ニューヨークの一流ホテルでコンシェルジェをしているダグ。
彼の夢は将来自分のホテルを経営すること。
そのための設計図も作らせ、建設予定地にも目星をつけている。
そんな中、友人がその話を聞いてくれるという実業家クリスチャンを紹介してくれた。
彼の愛人は、ダグが恋心を抱いていた香水売り場のアンディだった。
バラ色の選択(1993)
アメリカ
FOR LOVE OR MONEY [96分]
管理人評価
★★
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コメディ | |
バリー・ソネンフェルド | |
マイケル・J・フォックス (ダグ・アイアランド) ガブリエル・アンウォー (アンディ・ハート) アンソニー・ヒギンズ (クリスチャン・ハノーバー) マイケル・タッカー (ハリー・ウェグマン) ボブ・バラバン (エド・ドリンクウォーター) アイザック・ミスラヒ (ジュリアン・ラッセル) ウド・キア (ヒンメルマン支配人) ダン・ヘダヤ (ジーン・サルバトーレ) サイモン・ジョーンズ (アルバート) パトリック・ブリーン (ゲイリー・トービン) ダイアン・ブリル (グロリア) フィヴァッシュ・フィンケル (ミルトン・グリックマン) |
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何より大事な夢があり 何より大事な彼女(ひと)がいる |
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私の苦手なコメディでした。
残念!
こんなに誤魔化されているのに、正妻になれると思っているアンディが、見ていて辛いです。
そんな彼女の心を繋ぎ止める為に、良い様に使われるダグも、同じように痛々しいと思ってしまいます。
滑稽な姿が笑えるのかな?
ちょっと私の感覚だと苦笑いにしかなりません。
特にクリスチャンの結婚20周年パーティーが、一番滑稽でした。
妻と離婚し一人でいると思いクリスチャンの家に向かうアンディ。
そんな彼の家は、盛大なパーティーの最中で、彼女をどうにかして欲しいと頼まれたダグが、あたふたしながら彼女を外に連れ出すのです。
クリスチャンの友人は皆浮気している人たちばかりだから、「浮気相手が来てる」と聞くと身に覚えがあるんですよね。
それぞれが慌てている中、アンディを肩に担いで逃げるダグ。
夢の為とはいえ、そんな事に必死にならなくても良いのに・・・と思ってしまいました。
ダグがアンディに惹かれたのは何故なんでしょう。
香水売り場にいる可愛い子ぐらいだったのに、クリスチャンの頼みでお守をしていく内に、彼女の魅力に気付いたのでしょうか。
見ている限り、良い所は特に見当たらないので、腑に落ちませんでした。
唯一の癒しは、意地でも1回で荷物を運ぶという頑固なポーターお爺さん。
ダグが忙しく仕事をこなしている後ろで、沢山の荷物を運んでいる姿が可愛いんです。
仕事はとろくて鈍臭いけど、そのおかげで最高のスポンサーが見つかりました。
久しぶりにこういう苦手なコメディを見て、ある意味新鮮に感じました。
今時はないタイプですよね。
ちょっとお口直しに今時のコメディが見たくなりました。