劇作家のシッダは、タイム誌の取材で少し母の悪口を言った所、それを思ったより大袈裟に取り上げられてしまう。
その記事を見た母ヴィヴィから、怒りの電話がかかり、それから二人ともむきになって大喧嘩に発展する。
その状況を知ったヴィヴィの古くからの親友3人"ヤァヤァ・シスターズ"は、NYへ行ってシッダを拉致し強制的に故郷に連れて帰る。
そして、"ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密"というアルバムを見せながら、昔のヴィヴィについて語り出す。
ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密(2002)
アメリカ
DIVINE SECRETS of the YA-YA SISTERHOOD [117分]
管理人評価
★★★★★
|
|
ドラマ/コメディ/親子愛 | |
カーリー・クーリ | |
レベッカ・ウェルズ | |
サンドラ・ブロック (シッダ・ウォーカー) エレン・バースティン (ヴィヴィ・ウォーカー) フィオヌラ・フラナガン (ティーンシー) マギー・スミス (キャロ) シャーリー・ナイト (ニーシー) ジェームズ・ガーナー (シェプ・ウォーカー) アンガス・マクファーデン (コナー) アシュレイ・ジャッド (若かりし頃のヴィヴィ) ジャクリーン・マッケンジー (若かりし頃のティーンシー) ケイティ・セルヴァーストーン (若かりし頃のキャロ) キルステン・ウォーレン (若かりし頃のニーシー) デヴィッド・リー・スミス (若かりし頃のシェプ) レスリー・シルヴァ (ウィレッタ) マシュー・セトル (ジャック) |
|
知らなかった。母になる前の、母のこと。 | |
|
またまた素敵な親子映画に出会っちゃいましたよ〜!!
これは良い話だね。
号泣しすぎて鼻で息が出来なくなりました。(汗)
母親って子供から完璧を求められるんでしょうね。
その期待が分かるから出きるだけ頑張るし、無理もしてみるんだけど、やっぱり人間だから限界がある…。
子供の為に完璧を演じなければいけない苦労もあるんだな〜。
私も散々母に当たってきたから、何か人事と思えません。
私は当たってスッキリするけど、その分母はストレスが溜まってるんだもんな…。
当たり前の事なのに今ごろ気付くなんて。
責めるだけ責めて、追い詰めてたのは私なんだな…。
なんて色々と考えさせられました。
どうしてもこういう親子映画は、どっぷり感情移入しちゃって、涙が止まらなくなるんです。
シッダとヴィヴィのちょっとした思い出だけでも、すぐに目がウルウルしちゃってどうしようもありません。
あと、シェプの存在も泣き所でした。自分は二番目だと思っていつも一歩引いてしまうシェプ。
それでもヴィヴィから離れられず、見守るしかない。
そんな健気な彼の優しさが切ないんですよね〜。
今回は「切ないのう〜!!」の雄叫びが出ました。
この作品を見て「キルトに綴る愛」を思い出しました。
おばあさんたちの昔と今を交互に描く所が似てますよね。
こちらの方がコミカルで悪ガキだけど…。
女優陣が豪華で、それだけでも見る価値は十分ありますよ。
一番良かったのはヴィヴィの若い頃を演じたアシュレイ・ジャッド。
前から好きな女優さんだけど、これでますます好きになっちゃいました!
前半は綺麗で魅力的で、勝気で明るいヴィヴィの良さをたっぷり見せてもらいました。
母親から嫌われていて苦労も多かったけど、ヤァヤァ・シスターズという心の支えがあったからこんなに良い子に育ったんだと思います。
そして、後半の荒れている時代。
薬のせいで放心状態になった時とか、狂ったように暴れる時とか、迫真の演技で訴えてきますね。
その後、ホテルで静養してシッダに電話をした時の笑顔が素敵でしたわ〜。
もう涙が止まりません!
ちょっとヴィヴィが心の病にかかった状況が分かり辛かったけど、そんな事は気にならないくらい良いお話でした!
他3人のヤァヤァ・シスターズたちもとっても素敵!
この年まで支え合える親友がいたら良いですよね。
最初に出てきた結婚式の日付と場所が切り抜かれている招待状には爆笑!
このテンポの良さも大好きです!