新鋭女性カメラマン:イザベルは弁護士ルークとマンハッタンで同棲中。
ルークには、3年前に離婚した先妻ジャッキーと12歳の娘アンナ、7歳の息子ベンがいる。
子供たちはルークとジャッキーの家を行き来し、学校へのお迎えも交互に担当していた。
イザベルは仕事で忙しい中、何とか母親役を務めようとするが、完璧な母親ジャッキーにはかなわない。
しかしジャッキーの病気をきっかけに、少しずつ状況が変わっていく。
グッドナイト・ムーン(1998) アメリカ
STEPMOM [125分]
管理人評価
★★★★★
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ドラマ | |
クリス・コロンバス | |
ジジ・リバンシー/ジェシー・ネルソン/ カレン・リー・ホプキンス/スティーヴン・ロジャース/ ロナルド・バス |
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スーザン・サランドン (ジャッキー・ハリソン) ジュリア・ロバーツ (イザベル・ケリー) エド・ハリス (ルーク・ハリソン) ジェナ・マローン (アンナ・ハリソン) リーアム・ヘイケン (ベン・ハリソン) リン・ホイットフィールド (スウェイヒカート医師) |
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涙は心に輝きます。 | |
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また号泣感動の親子愛映画に出会っちゃいましたよ〜!!(^O^)/
何故今までこの映画を見なかったのかと後悔しました。
っていうかタイトルとかパッケージからは、こんな良い作品だと想像出来ませんよね。(私だけ?)
とにかく後半は涙で洪水が起こるかと思うほど、感動の連続でした。
私が登場人物の中で一番共感できたのは、両親が離婚して複雑な状況に置かれたアンナでした。
自分がそういう経験(ここまでじゃないけど…)をしたと言うのが大きかったと思います。
離婚した両親が復縁すると嘘をついてみたり、継母に悪態ついてみたり、そういう彼女を見てるだけでもうるうるしてしまいました。
もちろん離婚する親は、子供の事も考えて行動してると思います。
そう公言してるし…。
でもそれって子供が求めているものとは違うんですよね。
子供の為とか言いながら、自分の為の行動にしか見えない大人が偽善的に見えたりするんです。
12歳でこういう複雑な状況に置かれたら、どうすればいいんでしょうね。
でもジャッキーとイザベラの言う事も分かるんです。
登場人物が皆人間的に良い人ばかりだから、かみ合わない事態が余計悲しく思えるのだと思いました。
どうしたら皆が幸せになれるのか。
そんな事考えながら涙を拭うのでした。
それにしてもスーザン・サランドンは素晴らしい女優さんです。
ジャッキーのやりきれなくて切ない感情を、静かだけど確実に伝わってくる表情で訴えかけてきます。
一方のジュリア・ロバーツも活発で奔放な女性を生き生きと演じていて、とても良かったです。
クリス・コロンバス監督は子供の使い方が上手過ぎます。
そして子役も可愛くて演技派の上手い子ばかり!
ここで個人的に最近良く見かけるジェナ・マーロンが登場。号泣です。(T_T)
マジックが好きなベンも良い味出してます。
ルークがイザベルにプロポーズするシーンはすごく素敵です。
女性なら即「YES」と言う事、間違い無し!!
男性の方は見習いましょう。(笑)
印象に残るシーンが多過ぎて書ききれません。
どれもこれも良いんですよ。
親子愛映画ファン必見の一本です。
これで感動した方には同じクリス・コロンバス監督の「9か月」もおすすめですよ。