知能指数はIQ75と低いが、ピュアな心の持ち主フォレスト・ガンプ。
子供の時、いじめっ子に追いかけられ逃げるうちに、足がすごく速いという特技を見出す。
大人になった彼は俊足を生かし、アメフトの全米代表選手になる。
その後も彼は、色々な所で類まれな才能を発揮する。
ベトナム戦争やウォーターゲート事件等、アメリカの歴史に関わりながら、ひたむきに走り抜ける彼の人生を描く。
フォレスト・ガンプ 一期一会(1994) アメリカ
FORREST GUMP [142分]
管理人評価
★★★★★
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ドラマ | |
ロバート・ゼメキス | |
原作:ウィンストン・グルーム | |
トム・ハンクス (フォレスト・ガンプ) サリー・フィールド (フォレストの母) ロビン・ライト・ペン (ジェニー・カーラン) ゲイリー・シニーズ (ダン・タイラー) ミケル・T・ウィリアムソン (ババ・ブルー) マイケル・C・ハンフリーズ (少年時代のフォレスト) ハンナ・R・ホール (少女時代のジェニー) |
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第67回アカデミー賞 1994年 作品賞 監督賞:ロバート・ゼメキス 主演男優賞:トム・ハンクス 脚色賞、編集賞、視覚効果賞を受賞 |
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この名作に飾る言葉は要らない… | |
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もう展開も分かっているし、主人公たちの運命も知っているのに、何度見ても感動してしまいます。
こんな作品はなかなかないですよ!
こういうピュアな心を、いつの頃から忘れてしまったのだろうと考えさせられますね。
こんなに心の豊かな人なら、生きる事が楽しいだろうなと思います。
会う人、会う人に「あなたバカなの?」と言われるフォレスト。
その度に「バカな事をする人がバカなんだ」と言い返します。
正にその通り!
フォレストはIQが人よりちょっと低いけど、決してバカではないです。
バカというのは、悪意で人を傷付けたり、わざと人の嫌がる事をする人のことだと思います。
純粋に幼馴染みのジェニーを想い続け、彼女を信じて待ちつづけるフォレスト。
逢う度に逃げられても忘れられない深い思いが美しいです。
一人の人をこんなに一途に愛し続けられるって、とても素敵な事ですよね。
「ママがいつも言ってた」という言葉がしばしば出てきましたが、母親の教育が良かったのでしょうね。
一般的にはマザコンって事になるんでしょうけど、大切な事を受け継ぐって事は良い事だと思いますよ。
ちゃんと言いつけを守って生きた事で、彼は大成功をおさめましたよね。
やっぱりママの言いつけは大事だなと、改めて思い知らされました。
フォレストはIQが普通の人より少し劣るけど、人を思いやる気持ちは普通の人の2倍も3倍もあります。
戦友ババの死後も、その家族に仕送りを続けていたと知って、私も嬉しかったです。
始めは彼との約束を守って、エビ会社を始めちゃって、かなりウケましたけどね。
最後に出てくるハーレイ・ジョエル・オスメント君が印象的です。
なんせ、小さすぎて…。
記憶に残らない方がおかしいでしょ。
頑張る事に疲れちゃったり、ピュアな心を取り戻したい時に、また見たいと思います。