メイン州の田舎町キャッスル・ロック。
ここに新しく骨董品屋「ニードフル・シングス」がオープンした。
店の主人はリーランド・ゴーントと言うよそ者で、素性の知れない老人だったが、町の住民は珍し物見たさに次々と店を訪れた。
元から住民たちの間でいざこざが多い町だったが、彼の店が出来てから一層揉め事が多くなった。
リーランドの店に行くと、貴重な品物を安く売る代わりに、ちょっとした悪戯をするようにそそのかされるのだ。
その悪戯は連鎖的に繋がり、やがて大きな事件に発展していく。
ニードフル・シングス(1993) アメリカ
NEEDFUL THINGS [120分]
管理人評価
★★★
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ホラー | |
フレイザー・C・ヘストン | |
マックス・フォン・シドー (リーランド・ゴーント) エド・ハリス (アラン・パングゴーン) ボニー・ベデリア (ポリー・チャーマーズ) J・T・ウォルシュ (ダン・フォース・キートン) アマンダ・プラマー (ネティシア・コップ) |
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人を殺してまで、手に入れたい品物ありますか。 | |
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するとホラーにしては大丈夫で、意外と楽しんで見れました。
今思うと最初の音楽が一番怖かったですね〜。(笑)
確かにその後の殺し合いとかも気持ち悪かったですが、一番心理的な恐怖を感じたのはオープニングでした。
「ニードフル・シングス」にやって来た人が、次々と輪のように繋がって行って、当人同士では無い第三者が悪戯を仕掛ける事により、誤解がまた誤解を招くという悪循環はスリルがありました。
これは田舎町特有の現象でしょう。
都会では誰かに悪戯されても、犯人の見当なんか付きませんからね。
骨董品屋の店主リーランドの持つ怪しい雰囲気がポイントです。
彼が不思議な力と不思議な魅力を持っているように見えないと、話が始まりませんからね。
その点でマックス・フォン・シドーははまり役でした。
怪し過ぎます。(笑)
怒りが頂点に達した女同士の包丁VS鉈の戦いは迫力満点でした。
腕が立つ者同士の争いではないので、両方共ザクザク切れて行くんです。
ヒ〜、痛そう〜!(>_<)
これは凄まじかったです。
でも、ホラーが苦手な私でもあっさり見る事が出来ました。
という事は、ホラーが大好き!という方には物足りないかもしれませんね。
スティーヴン・キング原作のホラーはほとんど見ていませんが、唯一見た「トラックス」の方が怖かったです。
私はこちらの方が見易いので好きですけどね。
スティーヴン・キング原作作品。