意思電波過剰障害、自分の心が喋らずとも周りの人々に伝わってしまうという不思議な能力を持つ「サトラレ」。
しかも「サトラレ」は例外なくIQ180以上の超天才で、自分が「サトラレ」だとは気づいていないので、国も国家財産として彼らを保護している。
日本で7番目に発見された「サトラレ」である新米外科医里見健一を、国家の新薬開発プロジェクトのスタッフにするため、特能保全委員会から小松洋子が派遣された。
管理人評価
★★★★★
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ドラマ/コメディ/ファンタジー | |
本広克行 | |
佐藤マコト | |
安藤政信 (里見健一) 鈴木京香 (小松洋子) 内山理名 (川上めぐみ) 八千草薫 (里見キヨ) 松重豊 (白木重文) 小野武彦 (国光博一) 寺尾聰 (東隆之) |
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つぶやきも 叫びも 欲望も、 ぜんぶ人にきこえてしまう(ことを彼は知らない)。 天才の裸のココロの物語 |
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普通の人間だったら、もっといろいろな事を考えているとは思いますが、彼の周りの環境が国の保護もあり整っていたので、こんなにピュアな青年に成長したのでしょう。
周りにいて彼の心の声が聞こえてしまう人々の反応がおもしろくて、自分だったら何も無いように行動できるかな?とは思いますが楽しく見れました。
特能保全委員会の人々は「踊る!大捜査線」を思わせるドタバタぶりで、国がこんなに一生懸命になるくらい「サトラレ」はすごい存在なんだと思わせます。
なんせ、町一つをサトラレ仕様にしてしまうんですものね。
個人的には、小さいときからずっと健一を見守り続けた小木茂光さんに注目!
いろいろ変装しながら、温かく見守っている姿に感動しました。
安藤君もかっこよかったのですが、私は寺尾さんの渋さに参ってしまいました。
久しぶりにいい日本映画を見たなと思いました。