警察官として歩き始めようとした矢先、交通事故を起こし同乗していた弟を亡くした浜中なつめ。
自身も視力を失い、警察官としての道も絶たれてしまった。
3年たった今も、深い心の傷を抱え、立ち直れずにいた。
そんなある夜、なつめは車の接触事故に遭遇し、慌てて立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にする。
管理人評価
★★★★
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サスペンス | |
森淳一 | |
吉岡里帆 (浜中なつめ) 高杉真宙 (国崎春馬) 大倉孝二 (吉野直樹) 浅香航大 (日下部翔) 酒向芳 (高橋修作) 松大航也 (浜中大樹) 國村隼 (平山隆) 渡辺大知 (横山司) 柳俊太郎 (桐野圭一) 松田美由紀 (浜中満代) 田口トモロヲ (木村友一) |
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絶対に、取りもどす。 猟奇殺人鬼vs視力を失った元女性警官 |
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目が見えないハンデを持ちながら、警察官として訓練を受けた経験を発揮し、どんどん犯人を追い詰めていく様子に、ハラハラしながらも前のめりで見入ってました。
証拠不十分で事件にもしてもらえないような案件だったのに、なつめの直感と行動力のおかげで、4人もの少女が殺害された大事件の発見に繋がりました。
少女を助けたいという一心で、小さな情報を積み重ねた結果、重大な情報を探し当てる事が出来ましたね。
始めは適当に証言していたもう一人の目撃者:春馬も、事件と真剣に向き合っているなつめの姿に感化され、どんどん協力的になっていきました。
自分があの時もっと正しい行動をしていれば少女を助けられたかもしれないという思いにかられたのでしょう。
三者面談にも来ないような親の元で育ち、将来もまともに考えていない高校生だったのに、今回の経験を経て大きく成長したのも良かったです。
最後も電源をショートさせ真っ暗にする事で、皆同じ条件にした所が最高にハラハラする展開です。
暗闇で犯人が四苦八苦する中、仲間や拉致されている少女を助けるなつめ。
暗闇をホームとするなつめが、誰よりも頼もしかったです。
まあ、警察官でもあっという間に殺してしまう犯人がいる屋敷に、丸腰の二人が入っていく事が無謀過ぎるとか、ツッコミ所も多かったですけどね。
そういう点を差っ引いてもお話が良かったと思います。
この作品は韓国映画のリメイクなんですね。
しかも、中国でもリメイクされているとか!
確かに凄く見応えのあるサスペンス映画でした。
機会があればオリジナルも見てみたいと思います。
リメイク作品。
《関連作品》
「ブラインド(2011)」韓国
「見えない目撃者(2015)」中国