弁護士事務所で働く秋穂巧は、一年前、妻の澪に先立たれた。
それ以来、息子の佑司と2人きりで暮らしている。
何をしてもとろい巧だが、自分なりに一生懸命佑司を育てた。
佑司は澪の残した絵本を信じ、雨の季節になると母は帰って来ると思っている。
そんな梅雨のある日、いつも佑司が遊んでいる森の中の廃墟に、死んだはずの澪が現れた。
絵本は本当だった!と喜ぶ二人。
しかし、彼女は今までの記憶を一切失っており、巧や佑司の事も覚えてなかった。
管理人評価
★★★★★
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ドラマ/ロマンス/ファンタジー | |
土井裕泰 | |
市川拓司 | |
竹内結子 (秋穂澪) 中村獅童 (秋穂巧) 武井証 (秋穂佑司) 浅利陽介 (高校時代の巧) 大塚ちひろ (高校時代の澪) 平岡祐太 (高校生の佑司) 市川実日子 (永瀬みどり) YOU (浜中晶子) 小日向文世 (野口先生) |
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雨とともに訪れた、6週間の奇蹟。 | |
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ヤバイくらい号泣しました。
もう始めからウルウル状態で、いつ涙がこぼれてもおかしくない状況で、ずっと見ていました。
この作品に出てくる人が皆優しくて、見ているだけで心が癒されます。
誰もが相手の事を思いやれば、こんなにも幸せな気持ちで過ごす事が出来るんですよね。
その優しさが切なくて涙がこぼれます。
大好きな親子愛に加えて、これまた大好物の純愛まで付いてきました。
正に私好みの作品だったわけです。
感動するなと言う方が無理ですよ。
この作品が良いのは、感動と笑いのバランスですよね。
始終ウルウルさせられるのに、その合間合間でクスクス笑ってしまう。
その笑いを誘うのは、何かにつけておっちょこちょいな巧です。
(まあそれには訳があるのですが…)
そうして私も巧に引き込まれて行きました。
巧を演じた中村獅堂さんがすごく良かったです。
今までちょっと苦手だったけど、この作品で一気に好きになりました!(単純…)
そんな巧が"男"になる瞬間は、こちらまでドキドキしてしまいます。
やる時はやるのね〜。
不器用だけど一途な愛。
素敵過ぎます!
まあ最後号泣した所については、↓で熱く語りたいと思います。
今も二人の事を思い出すと胸がキュ〜ンとして、ちょっと苦しいくらいです。
どうして純愛ってこんなにも心に残るんでしょうね。
純愛繋がりで「世界の中心で、愛を叫ぶ」と比べてしまうけど、断然こちらの方が好きでした!
とにかく沢山の方に見て欲しい素敵な物語です。
是非是非ご覧あれ〜!!