産まれる前から縁あって仲良しのティビー、リーナ、カーメン、ブリジット。
4人は性格も趣味も体格もバラバラだが、昔からお互いを支えあい、同じ気持ちを分かち合って、強い絆で結ばれていた。
いつもどこでも一緒の4人だが、16歳の夏に初めて別々の場所で過ごすことになった。
そんな別れの前日に、彼女たちは誰が履いてもピッタリはまる不思議なジーンズと出会う。
4人はひと夏の間、それを順番に着回し、そのジーンズをはいている間にあった出来事を手紙で書いて教え合おうと約束を交わした。
旅するジーンズと16歳の夏(2005)
アメリカ
THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING PANTS [119分]
管理人評価
★★★★★
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ドラマ/青春 | |
ケン・クワピス | |
アン・ブラッシェアーズ | |
アンバー・タンブリン (ティビー・ロリンズ) アレクシス・ブレデル (リーナ・カリガリス) アメリカ・フェレーラ (カーメン) ブレイク・ライヴリー (ブリジット・ブリーランド) ジェナ・ボイド (ベイリー・グラフマン) ブラッドリー・ウィットフォード (アル) ナンシー・トラヴィス (リディア・ロッドマン) マイケル・ラディ (コスタス・ドゥナス) マイク・ヴォーゲル (エリック) レオナルド・ナム (ブライアン) |
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ちがう場所、ちがう経験、ちがう悩み、 ひとつの気持ち(ジーンズ) |
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感動で号泣しすぎて、見終わった後は頭痛がする程でした。(笑)
最後の4人のエピソードが完結するところは、ず〜っと泣いている状態。
久しぶりに声を出して泣いてしまいました。
こんな素晴らしい映画に出会えた事自体に感動!BEST入り決定です!
最初から最後まで一気に見ちゃいました。
時間なんか忘れて、この映画の世界にどっぷり入り込んでたんです。
どのエピソードも良かったけど、やっぱりティビーのエピが一番かな。
病気の設定はありがちだけど、絶対に泣いてしまう鉄板ネタ。
今回も大いに泣かせて頂きました。
またベイリーが良い子のなのよね〜。
始めはいきなり人のこと泥棒扱いして、なまいきなガキだな〜って印象悪かったのに、その効果のおかげでその後のギャップが際立ってるんです。
ティビーの映画の助手を務めるとき、勝手にインタビューしちゃうんだけど、ちゃんとツボをついていて、その人の良い所を引き出してるベイリー。
おまけに聞き上手で、大人の悩みまで聞いてくれる。
もう良い子過ぎて、悲しいわ。(泣)
そんな少女と接することで、反逆児だったティビーも成長し、物事の見方を学ぶんです。 映画監督としても人間としても一皮むけた感じ。 もう最後の病室でのシーンは、涙でまともに画面が見えませんでした。
あとは、カーメンの話が良かったかな。
父親も再婚相手の家族も何が悪いって事はないんだけど、カーメン目線で見ると腹が立つんです。
再婚を知らされてなかっただけでも十分ショックなのに、家族の中での疎外感、約束もないがしろにされて、ますます孤立していくカーメン。
極め付けが、家出したのに心配して探してもくれないという仕打ち。
ここまでされたら、そりゃブチ切れるでしょ。
でも、カーメンはその気持ちを父親にぶつけることが出来ないんです。
葛藤の末、彼女が父親に思いのたけをぶつけるシーンは、胸が押しつぶされそうになりました。
16歳でこんな思いをしていたカーメンに、自分の姿を重ねてたんですよね。
またしても号泣、涙が乾く暇がありません。
そして、リーナのエピ。
始めとは見違えるほどセクシーになっちゃって驚きました。
やっぱり恋の力はすごいです!
もうとにかくギリシャの風景が信じられないくらい綺麗なんですよ。
この風景が映る度に癒されました。
この中ではあんまり共感出来なかったのがブリジットのエピ。
だけど、その全てが母親への思いの代わりだったと分かってから、彼女のことをぐっと身近に感じました。
友情って本当に良いですよね。
お金では買えないかけがえのないもの。
この4人のことを思うだけで嬉しくなっちゃいます。
原作は続編も出てるんですね。
映画化して欲しいな〜。
これは文句なしで満点です。
「ええ話や〜〜!!」の雄叫び連続記録、更新しましたよ。
お友達におすすめしてもらって本当に感謝してます!
だから、私も皆さんにおすすめします!
是非是非ご覧あれ〜!