧れており、執念でニューヨーク本部を見つけ出しました。
簡単に見つけられてしまうのもどうかと思いますが、それだけモリーの思いが強かったという事でしょう。

そんな彼女の新人研修がロンドン支部で行われた訳です。
そこで支部のエース:エージェントHとコンビを組む事に。
仕事の出来る人は自分でどんどん行動出来るから凄いですね。
お馴染みの黒いスーツもバッチリ似合っています。

今回大活躍したのは、小型宇宙人のポーニィ。
元々はチェスのポーンだったのですが、女王が亡くなった為、新しい女王としてモリーを選んだのです。
細かくツッコミを入れてくれるし、いつも味方してくれるし、命を懸けて守ってくれるし、こんなに心強い仲間はいないですよ。
小さくても力持ち。
頼れる存在でした。

そして、意外な真犯人。
3年前、ハイヴを自分に取り込む事でHの命を助けたのですね。
親子のように信頼しあった二人には辛い現実です。

今回も楽しんで見れました。
車型のジェット機、私も運転してみたいです。

《関連作品》
メン・イン・ブラック(1997)
メン・イン・ブラック2(2002)
メン・イン・ブラック3(2012)
鑑賞日 2022.06.29

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